2011年12月

2011年12月31日

c00d877b.jpg万物は流転する。
この世にたったひとつの真理がある。
「変わらないものは何もない」

2011年は激動の年だった。
いのちの有り難みを痛感し
あらためて生きてる事に
深い感謝の念を持った。

いろんなひとに助けてもらったし
多くの人たちと大切な時間を共有できた。
あらためてあなたに「ありがとう」
そして「良いお年をお迎え下さいね」
愛してます。

2011年12月30日

318a8710.jpg心地良い疲労感に包まれている。
そう。本日は「Bears」のライブだった。
予定では「Nurk Twins」だったのだが
「Bears」だった。
つまりジョンとポールふたりのユニットを
想定していたのだがジョージやリンゴ
ジョージ・マーティンまで参加の
豪華バージョンだったのである。しかし
エレキギターを持たないビートルズ。
それは10数年前に大流行した
アンプラグドといった風情であり
おおいに興味深い演奏となった。

もしもあの頃、ジョンが生きていたなら
アンプラグドで再結成のビートルズの
アルバムが出ていたかもしれない。
そう、クラプトンが「Layla」をアコギで
演奏してあらためてあの楽曲のすばらしさを
再確認したのだが、その気持を彷彿とさせたのである。

つまり、60年代当時の音楽の進化というのは
イコール機材の進化でもあったのだ。

増幅したりエフェクトすればするほど良いと云った感があったが
楽曲のすばらしさはそのトータルで語られていたのだからして
こういうシンプルな演奏になればなるほど
その楽曲の持つクオリティが光り輝くのである。

たとえるならこうだ。
ビートルズ好きの方なら「アンソロジー3」での
ジョージの弾き語りにうっとりした事と思う。
そうなのだ、余分な装飾がなければないほどに
メロディの流麗さやコード進行の美しさに気付くのである。

じつは、私はウクレレでビートルズを演奏してからというもの
彼らの楽曲に対するイメージが変わってしまったのだ。
あの玩具のような楽器で奏でてみると、いかにビートルズが
非凡なのかをまざまざと見せつけられたのである。

今夜はすばらしいライブだった。
きっとみんながそう思った筈であり
ビートルズの楽曲を違う目線で味わえた筈だ。

バンドってものはおもしろい。
ひとりで弾き語るよりふたりでアンサンブルすれば厚みが増す。
3人ならもっと厚くなりフックも効くし、展開も人数が
増えたら増えただけドラマチックだ。オーケストラのように。

しかしながら、その作曲ってのは独りの場合が多い。
ピアノ単品、ギター単体と肉声だったりするのだ。
贅肉のないものには「創造の魂」が宿る。
そんな事を思った今夜である。

ライブのアンコールを見ながら、急に閃いたのは
この場がひとつになれるような楽曲で締めて欲しいという希望だった。
ロックンロールで盛り上がって良し、じゃなくって
2011年を振り返って、みんながうたえる歌。

「ビートルズじゃないけど『イマジン』できんかな?」

ダンコレステさんにそうお伺いを立てたら、意外にも
あっさり演奏してくれて会場はこの激動の2011年の
エンディングにふさわしい平安を祈るこの曲でひとつに成れたのは
ほんとうにすばらしい瞬間だったぞ。
ありがとう、ダンちゃん、こんちゃん&その他ベアーズ。
会場に足を運んでくれたお方がたにも
おおいに感謝!
ありがとう。
最高の夜でした。

2011年12月29日

13fde308.jpgマルトゥエ'08は、スペインの
カスティーリャ・ラ・マンチャ州産
テンプラニーリョ34%、メルロ33%、
カベルネ・ソーヴィニョン31%、シラー2%
Alc.14度というフルボディの赤ワイン。
その年ごとにエチケット(ラベル)のなかで
奏でる楽器が違うのだ。この年はチェロ。
重厚でありベーシックなリズムに溢れ
心地良い深みを感じるのだからまさにチェロ。
すばらしいワインだ。

