2016年04月
2016年04月30日
ダメなのである。
丁寧語すら話せない日本人をおなじ日本人とは思えないのだ。
100歩譲って謙譲語、尊敬語、丁寧語の区別がつかなくても良い。
敬語を話せない、いや、話そうとしない日本人とは、ハナから
価値感を共有できる気がしないのだ。
年上を敬うとかそういう道徳的な最低限の
法律にするべきではない一般常識の底辺の底辺から
理解できない人。わかっていたとしても行動できない人は
理解していないのと同じなのであり日本人として生きる事を
拒否しているように見えるのである。
外人ならがんばって乗り越えようと努力するが
初対面からタメ口、あきらかに年上に対してタメ口のひとには
「おまえはローラか」と言いたいが、間違って誉め言葉に
聞こえる可能性があるので絶対に言えないのである。
2016年04月29日
2016年04月27日
ホ・オポノポノでいうところの「クリーニング」って
解せないことばだったのだが、或る日理解した。
話題のラー麺屋さんがあったとする。
行ってみる。
へぇ?こんなのがみんなおいしいんだ。と
自分の中では落第点だったら、もう行かないだろう。
でもしばらく経っても元気に営業中だ。
あの日はたまたまアルバイトさんが作ったのかな、とか
たまたま自分のコンディションがその味覚と合わなかったのかと
まずは一旦、過日の記憶を消して(cleaning)みる。
無かったことにはできないが敢えてそう考えて
ふたたび足を運んでみる。
それで同じ印象だったとしても確認のため3回目を経験してみる。
それは友人関係、人間関係においても同じで
あいつとは意見が合わない、と遠ざけても
違うジャンルやプロジェクトにおいては
すばらしい相性だったりするかも知れない。
或る日怒り心頭になろうとも、冷静になったら
お互いさまかもな、と
もういちど接触してみると世界は広がる。
たったいちどで判断するのはもったいのない事なのだ。
自分だってたくさんの過ちを繰り返しながら生きてるんだもん。
2016年04月26日
昨夜は『The Dark Side of the Moon』を聴きながら眠った。
ピンクフロイドは聴きたい時、とてもすばらしい。
(なんでもそうか、あはは)
只今事務仕事が立て込んでいて営業時間以外は
数字と格闘しているのだがBGMにはピンクフロイドを
YouTubeで聴いている。
YouTubeにひとつ文句が言いたい。
ピンクフロイドはアップしてくれる人が良心的だから良いけれど
Full AlbumとかをBGMにしているときに曲の真ん中とかに
宣伝を挟むのはやめて欲しい。あれはいけない。興醒めする。
今日は今日とて『The Wall』だ。
LP二枚組の大作。高校生には厳しい出費だったが
友人が万引きしたものを1000円で買ったなつかしの作品。
あはは。時効である。
若気の至りだ。
2016年04月25日
2016年04月24日
2016年04月23日
2016年04月22日
2016年04月20日
FaceBoofに目を通すのだが
とっても不愉快なものが多くて閉口するのだ。
ヒステリックに叫ぶ人。
汚い言葉で人を罵る人。たとえ
それが犯罪者に向けた言葉だとしても、だ。
こんなときにこそ、被災地と距離のある我われは
こころ平安で落ち着いて考えたい。
人間の魅力は、その喜怒哀楽の深さに在るのだが
「怒」の感情の時にこそ、ひと呼吸が必要だ。
暴力的な物言いに、人は共鳴するだろうか。
どうして美しい日本語で語りかけようと考えないのだろうか。
もしも自分が、自分の存在が「愛」そのものだとしたら
どう振る舞うのだろうか。
FBに投稿する事が、すでにその中のひとりのような気がして
一週間投稿できずにいた。
「自分以外のために祈る」と云う行為はもっとも美しい行為だと思うのだ。
美しいこころに罵声や暴力は似合わないし共存できる由もないと思う。
冷静に冷静に、ただひたすら平安を祈りたい。
あなたは「愛」そのものです。
「愛」そのものなのです。
2016年04月19日
Ch.ラトゥール1993が売れた。
と思って喜んでいたら、だ。
仕入れから数年経過していて
ネットで検索したら現状、店の売値よりも
3万円ほど高い相場だった。
