2008年01月07日

Getting Better

f888efa1.jpg毎年、某法律事務所から
年賀状に混じって封書が届く。
出身大学が同じというだけで
かわいがって頂いているのだ。
その封書には一年の総括と
それぞれの弁護士たちの
新年の抱負が書かれていて
けっこう楽しく読ませて頂いている。
いつも感心するのは、事務所を辞める人。
つまり自分で弁護士事務所を立ち上げる人に
必ずエールを送っている事なのだ。
われわれの飲食業界をはじめとして
いずれ巣立っていく人間を育てる仕事は
出会いと別れが同時進行であり
諸行無常なのである。そして退社する人間には
卒業する人間と、中退する人間がいるのであり
それはもちろん、育てる側からの視点ではあるのだが
そのすべてに対して、エールを送る
器の大きさには身が引き締まる思いである。

その先生の今年のひと言は「Compliance」であった。
「法令遵守」という意味で使われているのだが
本来の英語の意味(応諾, 従順)から離れているというのだ。
調べてみるとそうなのである。

モラルの問われる現社会。
法律なんて、時代によって変わるものだし常識も価値観も変わる。
でも、根本的な人としての本能。
「人に迷惑をかけない」「人の為になりたい」などなど
武士道精神以前の、人間としての根本を見直したい。

年末に「半落ち」って映画をTVで観たが、これはすばらしかった。
いい役者が名を連ねているのだが、登場時間は短くても
キャラは立っているし、それぞれに深さがあるのだ。
もちろんいろいろ考えさせられるし、感動する。
人は人として、どう生きて、どう愛するのか。
アルツハイマー、骨髄移植と法律。
その中でのドラマであり、愛と罪。大きな問題提起である。

報道で「コンプライアンス」とかカッコつけて言っているが
それは、法令遵守以前の問題であり、そんな事が
社会のなかで叫ばれなければいけない事、それ自体が情けないのである。
もっと考えるべき事はたくさんある。

いつの世も、ひとは次の世代の為に存在しなくてはならない。
Getting Better all the Time なのである。

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