最近のセロ弾きといえば本木君の映画
「おくりびと」を思い浮かべるかもしれない。

『セロ弾きのゴーシュ』は、宮沢賢治の童話であり
読んだことのない残念な私なのである。

2011年12月28日

52e0ba8d.jpg自動車免許の更新のお知らせが来た。
ようやく晴れて優良運転者であり
ゴールドなので時勢がら金正浩と名乗ろう。
同時に、いまわしい過去を思い出した。
そう。今をさかのぼる事10年ほど前だ。
お店の仕入れがことの他たくさんあったが
店の前には駐車できなかったので
少し遠くから重い思いをしてえっちらと
運んで車に戻ったら駐禁貼られていたのである。
婦人警官に詰め寄ったが却下だ。
正直者は損をするという事を学んだので
その日以降、お店のものを運ぶ時
まん前に停められない時には歩道に停めている。
そうしたら、見事にゴールド復活である。
世の中おかしいんじゃないのか?
どう考えても歩道は歩く人のためのものである。
私が歩道に車を停めても怒らないで欲しい。
すべてはあの婦人警官のしわざなのである。

2011年12月27日

4541488b.jpgすごい。
手作りのU900。
かわいいぜ。
ラブ。

私のウクレレとともに記念撮影。










2011年12月26日

78a93971.jpgさぁ、もうひとふんばり。
シェリルの声に励まされている。
彼女の歌はほんと元気をくれるのだ。
昨夜は仕事が終わってタラタラと
ウクレレを弾いていて、ふと
外を見ると白銀の世界でありビビった。
もちろん年中ノーマルタイヤ。
ちょっと滑って遊んでみたぞ。
寒いのはイヤだが雪は童心に還るなぁ。
いいおっさんの言うことばではないか。





Sheryl Crow - If It Makes You Happy

2011年12月25日

d960ed6e.jpgことしのクリスマスは新月だ。
1月9日の満月に向かって満ちていく。
おりしも成人の日だ。
満ちるエネルギーを予感する。
(イルカに乗った少年のミチルではない)
この年末年始はとっても大事だと思うので
ぜひぜひ少々無理しても種まきに
精を出してもらいたい。
ひとりでも多くの人と会ったり
コンタクトを取ったり自分のこころの
棚卸しをしてみたり読書したり、と
そういう能動的な事柄。
ぜったいに良い事がある。

2011年12月24日

93c92c37.jpg「Picture Bride」という映画がある。
日本から当時人口が減少していたハワイに
プランテーションの労働力として渡った人と
写真だけをたよりに結婚するために
海を渡った勇気ある女性の物語だ。
昨夜ハワイ人であり日系4世のOkazaki君と
長く語りあったのだが、過日観たこの映画の
内容のまさに子孫なのであった。
つまり彼のおばあちゃんは写真をたよりに
船で2週間かけて一度もあった事のない人と
結婚しアメリカ人になったのである。
映画の世界、歴史の世界がこんなに身近にあったとは
おおいに驚きである。

Okazaki君は自分のルーツを探るべく一大決心をし
この夏、ひいじいちゃんの故郷山口県に先祖の墓を
探しに出かけたのだそうだ。

ところがどっこい。

めずらしい名字だと思っていたのに、その土地には
岡崎さんがうじゃうじゃ居たのであり、みんながみんな
血が繋がっているようなそうでないような
不思議な想いで、結果お墓も見つけられず
帰ってきたのだそうだ。

自分の祖先たちが暮らしたその町。
外国人である彼がどんなにわくわくしてその土地に向かい
見知らぬ町をさまよい歩いたかを想像すれば
見るもの見るものすべてが刺激的で
新鮮だったのではないだろうか。
すれ違う人すべてが親戚に見えたのではないだろうか。
帰りの新幹線での彼の気持を考えると
プラスマイナスが入り混じった妙な興奮につつまれ
「次回こそは」の気持が昂ぶったことだろう。

彼の父親は83歳。
一度も日本の土を踏んだ事がないそうだ。
自分をこの世に運んでくれた父親に感謝の気持ちとして
「墓参り」をプレゼントしたいという
彼の気持にとても打たれたのである。

