2005年05月01日

みんな十九歳だった 

61497db3.jpg昨日のタイトルを書いて、なんだか
どこかで聞いた響きだなぁなんて思ってたら
今日、書店で発見してしまった。
「みんな十九歳だった〜山川健一著」
人は十九歳の時にそのピークに達するのだ
とぼくは思う。仕事そのものはともかくとして
内面的には、十九歳にしてすでにピークに
達してしまうのだ。という文から始まるエッセイだ。

いきなり「違うよ」と言いたくなった。
人間の成長は「カラダは20歳まで、それ以降は
こころの成長です」と聞いたことがあるんだよね。
吉本興業の元常務取締役木村政雄さんの言葉です。
性格と人格というふたつの側面から考えれば
性格は19歳までに作られてしまい
人格を社会や環境と摺り合せながら創っていく。
そう考えるのならば、あながち間違いでないような気もするけどね・・・
(性格は先天的・人格は後天的)

でも、パラパラめくるとこの本はジャマイカの情報が知りたくて
読んだ事に気が付いたよ。ゲットーから来た音楽
レゲエやタスタファリズムを教えてくれる本なんて
当時は皆無に近かったから、貪るように読んだよ。
そして、山川健一の大好きなローリング・ストーンズも
この頃のアルバム「ダーティ・ワーク」では
レゲエトラックがあって(♪Too Rude)そのカラオケに合わせて
ト−スティング(ラップ)するジャマイカンも居たよね。
このアルバムは1曲目でいきなり刃物のような
鋭い切れ味のキースのギターで始まる全体に疾走感のあるアルバム。
最も好きなのは4曲目の♪Hold Back カッコいいったらありゃしない!
それが私がストーンズをまじめに聴き始めた最初だったかもしれない。
今となっては前後関係がわからなくなっているけれど。あはは。

でも、19歳を過ぎても音楽三昧だった私には
とても価値のある一冊だったのは紛れもない事実で
山川健一氏には感謝しています!
19歳の頃のような純粋さでいつまでも音楽に感動していたいな。

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