2008年04月09日

Le Petit Prince

638e996c.jpgこちらのブログで紹介されてて
はずかしながら今まで、まるで
興味もなく、読んでいなかった本に
なにかしら惹かれてしまい
インプットしていたのだが
昨夜、初めて読んだのだ。
ご存知「星の王子さま」である。
読んでいて、うわぁ!と
思ったキツネさんの言葉は
やはり、そちらのブログにも
ピックアップされていて
頬がゆるんでいる。

以下、抜粋

「なに、なんでもないことだよ。
心で見なきゃ、ものごとはよく見えないってことさ。
かんじんなことは、目には見えないんだよ」


And now, here is my secret, a very simple secret:
It is only with the heart that one can see rightly;
what is essential is invisible to the eye.

「だけど、目では、なにも見えないよ。心でさがさないとね。」

But the eyes are blind. One must look with the heart.

               以上

今日は、不思議なご縁で、広島県人とお話しできた。
広島のひとたちってのは、きっと、生まれながらにして
「感謝」や「赦し」を伝播する役割があるのではないのか。
とてもシンパシーを感じ、いいお話を共有できた。

「感謝」や「赦し」というのは、目に見えないものであり
こころの目にしか映らないものである。

感謝というのは、言霊にして感じた事を返す事であり
反射して結局は自分に帰ってくるのである。
だから感謝する、のではない。
ただ、感謝する事が日本人のこころなのである。
それを「法則」とか言って現世利益の為に感謝する文化は
いかがなものかと、思っちゃったりする今日この頃である。

こどもの頃は、へんにマセてて、こういう
普通のこどもたちが読んでる本なんて
馬鹿らしくて読まなかったのであり
とても、もったいない気が、ほんのりだけしているのである。

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コメント一覧

1. Posted by Akko   2008年04月09日 05:28
こんばんは。

この本を読む子供達はキツネさんの言葉をどうやってとらえるのだろう…彼らの頭の中をのぞいて見たいです。

実は私の勤務先の本社が広島です。
勤めて9年目、これまでに多くの本社からの出張者、駐在員そしてその家族の皆さんと知り合いました。広島出身のお友達も何人か...
一度だけ広島を訪れたこともありますが、
「広島の人ってやわらかいなあ」というのがどの人にもある印象です。
2. Posted by aoi   2008年04月09日 13:20
こんにちは
中学生のころから星の王子様は大好きです。
深いんだな・・この話
人にプレゼントしては買ってをくり返し、今は手元にないんだけど、何冊も買ってます。
箱根に星の王子様ミュージアムもありますよ
最近、写真家の星野道夫さんの追悼本がとても好きです。
星野さんの自然感やら、生き方にとても魅力を感じる本です。
同じ『ほしの』つながりで、お奨めです
3. Posted by ワインセラピスト   2008年04月09日 22:48
■Akko さん、こんばんワイ〜ン♪
 そうそう、たとえば、こどもの頃に
 読んでてサラッと流してたりしたら
 今、がっびーん!ってなるじゃん。
 そう思ったら、ちと惜しいのかな。なんてね。
 
 広島君の言ってたのはさぁ、小さい頃の教育って
 人間形成に、とてつもなく重要だってことなんだ。
 広島に生まれ育った事で、今までに、原爆の日と
 終戦記念日の、まさにその時間に、手を合わせなかった
 ことが一度もないんだって。
 その時間にTV とか見てたら「あっ」って気付くけど
 広島の人には、特別な時間として教育されているようなんだな。
 そこで、私の素朴な疑問。
 「『はだしのゲン』を読んだ我々でさえ、アメリカは
 憎むべき国なのに、どうして広島の人たちは
 アメリカを赦せるのか?」ってきいたんだよ。
 で、彼の話から、伝播する役割ってのを感じ
 タイムリーに星の王子さまと繋がったんだよね。
4. Posted by ワインセラピスト   2008年04月09日 22:53
■aoi ちゃんも、伝播の人なんだね。
 エライな。
 星野といえば、星野仙一、ほしのあき。ほし〜の♪
 写真って不思議だよね。
 主観が写っちゃうんだもん。
 文章も人柄出るけど、写真もウソつかないよね。
 また、見せてね。

5. Posted by Yuji   2008年04月09日 23:42
◆本文中リンクどもです。

 ドーム前の川沿いのベンチでオベント食べてた
 あの86才の広島ローカルのじっちゃんと
 座り込んで一時間も話しこんで以来、
 ぼくの中に言葉ではとても言い表せない何かが
 根付いたな〜。
 呉の旧日本海軍士官学校の生徒だったんだよ、
 じっちゃんは。そこからキノコ雲を見たんだ。

 軍が解隊されて広島市の実家まで歩いて帰った。
 もちろん乗り物なんて何もなかったから。
 川沿いを何時間も歩いたその時に見た光景を
 語ってくれた、あの時のじっちゃんの遠い目。
 そこに、心の目でしか見えない何かがあったな。
 憎しみではなかった。
 少なくとも、僕にはそうは感じられなかった。

 「ぜったいに、もう二度と、この世に起きてはならんことなんですよ」と。
 とても・・・静かに、堂々と云ってた。

 葡萄畑に初めて行った日の昼間だったっけな。
6. Posted by ワインセラピスト   2008年04月09日 23:54
■めずらしく遅くまで起きてるね。びっくり。
 そうそう、はじめて会った日だよ。
 Yuji そうとう興奮してたもんね。
 あの話も、私の中では、いちまいの絵のように
 ビジュアルとしてインプットされてるんです。
 いつか、私もそのお方に会える気がするんだな。
 なんとはなくだけどね。

 あ、星の王子さま。ありがとうね!

7. Posted by ひみつのAkko♪   2008年04月13日 06:00
実は星の王子さまをきちんと読んだことがない私です
何度もトライしましたが
文章がつーーーっと入ってこなくて
私の心が欲していないのかしら
感じられない状態なのかしら・・・・

今のこの部屋にも3冊はあると思います
(日本語 英語 仏蘭西語)
星の王子さま 夫が好きなんですよ
職場の談話室にも何冊も購入しては置いているみたい
(気がつくと無くなっちゃうんですって)

夫はズバーーーーっとグサーーーっとくるようなことを
時々言うのでドン引きされちゃうことも多いのですが
とっても繊細な人だって思っていました

この記事を読んで 改めて彼は繊細なのかもって思っちゃいました
(あ... のろけてるんじゃないですから)

私も読んでみようっと
心の目で感じられるようになるかな
8. Posted by ワインセラピスト   2008年04月13日 17:39
■ひみつのAkko♪たん、どーも。
 おてて、おだいじにね。
 感想文を楽しみにしております。
 10月9日生まれだからね。
 天才に誤解はつき物です。
 Love!

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