2009年06月26日

夕暮れの公園に、ひとり、ぽつんと

5074b01f.jpg「1Q84 BOOK 2」 村上春樹
ベランダでのんびり完読した。
読み終えた瞬間、太陽は
まだ高いところにあるのに
私のこころのなかの風景は
ともだちが三々五々散っていき
夕暮れの公園に、ひとり、ぽつんと
取り残されたような、そんな
気持ちだったのである。
もちろんそれは、感動に浸って
余韻を愉しめなかったという意味でなく
思いのほか、ひどい作品だったわけでもなく
村上春樹の世界との時間が、私のこころを
童心に帰らせてくれ、時を忘れ
むさぼるようにその世界に浸る事ができた
その証であるのだ。

驚いたのは、Book1 の時に、蜘蛛の話から
湯ノ山温泉の「蛾」を連想したのだが
Book2 のクライマックスに「蛾」が2回も
登場した事である。
つまり、湯ノ山に行った時に、もう
発売されることすら知らない「1Q84」を
読む事が決まっていたのである。

もっと言うなら、過日のエルサレム賞の
「私はたまご側につきたい」発言を
聞いていなかったら、多分この本を手に取る由もなかったわけで
複雑に、そして明確に未来と過去は繋がり
影響しあっていることを見せ付けられた思いだ。

そして、ひょっとしたら宇宙人の仕業だと
勘繰っていた私の身の回りの出来事は、私が
リトル・ピープルの監視下にあるからなのではないか
彼らの思惑どおりに事は運ばれているのではないのか
そういう疑惑も浮上している。

つまり独りぼっちで夕闇の中に佇んでいながらも
まだ小説の余韻に浸っている、ということだ。

この曲が、突然聴きたくなった。
小説との関連性は、もちろん、ない。



松任谷由実 夕闇をひとり

budoubatake at 00:40コメント(0)トラックバック(0)座・読書  

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