2016年02月
2016年02月28日
2016年02月27日
2016年02月26日
2016年02月23日
映画「カサブランカ」は1942年つまり大戦中の映画だ。
舞台は親ドイツのヴィシー政権の支配下にあった
フランス領モロッコのカサブランカ。
リックの店でドイツ軍兵士たちが酔っ払って
ドイツ愛国歌を歌いだすと、顔色を変えた活動家ラズロが
バンドにフランス国歌「ラ・マルセイエーズ」を演奏させる。すると
店中が歌いだしドイツ兵たちはきまり悪い表情を浮かべる。
このシーンは感動的で印象的だ。
ご存知のとおり「ラ・マルセイエーズ」はフランス革命の歌であり
戦いの歌だ。ビートルズが『All you need is Love』のイントロに
この曲をつかったのは私見ではあるがパロディである。
自由・平等・博愛とは闘ってつかむものか?とね。
(英仏は仲が悪いからな)
脱線したが、自分の故郷を他国に侵害される恐怖を
想像できない人たちにはこのシーンはピンと来ないかもしれない。
たとえば岐阜大学とか、である。
2016年02月22日
2016年02月21日
吉野家の牛皿を食べたことがありますか?である。
どんぶりで食べると気付かないのだが
過日、はじめて牛皿を食べてみた。
しょぱくて食べられない。
酒の肴っつーか珍味のレベルである。
そうか、あんなしょっぱいもの食べてたんだとビックリしたのである。
そうそう某ハンバーガーショップであるマクドナルド。
深夜の帰り道に買って帰ったら夜中に
ノドがカラカラで目が覚めた。
あれも相当な塩分である。
ラーメンのスープとかけっこう悪者扱いされるが
ファストフードこそ塩の塊である。
そうそう。
以前深夜のコンビニで外人が塩をくれないかと言っていたのだが
レジ係は聞き取れなくて困っていたので「塩ですよ塩が欲しいって言ってます」と
教えてあげた。塩は日本では「ソルト」と言うが、じっさいの発音で
耳に聞こえるのはカタカナ表記すれば「ソル」か「サル」である。
2016年02月20日
2016年02月19日
お客様がビジネス上のお客様を連れてきてくれて紹介されたのだが
「○○さんはワインのソムリエなんです」
なんのこっちゃ、である。
「○○のソムリエ」という呼称がはびこって久しいが
とうとう「ワインのソムリエ」というフレーズが出てきたか、であり
本末転倒過ぎて失笑をも通り越した。
ソムリエとはなんぞや?である。
知識と味覚の達人くらいのいきおいだがそうではない。
ソムリエってものはレストランのワイン係の呼称である。
レストランサービスに従事していない人が
ソムリエと自称するのは、ワイン文化を馬鹿にしているとしか
思えないのであり食文化に対する侮蔑である。
そういうひとのためにはちゃんとカテゴリーを作ってあげたほうが良い。
「ワインおたく1級」とか「唎きワイン3級」「飲むリエ2級」などなどである。
だいたいマスコミはこういう片仮名ネーミングに対して無責任過ぎるのである。
ソムリエはワインと料理のマリアージュを考える仕事を言うのであり
「国は問わないのですがフルーティかつしっかり目の赤ワイン」と
3つのテーブルで同じリクエストがあっても3種類のワインを提供できる
プロフェッショナルを云うのである。したがって「ワインのソムリエ」なんてことばは
「頭痛が痛い」なのである。
2016年02月18日
2016年02月17日
2016年02月16日
先回おおいに盛り上がったギターパンダ。
ふたたびハノハノに来てくれることになって
めちゃめちゃうれしいのである。
はじめて観る人もおおいに楽しめる
コール&レスポンスは必見!
ほんとうにすごいボーカリストなのだ。
ぜひ観て感じて欲しいな。
= 記 =
ギターパンダこと山川のりをソロライブ!
