2009年03月05日

幸福が現実となるのは、それを誰かと分ちあったときだ。

fe9c9dbe.jpg「Into the wild」を観た。
レビューをみると、誰もが
絶賛の嵐なのであり
どうやら私は少数派である。
なので、観る予定のお方には、以上!
いやぁ、映画って、ほんっとうに
いいもんですね!

それじゃ、また、ばいちゃ!


<ネタばればれなので要注意>

この映画の序盤に、いい言葉が出てきた。

「強くなんてならなくていい、強いと知る事だ」

なんて素敵なことばなのだろう
旅立ちにふさわしいことばではないか。
ノンフィクション作品なので期待が高まったのである。

大学を卒業したての、クリストファー。
自らをアレックスと名乗っているので
ここからは、アレックスと呼ばせてもらう。

アレックスは、なに不自由のない家庭に育ち
経済的にも豊かであり、学業も優秀である
ところが、親の「うぞ」に気付いてしまってからは
何もかもが信じられなくなった。

彼の中の結論として、人間社会に対するアンチテーゼとして
荒野にひとりきりで生きる、という選択をするわけだが
ま、若気の至り、である。

原始人のように生きるのだ、といいながら
マッチやナイフ、猟銃を携えて行くのだから
私から見たなら、アンチテーゼとしては
かなり、ひ弱である。

誰もこんなレビューを書いていないのだが
私が思うに、そんな哲学的な意味があっての
行動では、ないのではないのか?と思うし
言うならば、緩慢な自殺の記録、である。

ただアレックスはアラスカの荒野の中で死にたかっただけ、なのである。

最後に残すことば「幸福が現実となるのは、それを誰かと分ちあったときだ」
それがすべてを物語っている。
本心は親も文明社会も認めているのである。

ただ、若さゆえの傲慢さから、ゆるやかに自殺しただけの物語であり
ビルから飛び降りる人と、なんら変わりない。
それがどうして、148分の大作であり、絶賛されるのか
私には理解不能である。

しかも、アラスカの大地に独りきりになって、わずか100日余りで
死んでしまうとは、現代人がいかに他の動物たちと比べて
頼りない生物なのか、に愕然としてしまう。

私の感覚は、ひょっとしたら間違っているかも知れない。
観た方、感想をひとこと頂けたなら幸いです。

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コメント一覧

1. Posted by あおい   2009年03月05日 13:31
星野道夫さんの本が好きなので、アラスカには心寄せる機会が多いです。
だからこの作品はかなり気になっていましたよ

若気の至りはじゃんじゃんやればいいと思うし、
何事も経験だと思うから反対はしないけど、
死んじゃいけません(><)
知らないことだらけで、これから起こるすべてのことを棒に振る行為は是非やめてもらいたい。
死にかけるのはいいですよ、死にかけは!!
結局最後まで、ひよっこなんですね〜〜人は。
だから与えられる出来事はすべて味わいたいし、味わってほしいもんです。
2. Posted by ワインセラピスト   2009年03月05日 16:22
■星野道夫さん、Wiki で調べました。
 なるほど興味深いお方ですね。
 いろんなこと、よく知ってますね。
 そんなあおいちゃんのご意見にも深く共鳴。
 この映画、映像は被写体の良さもあり
 とても美しく、ダイナミックです。
 アメリカの大自然を満喫できます。
 
 でもね、夢や希望のない映画は
 好きになれないんだな。
 見終わった瞬間に、寂寥感におそわれる。
 邦題は「荒野へ」ではなく「荒野の引き籠り」がふさわしい。

3. Posted by aoi   2009年03月06日 10:21
haha,引きこもりね〜〜
なんか無駄に思い悩み、ここまで自分を追い込むのって、the青春って感じがしますね(^^)

今度、「荒野で引き籠り」見てみますね〜〜
4. Posted by ワインセラピスト   2009年03月06日 16:58
■けっこう辛口に書いたけれど
 2時間半は、あっという間でした。
 こころのふれあい、行き違い
 大自然の美しい映像を
 ぜひ、おたのしみください!

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