2012年08月15日

The Wind Whispers Mary

6148f139.jpg『永遠の0(ゼロ)』『モンスター』を読み
そこはかとなく感動していたら、いやいや
『風の中のマリア』はそれ以上だよ、と聞き
翌日早速買いに走った私である。
いやはや、前2作に勝るとも思わんが
傑作である事は間違いない。
ゼロは特攻隊。モンスターは整形美人
そしてこの作品はオオスズメバチ。
まったくもってその引き出しの多彩さと
その奥行きの深さに陶酔してしまう。
『永遠の0(ゼロ)』は「誰かがちゃんと
歴史を語り継がねば」という意思が感じられたが
あとの2作から感じた事は『道』である。

生きるうえで絶対的に必要ではない事柄なのだが
そのなにかを極めようとする時にひとは多くを悟る。
オリンピック選手のことばが響くのと同じだ。

オオスズメバチの生態を知っていたって
実生活に与える影響は少ない。
競泳選手がいくら早く泳げても
大海に置き去りにされたらサメに
勝てないのとおなじように。

しかし、1秒以下のコンマの世界を競うひとたちの
ストイックさと日常のちょっとした違和感や興味に
とことん時間を割くひとたちは同様に人を感動させられる。
そんなことをこの百田尚樹から感じた。

きっと俗に言う「オタク」も度を越せば多くの人に
影響を与えることができるのである。
コアであればあるほどにそれは「人生とはなんたるや」に
直結していくのでありオオスズメバチの一生と
人間の一生を重ね合わせる事から学ぶべきものは多いのだ。

そうそう蛇足だが、この『風の中のマリア』というタイトルを見た時に
きっとこのひとジミヘンが好きなんだなと思ったぞ。
いつか音楽ものを書いて欲しいものである。
付録のこの曲は邦題「風の中のマリー」だ。



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コメント一覧

1. Posted by ふみくん   2012年08月16日 00:46
お盆中もおつかれさまです。
こちらも興味深いテーマですね。
僕も三冊目にトライしてみます。
2. Posted by ホヌ・マハ郎   2012年08月16日 01:58
■ふみくんおつかれさまです!
 そうそう。
 ふみくんにはそのまえに「ヘルタースケルター」を
 お渡ししないといけないんだよ。
 いつも忘れちゃうので次回は声をかけて下さいね。
 
3. Posted by ニコニコ   2012年08月16日 20:07
おいらも今読んでます(^-^)/
奇遇ですね。(^-^)/
4. Posted by ホヌ・マハ郎   2012年08月16日 20:14
■ノロさま、ご自分への誕生プレゼントですね。
 Happy Birthday!
 

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