2015年10月
2015年10月31日
『ボヘミアン・ラプソディ』のリリースは
1975年10月31日だそうで、ちょうど40年。
『オペラ座の夜』(A Night at the Opera)を聴いたのは
リアルタイムではなく、後追いの私だ。
『世界に捧ぐ』 (News Of The World) を音楽室で
優子さんに大音量で聴かせてもらって
その音圧と迫力に死ぬかと思ったのは
中学3年生の事であり、そこから遡った。
音楽との出会いでそういうその時の映像が
しっかりと記憶されているってのは
なかなかないのであり、当時いかに凄かったかだ。
いやいや、今聴いてもすごい。
『オペラ座の夜』のオープニング。
曲の並び方のメリハリ。
アレンジと録音技術。その壮大さ。
個々の才能がフルに発揮され調和している。
私が言うまでもなく名盤。
聴こうと思って探したけれど見つからない。
よくよく考えたらこのアルバムだけ
紙ジャケで買ったから違うところに置いていた。
なんなんだ、と忘れていた自分に腹を立てたぞ。
蛇足だが優子さんは高校卒業とともに
ロンドンに向かった。
フレディーに会える事を夢見て。
2015年10月30日
コンビニに「のり弁当」があったので買ってみた。
ちょうど大学生の頃、食べた記憶がある。
っつーか友人のアパートでいっしょに食べた。
ほっかほっか亭である。
当時260円でごはんの大盛りが40円。
300円でおなかいっぱい。
頼もしかったしよく覚えてる。
コンビニでは450円もして時の流れに身をまかせつつも
倍近い値段ののり弁当にびっくりしたので
調べてみたら、ほっかほっか亭では今の値段が320円。
レンジでチンではなく作りたてで320円はお得感があるな。
ついでに調べてみた。
吉野家の牛丼。
1979年から85年までは350円。
のり弁当はそうとうに学生の味方だったわけだ。
まてよ。今の牛丼は、と。
380円!
すごい企業努力だな。
85年に370円に値上げしたらしいが
30年経過して10円しかアップしていないではないか!
そう考えたらコンビニののり弁当は高いな。
作りたてじゃないし、ゴミが残るし
いちばんの問題は食べてから寝ると
のどが渇いて目が覚める事と翌朝の胸やけ。
揚げ物ばっかだもんね。
深夜に食べるほど若くないって事だな。
時の流れに身をまかせ。である。
写真は「のり」つながりで11月28日に当店でライブしてくれる
ギターパンダこと山川のりをさん。いえーーーーーーっ!
カールコードがシブいぜ。
作詞:忌野清志郎
作曲:山川のりを
2015年10月28日
2015年10月26日
2015年10月25日
2015年10月23日
= 記 =
「Kamoku Takahashi Slack Key Guitar ライブ!」
日時:11月8日(日)17:00開場、19:00開演
場所:葡萄畑ハノハノ・アロハダイニング
料金:2000円(飲食別途)
*15:00よりワークショップを開催します。
ぜひぜひご参加ください!
彼のギターはハワイの技法なのに日本の海岸や磯の香りがします。
したがって真っ青な海ではなく碧の海が目に浮かびます。
キャッチーなメロディ。ゴンチチが好きな人はハマるかも。
大好きな大好きなギタリストです。
念願かなっての初ライブ。
芯の太い、なのに軽やかなサウンドなのです。
誰もかれもがこんなふうには弾けません。
ぜひ体感して欲しい。
なんと!ニューアルバムを引っ提げての
レコ発ライブとなりました!
もちろん山内アラニ雄喜さんも
レコーディングに参加してます。
ぜひぜひみなさまイベント会場でお求めくださいね!
