2012年01月

2012年01月31日

e4b111c5.jpg医者には治せない痛みがある。
そいつを治癒してくれるのは
夜の看護婦なのさ。そう歌うのは
グレゴリー・アイザックス。
だれにもそんな夜はある。









Gregory Isaacs - Night Nurse

2012年01月30日

f2eeaab3.jpgレラビ・モンサン'10
スペイン産、葡萄品種と樹齢が裏の
エチケットに表示されている。
ガルナッチャ(60%・25年)
カリニェナ(20%・40年)
シラー(20%・18年)
半月のエチケットはビオディナミに心酔し
すべてゆだねています、の意である。
月の満ち欠けや星の巡りにあわせて
剪定や収穫をしていますという事だ。
つまり自然農法であり科学の進化に対する
アンチテーゼたる作品だ。
それが旨いのだから痛快である。

2012年01月29日

9d41964a.jpg昨夜の「朝まで生テレビ」はおおいに
見ごたえがあった。橋下氏はほんとうに
理路整然としており下調べにも余念がない。
アンチ橋下を掲げて出てきたゲスト論客の
すべてがおバカさんに見えてしまったほどだ。
最初から見られなかった事が残念。
はやく彼を総理にした方が良いと思うぞ。

さて、見ごたえといえば食べごたえである。
日本有数のパワースポットで育った
高千穂牛を食べられるなんて
贅沢このうえなくまじおいしかったぞ。
八百万の神々が舞い降りたかのごとく美味しかった。
Yokoちゃん、感謝!

2012年01月28日

3a47858e.jpg名古屋というのは人口226万人の
やや大きな政令指定都市であり
愛知県でいえば人口740万人。
知ってる人よりも知らない人の方が
圧倒的であるべきなのに先日
FaceBookをヒマつぶしにみてたら
友人の友人の背後に知り合いがズラっと
並んでいるなんて事が往々にして
在るという事にびっくりしてしまい
すこし腰が引けた私である。

ひとってのは、必要な時に必要な人が
目の前にちゃんと現れるもの。だから
懐かしい人にこちらからアピールはしない。
過去は過去。
類は朋を呼ぶのだからいたしかたないが
バーチャルな世界でだけ繋がるなんてのには
どこか違和感があるのだ。

「いつか結ばれるより今夜1時間会いたい」

老若男女にかかわらず、そういう人間関係を
アナログにちゃんと持ちたい私である。


宇多田ヒカル - Be My Last

2012年01月27日

3f9a6c6d.jpgボヘミアン・ラプソディはご存知
クイーンの4枚目『オペラ座の夜』
ほんとうに病気な輩は病気である。
いまだにフォロワーがあとを絶たない。
それほどまでにフレディ・マーキュリーは
偉大な存在だったということである。
この曲が特別好きってわけではないが
高校生の時ライブキラーズのツアー
だったと思うがイントロが流れた時
どうやって演奏するのだろうとドキドキした
あの興奮は忘れられない。

さて、今日紹介したいのはこの動画。
すさまじい惚れ込みようとテクニック
そして機材の著しい進化だ。

クイーンのメンバーがなんどもオーバーダビングして
時間も金もふんだんに使ったサウンドが
自宅で録音できるというのがおどろきだ。

しかもフレディやブライアン・メイ、ロジャーのこまやかな
ニュアンスまでも本人たち以上に忠実に再現している所も
おおいに注目したい。完全に病気である。

ちなみに『オペラ座の夜』は1975年の作品。



<オリジナル>


<おまけ>




2012年01月26日

07045b24.jpg縁起が良い悪いというのは結果である。
結果というものにはかならず原因がある。
しかしながら、それは「個」によるもの
だけではなく複雑に絡まったご縁が
作用反作用を繰り返した結果なのであり
「みみずにおしっこかけたら腫れた」
などという単純な方程式ではない。
つまり縁起というのは個の力では
征服できないという事なのであり
縁起の良し悪しをはかる物差しは
そのひとのモノの見方考え方ひとつなのだ。
縁起=因果応報とかんがえると良い。

