2008年06月15日
「あいだ」にあるもの
昨夜書いた球面体的思考回路。
複雑な二元性に関して、だが
家に帰って本を開くと
とてもかんたんにわかりやすく
「神道<はだ>で知る」葉室頼昭宮司
に書かれていた。おすすめである。
A がB に変貌するためには
その「あいだ」にあるものが
非常に重要ということである。
昼と夜の「あいだ」にも
夕方・朝方という概念があり
それなしには昼も夜もない。
原子にしても、陽子と素粒子を中間子が
結びつけてようやく目に見えるものの最小単位が生まれる。
「中庸のあらわれるを徳という」という概念もそれにあたる。
中庸というのは真ん中という意味ではない。
大和ことばでいうと「ち・ゆう・よう」である。
「ち」とは神の知恵、「ゆう」は結う、「よう」は様子。
神様の知恵の伝わる姿であり、調和するバランスである。
「徳」という文字は美しいを意味する。
つまり、調和した目には見えない内面の輝きのことである。
原因と結果、の「あいだ」にあるもの、過程。
私はそれが大事だと考えているので、この本は認定証のようなものだ。
過程なき原因と結果の「あいだ」には何も無いと考えているからだ。
人は誰もが、結果で物事を判断しがちである。
タイトルと表紙のイメージから、勝手に神仏習合について
書かれているのかと思い内容も見ずに購入した次第なのだが
蓮の花に意味はないようである。
複雑な二元性に関して、だが
家に帰って本を開くと
とてもかんたんにわかりやすく
「神道<はだ>で知る」葉室頼昭宮司
に書かれていた。おすすめである。
A がB に変貌するためには
その「あいだ」にあるものが
非常に重要ということである。
昼と夜の「あいだ」にも
夕方・朝方という概念があり
それなしには昼も夜もない。
原子にしても、陽子と素粒子を中間子が
結びつけてようやく目に見えるものの最小単位が生まれる。
「中庸のあらわれるを徳という」という概念もそれにあたる。
中庸というのは真ん中という意味ではない。
大和ことばでいうと「ち・ゆう・よう」である。
「ち」とは神の知恵、「ゆう」は結う、「よう」は様子。
神様の知恵の伝わる姿であり、調和するバランスである。
「徳」という文字は美しいを意味する。
つまり、調和した目には見えない内面の輝きのことである。
原因と結果、の「あいだ」にあるもの、過程。
私はそれが大事だと考えているので、この本は認定証のようなものだ。
過程なき原因と結果の「あいだ」には何も無いと考えているからだ。
人は誰もが、結果で物事を判断しがちである。
タイトルと表紙のイメージから、勝手に神仏習合について
書かれているのかと思い内容も見ずに購入した次第なのだが
蓮の花に意味はないようである。
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コメント一覧
1. Posted by Yuji 2008年06月14日 23:58
◆は〜いっ!呼んだ?(笑)
最近まともに本読む時間ないよ〜
最近まともに本読む時間ないよ〜
2. Posted by ワインセラピスト 2008年06月15日 01:47
■うん。 (笑)
去年の6月、いきなり自分の霊性がアップした自覚があって
このブログのタイトルも変えたんだけど
今年もまた、アップした自覚がある。
Yuji が見たのは、ほとんどブログアップした瞬間だよ。
6月ってなんかあるのか?
この1週間、神道研究週間と名付けて本を読んでたけど
『「あいだ」にあるもの』ってタイトルが
Yuji の思い付き以上にすごいタイトルなのではないかと
思うに至る一週間だったわけ。
その総集編として敬意をひょうして
タイトルに使わせてもらいました。
本なんて、読めるときに読めばいいのさ。
所詮、本なんて自分と向き合うだけ。
人と向き合ってたほうが成長がある。
「あいだ」にあるものを実感できるよ。Good Luck!
去年の6月、いきなり自分の霊性がアップした自覚があって
このブログのタイトルも変えたんだけど
今年もまた、アップした自覚がある。
Yuji が見たのは、ほとんどブログアップした瞬間だよ。
6月ってなんかあるのか?
