2009年03月28日

春に心地良いインストアルバム

d852ef6b.JPG陽気なリディムが恋しくなる季節だ。
ただ今、この2枚のアルバムが
ヘビーローテーションである。
Gladstone Anderson の
「Caribbean Breeze」('89)
John Kpiaye 「Red, Gold & Blues」('94)
グラッドストーン・アンダーソンは
通称’グラディ’という名で
数々のアルバムに顔を出す
名ピアノプレイヤーであり
ベーシックな部分にJazz があるので
縦横無尽ながらも、メロウで
心に残るメロディを紡ぐ。
カリブの風、という名のアルバムだが
春風に誘われて聴きたくなる名盤である。

「Caribbean Breeze」('89)
PRODUCED BY: Gladstone Anderson, Shizuo "EC" Ishii
RECORDED AT: Tuff Gong Studio
[MUSICIANS] BASS: Christopher Meredith, Danny
DRUMS: Cleveland "Clevie" Browne, Joney
GUITAR: Lascelles Beckford SAX: Dean Fraser
TROMBONE: Nanbo Robinson, Barry Bailey
TRUMPET: Bobby Ellis PERCUSSION: Everton "Dish" Carrington

d86ff763.JPGJohn Kpiaye はジョン・カパエ、とも
ジョン・カパイともジョン・クピアエとも
表記されるところを見ると
片仮名にしにくい発音なのだろう。
彼は、UK ラヴァーズの世界では、とても
著名なギタリストで、彼もジャズ畑出身である。

「Red, Gold & Blues」('94)
[PRODUCTION] PRODUCED BY: John Kpiaye, Linton Kwesi Johnso
[MUSICIANS] BACKING VOCALS: Vamps BASS: Dennis Bovell DRUMS: Paul Blake
GUITAR: John Kpiaye KEYBOARDS: Henry Holder ALTO SAX: Brian Edwards
TRUMPET: Tan Tan PERCUSSION: Everald Forrest
FLUTE: Steve Gregory PROGRAMMING: John Kpiaye
SOPRANO SAX: Steve Gregory ・ VIBES: Nick Straker

この2枚は、いわゆるイントゥルメンタル・レゲエでありながら
DUBではなく、ひたすらキャッチーでポップなメロディを
ジャズフレーヴァーで聴かせてくれるのだからたまらない。

ドラムとベースは、きっちりウネっているリディムの上を
爽快に、風に舞う桜の花びらのような美しさなのだ。
マイヤーズとともに春風に乾杯。
もしくは、ロゼワインとともに愉しみたい。

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コメント一覧

1. Posted by Yuji   2009年03月28日 13:19
◆ああ〜良さそうだね〜この2枚。
 ジャズ風味でメロディアスなレゲエインスト?
 う〜ん欲しいかも〜。
2. Posted by ワインセラピスト   2009年03月28日 17:02
■古いから、手に入りにくいと思うよ。
 アマゾンにはなかったし。(笑)
 過日のリコ・ロドリゲスのような
 土臭さはあまり無くって、どちらかといえば
 ソフィスケートされたレゲエです。
 踊れるけど、美しい。
 そんなかんじ。

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