2019年06月
2019年06月29日
2019年06月26日
25歳の時だったと思う。
国道22号線を北上していた。
夕方5時過ぎ。
古城の交差点はそんな時間帯は、片道3車線なのに
いちどの信号では渡れないほどの渋滞なのだ。
ゆるい下りになっている、信号から80mほどの場所に
私は居た。ふと空を見ると眩しい光が見えた。
飛行機かな、と思ったらすさまじい速さで
ジグザグに動いたのだ。
瞬時にまわりを見渡した。おりしも渋滞中。
見てるの俺独りじゃないよね?!である。
だれも空なんか見てなかった。
扉を開けてみんなに教えようかとも思ったが
そうこうしてるあいだにクルマが動き始めた。
上空何千メートルでジグザグに動ける飛行機なんてない。
あれはUFOだと今も思っている。
2019年06月25日
あまりに聴きすぎて聴かなくなったCDって
わりとあったりするのだが『Hotel California』も
その一枚だ。ま、聴きすぎるほど聴いたのは
カセットテープだったけどな。
ある日突然『New Kid in Town』を聴かなきゃ死んじゃう!
という日が訪れてCDで購入したのだが
イーグルスを聴きたい日ってのは、すなわち
『The Long Run』を聴きたい日であって
そのいちまいで完結してしまう。
『Hotel California』に到達する日は皆無だったのだ。
本日、突然『Pretty Maids All in a Row』から
『Try and Love Again』を聴きたくなって
最初から聴いたら、これがなかなか良くって
只今3回り目である。
2019年06月23日
2019年06月22日
かつて、日本は「単一民族国家」と言われてたり
やたらと「国際化」が謳われた頃があった。
1980年代だったろうか。
世界デザイン博が開催された89年ですら
外人はあまり見かけなかった。
今夜のハノハノのカウンターは中国人二人と
アメリカ人独り客。
中国人の方は「ガーリックトーストで有名なお店ですよね?」と
「今まで2回来たけど、二回とも貸切だった、ようやく入れた」と。
まじか。
ガーリックトーストで有名になった記憶はないので
どっかほかのお店と勘違いしているのではないかと思われるが
何を出しても「おいしい!おいしい!」と笑顔で食べてくれたので
私の知る中国人とは異質の人たちが進出しているようだ。
二回も入店できなかったお詫びに軽いオードヴルを
サービスしたら狂喜していた。
アメリカ人は二度目の来店。
前回見たこともないクレジットカードを出されて
びびりながら機械を通したが問題なかったので彼を記憶している。
今夜は前回よりたくさん食べたのに現金で支払っていった。
どうしてだろう。
Youは何しに日本へ?
すごい速度で世界はひとつに成っているのに
どうして政治の世界は諍いを好むのだろうね。
おれたち国際派!
2019年06月21日
同窓会帰りに、ふらり、と
独りで来てくれた人と語っていた。
同窓会って、いろんな思いが交錯する場所だよね。
きっと、そんな場所でしか会えない人と語れるのは
こころの財産になる。
私の場合、同級生は57歳。
いまさら「同窓会は不倫の温床」などと声高に
言うような年齢でもなくなった。
どちらかといえば、それを推奨したい気持ちである。
そんな事でハートが若く健康で居られるのなら
ぜひ当時成し遂げられなかった事を
達成して欲しいと応援したいくらいの気持ちである。
「健康第一」のお年頃だ。
でも、そんな話はどっちでも良くって
あの頃、あんなふうに物事を考えてた人が
今現在、どんなふうになっているのか。
興味があるし、ソソられるひとには
深くインタビューしてみたい。
友人の中にもテストのたびに赤点で補習受けてたやつらが
裁判官になってたり、弁護士になってたり検事だったりして
意外な人生を送っていると聞くたびに、当時
「不良」とレッテルを貼られていた人たちを想うのだ。
今振り返れば、枠にハマりたくなかった
籠の鳥では居られなかった、ささやかな自己主張である。
彼らはきっと「大物」になってるような気がするのだ。
数人の顔がすぐさま目に浮かぶ。
会いたいな。
インタビューしたいな。
もちろん57歳である。
現存している人も居れば、もう会えない人も居る。
それが57歳なのである。
もう会えない人たちにも「会いたい」と思うと
そっちに迎えられちゃうのかな、と
心配になる年頃だ。
同窓会、出席しますよ!
