2009年01月10日

みやびを満喫する

9cf2f7df.jpg昨日、本日と連日新年会だ。
昨夜は、日本舞踊でスタート。
本日は、琴と尺八。
みやびな新年である。
「春の海」にはじまり
大好きな「蘇州夜曲」まで聴けて
ごきげんな私である。
こう見えても、私
尺八吹けるのだ。そして
勉強会では、教える立場だったのだ。

ある女の子は、尺八をパクっと咥えちゃうし
おおむね、みんな、いつまで頑張っても
音さえ出ないのだ。
メロディを奏でるまでに、とても時間がかかった
だてに、首振り三年、とは言われていないのである。

吹けば鳴る、触ったら音が出るというものではなく
尺八という楽器は、ほんとうに魂を
吹き込む楽器なのである。

とある女性は、「尺八は吸うんだよ」と言っていたが
たぶん、おおきな誤解である。



そんなわけで、5月にホーチミンに行くことになった。
久しぶりのヴィエトナムである。
写真は、フランス領だった頃に建てられたコロニアルな
Majestic Hotel であり、屋上からの景色は圧巻である。
私は、何時間でもここに居られる。

ここで、アメリカ人のご夫婦に声をかけられた。
「戦争が終わって、はじめてここに来たんだ」
ありゃ、何が言いたかったのだろうか。
そんな時に、英語を学ばなきゃ、と思うのだが
喉もと過ぎれば、熱さを忘れるタイプの私である。

<お知らせ>
昨年、私のいちおしであった本「神道と日本人」の著者
葉室頼昭氏が、1月3日にお亡くなりになった。
直接お話が聴けたことに感謝するとともに
彼の、すばらしい書籍をひとりでも多くの人たちに
お奨めして欲しい。
             合掌。

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コメント一覧

1. Posted by yumi   2009年01月09日 23:33
ワインセラピストさんて
ほんと何でもできる方ですね。
ちなみに私はクラリネットを少々。
尺八より簡単に音が出ますが、最初は難しかったです。
今年もよろしくお願いします♪
2. Posted by ワインセラピスト   2009年01月09日 23:45
■yumi さま、買いかぶり過ぎです。
 食いしん坊なので、なんでもかんでも
 かじっちゃう、おしりかじり虫なのですが
 頂点を極める事に、何の興味も持てないのが
 おおいなる人間性の弱点なのです。
 よって、今年の書き初めが「道」となり
 少しでも、克服しようという所存なのです。

 明けましておめでとうございます。
 本年も、よろしくお願いいたします。

 ♪オ パキャマラド
  パキャマラド パオパオ パンパンパン ♪

3. Posted by OH   2009年01月10日 01:22
マジェスティックホテル・・・懐かしい響きです。以前、ヴェトナムに嵌ったことがあり、年に3〜4回は通っていた時期もありましたが(タイからだと飛行機で1時間ちょっとくらいなので、手軽に異国情緒が楽しめるんですよね)、ここ数年ご無沙汰です。久しぶりに行ってみようかな〜。でも私はハノイ派なので、ホーチミンはさほど興味ありませんが・・・失礼。はは〜。
4. Posted by Yuji   2009年01月10日 14:35
◆夜明け前に一度いつもの習慣で目が覚めて(笑)
 携帯からコメント書いてるうちにまた寝てしまい

 昼前まで行ったり来たり(笑) 
 やっと生き返りました

 葉室さん、あちら側へ行かれたんですね
 と、いうことは、こっちにいた最後の年にお会いできたんだ

 本当によかったですね、会ってお話しできて

 今年の仕事初日、ちょっとデスクまわりに積みあがってた
 書類やらなんやらを整理していてね
 このところずっと、いろいろと繋ぎ合わせてたもんで
 見事にとっ散らかっていて
 

 前に神道の調べ物をしたときにメモっていた
 葉室さんの言葉が目に飛び込んできました
 
 言葉のもっている「いのち」は、ちゃんといいタイミングで
 沁みこんでくるもんですね


 しかし
 し、しゃくはち、ふけるの?
 しらんかったー

 すっげー

5. Posted by ワインセラピスト   2009年01月10日 16:46
■OHさま、当時は、名古屋からの直行便が
 無かったので、BKKでトランジットしました。
 ベトナム航空のオーバーブッキングで
 初日から予定が狂ってしまいましたが
 ホテルは無料でお小遣いももらったので
 さっそくパッポンタニヤに繰り出しました。

 ホーチミンは、日本で報道されるほど
 洗練されても居ないし、食糧事情も
 交通事情も、予想外でしたが
 かなり変化しているとの情報もあり
 たのしみです。

 以前、マジェスティックホテルに行った時
 偶然、結婚式に遭遇して、あれは圧巻でした。
 民族衣装やら民族音楽って、素敵です。
 古いホテルはレックスホテルにしても
 フランス文化と中華の融合が、いとをかし、ですね。

 しかしながら私は、タイのほうが断然好きです。
 仏教国だし。まいぺんらい、だしね。

6. Posted by ワインセラピスト   2009年01月10日 16:54
■Yuji 、そうなんだよ。
 びっくり。
 彼のおかげで、多くの人たちが
 より日本人として生まれたことに対して
 感謝の気持ちを持てたり、誇り高く生きていくことが
 できるのではないのか、と
 そして、影響受けたものが、伝達、継承を
 することが大事なのだと思っています。
 早過ぎて、残念です。

7. Posted by Dakko   2009年01月15日 10:17
しばらくPCをみていなかったので
知りませんでしたが
葉室氏が彼岸に発たれたとのこと
驚きました
なぜ急に発たれる事になったのですが

ベトナム・・・いいいなぁーーー
まだ行った事ありません
戻られたら、お話してもらおっと

8. Posted by ワインセラピスト   2009年01月15日 21:26
■Dakko さま、ベトナムの魅力は
 「若さ」なんですね。
 平均年齢が、他国に対して異常に低い。
 戦争の爪痕ですね。
 その分、エネルギーがあるから
 将来に期待が持てます。

 そう、全国のハムラーが、しょんぼりしています。

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