2019年11月04日
美化されたジョンレノンに違和感を持つ人にお薦め
『ビートルズの真実』読了。
知らない事もたくさんあってたのしめた。
「ものごとの真相は、時間の経過に伴ってはじめて
見えてくるものもあれば、逆に深い闇の中に
葬られてしまうこともある」とあとがきにあるが
なにごともそうなんだよな、と深く共感した。
著者は1959年生まれと70年生まれのふたりの対談形式。
70年生まれなのに割と感じ方がおなじなので
そうとうにませていた少年期を過ごしたものと思われる。
ビートルズに関しては、ふたりとも絶賛なのに
ソロになってからの四人にたいしては
めちゃめちゃ辛口なところに好感が持てる。(笑)
私も、ほんの15年くらい前まではジョンのアルバムも
年に一度聴くていどだったし、ポールには失望してたし
ジョージなんて見向きもしなかった。
リンゴは・・・・・・ 今も興味がない。
この本、特にオノヨーコには辛辣なのであり
ニヤニヤしながら読んだのである。
美化されたジョンレノンに違和感を持つ人にお薦めだ。