ただしおひとりさま30枚まででお願いします。
(サインし過ぎてギターが弾けなくなると困るから)
KAMOKU TAKAHASHI HP ---http://mellowslackkamoku.jimdo.com/
●1959年 横須賀市生まれ 天秤座 O型
●1997年 山内 雄喜 氏の元でスラッキーギター&ハワイアンスピリットを
習い始める。その後、氏の勧めでハワイのナナクリ在住の
レイ・カーネ氏のもとへギター持参でレッスンを受ける。
●1998年 親友の兄の”パニオロ山内”氏の誘いでププレボーイズ参加。
ハワイアンマーケット、ハワイフェスティバル、他ハワイアンイベントや
ライブ参加。その間スラッキーギターユニットにて
スラッキーアルバムへの参加。
また”ペケロ山内”氏と”ペケロ&カモク”として
サーフファンデーション主催のチャリティーライブへの参加。
●2004年 ププレボーイズ休止までオリジナルメンバーとして活動。
オリジナル・スラッキーギター曲「Cloudy Horizon」など自作の曲を発表。
(ププレボーイズ2nd「Ride & Fly」)
●2006年 バンド休止後、女性コーラスグループ
「ジャンティー ft マドカ」のバックバンドへの参加。
KONISHIKI氏の主催ライブへの参加
●2007年 19歳の女性ギタリストMAYUKOにスラッキー・ギターを指導。
7月には山内雄喜、MAYUKOとともにスラッキー・キャンドルナイト出演
●2008年 ハワイアンヴォーカリスト・LenaとLena&Kamokuの
ユニットを組み、Riki Riki Deli, 銀座Tactにてライブ出演。
4月のAloha Sound2008, 銀座5丁目のハワイアン・葉山編出演。
その他ライブハウスにてソロ活動。
★CD関係 ププレボーイズ1st「PUPULE BOYS」、
ププレボーイズ2nd「Ride & Fly」、フラレア・コンピレーションアルバム、
スラッキー・オムニバスアルバム「アロハクリスマス」&「アロハブリーズ1〜2」、
KAINE「SESSIONS」等
◆about ... Guitar Style of Seaside Life.
シーサイド・ライフを楽しんでいる人たちは世界中にどれほどいるだろう
日本におけるシーサイドの代表格のひとつである湘南。
その湘南からスラック・キー・ギター・スタイルによるシーサイド・サウンドを発信し続けているカモクも、
正しくシーサイド・ライフを楽しんでいる一人でもある。
大きく広がるパシフィック・オーシャン。
その海をパイプラインとして湘南とハワイは繋がっている。
勿論、フォーカスを広げてみれば、環太平洋圏のすべてのシーサイドも繋がっている。
カモクの通算5枚目となるアルバムも同じように、ハワイだけに留まることなく広く環太平洋それぞれの
シーサイド・ライフを楽しんでいる人たちと共通する気持良さ、心地よさを思う存分詰め込んでいる。
スラック・キー・ギター・カモク・スタイルをよりワールドワイドに一歩押し進めたアルバムだ。
山内 雄喜
2015年10月22日
2015年10月21日
2015年10月18日
パープルシャドウズ今井久氏の演奏にはド肝を抜かれた。
スチールギターってものは、添え物といった風情で
メイン楽器という概念はまったくなかったのだが
彼がアンコールで演奏した「Caravan」はもう興奮の坩堝。
いやぁ、うれしいではないか。
新発見をする時にはコロンブスでなくとも興奮するものである。
今井久さんのスチールはまた聴いてみたい。
あのやわらかなバーさばきから繰り出されるほとばしる音には
誰もが興奮すると思うのである。
当店での演奏の前にはホールで聴いた。
オーディエンスのなかで、私は完全にヤング層だったぞ。
それも仕方ないのかもしれないが、彼のようなミュージシャンを
もっと若い世代に見せてあげたいと切に思うのだ。
たとえばウクレレのウクレレらしさを追求しながらも
ウクレレの限界に挑戦する若きプレイヤー
名渡山遼君なんかとコラボしたら凄い化学変化が期待できそうだ。
ブルースさん、よろしく。
