2014年06月11日

楽器の奥行きは果てしないのである

084ae3ea.jpg『Jus' Cruzin'』
Ledward Kaapanaだ。
スラッキーギターで有名な
レッドだが、このアルバムは
全編オートハープなのだ。
オートハープという楽器に
触れたならわかるのだが
言うなればピアノ風であり
ボタン一つで和音を出す。
つまりボタンで要らない音を
ミュートするのである。
この楽器でメロディを奏でるのは
至難の業と言えるのだが
このアルバムのレッドはいともた易く
当たり前のように奏でていて驚く。
こういうポピュラーでない楽器を
メインに持ってくるところが
マイナージャンルの中のメジャーの
小憎いところであり、それに
果敢に挑戦する石原氏もまたシブいのである。

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