2017年02月
2017年02月28日
2017年02月26日
無人島にイーグルスのアルバムを一枚だけなら
持ってっても良いよ、そう言われたら
迷わず『The Long Run』だ。
ちょうど高校生だったので辞書で調べると
in the long runの意味は「長い目で見れば, 結局」と書かれてて
なんかイメージの違いに沈んだ気持ちを思い起こす。
もちろん『Hotel California』は死ぬほど聴いた。
一時は死にそうになって2曲目から聴くという習慣がついたほどだ。
『New Kid in Town』はイーグルスの曲の中ではいちばん好きだし
ランディ・マイズナーの『Try and Love Again』や
ジョー・ウォルシュの『Pretty Maids All in a Row』も大好きだ。
でも1枚だけなら『The Long Run』なのだ。
『Hotel California』の大ヒットの影響とプレッシャーで
3年もの時間を要した生みの苦しみがサウンドに出てるし
アルバムジャケットからもそれはうかがえる。
なにしろ楽器ひとつひとつの音粒の音色が好きなのである。
2017年02月25日
第16回 パラカとハワイを愛する者の集い
〜山内アラニ雄喜&Ko'olua ライブ
毎回毎回あたらしい山内雄喜を感じられるのは
ほんとうに楽しい。
しかも16回目にして「こんなことまでやっちゃうの?」と
会場はやんややんやの大騒ぎである。
みなさまありがとうございました!
最高に楽しかった!
次回は5月28日(日)21:00Start!
少し遅いスタートだけど、Nagoya Hawaii Festivalの
打ち上げも兼ねるのであり、おおいに期待して欲しい。
終電なんて気にせず、なんなら宿泊覚悟で参加しても
絶対にお得な時間になる事を約束しよう!
なぜなら・・・・あ、いかん、言っちゃいけないんだ。
当日まで言えないのだ。ふふふっ。(ニヒルな笑)
紅白歌手が来てくれた翌日に、ナホク・ハノハノアワードの
ファイナリストとレガシーの登場とは、いったいどうなっているんだ。
こころから感謝である。
2017年02月24日
2017年02月23日
春めいてきたので、アラベスクが聴きたくなった。
その相関関係は自分でもよくわからないが
ウキウキしているの意と解釈した。
『Parties in a Penthouse』(邦題:恋のペントハウス)が
ペントハウスパート2で大ヒットしていたのは
高校二年生の頃だった。まんまと
通称ペン2で恋をしてしまったのはヒミツである。
YouTubeはこういう時に便利なのであり
あの懐かしい曲、って振り返るのに最適だ。
YouTube以前ってのは、そういう一度しか聴かないような
CDまで買ったり借りたりしていたのが遠い昔のようである。
さて『恋のペントハウス』である。
曲が始まった瞬間に「えっ?おれ間違えた?」と
反射的に画面に見入ってしまったのである。
あの曲とそっくりなのだ。
では、どうぞ。
2017年02月22日
2017年02月21日
2017年02月19日
SON四郎『Para Ti』
過日のライブの余韻を噛み締めている。
そっか、オルケスタ・デ・ラ・ルスの流れなのね。
音だけ聞いていたら日本人とは思えない。
良いアルバム。
いっきに春めいた。
長袖着ているのを不自然に感じてしまう。
窓全開でのドライブにおすすめだ。
サインの字もうまい!
2017年02月18日
「キューバの見える夜」ドス・ソネス・デ・コラソネス
あまりにすばらしかったのであり満喫した。
演奏が始まると、満席の店内はさらに熱気が上がり
暖房から送風に切り替えたのだが、セカンドステージでは
今年初の冷房装置作動!となったのである。
二月半ばの冷房はあまり記憶にないぞ。
いやはや、雅楽の国、大和民族であるにもかかわらず
ラテンミュージックで、どうしてこんなに熱くなってしまうのかは
文化人類学的に徹底的に調査して欲しいものである。
満席で入店できなかった方々にはほんとうに申し訳なかったです。
そして名古屋のラテンバンドさんエスペシャルズさんたちは
お席を譲っていただき、チャージを支払いつつも
楽屋での鑑賞となり、心苦しかった分だけなにか
サービスしなければいけなかったのに気が回らなくて
ほんとうに申し訳なかったです。
また何かで埋め合わせさせてください。
次回は11月頃にまた来てくれるかも知れないのだが
またみなさまと熱い夜を過ごせることを祈念してやまないのである。
ムーチョさんマコトさん、オーディエンスの方々
ほんとうにありがとうございました!
