2011年02月18日

運気理論20:常識すべてを疑ってみる

5cb3193f.jpg常識と云うものは今この時にのみ通用する。
100年前の常識はほとんど残っていない。
百科事典ですら30年で80%の書き換えを
要するのだそうだ。ならば100年後を
想像して今の自分を考えてみたい。
創造力を鍛えるためには、まず
常識すべてを疑ってみる事だ。
その手法はデカルトにより
方法的懐疑とか積極的懐疑とよばれるが
現実の生活の中の違和感にこそ突破口がある。
たとえば70年頃までは生物の進化は
弱肉強食であり強い者だけが生き残って来たと
考えられてきたが、今、だれもそんな事は考えていない。
生態系と云うものは「共生」という型で
繋がっているというのは承知の事実だ。

強くなくてもいいのである。
おのおのの長所がある。
短所を補い許し合い、長所同士で
繋がり合い協力して成長していくという
生物が今日まで脈々と培ってきた流れを
我々の社会に活かす時代になったのだ。

過日紹介した「女と男」にも書かれていたが
我々は無意識に恋をすると思いがちだが
じつは同じ遺伝子型を持ち、そのなかでも
自分とできるだけ遠い遺伝子を選ぶのだそうだ。
それというのは種の保存という本能であり
掛け合わせる事によって相乗効果を生む。
相乗効果を生むということは
あたらしい価値観、常識を創造するという事だ。
人類の進化の秘密の一部だな。

世の中の常識の中で生きながらも、積極的に
違和感を感じすべてをいちどは疑ってみると
そこからとてつもない相乗効果を生み出せる。
それが創造するということであり次世代に繋ぐ
我々の生きた証となるのである。

うーむ。
今日はまじめ過ぎたな。
すまん、昨夜の整理整頓だ。

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コメント一覧

1. Posted by poohan   2011年02月17日 22:22
百科事典、30年で80%の書き換え…凄いですね。

恋の話…「同じ遺伝子型」の中からより違うものを選ぶのですね?「違う遺伝子型」ではなく。奥が深いです。

常識を疑う=現状に甘んじない…という事ですね
2. Posted by ホヌ・マハ郎   2011年02月17日 23:11
■遺伝子の型のはなしはここではしませんが
 その話はとっても興味深いですよ。
 あの本はおすすめです!
3. Posted by poohan   2011年02月17日 23:27
うきゃっ
またまた読みたい本が増えてしまった。

最近、読みたい本が目白押しで…そういう時期なのでしょうね。
この本、9冊目にエントリーしときます
4. Posted by ホヌ・マハ郎   2011年02月17日 23:33
■そうそう。
 恋をするとね、疲労を感じにくくなるそうです。
 そして否定する脳の部分が活発でなくなるので
 なにもかも受け容れられてしまうそうだよ。
 まさに今のpoohan。(笑)
5. Posted by ふみくん   2011年02月18日 01:28
なるほど。
自分にないものを持った異性への憧れは、そういうわけなんですね。
ダーウィンの法則だったかな。
「強いものが生き残るのではない。、時代や環境の変化に気づき、適応したものが生き残るのだ」
そんな言葉とも通じるものがありますね。
6. Posted by ホヌ・マハ郎   2011年02月18日 01:56
■昨夜の講義は「時流独創」という
 壮大なテーマだったのです。
 経営ってのは環境適応業と言われていますが
 それじゃ後追いであって負の連鎖に勝てず苦しい。
 じゃ、どうするか。
 時代の先を見据えてだれよりも先手を打つ、つまり
 自分が流れを創るんだ、という元気な講演でした。
 サッカーにも通じるし政治にも通じる話ですね。

 国土交通省国土計画局のレポート
 「国土の長期展望に向けた検討の方向性について」 
 これをつい先ほどチェックしました。
 http://www.mlit.go.jp/common/000134593.pdf

 これを読むといかに政治が立ち遅れているのか
 どれだけ無策なのかに愕然とします。
 ロシアとの問題にしても対応が後手後手過ぎて
 一刻も早く解散して欲しいものです。
 

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