因果応報は瞬時に起こる。
たった今の自分が未来を創る。
複雑に入り組んでいるから
すべて思いどおりには行かない。
しかしながら、それは
自分に与えられたチャンスなのである。
光り輝くためにここに居る。
くすぶっている暇はない。


John Lennon - Instant Karma

2012年01月25日

e4a32f11.jpg寒さもやすみやすみやってくれないと
気が滅入るのである。今日は
呼吸したら肺が凍るのではないかと
不安になるくらいの寒さだ。いやいや
名古屋より寒い地域なんぞ無数にあるではないか
みんなみんな生きているんだともだちなんだ
とこころのなかで唱えつつ手のひらを
太陽に透かそうと思ったら手袋していて
真っ赤な血潮を見損なったが仮に
手袋してなくても見えたら怖いぞ。
こんな陽射しが恋しい。


2012年01月24日

ce3af053.jpgお店のBGMにすこしだけ古いJazzを復活させた。
すると居心地がとっても新鮮である。
特にマイルスの音ってのは独特で
唯一無二の響きがあり耳が引き寄せられる。
どんなに寒い夜にもあたたかい。
今週はずっと寒いのだと天気予報が言っていた。
そっと灯りをおとしてアロマキャンドルでも
焚いてワインでも飲みながら
ゆたかな時間を持ってみてはいかがだろう。
ジョン・コルトレーンといっしょだった頃の
アルバムが特におすすめだ。

寒いからあったかく感じるのだろうか。
夏に聴くとこのアルバムは涼しく感じるのだ。
ふしぎにそんな音楽が稀にある。



Miles Davis - It Never Entred My Mind (1956)

2012年01月23日

0559b54e.jpg占星術師という人たちはすごい。
ほんとうにすごいな、といつも思う。
星の巡りからメッセージを汲み取り
それをこんどは響く言葉に変換して
ひとに伝えるという2重の翻訳が必要であり
そのボキャブラリーたるや詩人並み
もしくはそれ以上なのではないかと思うのだ。
もっともポジティブなのは石井ゆかりさん。
グサっと指摘してくれるのが加藤まやさんだ。
双方をチェックすると見えてくるものがある。
片一方だけでは読み切れない「行間」ってやつだ。

占星術を信じようが信じまいがどちらでもいい。
彼女たちが読者に与えている語彙や表現方法
バイブレーションは接客業をするものには
とっても参考になるのである。

2012年01月22日

fd1ebacc.jpgLaya(ラヤ)2009はスペインの赤ワイン。
葡萄品種はガルナッチャティントラ70%
モナストレル30%、とってもヘヴィーで
おしゃれなボトルに詰められ、しかも
このエチケットのデザインもかなり
かっちょいいしラヤといえば「Liar」なのであり
フレディ・マーキュリーといっしょに
飲みたいワインだ。抜栓したばかりは
酸を強く感じるが空気に触れ
しばらくすると馴染む。
ザクロのようなニュアンスとタンニンがあるが
きめは細やかでギュッと詰まった味わい。
色合いも透けて通らないくらいだ。
お薦めのワイン。
ここ最近スペイン産がアツいぜ。
Rock'n'Roll!


Queen - Liar

昨夜とおなじワインってバレてる?

2012年01月21日

5d9740b7.jpgLaya(ラヤ)2009はスペインの赤ワイン。
葡萄品種はガルナッチャティントラ70%
モナストレル30%、とってもヘヴィーで
おしゃれなボトルに詰められ、しかも
このエチケットのデザインもかなり
かっちょいいしパッと見「Layla」なのであり
クラプトンといっしょに飲みたいワインだ。
レイラがクラプトンをひざまづかせたように
ラヤも正座して飲みたいものである。
フレンチオークが香るデイリーワインは
そんじょそこらには無いのであり
お薦めのワインだ。
ここ最近スペイン産がアツいぜ。



