2006年05月11日

善と悪

アイ・メンタルスクールの報道を見て
悲しい思いをしている者の中のひとりです。

まずは、亡くなった方のご冥福をお祈り申し上げます。

戸塚宏さんの戸塚ヨットスクールの事件と同じで
崇高な志に対して、命懸けの日々を送っている彼らに
世間の認識は報道の現象面しか見ていないような気がする。
(鎖や手錠、暴力などね)

実は、杉浦昌子氏とお話した事も何度かあり
メンタルスクールに通ってる人をお店に連れてきてくれた事もある。
そのお方は、30歳以上だったと思う。(お酒飲んでもOK)
「この子に、奥さん捜してるんだけど誰かいないかな?」なんてね。
彼女の、預ってる人間一人一人に対する愛情は、そこいらの教師にも
見せたいくらいの、素晴らしい人格者だ。

友人のお店(居酒屋)が、中区のメンタルスクールに近い事もあって
「この娘、開店準備の時間だけでもいいからアルバイトで
   使ってくれないかな?」
そんな引きこもりの子の、社会への参加を促す相談も
杉浦さんが、自ら出向いて人にお願いしていた。
人の為に頭を下げてたんだよ。
そんな杉浦さんの愛情溢れる姿勢に打たれて、友人は雇ってたよ。
そいつも素晴らしいよね。 (裕士といいます)

でも、そんな風に社会復帰できるように力を貸したのは
まぎれもなく杉浦昌子氏であり、そこに至るまでに
どれだけの努力と忍耐と愛情の日々があったか?
って事なんです。

今回の事件のように、親が、もう、どうしようもなくって
東京の人間が、わざわざ名古屋に救いを求めてるような状況ですよ。

あなたは「自分がいつ殺されてもいい」と覚悟して
毎日その人たちと接する事ができますか?
(もちろん暴力的な人ばかりではないですけどね)
ネット上での無責任な彼女への誹謗中傷にこころが痛みます。

杉浦氏に落ち度がない、とはもちろん思いません。

今回の事を教訓に、ひとまわり大きく逞しくなってくれる事と
期待していますし、きっとその筈です。
国や地方行政が今回の事件に目を向けて、アクションして欲しい。

どうしてNPOなの?
国がやって然るべきなんじゃないの?
弱者に対してバックアップしてあげられる社会を構築して欲しい。

杉浦昌子氏を紙面やTVで見たならば、きっと「悪人」に見えるでしょう。
でも、私の中での彼女は100%「善人」なんです。
しかも、深い深い菩薩のような愛を持った人です。

彼女の一日も早い復帰を社会の為に望みます。

追伸:反論も受け付けますが、無記名で責任の所在のない
   誹謗中傷は削除させて頂きます。


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コメント一覧

1. Posted by waka   2006年05月11日 00:42
彼女の使命なんだと思います。中傷の怖さは まだ私にはわかりませんが 中傷する人々も そこに反応する理由と言うか 苦しみがあるからではないでしょうか。選ばれし彼女は その苦しみも 受け取って と言うか吸いとって ニュートラルにすることも 与えられた使命なのかもしれないと思いました。
2. Posted by ワインセラピスト   2006年05月11日 01:08
■若ちゃん、ありがとう。
 そうだね。これだけの事故を起こしてしまったのだから
 もっと、しっかりとした対策を練り込む必要があるよね。
 そしてそこに、行政も応援してくれたらならば
 昌子さんも、使命をまっとうできるんじゃないかと思うんです。
3. Posted by K子   2006年05月11日 12:06
現場の真実は神様しか知らないでしょうね。
私には年頃の息子がいます。
うちはいわゆるたまり場になっていていろんな子達が集っていますが多くの子が「家に帰りたくない病」です。
こんな世の中・・。中傷する人もいろいろだと思うけど、外野から文句だけ言ってるような人はどうかと思います。
ある記事には受け入れすぎということも書いてあって・・。
気持ちと行動のバランスが上手くとれていなかったのかもしれません。
私も昌子さんが使命を達成できることを願います。
しかし・・この使命って自ら地獄に足を踏み入れていくような使命・・。
まずほとんどの人には理解できない苦しみがあると思いますねーー。
4. Posted by てんさいくん   2006年05月11日 12:27
「国家の品格」という藤原正彦さんの著書にこう書いてあります。

善性や品性を日本人は生まれながらに持っている。(中略)
日本人がこの特性により世界に範を垂れることは、人類への貢献なのです。

日本人がなくしかけた情緒を彼女が取り戻そうとしてくれたのではないでしょうか?
事故は起こる。なぜならば、人間は不完全ですから。1:29:300の300を撲滅するのが、我々の仕事です。
5. Posted by ワインセラピスト   2006年05月11日 15:04
■おお!K子さま、おうわさはかねがね伺っておりますよ。
 コメントありがとうございます。
 仰るとおり、キャパオーバーだった事は否めない事実ですね。きっと。
 それだけ昌子さんの評判が高かったから集まっちゃったのも
 きっと事実だと思うんですよ。
 今回東区芳野に拡げたばかりで(新聞等では北区芳野と書かれてますが)
 スタッフの育成とか、間に合ってなかったのでしょうね。
 本当に気の毒に思います。
 私も、彼女にお会いしていなければ
 「こんな近所に、そんな物騒な施設けしからん!」
 なんて怒っていたのかも知れないんです。

