2016年06月
2016年06月30日
2016年06月29日
過日、こんなやりとりがあった。
客:「フジロックに政治を持ち込むなとか論争がありますね」
お:「ミュージシャンにもそれぞれ主義主張はあるでしょ。
表現するとか発信するって、そもそもそこが根っこだし
彼がミュージシャンなのかどうかは知らんけど」
客:「おおしまさん、ロックを定義するのならなんですか」
お:「反体制でしょ。っつーか現状打破。このままじゃいけない
なにか俺にもできるんじゃないかって熱い気持ちじゃないかな
それを音として発信するのがロックでしょ」
客:「だとすれば、ですよ。安保法制に反対している人たち。つまり
憲法を守れ!憲法違反じゃないか!憲法には
指一本触れさせないぞ!って言ってる人たちと比べて
憲法改正を唱える自民党、安倍総理たちのほうが
反体制なわけでじつにロックな生き方なわけですよ。
現状打破であり未来志向なわけだから。
そのままがいい人たちにロックは語れないんじゃないですかね」
お:「あはは!言い得て妙だね。体制側が反体制」
2016年06月28日
2016年06月27日
ハワイ語で雨はUAである。
それを知った時に彼女はハワイ好きなのかと思い
調べてみたが全く関係なくて残念だった。
そんな彼女が「傘がない」を歌っている。
井上陽水である。
当時とっても暗かった陽水の曲だ。
自殺が増えた、とか傘がないとかおとうさんの湯飲み茶碗が
欠けているとか女が感謝を知らないとか
とにかくネガティブ一辺倒で一世を風靡した
類稀なアーティストである。
当時小学生の私ですら聴いているとずーん、と
深い深い海底に落ちていく感覚を味わったものである。
しかも、高校生になるとかの有名な
グランドファンク・レイルロードの「ハートブレーカー」を聞き
なんとなくギターで弾いてみたら「傘がない」とまったく同じであり
ハードロックとネガティブフォークソングのなかに
ひとすじの共通項を見い出した気になったが
まったく気のせいだった。
でもこのUAの「傘がない」を聴くと
ベースの音は歪んでおりグランドファンクとの
共通項を見い出してしまったのである。
「ハートブレーカー」にあわせて「傘がない」をうたってみるがいい。
ふふっ。(ニヒルな笑い)
2016年06月26日
2016年06月25日
2016年06月23日
2016年06月20日
真夏といえばフラレレである。
気付けばまだ8回目なのだな。
ものごころついた頃からあったような気もするが
どうやらそういうことらしいぞ。
タイトルそのままに、フラとウクレレの真夏の祭典だ。
出演者だけでも500名を超えるからすさまじい。
さて、私は今年も出演するのであり、ぜひ遊びに来てほしい。
海はいいよ。
ほんとうに良い。
みんながみんな自分らしくその場を愉しんだら良い。
そういう自由な雰囲気がうれしいイベントなのだ。
今年はフライヤーに大雑把ではあるが
タイムスケジュールも書かれてるので
Palaka Ishihara BANDは要チェックだ。
たぶん試験に出るので蛍光ペンでチェックが必要と思われる。
鳴り物持参大歓迎!
= 記 =
「HulaLele 8th」
日時:8月6日(土)10:00〜19:30
場所:小枡緑地
愛知県知多郡南知多町内海小桝139
料金:入場無料
持ち物:海パン、おべんとう(飲食ブース利用なら必要なし。BBQセットでも可)
おやつ(バナナはお弁当の一部とみなします)。
打ち上げに参加する人はお風呂でさっぱりするための着替えとタオル。
ムスダンの持ち込みは禁止だが、シルクの中国服OK!
https://www.facebook.com/events/636413349845073/
2016年06月18日
Tomoki Sato 『Lala Life』
ジャケットからすでに彼のキャラクターが溢れ出ている。
とにかく明るく礼儀正しくってナイスガイ。
それはすべての曲に音として現れてて
夏の始まりにぴったりだ。
ウクレレSSWというありそうで希少なカテゴリー。
まねっこが増えるといいね。
タイトル曲はなんとあの中西圭三がコーラス参加。
これから目の離せないアーティストだ。
<Information>
6月19日(日)
Tomoki Sato ニューアルバムレコ発ワンマンソロライブ名古屋公演
開場:17:00
開演: 18:00
料金: 2,500円+テーブルチャージ500円
場所: パラダイスカフェ21 愛知県名古屋市千種区今池1−8−5
予約:052-741-8566 まで。
2016年06月17日
6月の異称で好きなのは「風待月」であり
好きな季語は「紫陽花」である。
はじめて行った海外はインドネシア、Bali島で、二週間居た。
バイクでどこまで行っても山の中にも椰子の木があるのには
ほんとうに驚いた。棚田のうつくしさに目を奪われ
ビーチに沈む夕陽はこの世のものとは思えず
月と星の輝きにまじって薫るクローブの匂い。
ゆったりした時の流れにカルチャーショックを受けたものである。
サーフボードを積んでいたので成田空港からの帰り道に
湘南に立ち寄ってみたのだが、その道すがら
紫陽花の美しさに呆然としたのである。
「日本って綺麗」
こころからそう思った。
だからずいぶん前の事なのに6月だって覚えてる。
あんなに、美しいBaliから帰りたくなかったのに
今まで気付かなかった日本のうつくしさを認識できたのだ。
「風待月」なんだよね。
