2006年06月22日

Sea of Love

d7eb28d1.jpg昨夜、こいつを聴きながら帰った。
そうしたら彼のアルバム全て聴きまくり!
Joy and Blues [from US] [Import]
~ Ziggy Marley & the Melody Makers

ジギー・マーレイは、ボブの息子。
ボブの声の色艶すべて受け継いでいる
うらやましい男なのだ。
ジョン・レノンの息子ふたりは
父親の偉大さに近づけないが
このジギーに関しては
父親に肉迫する勢いがある。

ただ、ライブパフォーマンスでは目を瞑りひたすら歌う。
父親のボブようにファンキーなパフォーマンスは皆無だ。

守破離で云う所の「守」
父親のコピーと言っても過言ではない作品が多いが
最近では、かなりヒップホップな作品になってきている
父親の功績ほどの影響力はないにしても
素晴らしい楽曲がズラリと並んでいるんです。

80年代90年代のレゲエシーンは、ルーツ色が薄れて
ひたすら軽ーくなって行ったにもかかわらず
ジギーは、常に闘うルーツ・ロック・レゲエを表現し続けた。

彼のライブを観た時には、涙がこぼれた。
ボブの魂を感じたんだよ。ステージにいっしょに居たんだ。

そうそう、このアルバムの中に
「X Marks the Spot」って曲があって
かつてのブラックヒーロー、マルコムXを歌っているんだけど
私の耳には「Sea of Love」ってシャウトしてるように聴こえて

マルコムの愛に満ち溢れた行動・言動を歌っているものだと思っていたら
ある日、歌詞カードを見たら「Sea of Blood」って書いてあった。 
「海のような愛」じゃなくて「血の海」だったよ。 (笑)

こんなに毎日、音楽で英語を聴いているのに
いつまでたっても、外国語なんだな。



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コメント一覧

1. Posted by はとちゃん   2006年06月23日 10:08
音楽を聴く気持ちが、sea of bloodをsea of loveに変えたんじゃないでしょうか? 音楽は言語であって言語でないと、私は思いますよ。

もちろん、歌詞もとっても大事★
その人の気持ちが込められてるから。
でも、聴く人間によって音楽は表情を変えて行くし、だから違う国の音楽でも、心を打つのではないでしょうか?たとえ外国語のままだったとしても。笑
2. Posted by てんさいくん   2006年06月23日 17:09
音楽の楽って文字は、奥が深いんですよね。なんたって、和楽心ですから・・。 
3. Posted by ワインセラピスト   2006年06月23日 19:26
■はとちゃん、ありがと。

 う〜ん、その考え方、ジョンにも通じますね。
 
 裏を返せば、日本語の歌だって
 全部意味わかってるわけじゃないもんね。
 なんとなーく
 印象に残ったメロディと言葉の響きで
 全体を想像して勝手にイメージ作ってたり。
 なるほどそうだね。

4. Posted by ワインセラピスト   2006年06月23日 19:27
■てんさいくん、いい言葉ですよね。
 大好きです。

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