Eric Clapton - Layla

2012年01月20日

f710f4ad.jpg東京で暮らしている人やバンコクで
暮らしている人たちから複数で
「おおとや」という定食屋が
とても安くておいしくて便利で
大繁盛なのだと聞いた。
Googleで検索をかけようと思ったが
どんな字を書くのかわからなかったので
とりあえずそのまま入れてみたら
たちまち「嘔吐や下痢」に関して
ズラリと提示されびっくりした。
Googleに座布団1枚!である。
名古屋にもあるようなので行ってみる所存だ。

2012年01月19日

0a74763f.jpg過日、すてきなレディが来ていた。
髪はすばらしく整えられ悪く言えば
ヅラっぽいのだが見るとつむじもあり
身なりもかなりおしゃれだったので
美容院でセットしてもらったのかなと
推測したのであるがふと見ると
数時間後、彼女の髪型がさっきまでの
巻き髪からストレートのショートボブに
変わっていた。ん?
インタビューしてみるとそいつもヅラだった。
どうやらそういうのを開発し売っているのだそうだ。
どうみてもヅラには見えないのである。
しかも市販の半額以下なのだ。
世のため人のため、そして自分のために
デキるひとは積極的に行動をしている。

きっと彼女はちょっとした閃きを行動に変えただけであり
その商品を生み出し育み流通させる人脈と資本を持っていた。
驚くべき事にそのカツラは純然たる副業である。

自分にできなくて他人にできる事のなんと多い事か。

そう考えたなら、じつはすべてのひとが自分にとっては
魔法使いなのでありすべての人はすべての人のために存在する。
「傍(はた)」が「楽(らく)」をするから「はたらく」

店にブルーチーズトーストというメニューがある。
スライスバゲットにブルーチーズを塗って焼くだけのメニューだから
お料理とは呼べない。しかしながら、そいつをたのしみに
食べに来る輩もおられて「こんなん料理じゃないじゃん」と言うと
「いやいやバゲット1本もいらんしチーズも悪くなるじゃん
ここでこんだけ食べるのがいちばん良いんだわ」と言うのだ。
彼にとって私は魔法使いの部類に入っていて光栄なのである。

あなたも何かのジャンルで魔法使いだ。

2012年01月18日

ea61c084.jpgFaceBookにもこちらにもメールにも
多くのメッセージをありがとう!
FBってこういうふうに使うんだ、と
少しだけ理解したのである。すまん。

勉強会の塾長からは『原点に返る』
『当り前の事を桁外れの情熱でやる』
というメッセージを頂いた。

ふしぎな一致で、94年に最初に店舗を
構えた場所でランチをしたところだった。
自分がその場所を去ってから初めてだ。

10年以上ぶりであり私のあと
3店舗か4店舗変わっているので
内装やらはまったく変わっていたが
なつかしく、そしてそこにいるだけで
モチベーションが上がった。

自分が四六時中居た場所。
見た目が変わろうが何しようが
愛着がない筈がない。
忌み嫌った高校生生活なのに
母校に行くといろんな感情が一気に噴き出した
それとくらべようもないのだが
「おかえり」というあたたかい
メッセージをもらった気がしたのだ。

その日々があったから今の自分がある。
過去の自分に感謝するとともに
多くの人たちの顔が浮かんだ。
今、たいせつに想ってくれる人たちに
多くの恩を、もっとかたちで返したい。せつに思った。

原点って何なんだと思えば、あそこで商いを始めた頃は
たぶん今ほどはお客さまに感謝の気持ちなんて持っていなかった。
他店よりうまいし安いし当たり前くらいに思っていた私だ。
原点以上の原点に立ち返らなくてはいけない。

「原点に帰る」ではなく「原点に返る」って言われた部分に
どこか深みを感じた次第である。
感謝。

2012年01月17日

6ea61822.jpgHappy B-Day to meなのであり
OSK49とも云う。(おおしまくん49歳)
この一年の抱負は絹ごしかな、と
おいおい、そりゃ豆腐である。
しかしながら3ヶ月後には50歳になる
同級生がいるわけであり半世紀なのだから
反省記でも書こうかとも思ったが
気分が暗くなってもなんなのでやめておく。