幸いにも当時の渡航ビザや当時のお墓の様子なども
写真で残っているからいつか実現するだろうが
きっとそこにはたいへんな労力も時間もかかる。

そんなわけで、どなたか
「探偵ナイトスクープ」のスタッフを知りません?
ぜひご紹介下さい。いい番組になると思うけどな。



この映画、全編をYouTubeで見られます。(7分割)

2011年12月23日

5e5d81c1.jpg思ったより良かった。
映画「マイティ・ウクレレ」だ。
ウクレレの世界はノーボーダー。
ちっちゃな楽器の持つ無限の可能性にも
触れつつ、ひとりのウクレレ
ふたりのウクレレ、みんなのウクレレ。
それぞれのたのしみを紹介しつつ
その歴史もわかりやすく解説し
スーパープレイや珍プレーも見せてくれて
たった70分そこそこにそつなく
その魅力のあれこれや秘密を盛り込んでいた。

DVDが出たなら即座に購入する所存だ。

2011年12月22日

44c4d316.jpg名古屋グランパスが意地を見せて
天皇杯でJリーグ覇者のレイソルに勝った。
二試合分の体力を温存できたという
ハンディがあったという見方もあろうが
勝負の世界は結果しか残らない。
レイソルのためにもぜひとも
優勝して欲しいものである。
さて、結果といえば数値であるのだが
人生においてだいじな事柄は
数値化できない事の方が圧倒的に多いのだ。
「愛してる」とか「信頼してる」とかである。
逆に数値化されたならなんの効果も持たない。
「あなたのこと愛してる、78%」なんて言われても
たぶんうれしくないだろうし「100%」と言われたら
もっとウソくさくてここち良くは響かない。
「おまえの言う事は50%は意味がないな」
そういうのなら納得できるが
「おまえのこと95%信用してるよ」と言われても
100%でなかったらそれは信用していないのと同義語であり
その5%はおおいに気持が悪いし95%かどうかも
あやしいという見方がふつうなのであり数値化なんぞできないのである。

本題である。お客さまで手相を研究している人が来られて
「おおしまさんは人並み以上にHですね」と言われたのだが
当社比120%とか平均の2割増しとか数値化されはしなかった。
それはたぶん、レッドゾーンに達していたからなのだろう。(ウソ)

ひと並み以上の努力家だとか頭脳明晰だとか言われるよりも
そういう生命の根源にかかわる事を指摘されるのは
数値化されなくても意外に心地良いものだったぞ。
ま、具体的に数値化したならこどもはひとりなので
人並み以上にHとは間違っても言えないのである。
こんなおっさんがH扱いされた事は賞賛にも値するのであり
ふたたび言うが、人生においてだいじな事柄は
数値化できない事の方が圧倒的に多いのだ。

2011年12月21日

62ceb3e9.jpgロス・ピノス・バリッカ'10オーガニック
スペインの大胆なエチケットの赤ワイン。
葡萄はカベルネ・ソーヴィニヨン、シラー
テンプラニーリョ。名前からはいかにも
樽香がキツそうなイメージだがさにあらず
心地良くフレンチオークが調和している。
果実味豊かで目の詰まった味わい。
最初のアタックとしては酸が弱く
タンニンも控えめなので物足りないような
印象を受けるのだが飲みすすめると
なかなかどうして出来の良いワインである。

しかし、ユーロが一時期は170円ほどだったのが
いまや110円を切っているのにもかかわらず
どうしてワインは安くならないのだろうか。
ものすごく不満である。


The Beatles - Baby You're a Rich Man

2011年12月20日

e830e29b.gifひさしぶりに泥のように眠った。
そんな日も必要である。
すばらしい目覚めだったのだ。
有線のビートルズチャンネルをかけながら
身の回りの事をしていると
その日によって聴こえる印象が違う。
今日はおなじスピーカーからなのに
みょうに良い音に聴こえた。
わぁ、そこでマイナーコードかよ
カッコ良過ぎる!なんて
ひとりでつぶやいていた。

