2005年02月14日

ぜひ、褌姿で出演を!

43d7f1f3.jpg昨年、初めて沖縄(4月)ハワイ(8月)を体験しました。
風景がとっても似ている事に驚いたんだよね。
理由は簡単でした。
米軍の基地によって栄えた街。
でも、それは目に見える部分。
目に見えない部分には、多くの要素があるのね。
あくまで私の感じた事です。
<歴史>
1、侵略された過去を持つ。
2、もともとの民族は、マイノリティ。
3、公用語が近代に何度も変わっている。
琉球王国は日本ではないし、沖縄の人は日本人だと思っていない。
ハワイの人もアメリカ人だという自覚はない。
<人>
1、八百万の神を持っている。
2、人に優しい。
3、自然を大事にする。
4、調和を持ってよしとする。
このあたりが、目に見えない共通点。
ひめゆりの塔は重かった。
日本人として人間としてツラかった。
でも、沖縄とハワイと日本、同じ島の文化です。
忘れたものを取り戻さなくては・・・

さぁ!本題です。
ふんどしケアリイ出演のTV情報!

●2/20(日) 14:00〜14:54 
TBS系列全国放送 28局ネット
琉球放送創立50周年記念特別番組
「Aloha! 涙そうそう。
〜沖縄とハワイ
太平洋を隔てて通う島の心〜」

 BEGINがハワイ、オアフ、カウアイ、マウイの
ハワイ各島を巡りながら、沖縄とハワイの
共通点を探ります。またそれと同時に
ハワイの自然、風土の中から、ケアリー・レイシェル
が『涙そうそう』をカバーするに至った
背景を感じ、沖縄とハワイの魅力の原点の
共通性を見出し、島に生きる両者の
音楽を通した心の交流を描きます。

以上HPから抜粋。

<昨年4月13日の日記>


沖縄という所に初めて訪れることができ
沖縄の人々と触れ合い、自然と触れ合い
歴史と触れ合い、昨夜帰ってきたのですが
まだ余韻に震えるほどです。
今朝は「島人ぬ宝」を車で聴いて涙が出ました。

虐げられた悲惨な過去を感じさせない沖縄の人達の
おおらかさと優しさに「大和魂」を感じたのです。
これは忌まわしい日本帝国の「大和魂」ではなく
本来の日本の心という意味です。
「調和」「平和」の「和」であり
戦争を引き起こす「我」や「利己」とは対極にあります。

まさに「大きく和する」心の美しさが彼らにはあります。
見返りを求めない「無償の愛」だと思いました。
観光地にありがちな少しでも多くボッタクろうとか言う
気持は全く無く。「どうして君たちの祖先を苦しめた
日本人にそんなに優しくしてくれるの?」
と聞きたくなったほどです。
宇宙や大自然と共に生きている強靭な愛を感じたのです。
「島人ぬ宝」という曲が日本人の琴線に触れるのは
我々のDNAの中にある忘れられた「大和魂」を
沖縄の人たちがしっかりと持っていて
実践しているからなのだと思いました。
大きなエネルギーをありがとう。
葡萄畑もその波動を伝えられるように頑張ります。



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トラックバック一覧

1. もう一つの「涙そうそう」  [ ホクレア号を待ちながら ]   2005年02月20日 15:57
 本日放送されたTBSの番組は、ケアリイ・レイシェルをクライマックスに持ってくる作りで、移民の話は無かったですけれども、なかなか良かったですね。もう少し時間使って作ってくれたらより深く味わえたのですが。  さて私はあの番組を見ながら、もう一つの「涙そうそう
2. 聴く月光浴  [ Go West Hokule`a! ]   2005年02月20日 19:00
ネコにまたたびがあるように、僕にはスラッキー・ギターがあります。もうどうしようもないの。これを聴いてしまうと、たとえ昼間でも戦意喪失、気分はクネクネの骨向き地蔵になってしまうんです。 今は亡きGabby Pahinuiは別格の存在ですが、その息子さんたちも立派にハワ
3. ケアリー・レイシェルの《涙そうそう》  [ Go West Hokule`a! ]   2005年02月20日 19:00
校了明け、自宅に帰ったのは明け方4時だった。で、起きたのが昼過ぎ。もったいない。今日は天気が良さそうなので朝から自転車に乗るつもりだった。でもね、いろいろなことが片づき、また、いろいろなことが動き始めたようでもあり、とても気分がよろしいのです。 という

