2007年08月25日

耳が痛い

5f61276e.jpg気になってて、ようやく読んだ本。
「女性の品格」 坂東眞理子
耳が痛いのである。
うわぁ!だよねー。の連続である。
いかに自分に甘いのかがわかる本だ。
やらなければいけない事と
やった方がいい事。
やった方がいいなら、すべてやんなさい。
つまりそういうことなのだ。
日常茶飯の自己規律が書かれている。
武士道であり、女性の品格と言うよりは
人間としてのマナー本である。

ところが、アマゾンのレビューを見ると
驚くのである。酷評ばかりなのだ。
どうしてなのか?と考えてみた。

ここんとこよく出版されている
こうすれば運が良くなる。人生が豊かになる。などの
スピリチュアル系開運本。
それらとほぼ同じ内容の事が書かれているし
より具体的になっただけの事で反発が起こるのはヘンだぞ。

つまり、対人関係はこうするとスマートですよ。と教えてくれる
この本よりも、対人関係でこうすればツキが巡ってきますとか
金運があがりますよ。などと言った方がウケると云う事実が浮かび上がる。
つまり、スピリチュアル系の書物に
現世利益を追求したものを求めるという構図があるのだ。

でもね。そのスピリチュアルと言われる情報の
送り手は現世利益なんて考えてないんだよ。
この本の坂東眞理子さんと同じく、いかに自分を律して
他人にやさしく、充実した毎日を積み重ねてこの人生を生きるか。
つまりそういうことを悟ったから、次世代に伝えたい。
それだけなんだよね。
昨日があって今日があって明日がある。それと同じく
過去世、今生、来世がある。ただそういうことなのだ。

「ありがとう」とたくさん言えば幸せになれるのか?
そうじゃないよね。言うのは当然で、いかに自分を律して
たくさん「ありがとう」と言われる行動をするか。だよね。
人間誰だって感動する。だけど人を感動させるってたいへんだ。
目に見えない部分の努力があってはじめてそうなる。おなじだよ。

ガユーナ・セアロは、こんな意図のことを言っていた。
「目に見えるものはすべて神が創ったものであり神である。
もちろんわれわれもそうだ。神は私たちの肉体を通じて経験している。
だから神様におねがいするよりも、神様にいい経験をさせなきゃいけないのだ」

スピリチュアルな物・事を研究して5年くらいだが
この言葉の中に、今現在の結論のようなものがある。

(蛇足だがジョージ・ハリスンも歌にしている

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