そんなわけでハード・デイズ・ナイトだ。
あのイントロの「ジャ〜ン」は諸説あり
いろんなひとがいろいろ言っているのだが
この音源を聴いたらブっ飛んだ。
アビー・ロード・スタジオのマスターテープで
個々の音を拾って分析したのだそうだ。


<解明された「A Hard Day's Night」のジャ〜ン>

これはジョージが12弦で弾いてる。
ちょうどこんな感じで。Fコード。
Gを上に置いて...一番下にもG。
で、そのGの隣にC。
次はポールのベース。ポールのベースはDさ。
ジョンのリズムギターはDコードにsus4...
つまりGを乗っけてる(Dsus4)。いいかい。
全部合わせるとこうさ。1、2、3、4... ジャ〜ン

2011年12月19日

0c9815d3.jpg「3曲クリスマスらしいものを踊りますね」
そう聞いてはいたが、まるっと
クリスマスソングでフラを
踊るのだとは思わなかった。
いやはや、それがまたすばらしいのだ。
もともと彼女のフラには
ひとめぼれの私なのだが
彼女の踊りの「やわらかさ」と
やさしいクリスマスソングは
とってもマッチしていて
オーディエンスも観惚れていたり
夢中でシャッターを切っていたりした。

彼女に言わせればハワイではこの季節、ふつうに
クリスマスソングを踊るのだそうだ。
そっか。
いちどは現場で満喫したいぞ。

最高のクリスマスプレゼントだったな。
彼女の踊りには愛と感謝と調和と
それを包み込むやわらかさがあるから大好きだ。
来年もお願いしたい。っつーか
12月は毎日踊って欲しいくらいだ。
Much Mahalo!

2011年12月18日

d40bb69b.jpg某ハラウのホイケに参加。
じゃんけん大会で東日本大震災
復興支援Tシャツをもらってしまったので
私はじゃんけんしただけで寄付をした、と
そういうことになる。
しかもがんこに最初から最後まで
「ぐー」しか出していない。なぜか
意外に勝ち抜けるものである。
写真はホイケと食事会のあとの
リラックスしたメレフラタイム。
こちらもグーっ!

2011年12月17日

059075b7.jpgザルテット・プロセッコ・エクストラ・ドライ
イタリア・ヴェネト地方で産される
スパークリングワインだ。
Extra Dryってのは超辛口ではなく
もっと辛口なのはBrutと表記されるので
覚えておいて欲しい。
つまり、決して甘口ではないのだが
ほんのり甘みが残るタイプだ。
そのぶんだけ口当たりが良いとも言うし
親しみ易くまろやかだとも言える。
これからの季節ならすきやきなんかと
いっしょに飲むってのも良いだろう。
某漫画に取り上げられて大人気なのだそうだ。
このエチケットの手書き風の文字を見ると
Prosecco参上!という印象を受けてしまうのは
私だけであろうか。

今年一年を振り返る私の漢字一字は「命」
ほんのちょっとした事で今生きてる人と
そうでない人が居るのだとひしひしと感じた。
「命」と「愛」が同義語なのだとも思った。
じょうずに説明できないがそういう事だ。
わかる人にはわかるだろう。

命を使うと書いて使命。
おおいにだいじに生かされているこの命(愛)を使いたい。

スパークリングワインは祝いの酒だから
気持良く、いま席を同じくして生かされている事に感謝し
乾杯できることに乾杯したいものである。

2011年12月16日

04be9d3f.jpg勝沼のワインを頂いた。
アルガブランカ・クラレーザ'09
甲州葡萄100%でありシュールリー製法
ほんのり樽香のする逸品だ。
味噌や醤油に合うワインはなかなかないが
こいつはぜひ試して欲しい味わい。
馴染みのお客さまには牡蠣のスパゲティ
トマトソースとともに味わってもらったが
極楽だったそうだ。なによりである。
一般に生牡蠣にシャブリというが
それはステンレスタンクでの醸造が基本で
樽で寝かせたものには合わない。
木の匂いが牡蠣の臭みを増してしまうのである。
しかしながら樽を使った白ワインでも
加熱してトマトソースなら良く相乗する。
しかも滓といっしょに寝かせた
ミュスカデで有名なシュールリー製法である。
この歌とともに味わいたい。
「ついておいで」