この1週間、神道研究週間と名付けて本を読んでたけど
『「あいだ」にあるもの』ってタイトルが
Yuji の思い付き以上にすごいタイトルなのではないかと
思うに至る一週間だったわけ。
その総集編として敬意をひょうして
タイトルに使わせてもらいました。
本なんて、読めるときに読めばいいのさ。
所詮、本なんて自分と向き合うだけ。
人と向き合ってたほうが成長がある。
「あいだ」にあるものを実感できるよ。Good Luck!
3. Posted by Yuji 2008年06月15日 07:24
■いやいやどうもありがとうですm(__)m
けっこう考えたんですよ、タイトル。
ひらがなのワンフレーズで、さらりと、
長いこと自分の中にある「その感じ」を
表現できないかな、って。
なんの話題にでも絡んで来るぼくの中心テーマね。
こちらで紹介されていた葉室さんの本を読んで、
なんであの時、ひらがなのタイトルが
自分の感性にフィットしたのか、
ちょっとだけわかった気がしました。
けっこう考えたんですよ、タイトル。
ひらがなのワンフレーズで、さらりと、
長いこと自分の中にある「その感じ」を
表現できないかな、って。
なんの話題にでも絡んで来るぼくの中心テーマね。
こちらで紹介されていた葉室さんの本を読んで、
なんであの時、ひらがなのタイトルが
自分の感性にフィットしたのか、
ちょっとだけわかった気がしました。
4. Posted by Dakko 2008年06月15日 16:14
とっても深い内容です
毎日書いてる日記なのに深みを増していくってすごいなぁ
引き出しが多い・・・てか引き出しの奥が深い
私の子供の名前は「芳徳」といいます
いわば美しいにおいのひとってことになるんだね
本人は汗臭いとよく言われるらしいです・・・泣
私はシッタールダを読んで以来中庸という言葉が座右の銘になりました
でも真の意味は分かっていませんねー
ワインさんのお勧めはまだ当分読めそうにないですが
後に絶対に読みます!!
今はまっているのがあって・・・夢中なの
毎日書いてる日記なのに深みを増していくってすごいなぁ
引き出しが多い・・・てか引き出しの奥が深い
私の子供の名前は「芳徳」といいます
いわば美しいにおいのひとってことになるんだね
本人は汗臭いとよく言われるらしいです・・・泣
私はシッタールダを読んで以来中庸という言葉が座右の銘になりました
でも真の意味は分かっていませんねー
ワインさんのお勧めはまだ当分読めそうにないですが
後に絶対に読みます!!
今はまっているのがあって・・・夢中なの
5. Posted by ワインセラピスト 2008年06月15日 22:20
■私的には「あいだ」にあるもの。が
ようやく腑に落ちた、ってかんじ。
Yuji のような表現者には、そういうものが
降って来るというか、湧いてくるというか
おりて来る瞬間があるんだよね。
ま、私も曲作ったりする時に、あとから
かっちょいい!と思ったり、駄文を重ねる時にも
書きながら湧き出でるものを感じたりします。
他人が書いてるような不思議な感覚。
ようやく腑に落ちた、ってかんじ。
Yuji のような表現者には、そういうものが
降って来るというか、湧いてくるというか
おりて来る瞬間があるんだよね。
ま、私も曲作ったりする時に、あとから
かっちょいい!と思ったり、駄文を重ねる時にも
書きながら湧き出でるものを感じたりします。
他人が書いてるような不思議な感覚。
6. Posted by ワインセラピスト 2008年06月15日 22:25
■Dakko ちゃん、深いと思う人が深いんです。
書いてる私よりも、受け取ってる人のほうが
深かったりするとおもうよ。
今、ビートルズを聴いて、わぁ、あいつら
20代にしてここまでわかってたの?なーんてのは
思い過ごしで、受け取る側が深く捉えてるだけなんだな。
などと思ったりします。
書いてる私よりも、受け取ってる人のほうが
深かったりするとおもうよ。
今、ビートルズを聴いて、わぁ、あいつら
20代にしてここまでわかってたの?なーんてのは
思い過ごしで、受け取る側が深く捉えてるだけなんだな。
などと思ったりします。