コメント一覧

1. Posted by シャンピニョン   2005年02月13日 20:23
沖縄とハワイはちょっと似ていますよね。
でも、沖縄って、ちょっと寂しい雰囲気がありませんか?ハワイはいつも陽気でいられる感じがします。
私だけかな・・・。
2. Posted by ワインセラピスト   2005年02月13日 20:49
シャンピニョンさん、はじめまして!ありがとうございます!
日本一まずいラーメン屋『彦龍』のレポート、感動しました!
というか、ヘラヘラ笑いながら読ませていただきました。
「うまいぜベイビー なんつっ亭」これもスゴイ!
近くに行く機会があれば、食べてみたいですね!
「彦龍」はレポートだけで満腹です。(笑)
3. Posted by yuji   2005年02月13日 21:25
神話学者ジョーゼフ・キャンベル氏は、世界中の様々な神話の起源とその共通点を、その土地の気候風土に基づいて代々長きに渡って築き上げた人々の暮らし方に求めました。東南アジアの神話と、ポリネシアの神話、『島の暮らし』という共通点の中から、交流のなかったはずの文化の中に同じモチーフと主題を持った神話が根付いた。面白いね。

ところで、基地には時々、こういうアーティストが公演しに来てるのよ。去年、ケアリー来ました。見逃したけど。テンプテイションズも来てた。誰だかわかんないけど。一昨年、バッド・カンパニーとか言って、誰?みたいなバンドが出てた。どうやら、一時期参加した事があるベーシストだかドラマーだかが含まれたバンドだったらしい。みんな『バッド・カンパニー・マイナス4』とか云って笑ってたけど。三年前ぐらいに、ファイヤーフォールが来た時は、野外でいいライブだったよ〜!
4. Posted by ワインセラピスト   2005年02月14日 01:58
Yuji の影響で、ふんどし姿を載せてしまいました。
アロマキャンドルとともに愉しみたい番組です。
5. Posted by そあれ   2005年02月15日 01:09
こんにちは。
わたしも、初めての1人旅で沖縄を訪れた時に、ひめゆりの塔に行きました。
衝撃でした。展示されていた、女学生達の笑顔の集合写真を見た瞬間に、涙が止まらなくなりました。この笑顔の後に、どれだけの恐怖を味わうことになったのか。自分の過ごした高校生時代が、いかに呑気で、いかに幸せだったか。
今、こうして生きていることを感謝しなくちゃいけない。そう思いました。
防空壕の入り口から爆弾が投げ込まれて、人が穴から転げ落ちていく姿を繰り返し放映していました。アメリカが敵だったという真実をはじめて自覚した瞬間でした。ハリウッド映画が大好きで、アメリカに憧れすら抱いている自分は何もわかっていなかったと思い知らされました。
今の日本人はホントに幸せな教育を受けているのだとも思いました。
感想を書くコーナーがあって、噴出す思いを1枚の紙にぶつけて帰ってきました。
後日、文集に掲載されて家に送られてきました。7年前のことです。
1時間位のつもりが、4時間以上掛かって見てしまいました。悶々として建物を出ると、すぐ隣に思い切りアメリカンなお土産やさんがあって、
ちょっと複雑でした。
ひめゆりの塔は「重い」ですが、1度は訪れて欲しいスポットですね。


6. Posted by ワインセラピスト   2005年02月15日 02:33
そあれさま
そうですね、グルメや海水浴も良いですが
ぜひ歴史にも目を向けて欲しいですね。
行った時に思ったのは
「次に行く時には、行く資格を持っていこう」って事でした。
ひめゆりの塔は観光地ではなく魂の眠る場所。
もっと自分を磨いてから行かなくっちゃって感じました。
なんとなくひめゆりの塔を訪れた自分が恥ずかしかったのです。
まだまだ、あそこで命を絶たなければならなかった人達と
向き合うだけの事を私の人生の中でしてないような気がする。
彼女達の倍も生きているくせにね。
いつか沖縄に行く時には、まず最初にお花を買って
ひめゆりの塔に行くと思います。
でいごの花、もうすぐ咲き始めますね。
もう咲いているのかな?
美しさと悲しさが共存している花です。
悲しいほど美しく、美しく悲しい。


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