50年生きている自分なんて想像できなかったが
まぎれもなく生きている。
申し訳ないがこころは17歳のままである。

最近はかっこいい人生の先輩と話す事も多いが
みんながみんなこころは17歳だ。
その定義がなんなのかと問われたら
好奇心と探究心に基づく行動力かも知れない。
いつでもどこでもじっとなんてしてられない。そんな
先輩たちを見ているとそれでいいのだ、と思うのだ。

通知表にはいつも「落ち着きがない」と書かれていた私だ。
半世紀たっても先生にはそう書かれるだろう。

2012年01月16日

72dfe2f9.jpg昨夜はほんのり風邪気味だったので
早々に家路に向かいテレビをつけると
カウントダウンものがやっていた。
今年ブレイクしそうなアーティスト特集。
もし私が審査員だったら全員合格。
オリジナリティ豊かで味があった。
どのアーティストもCD買ったり
YouTubeで検索して見たいほどではないが
自分の書けない曲を書ける。
その一点で丸を付けるしかないのだ。
いい曲を書いていた。

我々が中学生や高校生だった頃
歌謡曲やフォークソングを小馬鹿にしてたが
世代はそうやって巡っていて進化している。
そこでそういう展開するのかよ。
自分の創造の範疇を完全に超えていた。

メンバー全員が楽器ができないバンドまでいて
インディーズなのにいい曲を書いていた。
PCでつくるのだろうか。すごい才能である。

たった今、ヒットしている曲の中には
キラッと光るものは感じられなかったが
ニューカマーのコーナーは刺激的だった。

いつも新しいものに触れていないと
感性はどんどん鈍化していきシーラカンス化する。
こいつはどんな世界も共通して言えそうだ。
そろそろ気を付けなくてはいけない。

2012年01月15日

74cf0554.jpg賀詞交歓会。10年以上の付き合いのお方々と同席すると
痩せたり太ったり老けこんだり若返ったり
いろんなお方がおられて楽しいが
そのなかで痩せたお方には話し掛けるとき
注意が必要なので困る。
若い女の子じゃないんだから
やせて可愛くなるわけじゃない。
医者に警告されてダイエットしたとか
大病されたとかの多いお年頃だからだ。
そのどちらかの確認から会話がスタートであり
ポジティブなバイブレーションからは
ほど遠いところから近況報告が始まる。
思うに男性は中年太りOKなのではないかな。
やせるとどうしても貫禄あるように見えないし
逆に頼りない風情になりもっと言えば
若く見える事もなく貧相な場合が多い。

対照的に女性が若返るのは余裕が感じられて
見ててわりと心地の良いものである。
男性目線なのだろうか。

だいじょうぶ。
ちょっとくらいポッチャリしても
ハワイのビーチじゃ痩せ形の仲間である。
この写真くらいなら中肉中背だ。
ちょいと弱気になったらハワイへ行こう!である。

2012年01月14日

6ca8f5de.jpg昨夜は海外進出を果たし成功途上のお方々3名の
講演会を聞いたのだが目から鱗だった。
質問タイムにタイに工場を構える社長に
「日本の技術がすごいとはいうものの
そんなに違うものなのでしょうか?」
つまり日本の緻密なモノ造り(作業)だって
長年やったら誰もが習得できるでしょ、って事だ。
そこで社長の思いもしない応答があった。

「日本人のことばの多さって他の国と比べると
圧倒的なんです。ボキャブラリーの多さと
仕事ってのは比例するんですね。もちろん
曖昧な言い回しも多いわけですがことばの数だけ
伝える技術に長けているし脳みそが勝手に
動いてると思うんですよ。そしてカタカナのように
外来の文化(ことば)もどんどん取り込む土壌があるでしょ。
これって日本人が他の民族よりも緻密に成り得る
いちばんの条件だと思います。アメリカの医者も
ドイツ語でカルテを書きますよね。それぞれの現場に
合った表現ができるというのはメリットなんです」

