2019年07月
2019年07月31日
カウンター越しにお客様と話してて
茄子の肉味噌炒めが好きなのだと言う。
「スパゲティに乗っけても美味しいんですよね!」
「え?じゃ、どうしてメニューに無いの?」
そんなやりとりになった。
ちょいとニンニク増量して胡麻油風味で
ペペロンチーノにのっけると意外なマッチングに
きっと驚くと思うのだけれど、やっぱさ
パンに合わないしワインよりもビールだし
そのお料理の前後ってのもだいじだから
メニューにはアップしないし
いわゆる「まかない料理」なんだよね。
でも試すと良い。
絶対に美味しいから。
じつは今日食べた。
写真撮るのを忘れたのでこの写真。
しかしこんなもの使う必要あるのかね。
茄子と豚肉と赤味噌がメインだから
誰がどう作っても絶対に美味しい。
2019年07月30日
2019年07月28日
お月さまに逢えるとうれしいものだ。
『夜の散歩をしないかね』を口ずさんだりしてね。
私の妄想である。
清志郎が歌う世界は別れた彼女
フラれちゃった彼女の部屋に向かって
口笛を吹いているように聴こえる。
あきらかに拒絶の姿勢を感じるのだが
キンちゃんが歌うと、おなじ歌詞なのに
その彼女は彼とおなじく、会いたいと思ってるけど
お化粧もしてないしシャワーもしてないから
リンダ困っちゃう♪というふうに聴こえる。
うたって深いな。
真逆だもんね。
そしてそんなふうに歌える人ってすごいな、と思うのだ。
窓に君の影が ゆれるのが見えたから
僕は口笛に いつもの歌を吹く
綺麗な月だよ 出ておいでよ
今夜も二人で 歩かないか
窓を開けて君の ためらうような声が
僕の名を呼んで 何かささやいてる
綺麗な月だよ 出ておいでよ
今夜も二人で 歩かないか
2019年07月22日
選挙の都度思うのである。
たぶん、すべての人は自分がレギュラー、つまり
中道であり正しいのだと思っているはず。
それで良い。
でも、考え方は十人十色であり千差万別である。
投票に行かない選択すら、またあるのだ。
今回で言えば10人中投票に行ったのは
たったの4人である。
いかに日本が平和なのかが垣間見られる。
世界と比較したら、高いレベルでの閉塞状態だ。
さて、その平和な日本での考え方の違い。
ちいさな考え方の違いのなかで、いかに
共通項を探し出して、その一致点を共有し
譲り合い歩み寄る事できるのか
が政治なのである。
声高に違う考えを批判するのは結構だが
節度を持って主張しないと
自分の品格を落としかねないと思うのだ。
凝り固まって違う意見に耳を傾けない姿勢には
やっぱり共感できない。しかも、そういう人に限って
暴力的なのだ。まがりなりにも選挙で選ばれた
われわれの代表が議員なのだから、乱暴に呼び捨てにしたり
するのはいかがなものかと思うのである。
選挙がくるたびに思う。
そこには右も左もない。
人としてどう在りたいのか、だ。
私は反暴力であり、愛と平和と感謝と調和を重んじる。
そんな私も、今回の選挙、いままででいちばん迷った。
最後の瞬間まで精査して一票を投じた。
それほどに今の政治はだらしがない。
一票を投じても世の中が変わる気配すらない。
若者に投票を促すには彼ら政治家自身が襟を正すべきであろう。
大衆に媚びるその姿勢よりも、孫子の代に
彼らが誇りを持ててしあわせである状況に
ただひたすら邁進して欲しいものである。
それが政治の在るべき姿ではないのか。
2019年07月16日
北極圏のデンマーク領グリーンランド。
観測史上最高気温が記録されている。
気象観測所が気温17.3度を記録したそうだ。
37億トンの氷が1日で消失したという。
グリーンランドの氷河の融解による海面上昇は
1972年以降で13.7ミリに達している。
つまり、地球温暖化して北極の氷が溶けたら
たくさん沈むってはなしはウソなんだね。