 善と悪と報道に関して考えさせられると共に
 われわれは何も知っちゃいないんだと再考させられました。

 そうそう、愛犬チクワで爆笑でした。

6. Posted by ワインセラピスト   2006年05月11日 15:10
■てんさいくん、うれしいです。
 おっしゃるとおりです。
 危機管理がほんのちょっと緩んじゃったのが、大事件に発展。
 でも、経営者はこの事件もトヨタのセクハラもホリエモンも
 何でもかんでも教訓にしないといけませんね。
 そして社員さんとも共有しないと
 「1:29:300の300を撲滅」には繋がりませんね。

 あ!吉報!
 祐作に赤ちゃんができました!
 まだ2ヶ月で予断をゆるしませんが、昨夜報告を聞いて
 うれしくて、あやうく涙がこぼれそうになりました。
7. Posted by その裕士   2006年05月11日 19:44
その通り二人ほど働いて頂きました。
友人の工場にも紹介して雇用して頂きましたよ。舟ちゃんとこ。
僕が店を閉店する事を杉浦さんに報告した時「あんたも苦労したねぇ。
お腹がすいたらいつでもおいで!美味しいもの一緒に食べよう!」と
涙ぐんで頭をなでなでしてもらいました。そんな人です。
よく一緒に飲みましたから彼女の生い立ちもよく知っています。
大変な苦労人です。
もう彼女には試練は要らないでしょ…とさえ思います。
戻ってきたら一緒にワイン飲みに行けるといいなぁ。
中傷は反論してもエスカレートしてしまうので酒飲んで忘れるに限るし。
そん時はよろしゅう!

8. Posted by その裕士   2006年05月11日 19:50
あっ!祐作くん おめでとう!
9. Posted by ワインセラピスト   2006年05月11日 20:05
■その裕士ちゃん、そうだね。
 しょうこちゃんといっしょに飲もう!
 うれしいです。

 祐作には、伝えておきまーす!
  ありがとう!

 愛を込めて!
10. Posted by waka   2006年05月11日 20:33
その裕士さんって。。。。
司会もなさる 裕士さんですか。。。
11. Posted by ワインセラピスト   2006年05月11日 21:49
■BINGO!
12. Posted by ダイブク   2006年05月12日 08:18
難しい話ですね。

確かに記事だけ見てると、”そこまでしないと”に
感じてしまう。

ここを見てからだと、”そうしないと”できなかった
とも感じてしまう。

自分は、「そうまでして、施設に入れなきゃいけない
理由をきちんと理解してない。」
と思いますけど・・・
13. Posted by はとちゃん   2006年05月12日 15:31
悲しくなりました。
報道は、時にはとても残酷です。
そして、言論の自由、表現の自由をたてに人の気持ちをとても傷つける時があります。
私は、とうの杉浦さんを直接知っている訳ではないので
個人的なコメントは控えさせてもらいます。
私も以前、仕事で痛い目にあったことがあります。
当時、企画の仕事をしていた私にある新聞社から取材名目で
電話が入りました。本来であれば、広報が対応するべきですが
当社には適当な部署がなかったので、結局私が電話に出ることに。
突然の、取材申し込みには原則として答えない、と言っても
明日の紙面に間に合わせるんだ、取材するのは言論の自由だと、言われ
しぶしぶ答えることになりました。

14. Posted by はとちゃん   2006年05月12日 15:31
でも、途中から、どうもおかしい。
最初に聞いていた話とは違う方に話を持っていくのです。
途中で、打ち切ろうとすると、また「言論の自由。取材する権利」です。
結局、翌日の新聞にはマイナスの部分だけかかれ、プラスの部分や
今後の展開はいっさい省かれた記事が載りました。
決して悪口ではありませんでしたが、読み手によっては
悪いふうにしか比較できないような、対象として、です。
正直もう少し、早く気付いていたら
もっと強く、断っていたらと相当ショックを受けました。
15. Posted by はとちゃん   2006年05月12日 15:32
もちろん、志のすばらしい記者の方もたくさんいらっしゃると思います。
ただ、一人の記者のためにすべてを否定する気もありません。
報道というのは、言論の自由というのは、公平性の前に
成り立つものだと私は思います。

杉浦氏のやり方にも、問題点はあったのかもしれません。
実際、人が亡くなられたのは変えようもない事実です。
私は、個人的に存じ上げないので、杉浦氏に対して
どうこう言える立場でもありませんが。
この悲しい事件をきっかけに、国や市がもう少し
問題を掘り下げて考えてほしいものです。
誰も望んでいなかった結果だと思いますから。
16. Posted by ワインセラピスト   2006年05月14日 23:45
■ダイブクさん、コメントありがとうございます。
 そうだね。なかなか身近に感じられない問題だから
 想像が一人歩きしてしまい、強烈なキーワードだけが
 印象に残ってしまうのだと思います。
 いっしょに考えてくれて嬉しいです。
17. Posted by ワインセラピスト   2006年05月15日 00:07
■はとちゃん、長文のコメント、ありがとうございます。
 報道の立場って、客観的じゃないですよね。
 だから韓国・中国との国境問題や北朝鮮の拉致問題も
 相手国のコメントは一部しか紹介されないわけですし。
 それが全放送局ほぼ同じ内容と言うのも
 とっても気にかかるわけです。
 
 つまり、はとちゃんは、相手の欲しいキーワードが
 出てくるまで喋らされて、上手に編集して
 相手の「意」をコメントさせられたわけですよね。
 悲しくもあり、腹立たしくもありますね。
 芸能人やスポーツ選手がマスコミ嫌いになる理由が
 とってもよく理解できます。

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