テープを録ったわけでなく私の脳みそが語っているので
ほんのり意訳されてはいるがこんな内容だった。
彼がタイに進出しているからタイ王国と比べてとか
そんなちっちゃな話ではないのでそこは間違わないで欲しい。

なんとなく野田総理のTPPなどの発言なんかを見てても
曖昧な表現で気持が悪い、日本人ってカッコ悪いな、などと
勝手に卑下していた自分が恥ずかしいと思ったのである。

日本語はすばらしい言語なのである。
誇り高く生きよう。



2012年01月13日

9def2558.jpg「おおしまさんは商売だから・・・・」
いやいや、そんな事はないのである。
良いものは良いし悪いものは悪い。
しかしながら、できるだけ可能な限り
実害をこうむらない限りにおいて
長所同士でつながり合いたいと思うし
聞きたくない話題を聞いても
話題のお方の長所をかんがみて
できるだけフォローしたい私である。
誰もの味方をするわけではない。
振り返って考えたならこうだ。

こういうものの見方考え方ってのは
ワインを勉強し始めてから顕著になった。
たぶんそうである。

つまりワインの特徴をメモする時に
デメリットとなるような言い回しは
しない事が暗黙の了解となって存在していて
「酸っぱい」だの「しゃびしゃび」だの「渋いだけ」さえも
「活き活きとした酸がある」「スッキリとした」
「強くタンニンを感じる」などと言うのが普通なのであり
ワインの特徴を捉える記憶のための言葉選びってのが
日常生活ですら批判的な思考回路や言い回しは
おそらく通常よりもだいぶ少ないのである。

自分自身の考え方を偽ってしゃべっているわけではなく
自分自身のことばや思考回路がすでにソムリエ回路なのだ。
偽善者扱いされてなんとなく不満な今宵である。

長所同士でつながれば、あらそい事はこの世からなくなる。
Peace & Love!が信条だ。

2012年01月12日

662c3baf.jpg映画「マイティ・ウクレレ」を観て
ウクレレを学び直そうと思った私だ。
11月末にハワイのこどもたちなら
「Crazy G」という曲をだれでもが
弾けるという話を耳にしていて
どこかで気になっていた。
何の興味も持ってなかったのだが、いざ
教えてもらったならビックリである。
「おおしまさん、違う違う!」
コードの押さえ方もストロークも
すべてが超自己流なのであり
基礎と応用を学ぶこの曲にして
すでに私のウクレレライフは完全に
否定された。一から学び直しである。
初歩をナメてはいけない。
本日から若葉マークの私なのだ。うふふ。

2012年01月11日

a0f0a87c.jpgCold ground was my bed last night
And rock was my pillow, too.
テレビを見てたら仙台駅に居住する
震災をきっかけにホームレスになった
ひとたちを取材していた。
「冷たい地面が昨晩の俺の寝床
かたい岩が枕だったのさ」そう歌う
この曲があたまの中で流れた。
一刻も早くあたたかな部屋で
眠って欲しいし、その努力をして欲しい。
あったかくて貧乏な国ジャマイカ。
冬は寒く裕福な日本でそりゃない。



Bob Marley - Talking Blues

2012年01月10日

f5605100.jpg録画してまでテレビを見なくなって久しいが
奥田民生の嚴島神社でのライブは録った。
世界遺産でするライブということで
その音楽よりも民生の紹介やその日までの
足どりにたっぷり時間がさかれているあたりは
さすがにNHKである。たんなる
音楽番組にはしないぞという決意が感じられた。
やや不満ではあるが満足である。

耳に覚えはあるが誰の曲かわからなかった
カバー曲があって、できもそこそこなのに
みょうにこころに残ったので早速調べてみると
拓郎の「今日までそして明日から」って曲だった。

こういう曲って若い頃しか書けないよな。
40超えて作る歌じゃない。
でも40超えてから歌うと深いんだ。
いい曲だ。
残念ながら拓郎の曲で知っているのは
「やさしい悪魔」くらいである。