2019年07月13日
友人とカウンターで音楽談義。
私が最近の日本の音楽にビビっと来ないのは
感性がついていけてないからなのかな、などと
語っていたのだ。しかし、かつて私が少年の頃
買ってきたレコードを聴いていると、台所で
母親が感涙していたりしたものだ。
今ヒットしている曲。
まずは、歌詞が聴き取れないし複雑なことばの羅列に
どんなメッセージや思いや背景や空気感があるのか
わかんないのだから、どうしようもないな。
海援隊のこの曲も、小学生のわたしには
ただおもしろい曲だったのだが、母親にとっては
遠く離れた親の愛情を思い出す曲だったのだろう。
昭和の母親像だ。
いま、こんなふうに子供に語る母親はいないんじゃないのか。
歌は世につれ、世は歌につれ
そんなことばも聞かなくなった。
2019年07月12日
2019年07月06日
今日、お客様から興味深いお話を聞いたので
おすそ分けです。
野外のライブってのは、限定された空間じゃないから
音がぜんぶ逃げちゃう。空気に混じっちゃう。
天井も床も、壁もないからね。
だから「聴かせよう!」って気持ちがはやって
知らず知らずのうちに力んじゃったりする。
しかし、野外ステージの多い彼に言わせるとこうだ。
「その場から聴こえてる音に調和するんですよ。
たとえばカラスが鳴いたりしてる。よく耳を澄ますと
そのカラスと2km離れたカラスが会話してるのが分かるんです。
彼らの会話とともに演奏したりすると、不思議な事が起きるんです。
ちっちゃなお子さんと目が合ったりすると、かならず
近くに寄って来るんです。野外のその空気と
調和してないとそういう事は起こりません。そして
お子さんに認められるとおとなも近寄り始めるんです。
不思議だしよくわかんないけど、そういうものなんです。
いかにその場に調和するか、なんですよ」
彼の言わんとする事が、ストン!と腑に落ちた。
8月3日(土)は小枡海岸でライブ。2ステージあるけど。
波の音や風のささやき、照付ける太陽と、ぜひとも一体化して
調和し切ってみる所存だ。
NOHEA、そしてIZUMIちゃんのサポートで出演します!
乞うご期待。
2019年07月05日
この建物はバリビーチホテル。
二度目のBALIで宿泊した。
ここでの朝食の時に飲んだオレンジジュースが
やたらめったらおいしくて、印象に残っている。
BALIにこのホテルが建ってから
椰子の木よりも高い建造物を作ってはならないという
法律ができたいわく付のホテル。
火災が原因で今はもうない。
オレンジジュースが飲みたくて
三度目にBALIを訪れた時いろいろ試したが
あのジュースにはお目にかかれなかった。
旅。
おなじ風景を体験したくて行ってみても
街もリゾートも人気があればあるほど
変化も著しい。
バンコクもパタヤも30年も経てば
まったく見る影もない。
ワイキキもじゃんじゃん変わってるしね。
こころに刻み込む旅。
二度と同じ風景には出会えないという
覚悟で立ち向かいたい。
予定はないけど・・・・
1985年のポピーズ通りに行きたい。
2019年07月04日
7月4日はアメリカの独立記念日だが、同時に
この曲があたまの中で流れる。
『Bruce Springsteen - Independence Day』
片田舎の少年が自分の生まれ育った街を捨て
都会に出て行く独立の日を歌っている。
だれもが、もう子供では居られなくなる日が来る。
私にもそんな日が存在したし忘れられない日だ。
そんな昔を思い出してしまう。
とってもせつない曲だ。
1976年も思い出す。
アメリカ建国200年を祝っていた。
当時中学生の私は歴史の浅さに驚いた。
たった200年の国が世界を支配しているのだ。
おおしま少年はその時、日本が建国2636年であろうなどとは
まったく知らなかった。無邪気に交換日記とかしてたな。