2015年10月16日
たぶんブログでギルバート・オサリバンに関して
書いたことはないと思う。
最近MID-FMを愛聴しているのだが、その理由として
CDで買いなおしていないような、自分にとっては
どっちでも良いタイプの音楽だったはずの70年代から
80年代にかけての音楽が盛りだくさんだからだ。
それらからは少なからず影響を受けていて
聴きながら昔の風景が思い出されたり
大衆音楽創世記のエネルギーを感じたりして
キラキラしていて、とてもたのしいのである。
さて、ギルバート・オサリバンである。
聴いてて「すげえな」と思うのだ。
そのメロディやコード進行やアレンジの妙。
つねに意外性や革新を意識してて
ふつうにはやらないっていう徹底した姿勢が良い。
ただ1曲、ふつーにやってるのが彼の代表曲であり
大ヒットしたアローンアゲインってのがちょっぴり
ほっこりさせるのだが、彼はもういちどちゃんと聴かなくっちゃと思ったぞ。
2015年10月15日
2015年10月14日
正調名古屋甚句保存会である。
名古屋甚句を聴いたことのない人も多いだろう。
一聴の価値は充分にあると思う。
江戸時代後期から明治にわたって広く歌われていたそうで
名古屋弁で歌われるは三味線の伴奏なのだが
この日はピアノやシャンソン、フォルクローレなど
多彩なアレンジが聴けるのだそうだ。
おもしろそうではないか。
午前11時30分正調名古屋甚句で始まり
小唄や端唄も聴かせつつ正調名古屋甚句の
文化的な講義もありなんと夕刻6時過ぎまでの
長い長いイベントだ。
このチャンスに、古くからの名古屋の文化に
触れてみてはいかがだろう。
♪そうきゃも、そうきゃも、なんでゃぁ〜〜も♪
入場無料ってのがうれしい。
2015年10月13日
2015年10月12日
2015年10月11日
2015年10月10日
2015年10月09日
ブルゴーニュ・アリゴテ'10エミール・シャンテゼ
香りの第一印象からシャープな印象。
ほんのりナッツが香る。
口に含むとミネラル感漂いスーパードライな味わい。
ブルゴーニュを名乗れる葡萄品種はふたつしかない。
シャルドネとこのアリゴテだ。
前者の知名度があまりに高いために見過ごされがちな
このアリゴテなのだが、じつはワインカクテルで有名な
「キール」ってのは本流ではこのアリゴテを使う。
もともとクレーム・ド・カシスもブルゴーニュ産なのであり
戦略的に創造されたワインカクテルなのであるが
キールの発祥はブルゴーニュなのである。
しかしキール・ロワイヤルはシャンパーニュを使うのだが
その発祥はなぜかオーストリアのウィーンである。
おおしまくんの豆知識コーナーである。
ちゃんとしたキールを飲みたいと思った人。
今がチャンスである。
2015年10月08日
ハノハノでやってる「Palaka Party」が東京に飛び火した。
いやぁ、うれしいではないか。
名古屋ハノハノが発祥地なのだ。
これからもどんどん飛び火するとうれしい。
ハワイアンチェックともいえるパラカはハワイ日系人の歴史。
多くの人たちに、ぜひぜひ身に纏っていただきたい。
= 記 =
『第1回Palaka Party in Tokyo〜Alani Solo Live〜』
2015年12月15日(火) 18:30open 19:30start
Music Charge 2200円
場所 高田馬場1丁目バル URSLA
ご予約 03-6233-8077
https://www.facebook.com/events/410292379174771/410517125818963/
2015年10月07日
2015年10月06日
テレビも新聞もトップニュースはノーベル賞。
TPPは二の次である。
まことに不可思議な現象だ。
ノーベル賞は過去の功績であり選考基準も曖昧。
TPPは今後20年後30年後に向けて日本って国が
どうやって成り立っていくかの大きな分岐点だ。
子や孫たちのために今がある。
トップニュースであるべきだろう。
TPPのメリットとデメリットをあらためて整理する
TPPと聞くとOPPを連想するのは私だけか。
2015年10月05日
