2020年02月10日
予告編だけでも涙が溢れちゃう
本作には在日米軍が撮影に協力している。
「トモダチ作戦(Operation Tomodachi)」を
再現したシーンでは在日米軍横田基地にて
撮影が行われたそうだ。
<櫻井よしこさんの紹介文の一部>
門田氏は語る。
「映画は原発への賛否、政治的立場から離れて作っています。
私が本当に知ってほしいのは現場の人々がどれ程誠実で
立派な日本人だったかということです。
家族への愛情、古里への愛と共に、自分の仕事への
使命感と誇りゆえです。地元採用のいわば名もなき人々が
東電本社からの所長と一緒にいかに勇敢に責任を果たしたか。
そのことを知らずして、この事故を語ることは許されません」
勇敢に戦ったフクシマフィフティを、世界は英雄として讃えた。
それをしかし、朝日新聞は「命令に違反して逃げた」と非難した。
その非難が全くの虚偽だったのは周知のとおりだ。
だがもっと悪いのは首相の菅氏だった。
映画では佐野史郎氏が首相の役を演じたが
未曾有の大危機の中で現場の事情に全く配慮せず
自身の能力を過信して次々と無理難題を突きつけた愚かな人物だ。
彼が現場を視察したタイミングが原発の制御に
如何に大事な時間帯であったか。
その前後の様子は何時何分まで正確に刻まれて描かれており
これは永遠に記録として、また人々の心の中に記憶として残るだろう。