2011年12月15日

09b7e8c5.jpg酒はきちがい水とも言う。
飲み過ぎには注意したい。
本日最後のお客様。
シャンパーニュをいっきに飲み干して
携帯電話を忘れて帰られた。
明日困るだろうな、と
そう思うだけでこちらの気が重いのである。
いちおう電話が入るの待っているけれど
きっと気付かず爆睡だろうな。
シャンパーニュは味わって飲もうよ。
ってソコかよ。

そんなわけでひつまぶしにチューリップを聴いている。
思わず3度上でくちずさんでしまうのは
きっと私だけではないはずだ。
さ、あなたもどうぞ!



2011年12月14日

45211745.jpgひさしぶりに聴いたら
ええがね。











People Everyday - Arrested Development

2011年12月13日

cfa2f079.jpg彼女は中学校を卒業していなかった。
そういう環境に育って親元を離れ
16歳のころ年齢を偽って独り暮らしをし
アルバイトに来ていた。ある日あまりに
顔色が悪いので病院に行かせると
栄養失調だと診察された。
1940年代の話ではなく黄金の80年代にだ。
店のまかないも食べず、口にするものは
シンナーとポテトチップスだけだったのだ。
そんな彼女と本日レストランで偶然にでくわした。
いっしょに働いていた当時私は22歳。
完全にこどもだと思っていたが
いまや面影はあるもののぽっちゃりしたふつうのおばさんだった。
こどもも居るという。
なによりである。
今冷静に考えてみると年齢も六つしかかわらない。
あたりまえだが誰もがいつまでも16歳じゃない。

彼女がお店で好んでかけていたのがアメリカングラフィティの
サントラ盤だった、しかもこの曲が好きだったな。


The Crests - Sixteen Candles

かつてかかわったお方がしあわせで居てくれるのは
なによりうれしいものである。
こういう仕事をしていると時折りとんでもない輩に出くわすが
みんなしあわせでいてほしいものである。

2011年12月12日

5f58e541.jpgフレグランス大野氏主催のワイン会。
季節に一度なのだが毎度盛況である。
今回は年末年始に大活躍のはじける
スパークリングワインの特集。
日本料理とも相乗するし鍋やすき焼き
おせち料理にクリスマスケーキと
なんでも来いのオールパーパス。
みんながみんな知り合いではないのだが
いつも盛り上がるのは主催者の人徳だ。
この日はちょうどアキラキラ☆くんが
ジェイクばりのウクレレを聴かせてくれて
会場もさらにヒートアップし、余分に
ワインのオーダーが入ってしまったほどであり
音楽がワインをおいしくすると云うのは
ほんとうである。すてきな夜をありがとう。

2011年12月11日

5fc65755.jpg過日、オランダ人とカウンター越しに話した。
彼は日本の文化が大好きで、趣味は
神社仏閣巡りと温泉なのであり
見た目はごっついアフリカ系である。
世界から見たら東アジアには日本に
似た文化や寺院があるし、外観からは
ほとんどおなじような顔であり肌の色なのに
どうして日本にこだわるのか?を
インタビューしていたら、それは
日本の「神道」なのだと言う。
ちょっぴり意地悪してみたくなったので
「いやいや日本人はブディストだよ」と言うと
「神道ってのは宗教じゃない。アメリカにも
オランダにも世界中どこにでもある」
平然とそう答えたのでもっと深い親友になれそうな気がした。

日本人の何%のひとたちが彼のようにそう断言できるのだろう。
神道というのは日本人が縄文の頃から今に伝える
この土地この風土で生きる知恵の事を言うのであって
彼の言うように世界中いたるところに同じような概念がある。
それは宗教とは一線を画すのである。
ごはんを食べるときに「いただきます」と言うのが
宗教でないのと同じだ。