安く売り過ぎたぞ。
割とショックである。
しかしながら良いお客様で
「マスターも味見しておいて下さいよ」と
おすそ分け頂いたので、その場で味見をしたのだが
「!!!!!!!」であり鳥肌が立ってしまった。
偉大なワインを久しぶりに飲んだが
半袖で良かった。
ほんとうに鳥肌が立っているのが一目瞭然だったからだ。
ボルドーにとって良い年ではなかったにもかかわらず
やはり偉大なワインは偉大である。
時を経て最高の熟成具合だった。
23年。
私は94年に創業したので1年先輩だが素材は違っても
鳥肌が立つほどに人間も熟成したいものである。
2016年04月17日
2016年04月10日
2016年04月09日
百田尚樹『カエルの楽園』を読んだ。
真っ赤な帯に「これは私の最高傑作だ」と書かれていたので
遅ればせながら手に取ったのである。
結論から言うと、百田さんの最高傑作とは言えないな、である。
1、寓話と云うには直接的過ぎる。
2、カエルが主人公なのであれば『風の中のマリア』のように
ファーブルも顔負けなほどの観察眼と蜂目線の
ドラマチックな展開を期待した。
3、『永遠のゼロ』ほどの取材力がない。
4、『モンスター』のように鬼気迫る文章力を感じない。
5、彼がわかってほしいと思っている相手には、きっと
反感を買うだけで伝わらないだろうと思った。
とまぁ、そんな感じである。
もし私が出版社ならOKを出さない。
彼にはもっと力がある筈なのだ。
『カエルの楽園』を私がプロデュースするなら
かつての大ベストセラー『チーズはどこへ消えた?』並みに
簡単にする、それは内容もページ数や単価においてもだ。
寓話はそれくらいが良い。
「ソクラテスはもう何を言っても無駄だと思い、黙りました」と云う部分がある。
後半も後半である。ここを読んだ時に『チーズはどこへ消えた?』の
ヘムとホーを思い出したのだ。ソクラテスとロベルトの対比は良く似た関係だ。
そう思った時に「残念だなぁ」と思ったのだ。
読み終えてすぐさま『チーズはどこへ消えた?』を本棚から探し出して
読みなおしてみたら、ほんとうに良い内容の本だ。
自己啓発本の集大成と言っても過言じゃないだろう。
アマゾンで1円で買えるのでお薦めしたい。
もし時間があったらこの2冊を読んでみると良い。
私の気持が良くわかると思うぞ。
2016年04月08日
Takman Rhythmありがとうございました!
こんな素敵な連中にホーム扱いしてもらえる事がうれしい。
音楽が好きで好きでたまらない。
それが全身から溢れだしている連中だ。
今回も最高のライブ。
ご来場の方々ありがとうございました!
MCにあったこの曲。
Takmanバージョンは良いに決まっているのだが
こいつもせっかくご紹介いただいたので
見てみるのも一興なので紹介させて頂くとする。
2002年11月29日、ロイヤル・アルバート・ホールで開催された
ジョージ・ハリスン(2001年11月29日死去)への
追悼コンサートのエンディング。
ジョー・ブラウンの安いマーティンソプラノが良い雰囲気。
ワンマイクでボーカルとウクレレを聴かせるってところがしぶいのだ。
みなさま、また次回もおたのしみに!感謝!
2016年04月04日
『孤独のグルメ』って番組はほんとうに凄いと思うのである。
まずはあの主人公、だ。
食事ってのはその人の品格がでる。
っつーかでてしまうものである。
番組ではもちろん演技だとは思うが
上品でなく下品でもなくおいしそうに食べる技術ってのは
そうとうなものではないかと思うのだ。
世の中の7割の人たちがそう思ったなら
それはものすごいことなのである。
そしてあの効果音。
音声さんはものすごく想像力と創造力が豊かだ。
たとえばコロッケを頬張ったとする。
サクっ!と云う音はじつは拾えない音だ。
歯の振動を頭蓋骨の中で反響させつつ鼓膜をとおして聴こえる音が
じょうずに再現されているからこそ美味しそうに感じる。
それは脳みその記憶に働き掛けるからだ。
お店の中の情景もまた然りであり、食事する当人には
周りの人たちの会話が聴こえてきたり聞こえなかったりする
そのタイミングを外さないで表現する。
まだ数回しか見ていないがまっこと凄い番組だと思うのである。