2016年02月13日

劇薬なのである

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ビートルズはいつ聴いてもすばらしい。
でもジョンのソロアルバムや70年以降の作品は
時を選ぶのである。

「ジョンのこいつが聴きたいな」という日にしか有効でないし
その日の効力たるや絶大なのである。

そしてジョンの作品の「不意打ち」
これがいちばんキツい。

FBで『Woman』がラジオから聞こえてきて泣けたとあったが
私にもおなじようなできごとがあり、おおいに共感した。

それはもうジョンが他界して
10年も経とうと云う頃、庄内橋だった。
カーラジオが『Woman』を流しはじめた。

真っ青な空が今も忘れられない。
悲しいほどの青さだった。
ハンドルを握る手に力が入らない
なみだが溢れてくる。

この曲は特別な存在なのだ。
遺言と言っても差し支えない。
彼の最期のラブレターなのである。
こころしてから聴かないといけない劇薬なのだ。



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