現代によりよく生きるために多くの方々に
葉室先生の本を読んでいただきたいものである。
「座右の銘本」と呼んで差し支えない。


<付録>


We Will Always Remember You

2011年12月10日

fb7b6fe9.jpg『酒を飲むなら男と飲みゃれ10年かけた読書に勝る』
本日を振り返ったらそのことばが浮かんだ。
男同士がサシで飲む時ってのは多かれ少なかれ
影響を与えあうものなのである。
今日も今日とて他人の人生に感涙したぞ。
ん?!
ふと書きながら気付いた。
って事はだ。
おいらとサシで飲みたがる輩ってのは
その感度にゆえんするのか?
たしかにどうせ「する」なら
感度が良いほうが良いに決まっているのだ。

あ、もうひとつ大事な事を思い出した。
本日の体験である。
熊本のメロンと静岡のメロンはまったく違う。
残念ながら、歴然と違う。
さんきゅ!U1くん。
感度も大事だがリアクションも大事だね。

そうそう。
「最近当社のワインはご紹介いただけないですね」と
輸入業者に言われたので、傷口に塩を塗り込んであげよう。
今夜の酒は悪魔と名乗るこいつである。
サディストにお薦め。

2011年12月09日

e1d9f713.jpg「Nurk Twins」をご存知だろうか。
私は本日まで知らなかった。
ビートルズがまだシルヴァービートルズだった
1960年4月23、24日ジョンとポールの2人は
「ナーク・ツインズ」というユニット名で
ポールのいとこ夫婦が経営するパブで
演奏したのだそうである。

ジョンとポールふたりきりで
ひと前で演奏したならどんなふうなんだろう。
そんな発想があたまをもたげ始めたら
居ても立ってもいられないくらいに
猛烈に聴きたくなったのである。
ビートルズコピーバンドはいまだに多いが
そういう仮想を具現化するような
ジョンとポールだけのシークレットなライブが見てみたい!

そんなわけでライブ告知だ。

「年忘れ!ビートルズナイト」
時間:12月29日(木)
場所:ハノハノ
出演:「ナークツインズ」(匿名希望)
料金:観無料(感無量)

2ステージの予定であるが
お席は予約した方がいいと思うぞ。

その他ライブ情報はこちらから


The Beatles - Two Of Us

2011年12月08日

9e841d86.jpgものごとにはすべて理由があったり
原因があって結果がうまれたりするが
そのほとんどは、どんな「受け皿」を
持っているのかがキーになっている。
考えれば考えるほどそうなのである。

2011年12月07日

e89bad7a.jpgStrawberry fields Forever

リアルタイムでジョンの存在を
感じていたのはほんの数年なのに
いまだに影響を受け続けている。

2011年12月06日

11d0dd86.jpgノースショア。
ハワイらしい陽のひかり。
エメラルドがかった海の色
そしてその輝き。
生命力に溢れてきらめく植物たち。

リラックスした雰囲気の演奏が
こちらの気分までもゆるめてくれる。



Jack Johnson w/ John Cruz & Paula Fuga - "In The Morning"

今朝目が醒めた瞬間「やられた!」と思った。
そう。のどがパンパンに腫れていて
唾すら呑み込めなかったのだ。

さきほどVIPなお客様がみえて
シャンパーニュをご馳走になり
なぜかテーブルにごいっしょさせていただいたなら
あら不思議。
いつのまにか治っていた。

風邪にはシャンパーニュ。
これは新しいかも知れんな。

2011年12月05日

06176fab.jpg某結婚相談所が、会員さんへのサービスと
出会いの機会のために各種セミナーを
執り行っていて私は今夜
ワインの講師をさせてもらった。
意見も質問も活発であり、見た目にも
ガッツリ普通のお方々だ。
なにゆえにお金を払ってまで出会いを
必要としているのか。それが
知りたくて知りたくて個々に
インタビューしたくなったほどである。
その理由を知ったならば「おおしまくんの
明るくたのしい人生相談」を執筆する所存だ。
ん?
かつてそんな本があったのではないのか。
そうだ、らもさんだ。
「明るい悩み相談室」

二番煎じはイヤなので断念する事としたが(速っ!)
好奇心はとまらないのである。
次回からはアフターサービスで
「お店に独りで来てくれたらおおしまくん30分貸切券」を
お配りしようと思うけど来てくれるかな。である。