キューバプレートもモヒートも好評でなにより。
グラシアス!
2017年02月16日
まぎれもなく春である。
なぜならばホタルイカが流通を始めたからだ。
ホタルイカの下処理。
ピンセットっつーか骨抜きで
目ん玉を取り口を取り背骨を取り除く。
その一連の作業を続けるのには「こころの平安」が必要なのだ。
ざわざわした心持ちだと集中できずイラっとしてしまう。
そういう時には後回しにする。
集中できる時には、とことんやるのだ。
まずはホタルイカのその姿いでたちであろうか
その昔、宇宙人と言えば火星人であり
ホタルイカには、その面影がある。
疑似火星人に触れ続けていると、なにも聞こえなくなる。
黙々と単純な作業をしているせいもあるのかも知れないが
まぎれもなく、それは瞑想している時にも似た
「宇宙とつながっている感」が半端ないのである。
どこか恍惚としてしまう。
しばらくは瞑想に事欠かないのである。
2017年02月14日
過日の『小さな恋のメロディ』でふと思ったのだが
当時は二本立てはあたりまえだのクラッカーであり
さらに言うのならリバイバル上映だったのだから
単品上映は在り得ない、そういう時代だ。
そこで考えたのだが、さて、同時上映は何だったのか。
まるで記憶の中からすっぽりと抜け落ちていて
思い出せないのである。知ってる人が居たら
ぜひぜひ教えて欲しいものである。
ネットで検索してみると『ベンジー』や『フレンズ』と
同時上映だったと書き込みがあるが、いやいや
私はその両方とも観てはいない。
ひょっとしたら、それはテレビで観たのかも。
そんな推測もこころをよぎる。
いやいや、パンフレットを見ながらみんなで
あーでもにゃぁ、こーでもにゃぁと教室で意見交換をした記憶がある。
いや、それもよくよく考えたらロードショウとかスクリーンといった
映画雑誌だったのかも知れない。
滅茶苦茶に曖昧だ。
そりゃそうである。
40年以上経過している。あはは。
1976年だ。
今思えば二本立てというのは情緒があったしお得だった。
今のように入れ替えに気を使わなくてもいいし
エンドロールに興味の持てない作品までも
トイレを我慢して明るくなるのを待つ必要もなかった。
好きな時間に入って、好きな時間に帰ったら良いという
アバウトな空気感や、どこからかタバコの煙がふわぁっと
舞い上がったりして昭和全開の風景である。
二本立てはぜひとも復活していただきたい世代である。
二本立てと言えば五本立てに触れずにはいられない。
今は亡き円頓寺劇場である。五本立てで800円という
破格の映画館だった。
当時高校生だった私は学生証を提示すれば学割が効くはずなのに
逆に学生証を提示できない映画という事で
一般の800円で入場せざるを得なかった。
いわゆる青春の葛藤である。
しかも、いっけんお値打ちなのだが
そんな映画を五本も立て続けにみるなんてのは
いくら好奇心旺盛な10代の少年でも飽きるのである。
したがって二本が限界なのであり二本立ては正しいチョイスだ。
とても爽やかな「小さな恋のメロディ」がどうして
青春の葛藤に、話が流れてしまうのかは摩訶不思議だが
10代の男の子の葛藤とは、そういうものなのである。
50代が言うのもなんだけれど。
2017年02月09日
2017年02月08日
2017年02月04日
2017年02月03日
閉店後、おなかがすいていた。
しかも猛烈にラーメンモードだ。
よしっ!
一直線に向かったお店は年中無休で深夜二時まで
やっているはずなのに電気が消えていた。
なんてこったい!
頑張った自分にご褒美ラーメンのはずが
コンビニの弁当などで空腹を満たすなんて絶対に嫌だ。
お!
閃いた!
しばらく行っていないがあの店に行ってみよう!
