2017年09月07日

顔を上げろ、前を向け!

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三羽省吾『ヘダップ』読了。
『ヘダップ』とは“Head up”である。

サッカーJFLを舞台に18歳の少年の1年間の物語だ。
翻って自分自身の18歳を思うと、もちろんそれはたった1年では
得られないものだが、とんでもない優越感も劣等感も
泣きたくなることも有頂天になる事もたくさんあって成長してきた。
そんな出来事のひとつひとつを小説を読みながら噛みしめた。

人の成長にはなにかしらの事件を伴う。
傷付けられたり傷つけたり。
痛みでしか気付けない。
悔し涙の数や屈辱の数だけ成長できる。
出会った人すべてに「ありがとう」と言いたい気分である。

主人公の勇。在りし日の自分を振り返るとともに
18歳からは遥か遠くに来た現在も学ぶ事は多い。
たくさんの登場人物のある小説だが、それぞれに重要で
「いるよね」と思わせる描写も抜群。
青春小説だと思って甘く見ていると途中からは
泣かされる場面が多くて困るから注意が必要だ。

budoubatake at 18:52コメント(2)座・読書  

コメント一覧

1. Posted by ふみくん   2017年09月08日 00:25
こんばんは。
駆け出しのサッカー選手、それも才能を期待されながらブレイクできない、チームの中で輝けない、そんな選手の気持ちになって(?)僕は読みました。
自分を一歩引いて守護神のように俯瞰して見ることは、スポーツの世界だけでなく大事ですね。
成長には痛みを伴う、おっしゃるとおりです。
読了&感想ありがとうございます!
2. Posted by 大島”ビッグアイランド”正浩   2017年09月08日 11:04
◆最後の5分の1くらいはずっと
 涙を拭きながら読んでました。
 登場人物みんなが、とっても魅力的なんだよね。
 無理矢理置いてってくれてありがとう!
 すばらしいドラマにこころが洗われました。
 感謝!

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