2018年02月07日

Now & Then

now_and_then







カーペンターズの『Now & Then』は、当時の
日本でもそうとうなヒットを記録したアルバムで
1973年このアルバムのなかから、われわれは
アメリカを垣間見ていたような気がする。

まずはカーペンターズのロゴデザイン。
コカコーラにも似た、いかにもアメリカ。
しかもやわらかくカッコよく印象的だ。
佇むアーリーアメリカン調の家屋に
真っ赤なスポーツカー。
当時の自分たちはといえば、まだ
舗装されていない道があったし野良犬に
追いかけられて命からがら家に帰った頃である。

今聴きなおすとまったく古くないどころか
斬新ですらあるから元祖エバーグリーンだ。当時
たった20年前の音楽がオールディーズメドレーとして
録音されているのだが、よくよく考えて欲しい。
オリジナルと聴き比べたら音のクオリティが
数段以上に上がっていることに気付くはずだ。

この頃の音楽のクオリティが優れているのには
理由がある。50年代の録音はモノラルだったものが
60年代初頭にはステレオになり、録音する際にも
2トラックから4トラックとなり80年代には
24トラックまでの録音が可能となった。
音の塊ではなく、ひとつひとつの楽器や声が
クリアに再生されるようになったのだ。

もちろん楽器もマイクや関連機材すべてが進化をしたため
50年代とはまったく完成度が違うのである。
アナログ録音のほぼ完成系に向かうレコーディングだ。

音質にも感嘆しつつ、カーペンターズのすばらしさは
そのアレンジ能力とコーラスワークだと言えるだろう。
カバー曲を聴けば、オリジナル曲とはまったく違う
アプローチをしていてあたらしい息吹をふき込んでいる。
それはテクノロジーの発展と無関係ではないのだ。

聴けば聴くほどにすばらしい。
カーペンターズをファーストアルバムからすべて聴いたが
今までベスト盤で満足していた自分に後悔したのである。
アルバム単位で聴くべきアーティストだ。
まずは日本での最大のヒットアルバムから味わって欲しい。



<比較>






budoubatake at 22:14コメント(2)ワインを美味しくする音楽  

コメント一覧

1. Posted by yuji   2018年02月07日 22:27
■実はCDではベスト盤すら持っていなくて
74年の「ライブ・イン・ジャパン」DVDを
クルマのBGMに流していたら
うっかり「シング」で涙してしまいました。
あのステージで並んで歌った子たちも
もう50才ぐらいだよね。
2. Posted by 大島”ビッグアイランド”正浩   2018年02月08日 13:08
◆あのライブは印象的でしたね。
 そうとうな視聴率だったのではないでしょうか。
 数年後デニーズでジャンバラヤというメニューを
 発見した時には迷わずオーダーしたのも
 つい先日の事のようです。

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