2014年08月08日

たった一人の嘘つきが世界を変えられるという驚き

1dfc0561.jpg今や吉田清治をご存じない人は
このブログを読んでいる人の中には
たぶん居ないだろうから割愛するが
「なぜ」「どうして」という
疑問を抱えている人は多い筈だ。
おおまかに言えば2点。
吉田清治は何の得があって
大ウソを世間に流布したのか。
そしてどうして世間は即座に反論し
正さなかったのか、だ。
wikiで彼を紐解けば、単に
目立ちたかった、有名になりたかった。
とも取れる。
そして世間は彼の主張を「バカげている」と
その根拠を示す証拠を探すような
無駄な時間は費やさなかった。
相手にしなかった、という事なのだろう。

でも、たった一人の嘘つきが世界を変えたのだ。

本を出版するだけの目的で衝撃的な内容の虚構の世界を描いたのに。
いつの間にやら、それは「証言」として歴史を歪曲した。

1996年の国連のクマラスワミ報告でも吉田証言は強制連行の
証拠として採用されている。
1992年7月31日の韓国政府による日帝下軍隊慰安婦実態調査報告書でも
吉田の著書を証拠として採用し、その後も修正していない。
2006年に米国下院が慰安婦問題で対日非難決議
(アメリカ合衆国下院121号決議)案を審議する際の資料とされた
同議会調査局の報告書(2006年4月10日付)でも
「日本軍による女性の強制徴用」の有力根拠として
「吉田証言」が明記された。

1983年に朝日新聞と赤旗が取り上げたガセネタが
勝手に独り歩きしたのである。
しかも朝日新聞が記事の誤りを認めたのは今年の8月5日だ。
1996年(平成8年)5月2・9日付の週刊新潮インタビューで吉田は
自らの証言を創作(フィクション)を含むものであることを
あらためて発言したにもかかわらず。だ。

トップの写真は占領下のパラオで撮られた写真だ。
パラオの人たちは半裸っつーかふんどし一枚。
なのにもかかわらず日本人は長袖ジャケットにネクタイ
もしくは詰襟であり長ズボンにピカピカの革靴だ。

それを見ても分る様に、まだまだ武士道精神の生きている時代なのだ。
クールビズ?なんじゃそら?の時代なのであり
厳しい自己規律がそこにあるのは一目瞭然なのである。
神道、仏教、武士道に即して行動している。
おてんとうさまが見ている中、SEX SLAVEなんて発想は
微塵もなかったはずだ。だいじょうぶ。
誇り高く生きよう。

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