カウンター越しに数時間話していた。
議事録に起こすまでもなく
要約する事ができる。
「Back to 中二」
中学校に入りたての頃には
1年の差は大きくて先輩が二学年も居た。
委縮せざるを得ない環境だが
中二ってのは、受験も意識しなくて良い
好むと好まざるにかかわらず
先輩も後輩もいる環境だ。
好きな事を好きなだけ楽しめばいいという
人生の中でいちばんすてきな時なのである。
ま、個人差はあるので中二の頃が人生最悪で真っ暗闇だった、と
そういう方も居られたかもしれないが、一般的には
好奇心に溢れ、体力も有り余り、時間も存分にあり
たのしいことを、いちばん楽しめた時期なのではないだろうか。
「Back to 中二」ってコンセプトはそこに尽きる。
高校生になってからのドッジボールは戦略や作戦が先行して
最早知能ゲームに成り下がっていた。
ドッジボールが純粋にたのしかったのは、まさに中二。
私事で言えばお年玉で初めて買ったエレキギター。
フレッシャーのレスポールだ。
そいつでビートルズの「涙の乗車券」のイントロを弾いてみた時の
言うに言われない興奮。
She loves youの繋ぎの要「げーごげげぇ〜ごげご」を弾いてみた時の興奮。
Smoke on the Waterは1弦から6弦までセーハして解放から
3フレット5フレット6,5フレットで「げっごっげー、げっごげごー」と弾いて
なんか違うな、と感じていた。
それはまさに音を楽しむ「音楽」だった。
そんなふうに生きられたら最高だ。そう。
いつも好奇心満載で、なにかを発見しながら突き進んでいく。
それが成長なのではないのか。
なにをしなきゃいけないか、ではなく何をしてるのが楽しいか。
こうあるべき、ではなく好奇心の趣くままに真っすぐに行く道を選択する。
「そんな事が今できるのなら誰でもがやるよ」と言われそうだな。
多くの人生経験を経てきた今だからこそ
なにものにも縛られずに、自分だけのFunに向かう事は
じつはみんなのためでもあるのかも知れない、と本気で思うんだ。
中二の気分だ。
みんなの個性が際立って来て、それぞれに専門分野ができ始め
みんながそれを賞賛できた時だ。
そんなふうに生きられた良い。
蛇足で、まことに恐縮だが、私の中二で真っ先に目に浮かぶのは残念なことに
自分の事ではなく、クラスメートの踊る「渚のシンドバッド」である。
2015年10月04日
お越しいただいたみなさま、ありがとうございました!
いやぁ、いつも気持ち良く聴かせて頂いてるアラニさん。
今回はちょっと違いましたね。
ことばにするのは難しいのですが
アスリートにたとえたら「キレてる」かんじ。
E Ku'u Morning Dewなんてドキドキしましたよね。
タイトルはわからないのですが後半の中盤の
メロディアスな曲なんて、もうよだれまみれです。
Palaka Ishihara BANDとのからみもコツをつかんだようで
バキバキ鳴ってましたね。快楽の塊のような時間でした。
みなさまのおかげで第12回も開催できそうです。
音楽は12進法で成り立ってます。
次回はさらに盛大に楽しみましょう!
すばらしいライブは素晴らしいオーディエンスあってこそです。
また次回もよろしくお願いしますね。
ありがとうございました。 合掌。
2015年10月03日
2015年10月02日
2015年10月01日
やさしい音。
ほんわか。
目を閉じて太陽の下で聴きたい
インストゥルメンタルアルバムだ。
アラニさんのギターもスチールもすばらしく良いのだが
キヨシ小林さんのウクレレってのは
特殊だな、と思うのだ。
一聴してわかる個性的な音色と躍動感。
しかもやさしい。
でもそのやさしさは強さに裏付けられた
確かなやさしさだからたまらない。
それぞれの楽器が歌ってる。
うたはないけれど、やさしく力強く歌っている。
60歳を超えてこのユニットのために書き下ろした
それぞれのオリジナル作品は三者三様なのだが
たがいの音を尊重し合うアンサンブルのせいか
アルバムをつうじてひとつのカラーとなっている。
おしゃれでハイレベルな贅沢なアルバム。
Wonderful Life vol.1