ガラガラガラと扉を開ける。すると
店主が違う人である。
しかも客はひとり。
これは失敗したのでは、との思いがよぎるが
「ラーメンと麻婆飯ください」
待っているあいだに先客が帰って行く。
「ごちそうさま!」ガラガラ。
扉は半開きである。
おいおい、扉はちゃんと閉めてくれよ只今の気温は
0℃を下まわっているのだから。
正直、外気は冷蔵庫よりも冷えているのだ。
店員はふたりもいるのに扉を閉めてくれない。
しかたないので閉めに行った。
「お待たせしました」と麻婆飯が登場した。
豆板醤ではなく、細切りの赤唐辛子が万遍無く混入されている。
おいおい、である。
こんなの丸っと食べたら明日の朝がたいへんである。
「すみません、なにか小皿ください!」
ひとつひとつ箸で丁寧に場外に除外していたら、来客である。
「おーーーー寒いねぇ!」と入ってきたのにもかかわらず
扉が全開である。おいおい、だ。
ただでさえ困難な唐辛子除去作業で、食べる前に
冷めてしまうのではないかと懸念していた作業の真っ最中だったのに、だ。
二度目なので、さすがの私も大声が出てしまった。
「おぇ!さっみーーーーんだよ!」
言ってから相手の顔を見たらあきらかにきわどいお方だった。
「悪いね、今すぐツレが来るもんで」
え?このひとのツレ?
どう考えても類は朋なのであり囲まれたらどうしようもない。
最悪の事態を考え、どうやって逃げるかを考えながら
1秒でも早く食べきろうと赤唐辛子除去作業は中止して
食べ始めた。
連中は4人のグループだった。
ラッキーなことにふたりは飲み屋の女の子だ。
どうやら今までの飲み屋でのノリをだいじにしたい雰囲気だ。
でも、安心はできない。
赤唐まみれの麻婆飯は飲み物のごとく私の胃の中に消えた。
「ごちそうさま!」
会計を済ますと誰とも目をあわさず扉を開けた。
全開のまま帰ろうかとも思ったが、いやいや
ガラガラガラとちゃんと閉めてその場を立ち去った。
なにごとも起こらず幸いである。
いやはや怖かった。
相手も見ずに凄んではいけない。
あとの心配は赤唐辛子が引き起こす胃腸の変化だけである。
しかし、そんなものは数日続く肉体的な苦痛とは比較にならないので
ほぼ安心である。
教訓!
何時でも何処でも誰とでも、無理なく無駄なく油断なく!なのである。
2017年02月02日
明日は節分だ。
いい歳になると豆を年齢分食べるのも億劫である。
そんな貴兄に吉報である。
アロース・フリホーレス・ネグロだ。
『Arroz Frijoles Negro (Black beans & Rice)』
簡単に乱暴に言えば「キューバの黒豆ごはん」であり
黒インゲン豆の煮込み。
これなら年齢分の豆なんて楽勝である。
ひとくち食べるごとに「福は内!」とつぶやいて欲しい。
キューバに行ったこともないので想像で作ってみたのだが
予想以上の仕上がりに正直驚いている。レシピは
ちょっとおしゃれアレンジしちゃったのはヒミツだ。
今月開催するキューバ音楽のライブの時にも提供するので
ぜひぜひお試し頂きたい。
= 記 =
名古屋「キューバの見える夜」(マコト・誕生月ミニツアー)
日時:2月17日(金)Open18:30、Start19:30
場所:葡萄畑ハノハノ
出演;ドス・ソネス・デ・コラソネス/Dos Sones de Corazones
mUcho (ムーチョ) ギター&コーラス
Makoto (マコト) ボーカル
料金:2800円(1Food,1Drink以上のオーダー要)
2017年02月01日
カサンドラ・ウィルソンの『Blue Light 'Til Dawn (1993)』を聴いている。
つい先日聴きたくなって探した時には見つからなかったのに
CD棚の中、聴きたい音を探してたら偶然に見つけた。
世の中そんなものである。
井上陽水もたしかに、そう歌っていた。
いやいや、整理整頓のできないやつは、基本、失格だ。
でもこういうラッキー!を感じることは意外に悪い事ではない。
さて、このアルバム。
Jazzというにはアーバンギャルド過ぎる内容なのだ。
世界中のボーダーがなくなる、本来のフュージョン音楽であり
実験音楽でありブルーノートレーベルも、まだまだ
新しい音楽を求めているのだなと1993年当時には
とてもうれしい気持ちになって聴きこんだアルバムだ。
そこにはアフリカも南米も中東もインドネシアも匂う。
今聴いてもあたらしい。
彼女のアルバムは3枚持っていた。
でも3枚しか持っていないのは、きっと
最初に買ったこのアルバムを超えられなかったのだと推測する。
逆に言えば、Jazzを聴きたくてこのアルバムを手にすると
「なんじゃこりゃ?」と松田優作状態になるので注意が必要だ。
このアルバム大好き!
そういう人が居たら、ぜひ教えて欲しい。
ゆっくり語り合いたいぞ。
この写真はアルバムの裏ジャケット。
表面は妙に妙なのである。
なのにもかかわらずジャケ買いした私はなんなのだろう。なのである。