なんていう洒落たネーミング。
先人たちはすごいね。
そうそう、7月の異称で好きなのは「愛逢月」
ロマンチックなのである。
2016年06月16日
2016年06月13日
2016年06月12日
2016年06月10日
『雨を感じる人もいれば、ただ濡れる人もいる』Bob Marley
やたら見かけるのだが、どこからの出展なんだろう。
何年のいつ頃、どんなシチュエーションで話されたのかが
わからないから気持ちが悪いぞ。
前後関係が分からないで一部だけ取り上げられてもね。
知ってる人は教えてください!である。
ボブをそうして見かけても、聴く気になれない日もあるのは
焼肉とどこか似ているなと思うのである。
氣が萎え過ぎている時に、おおいにエネルギーのあるものは
カラダに良くないのであり、消耗し切っている時に
焼肉食いてぇ!とはなかなか思えず
ちょっと疲れたな、とかもっと元気になりたい時
ボブや焼肉は最も有効なのである。
『肉を感じる人もいれば、ただ満腹の人もいる』おおしまくん
2016年06月09日
2016年06月07日
2016年06月06日
蒸し暑くなってくるとスッカスカの
剥きだしの音楽が心地良く響く。
ギターはナチュラルトーンにかぎるのである。
そこで取り出したのが、この
"Revolver"の"Northern Songs"である。
レノン&マッカ―トニーの作品の中でも
ビートルズでは没になったものの
他人に提供したナンバーがある。
それらを"Revolver"ってバンドが
当時のビートルズならこんなふうに演奏したんじゃないか
っていうアルバム・コンセプトらしいのだが、もう
つぎはぎされたっつーか無理矢理なアレンジが
妙に笑えて、なおかつパロディ以上に真剣で
レノン&マッカ―トニーのソングライターとしての
魅力を存分に伝えているから時折聴きたくなる。
このアルバムの中に入っている曲が後にアンソロジーで
本家ビートルズの演奏を聴けた時には痺れたな。
でもこの"Revolver"のアレンジも好みだ。
ビートルマニアからの支持の高さは納得。
私はそのむかしバナナレコードでそのコンセプトも
何も知らずにジャケ買いしてしまった。
当時はLP盤だった。
立ち姿だけで誰が誰なのかわかってしまう感じがマニアだ。
こういう聴き方もOK!
2016年06月04日
2016年06月03日
達郎さんのインタビュー記事を見ていたら
妙に納得した部分があった。
『ロックンロールのグル―ヴを持って展開しないとダメなんです』
そこがグっときたんだな。そして
『ボーカルも80年代のアイドル歌謡のほうがロックのグルーブがあった
松田聖子にしろ中森明菜にしろ』まったく同感である。
有線放送やFMを聴いていてもビビっときたり
ボリュームを思わず上げてしまう音楽に出会えない昨今である。
ロックンロールはどこに行ってしまったのか。である。
ハワイアンのなかにもロックな音楽はじつは多い。
Na Palapalaiなどは、どこを聴いてもロックだ。大好きである。
じつはジャンルではなく魂のグルーブが音に反映されているのだ。
脱線したが、達郎さんにロックンロールって似合わないけれど、じつは
この曲なんてファンクだけれどめっちゃロックンロールでしょ。
竹内まりやと結婚の頃、テレビのワイドショーや週刊誌の取材などに
腹を立てて作った「Hey Reporter! 」
かっちょいい。ほんとうに歌のうまい人だ。
2016年06月02日
過日Mid-FMを聴いていたら、とてもうつくしい
ピアノの調べがながれ始めうっとりしてたら
そのイントロは、なんと
カーペンターズのTicket to Rideだった。
カーペンターズの来日は1974年である。
そう。ビートルズの赤盤青盤が出たのと同じ年だ。
FMではカーペンターズが鳴りまくっていた。
テレビもAMもそうだったかも知れないし
レコード屋さんにもポスターが貼られていたと記憶している。
もちろん、かれらの「涙の乗車券」もヒットしていた。
しかしながら私にとっては時すでに遅しである。
すでにビートルズは聖域だった。
このカヴァーがもう許せなかったのだ。
ビートルズはSheと歌うがカレンはHeと歌う。
当時小学生の私には知る由もないのだが
歌詞を勝手に変えるなよ!なのである。
ビートルズはロックだがカーペンターズはポップス然としている。
勝手にソフトにするなよ!なのである。
そんなふうに聴く「耳」を持っていなかったのだ。
いやいや勘違いしてはいけない。
カーペンターズは大好きなのである。
どれくらい好きかといえば、当時ビッグジョンという
ジーンズのメーカーからカーペンターというジーンズが出ていたが
それを買ってしまうほどにカーペンターズが好きだったのだ。
そう、いまもCDは数枚持っているのであり
癒されたい日にはカレンの可憐な歌声が必需品であり
お店のBGMのなかにも30曲は入っているのではないかと思うぞ。
脱線したがラジオの不意打ちたった一撃で
私の価値感は180度変化してしまった。
カーペンターズの「Ticket to Ride」ええがね。であり
数少ないおおしまくん認定ビートルズカヴァー曲に
めでたく認定されたのでご報告させていただくものである。
蛇足ではあるが、じつは「Please Mr.Postman」に関してはカーペンターズの方を
先に聴いていたためなのかカーペンターズの方が好きだったりもするのだが
ココだけの話なので、そこんとこヨロシクである。