2011年12月04日

a5613cbe.jpg残念ながらグランパスの優勝はなかった。
しかし今年はもつれにもつれつつ
最終戦でベスト3がともに勝ってシーズンを
終えた事はすばらしい。来期がとてもたのしみだ。
とは言うものの、じつは気分はemptyだ。
「どうして2番じゃいけないんですか?」
そう叱られそうだが、残念だ。
まずもって柏の負けを願わなければ
名古屋の優勝はなかったわけで、そこんとこに
そこはかとないもどかしさがあったのだ。
ひとの不幸を祈って手にした幸福感なんて
やはり、どこかうしろめたいものである。
だからやっぱり上位3位が皆勝って終わった
それでいいのだ。
うん、それでいいのだ。
ストイコビッチよ、今年もありがとう。
まだ天皇杯があるからさ。
たのしみにしてるぜピクシー。


Tears at the birthday party
elvis costello and Burt Bacharach

2011年12月03日

f90566ba.jpg「ねぇマスター、それってアロハ?」
シャツを指差されてそう聞かれたので
ボタンダウンだし長袖だから
不思議に思って聞いてるのかと思い
「そうですよ」とこたえたら
「地味だねぇ」と言われた。
あまりにも意外なセリフだったので
しどろもどろに「そうですね
アロハもいろいろ、人生もいろいろですね」
などと曖昧に応えておいたが
どうにも失礼なお方でありビックリしたが
そのお方が4歳と3歳くらいのこどもふたりと
じゃれあっていて、そのお方いわく
「かわいいなぁ〜。かっわいいなぁ〜
ハムスターみたいにカワイイ!」と言っていて
そのおかあさんは引き攣っていた。

多分そのお方は、ちょっと一般人とは感性が違うだけなのだ。
彼にとってハムスターは、かけがえのない愛らしい生物なのだろう。
だが、ふつうの人間にとってはネズミである。
かわいい盛りのこどもをネズミと同等に扱われたら
ふつう褒められたとは思えないだろう。

そこで合点がいった。
「地味だねぇ」って発言は、そうとう良いように取れば
「ハワイのシャツは派手で日本では着られないものが
多いけれど、それは良い雰囲気ですね」と
つまり意訳するとそういう事なのかも知れない。

褒めるというのはむつかしいものである。

「地味だねぇ」と言われてうれしい人は
ギター弾きくらいのものだと思うぞ。

(イラストはジミ・ヘンドリックス)

2011年12月02日

518d7470.jpgレニー・クラヴィッツを聴いている。
このアルバムがいちばん好きだ。
ハードでファンキー。
彼ならではだと思うのだが意外に
このアルバムの支持者は少ない。あはは。
本日、今月開催されるワイン会の
問い合わせがあって「テーマは何ですか?」
などと言うので、ついつい反射的に
「ギリシャ支援ワイン会なんてどう?」
などと呟いてしまってあとに引けなくなった。
経営者なのにもかかわらず基本の考え方が
弱者支援の私である。これは思いグセなので
治す事ができないのである。

ギリシャの事を心配してるわけでもないし
恩があるわけでもないのだが、わずかな事だが
せっかくのワイン会に参加したなら、なんらかの
精神的な刺激やら満足感を持って帰って欲しい。
困窮しているひとのお手伝いがしたい。
そういう思考回路が勝手に働くのである。

レニーに限らず、マイノリティを好む傾向は良しとして
さて。
参加費に見合うだけのギリシャワインを調達することは
可能なのだろうかと実際は不安である。あは。

2011年12月01日

d55dfb28.jpg師走といえばハッピークリスマスであり
ウォーイズオーバーなのである。
私の掲げた今年のテーマは
「笑竹倍(しょうちくばい)」だ。
竹のように生きると決めたが
儘ならないのが人生である。あはは。
12月の異称に「年満月」とある。
一年が終わるのではなく満ちるのだ。
そんな気持ちを以って2011年を
完成させる所存だ。

2012年はすぐそこ。
希望を持って臨みたいものである。



Jack Johnson - Hope

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