2010年04月12日

自分以外の何かに祈る、それはもっとも美しい

a744f744.jpg「さ、お祈りをして」
「もうしない、お祈りしたって
  何も変わらないんだから」
母子のちょっとしたすれ違い。
子が母になり、懺悔し、赦し、祈る。
映画「あの日、欲望の大地で」だ。
(原題:The Burning Plain)
この邦題は正直なんともならんが
燃える広野でも内容を言い表せないからして
ま、良しとしておこう。
我々の世代の抱えるさまざまな問題が
ここには表現されていておもしろい。
人として、男、女としての40代
親としての40代。親の感性と子供の感性。
それぞれの正義やジェラシーを
過不足なく100分少々に収めている手腕はすごい。

シャーリーズ・セロンって女優が大好きで
彼女の見た目も好きだが、それ以上に
差別のある頃の南アフリカに生まれ育った彼女が
映画をとおして、人間ってものに肉迫する姿勢が好きだ。
女優をしながら哲学者であるからして
一糸纏わぬ姿などは、私へのサービスだと考えたい。

映画を観終わる頃に、ああ、あの冒頭のシーンは
こうつながるのか、と
もういちど最初から観たくなる映画である。

「自分以外のなにかのために祈る」それは。地球上で
人間だけに与えられた最高に美しい行為なのではないのか。

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コメント一覧

1. Posted by muramy   2010年04月12日 09:32
夜オノヨーコさんの「今あなたに知ってもらいたいこと」を読んでいたら、祈り、について「人のために祈っているつもりでいたのだけれど、それはじぶんの中にある恐怖や怒りを追い払うことだったのです。」と書かれていました。わたしは特別な宗教を持たないけど、祈ることは、食事をしたり眠ったりするのと同じくらい日常です。ヨーコさんとセラピストさんのコメントを読み、気持ち新たになりました。
2. Posted by ワインセラピスト   2010年04月12日 16:27
■とうとう私も小野洋子と肩を並べる程になりましたか。
 感無量です。(笑)
 
 muramy さんのブログも主義主張がはっきりしてて
 とてもおもしろいですね。
 
 祈る時間、大切にしようと今、あらためて思いました。
 ありがとう。
3. Posted by Ako   2010年04月13日 05:04
シャーリーズ、好きです。
容姿だけからいうと、The Astronaut’s wifeに出てるベリーショートヘアの彼女がとても好きです。
セーターを何枚着重ねててもにじみ出てくるような知的なセクシーさ、いいなあぁ…

4. Posted by ワインセラピスト   2010年04月13日 17:23
■昨夜のTV番組で唸ったんだけど。
 まさしく、彼女はそういう女。以下引用。

 つんく♂さんは どんな女性を「ズルい女」だと思いますか?
 『さりげなく触れてくる女はズルい。嘘つきな女もズルい。
 でも1番ズルい女は、惚れた女だよ。
 好きになっちゃうとさ その娘の何でもない仕草が歯がゆかったり
 ちょっとした言葉がワガママに思える。
 つまり 女の子は全くズルくないのに
 男って 惚れれば惚れるほど その子がズルく見えてくる。
 その娘がズルく見え始めたら それが恋の始まりなんだ』
5. Posted by Ako   2010年04月13日 19:19
正直に伝えれば怒るし、褒めてあげても疑うし…女ってやっかいな生き物。(自分で言っていいのかしら)

惚れて恋して、わがままもズルさも可愛いと思える…男性はただ単にシンプルなだけなのか、いやいや実は女よりずっとずっと大人なのかもしれませんねぇ。

「Men of Honor」の彼女の演技も良かったですよ。

6. Posted by ワインセラピスト   2010年04月14日 00:57
■男は永遠にこどもです。
 

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