2012年01月09日

860e487f.jpg今年最初の満月だ。
ここんとこ毎日見とれるほどうつくしい。
カレンダーを見ると1日が日曜だから
新年早々きれいに整列していて気持が良い。
必然的に4月と7月も13日が金曜日となり
ジェイソンはことし3回も出番があるのだ。
くれぐれもお気を付け下さいであり
役に立たないマメ知識コーナーである。
満月のイラストはHilo Kume氏。

2012年01月08日

dd5c07b1.jpg2012 Hawaii New year Festivalのフィナーレは
ウクレレパフォーマンスコンテスト。
ことしは最高に盛り上がったな。
おもしろかった。
ハワイアンからジェイク、童謡
ちびっ子軍団やエアウクレレまで登場して
会場を沸かせてくれた。
彼女たちのようにウクレレと他の楽器を
掛け合わす発想はなかなか少なくて
26組のエントリーの中でもひと組だった。
ゆるいリラックス感がとてもアロハである。
こういう個性的なグループがいろいろ増えるといい。



2012年01月07日

81448ad3.jpg勉強会で熱田神宮へ参拝とご祈祷。
垣内参拝はいつもは入れないところに
足を踏み入れられるのでうれしいが
どことなく流れ作業的にご祈祷や
御神楽が行われるのは残念だ。
神社には神社の都合があるし
こちらの勝手な邪推でもある。
しかし昨年も今年も気持良くなかった。
いろいろ待たされて都合2時間ほど
神社に居たので時間を無駄に過ごすのは
イヤだからおおいに気を戴いて帰ろうと
努めたが逆に吸い取られる気がする。
「祝詞」すらないのもいかがなものか。
参拝する会社の社名を読みあげるのを
聞くだけで何十分も費やすのはどうかと思う。
可能であれば来年はパスしたい。

お祓いは「穢れを祓う」のだが「汚れ」ではなく
「気枯れを葉らう」つまり「萎えた気」を
「葉たち」のような生命力溢れる状態に
生まれかわらせるという意味である。

近いうちにふたたび熱田さんを訪れ
独りきりで向き合いたいと思っている。
to Keep my spirits up!

写真は参拝に行けない人への
ささやかなプレゼント。
行った気になって下さい。

2012年01月06日

3f5a8182.jpgお正月に頂いた赤い蘭の花。
夜見るとふしぎに妖艶である。
とてもすてきだ。
陽の当らない場所に置かれ
こんな寒さの中でも
とても情熱的な風情がある。
こいつを観ながら、独りで
うまい酒が飲める。
花と語りながら飲むなんて
おいらも歳をとったものだと
ひとり苦笑である。

話は変わるが冷え性である。
本日寒さに耐えかねてストーブを出した。
エアコンでは足を直接あたためてはくれないから。

これから2ヶ月くらいは寒さとの戦いだな。
ご自愛ください。


Bob Marley - I Know

今日はこの曲が気分だ。(Album:Confrontation 1983)
ボブの没後に残っていたテープを編集した作品だが
なんのなんの、傑作である。
とくにこの曲はギターのいかにも
レゲエらしい裏のカッティングがないのに
歴然とレゲエのリズム(Riddim)なのだ。
彼が残した名曲のひとつ。

年末の音楽談義で「ジョン・レノンほど歌声に
憂いのあるシンガーはいない」と発言したが
訂正する。その双璧としてボブ・マーリーと
宇多田ヒカルをここに提言するものである。

2012年01月05日

0c754f9b.jpg年末年始のテレビ番組には閉口したが
スズキのCMにはムーミン谷のみんなが
出演していてたのしかった。
スナフキンもスニフも好きだが
あこがれはジャコウネズミさん。
セリフはたったひとつ。
「むだじゃよむだ」

