2016年09月19日

壜の中のメッセージ

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なにも信じられなかった。
ただ虚ろに時が過ぎた。
なんのために生きてるんだろう。
本を読んでも映画を見ても音楽を聴いても
どこにも共感できない日々が続いた。

誰からも必要とされていないんじゃないのか
さて、神さまは私にどうして命を与えたのか。
自問自答の毎日だった。

そんなある日空けたワインの壜のなかに
おもいのたけを詰め込み、最後の一行に
「S.O.S.」と書いて海に放った。
だれかの手にわたりますように、と。

来る日も来る日もそんなことをして過ごした。
孤独は増すばかりだ。

ところがある朝、信じられない光景を見た。
ゴロゴロと、たくさんの壜が浜辺に打ち上げられている。
手に取ってみると、そこにはみんな「S.O.S」と書かれている。
私だけじゃなかったんだ。
だれもが皆さびしいんだ。
だれもが救いの手を求めてるんだ。
世界中のだれもが。



budoubatake at 13:18コメント(0)トラックバック(0)ワインを美味しくする音楽  

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