ぜひぜひお誘いくださいね。
である。
2019年06月19日
むかしむかしの話だが、高校生3年生の女の子
当時わたしの働いてたお店にアルバイトさんがいた。
卒業間近で、仕事を終え、明るい笑顔で
「今から彼とドライブに行ってきます!」と
帰って行ったのだが、高速道路で事故をして
運悪く出火し、彼女は亡くなった。
ドライバーの彼は大丈夫だったそうだ。
葬儀の日、なぜかわからないけど、ご両親の顔を見たら
「すみません」と口から出てしまった。
きっと意味はわからなかったろう。
私は彼女が亡くなる数時間前に会っていたわけで
高校生なのに深夜のドライブに行かせてしまった事
なんか引っかかっていたのだろう。
帰り道、クルマを運転しながら思ったのだ。
世界はまるで変ってしまったのに
目の前の景色はまったくいつもどおりではないか。
なんでなんだ?
あたりまえなのだが、すごく違和感があった。
清志郎のこの歌を聴くたびに彼女を思い出すのだ。
2019年06月17日
2019年06月16日
2019年06月15日
2019年06月14日
『帰ってきたヒトラー』って映画を偶然に
TVで見た。とてもよくできていた。
いわゆるSFもので。自殺したはずのヒトラーが
タイムスリップして現代によみがえるというものだ。
ヒトラーに扮したコメディアンなのだと思われ
誰も本人だとは思わない。しかし、彼の発言は
どんどん市民権を得ていく。
超ブラックなSFなのできっと賛否両論の嵐だったと思われるが
日本では2016年に公開されたようだ。知らなかったな。
なにも期待せず、TVからタレ流されるこの映画を見ていたら
空恐ろしいというか、ゲルマン民族の嗜好性や
ヒトラーのカリスマ性がリアルに描かれて、なんか
釘付けになってしまった。娯楽映画なのだろうが
考えさせられる。おすすめ。
2019年06月13日
2019年06月12日
2019年06月11日
2019年06月09日
『ジョンレノンに恋して』
読む価値としては、どうなんだろう。
シンシアの言い訳がましいコメントに
ずっと付き合っているのは、正直
あまり居心地の良いものではない。
そりゃ当時、週刊誌などに、ない事ない事
たくさん書きたてられたのだろうね。
ジョンレノンが途方もなくどうしようもないヤツだとは
知ってはいるが、シンシアとの別れの時の彼は
腐りきっていて、今『青盤』を聴いているのだが
よくもまぁぬけぬけと愛こそはすべてなどと
全世界に向けて歌えたな、と
いつのまにやらシンシアに感情移入している自分にびっくり。
傷付きやすいのに、人を傷つける時は徹底的に痛めつける。
オノ・ヨーコやマスコミのつくりあげたジョンレノン像
『イマジン』を中心とした彼のイメージ
聖人像の対局を知りたい人にはお薦めだ。
読了。
2019年06月08日
「ライダイハン像」である。
Justice for Lai Dai Hanというイギリスの団体が
世に訴えるために作った。
ライダイハンってのはベトナム戦争時の
韓国軍の残した負の遺産。
ご存じなかったらwikiってくだされ。
韓国って国はありもしなかった「強制連行」や
応募してきた「徴用工」を日本に訴えるが
自分のしてきたことに対しては
だんまり、ってあまりにもなんじゃないのか。
人間だれも、自分自身がスタンダードだと思っており
自分の考え方こそが正しいと思い他人を非難する。
非難する基準はもちろん自分の常識だ。
悪人ってのは、性善説では他人を見られない
可哀そうな人なのである。
自分のした事はきっと他人もするだろうと思い込む。
山ちゃんが優ちゃんに合鍵を渡したって話で思い出したが
独り暮らしをしてる時に合鍵を渡した女の子が
「おおしまさん、よくそんな事できるね」と言ってたが
家から現金が日々無くなっていたのを思い出した。
2019年06月07日
高齢ドライバー問題に対しての報道を
毎日日替わりでするってのは、いかがなものか。
ショッキングな映像は、そりゃスリリングだが
そこにドラマを盛り込んじゃったりして
マスコミもずいぶんなものである。
私は毎月、滋賀の山奥の神社に参拝に行く。
前も後ろにもクルマのいない状況が続くのだが
老人の運転はすぐにそれとわかる。
概ね農作業のための軽トラであり
耕運機よりものんびり走っている。
ああいう人たちから仕事道具を取り上げたなら
日本の農業はただでさえ高齢化しているのに
立ち行かなくなるのではないかと思うぞ。
新聞もTVも片田舎に所在しているなんてことはなく
大都会のまんなかに居を置いている人ばかりで
論議する事はとうていおかしなはなしである。