ハンモックに寝そべっていつも本を読んでいる。
ぜひCMに登場させて欲しいものである。
ちなみに彼の愛読書のタイトルは
「すべてがむだであることについて」だ。






2012年01月04日

e4108a4a.jpg書き初めは「命」とした。
昨夜は友人アーネストと命について語った。
日本人の根底にある概念での「いのち」は
生きているのではなく「生かされている」
という考え方であり使う命は他者のためにあり
おおいなる意思によって担われている。
もちろんその中に自分の存在理由を感じるための
幸福感やら満足感やら達成感は必要だが
すべてはつながっている。
今生きているってのは奇跡なのだという事を
昨年あらためて思い知らされたし
大切に使わなくっちゃと痛感したのだ。

「使うべき命」もしくは「生かされている命」
それらは使命=Missonではないし
Purpose of Lifeともちょっと違う。
じゃ「生かされて生きる」ってのは
英語でなんというのだ。

アーネストが私に言う。
「おおしまさんにとっての使命は何ですか」

「ひとことで言うなら愛を受け取り愛を与える事。
もちろんそこには勇気や決断や努力が含まれるけど」

「すばらしいこたえですね。完璧です。
すべてのひとが愛です。私の思う使命は三つあります。
『生まれる』『死ぬ』『奉仕』ちなみに
この奉仕(Service)はおおしまさんの愛と同義です。
日常すべてのものが生まれてそして死んでいきます。
それらを受け容れ対応し慈しむ事が私の人生です」

「生まれたもの、それが物質であったり概念だとして
そいつが死ぬまで「育てる」「成長させる」ことが
アーネストの言うサービスであり愛なんだね」

「そうですね。日本には『道(どう)』という概念がありますね。
それこそがすばらしいものの考え方だと思います」

「ひとつの事柄を深く追求するという事は多くを知るよりも
人生の目的を知る早道なんだよね、もちろん王道はないけれど
僕らは生きてる事が『人間道の追求』なんだ」

「それを阻むものがあります」

「欲望だな」

「そうです。ひととこで学べない事を『Monkey Action』と言います。
物を食べてても他のサルの行動が気になって食べることにすら
集中できませんし食べてる最中ですらケンカしたり、ふと
木に登り始めたりします。欲望は人を盲目にします。
すべての欲望が悪いわけではないですが自らおおきな
欲望という壁を作って向こう側が見られなくなるのは
とても勿体のない事です」

「言い得て妙だね。それはアーネストのことばなのか?」

「いやどこで耳にしたか目にしたかわかりませんが
こころに残っています」

「良い話を聞いたよ。『モンキーアクション』は傑作だ。
今年もよろしくねアーネスト」

「今年もよろしくお願いします」

結論で言うと「生かされて生きる」ってのは英語では
単語にはにならない。つまり英語圏の考え方じゃないって事だな。
「いただきます」や「もったいない」などといっしょなのだ。
モンキーアクションにならぬよう、命を使いたい。

2012年01月03日

449e6300.jpg初詣に行ってきた。
神仏習合でかたじけないが
なかなか行けなかったので滋賀から
少し足を延ばして京都へお墓参り。
いやぁ、すがすがしく
とても気持ちのいいものである。
京都の親戚の家の近くに
ひとだかりがあり近寄ったら
こんな思い切った鳥居の神社。
遠目に見るだけでもご利益がありそうで
なさそうである。素通りした。

2012年01月02日

88d46a07.jpgお正月はしあわせですな。
写真はガレットドロワ(王様のケーキ)
フランスでは新年にこのホールケーキを
切り分けてその中から陶器のおもちゃが
出てきた人がこの一年いちばん幸福で過ごせ
そいでもってこの日の王様もしくは王女に
なるのだそうで、王冠も付録で付いている。
新年の宴の〆のデザートタイムに
こんなしゃれたイベントはたのしかった。
ええおとながキャッキャはしゃいじゃう
こういう文化は受け容れOKである。

さて、今年の星占いはチェックしたかな。
この占いは視点も切り口もポジティブだから好きだ。

聴き初めはジョージ。
『Living In The Material World』


George Harrison "Who Can See It"

2012年01月01日

54787df5.jpg新年明けましておめでとうございます。


本年もご愛顧よろしくお願いいたします。
新年は3日からの営業でございます。
元気なお顔をお見せ下さい。

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