2018年09月23日
こんな風景を感じながら歌を詠んだのだな
秋の長雨も晴れ男の前には無力である。
朝まで降っていた雨は、海に着く頃には快晴。
まさしく、私の日々の行いによるものであり
ちいさい頃は神さまがいて不思議に願いを叶えてくれたが
今なお健在である。
燃えるような夕陽は神さまからのプレゼント。
刻々と遷ろう景色はどんな名画も遠く及ばない
深い深い芸術である。
おおきなお月様が水面に映り、くっきりと見える水平線。
波打ち際では波先が光って絶え間ないショーを繰り広げる。
秋の虫の声と漣の音色が交差する。
須磨に追いやられた光源氏も松尾芭蕉も
こんな風景を感じながら歌を詠んだのだな、と。
どれだけ時が流れても、日本のうつくしさは変わっていないし
これからも継続するのだな、と、そう思った次第である。
海の幸のおいしさ。
永く続いて欲しいものである。