2009年02月22日

やっぱ聖子ちゃんでしょ

4974cfc4.jpg「新源氏物語」田辺聖子を読んでいる。
なぜか。
寂聴さんのばかりでは、きっと
彼女の解釈を受け入れ過ぎてしまう
そういう懸念があるのだ。
私はいつも、ニュートラルで居たいので
ひとつの色には、決して染まらない
いや、根っからそういう性質なので
染まれないのであるからして、ソマリアには
ただならぬ関心を寄せている。

源氏物語を調べていると、やはり
田辺聖子氏の解釈がおおいに多勢であり
ポピュラーなものから攻めるのは常套手段だ。
しかも上下の2巻だけというのは有難い存在なのである。
ま、そうとう字も小さいし、ぶ厚いのだけど。

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聖子ちゃん(でいいのか?)に関しては、かつて「万葉集」のところでも
引用させていただいたのだが、彼女の理解力と表現力に
ただならぬものを感じていたのであり、教えを請う所存だ。
あなた色に染めて欲しい気分なのであり、白無垢の私である。

口語で訳したがゆえに、「新・・・」と称しているところにも
どこか好感を持っている私なのである。

「源氏物語」に、こんなにハマっている自分に驚いている。
古典の授業は概ね、大切な睡眠時間だったのだ。

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コメント一覧

1. Posted by ぶぁね   2009年02月22日 11:13
聖子ちゃん、昔ハマって読んでました。
あのほんわかした関西弁のやりとりが好きなんですよねー。
「源氏物語」そろそろ読んでみようかと思っているのですが
寂聴さんと聖子ちゃん(その他でも)
ワインセラピストさまのお勧めはどちらでしょう?
私のツルツル脳でもちゃんと理解できて、楽しく読めたらいいな〜。
古典、苦手だったので…。
2. Posted by ワインセラピスト   2009年02月22日 18:01
■瀬戸内寂聴さんのは10巻。
 それに付き合う気合が足りなかったのも
 原因のひとつに数えられます。
 聖子ちゃんの発行部数を瀬戸内寂聴さんが
 超えるのは時間の問題とされており
 近い将来、瀬戸内寂聴さんのほうが
 スタンダードになりうる可能性は大、ですね。

 私は古典の先生が教室にやって来るだけで
 催眠術にかかってしまい、突っ伏して
 そのまま終業を迎える、おとなしい生徒であり
 脳みそにはコラーゲンがたっぷり。
 そんな私でも、楽勝に読めますので
 どちらでも、ご安心のうえお楽しみください。

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