日時:4月9日(土)18:00 Open
19:00 Start
料金:2500円(当日3000円)
場所:葡萄畑ハノハノ
https://www.facebook.com/events/457918034406276/
2016年02月15日
2016年02月14日
2016年02月13日
ビートルズはいつ聴いてもすばらしい。
でもジョンのソロアルバムや70年以降の作品は
時を選ぶのである。
「ジョンのこいつが聴きたいな」という日にしか有効でないし
その日の効力たるや絶大なのである。
そしてジョンの作品の「不意打ち」
これがいちばんキツい。
FBで『Woman』がラジオから聞こえてきて泣けたとあったが
私にもおなじようなできごとがあり、おおいに共感した。
それはもうジョンが他界して
10年も経とうと云う頃、庄内橋だった。
カーラジオが『Woman』を流しはじめた。
真っ青な空が今も忘れられない。
悲しいほどの青さだった。
ハンドルを握る手に力が入らない
なみだが溢れてくる。
この曲は特別な存在なのだ。
遺言と言っても差し支えない。
彼の最期のラブレターなのである。
こころしてから聴かないといけない劇薬なのだ。
2016年02月12日
2016年02月09日
「おおしまくんの選ぶチュ−リップベスト」って
CDがあったのをふと思い出して聴いていた。
あらためて聴くと非凡だなとつくづく思うのである。
昭和の匂いのする楽曲なのだが
「ジョージ・マーティンならどう味付けするだろう」と
財津和夫は考えながら作成していたのではないかと
想像したりしながら安部さんのギターのフレーズの
印象深さや音色のすばらしさに感嘆しつつ
惜しい人を亡くしたな、とセンチメンタルになったところで
「ぼくがつくった愛のうた」がかかるともう駄目。
なみだがこぼれた。
財津さんかこの曲を作ったのは25歳。
50過ぎのおっさんを泣かせるとはすごいな。
当時はなにげなく口づさんでいた曲も、時を経て
歌詞の意味の深さがてんで変わってくるのだから不思議だ。
チューリップ。
あなどれませんぞ。
2016年02月07日
2016年02月06日
Palaka&Hawaii Lovers Gathering Vol.13
〜第13回 パラカとハワイを愛する者の集い〜
毎回毎回あたらしいアラニさんを観られる。
もうすでに13回を数えるのに、である。
どんだけ引き出しがあるのか。
またまた惚れ直してしまった私である。
今回は九州小倉から、東京から、京都から
この名古屋に集ってくれたのにはおどろきで
さっすがアラニさんだな、なのである。
おひるのFM出演を経て、ワークショップを経て
パラカパーティを経て、遠方から来てくれた人のために
名古屋名物(?)台湾ラーメンをアテンドするその
体力たるやとんでもなくタフなのである。
*次回開催は5月29日(日)なのでぜひぜひ!
2016年02月04日
2016年02月03日
お客様の会話に耳を傾ける事はしないが
その3人は、あまりにおおきな声だったので聞こえてきた。
興味深い話だった。
「CoCo壱番屋は今回の事件で得をしたか否か」
企業イメージの問題なので、営業成績は時が経てばわかる。
「毒入り餃子事件」の時にもあれだけ報道されて
どうだったかといえば「餃子の王将」が売り上げを伸ばした。
毎日のようにココイチココイチと耳にしたら
カレーのひとつも食べたくなるのが人情ではないかな。
何が興味深かったかといえば、そのやりとりだ。
ひとりはイメージ低下説を語った。
ひとりは評価が上がったのではないかと説いた。
低下説を唱えた彼はあとのふたりを説得にかかったのだ。
自論がいかに正しく整合性があり先見性があるかを
熱く熱く語り始めたのである。しかも、だ。
ふたりの意見を変えようとしていた。
違う意見はあって当然だ。
そういう概念がない人ってかわいそうだ。
どれだけアツくなっても結局「この人とは意見が合わない」と
思われるだけだからである。こういう上司がリーダーシップ論とかの
自己啓発本を読み漁っている以上、部下は育たない。
ニュースをどう紐解くか。それは
個々の価値観にゆだねるしかない。
しかし話は飛ぶが、清原のニュースでホッと胸をなでおろしたのは
ベッキーなのではないのか。どちらにせよどっちでもいい話なので
まるで興味は湧かないが。
『最後のニュース』という曲がある。
井上陽水だ。
でも私がこの曲を知ったのはAnnというバンドだった。
こちらの方が私好みである。
彼らのライブは2月7日(日)当店にて見られるぞ。
JazzとRockのフュージョン。
お薦めのライブだ。
2016年02月02日
『スローなブギにしてくれ』に違和感を覚えたことはあるだろうか。
片岡義男の小説であり1981年の角川映画であり南佳孝である。
本来ならば、このタイトルは『シャッフルでおねがいします』なのだ。
さて、スローなブギってなんなのだろう。
ブギを定義するなら8ビートの1小節
♪♪♪♪♪♪♪♪の2拍6拍を抜く、つまり♪(♪)♪♪♪(♪)♪♪
タタタタタタタタがタッタタタッタタとなるわけである。
独特のハネる感じ。
これはシャッフルというリズムだ。
俗に言うブギってのはBoogie Woogieであり
ノリの良いダンスミュージックなのだ。
ってことは、だ。
それがスローになればただのシャッフルなのである。
だから『シャッフルでおねがいします』とか『シャッフルでよろしく』などがふさわしい。
しかもよくよく考えたなら南佳孝の『スローなブギにしてくれ』は
ブギでもシャッフルでもなく8分の6拍子のロッカバラードである。
こうして古い映画を観てみるともういない人が多くてせつない。