2018年11月15日

あん時、わからなかった事

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過日、友人と話してて「若い頃にはわからなかった事が
たくさんわかるようになった」と語っていた。

某ライブハウスに出演させてもらった時だ。
口うるさいと評判の店主はわれわれに
「おまえら、どうして乗用車なんかに乗ってるんだよ。
バンドマンならバンドマンらしいクルマに乗れよ」
からはじまり。
「見た目がフツウじゃステージ映えしねぇぞ」
「曲のアレンジも取って付けたみたいだな」等々
散々ぼやかれて、アタマに来て二度と足を運ばなかった。
あんな奴に頭下げてまで演奏できるか。なのだ。

今思えば、それは明らかにバッドチョイスだったのである。
そのことばを、真正面にしか受けとめられなかった
大馬鹿野郎だったのである。

真意はわからないけれども、演奏力や将来性がなければ
そんな事言わないし、出てもらわなくていいわけだ。
今、私がその店主だったら、こう言う。

「ツアーとか出てみる気ある?あるのなら紹介するよ。
可能ならば、自分たちが、どんな場所でも自分たちの音を
出せるようにバンの一台もあると良いよね。あのクルマじゃ
アンプとか載せられないでしょ」
「見た目もさ、普段着じゃなくってインパクトがあったほうが良いよ。
第一印象がだいじだからさ。いわゆるハッタリ。だいじだよ」
「曲のアレンジも、まだまだ進化する余地があるね」

たぶん、そんな意図だったと思うけど、あたまごなしでは
反発したくなる20代の少年である。
一見普通に見えるのに音を出したらすげぇ!がカッコイイ。
そんな考え方は30年早かったのである。

あの店主、悪い人じゃなかったんだよね。
ただ肌が合わなかっただけなんだな。
今は亡き小川銀次の前座で演奏させてもらえたんだもん。
そう、RCサクセション脱退後の小川銀次だ。
凄かった、ブッ飛んでたし爆音だった。
今思えば、彼(店主)にとって、我々は
わりと期待値高かったんだよね。
じゃなけりゃ出会って二度目でそんなブッキングしないもん。
残念なわれわれだ。

あの時君は若かった。
クロスロードを右なのか左なのか。
それとも真っすぐなのか。
それで結果はまったく違うのである。



budoubatake at 23:01コメント(0)元気  

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