2008年07月26日

ソムリエの一本勝負

d97911fb.jpg新入荷の気軽なボルドーである。
Ch.ミロー'05 
どうやら畑はアントル・ド・メールに
あるようだが、その土地を名乗れるのは
白ワインに限るのであり、ワイン法は
ややこしいのである。
メルロー種主体のメローな味わい。
とても良い酒質なのだが、じつは
こういうワインは素人さんには
ウケがよくないのであり、ソムリエの
見る目としては、どのくらいワインを
飲んでいるか、つまり経験値のリサーチを
どれだけ短時間で感知できるかが勝負だ。

安価でハイクォリティなのにもかかわらず
「もっと重たいのが欲しかった」とか
「インパクトがないね」などと言われると
正直「わかってないなぁ」って気分にもなるのだが
それは、すすめた私の一方的な「非」なのであり
まだまだ修行中の身、なのである。

私は、世界一アバウトなソムリエを目指しているので
このワインが、パリの農業コンクールで金賞を取っている事や
パーカーがデイリーワインのベスト5に選んでいる、などという
裏の話は、いっさい口にしないのである。
ワインは左脳ではなく、右脳で愉しんで欲しいからだ。

しかしながら、「このワイン美味しいですね!」と
わかってくれた人にのみ、「いやぁ、さすが口が肥えてますな。
じつはこのワイン、かくかくしかじか、なんですわ」とか言ってしまう
商売人の気質も、ほんのり持ち合わせていたりするのである。
ソムリエの仕事というのは、実は格闘技なのである。

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コメント一覧

1. Posted by Dakko   2008年07月26日 06:54
そうなんだー
そんな格闘が日々繰り返されているんですね
ご苦労お察しします
て、苦労じゃないよとおっしゃるでしょうが
変なおっさんが言いがかりつけてくることもあるだろうなと思って・・・

こういう記事をみると
ぜひ飲んでみたーい!と思うのですが
Ch.ミロー'05をグラスでっていうのはないんだよね
そういう機会もありますか?
それは他のワインについてもだけど
2. Posted by ワインセラピスト   2008年07月26日 19:29
■グラスワイン常時10種ってのも
 葡萄畑の楽しみかたのひとつ。
 ただいま、エントリー中です。
 しかし、今日は暑いね。
 さんまちゃん、に笑わせてもらおう。

3. Posted by Dakko   2008年07月27日 08:54
さんまちゃんってwww

いつテレビ観る暇あるの?
わぁった。録画してみてるんだ

なぞのソムリエワインさんの明かされているようで良くわからない日常に肉迫。爆
4. Posted by ワインセラピスト   2008年07月27日 21:44
■27時間テレビのおかげで、睡眠3時間ほど。
 さんまちゃん、ほんとよく頑張るわ。
 元気もらえる。

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