2020年06月01日

風待月

musashiya-2
















風待月だ。
アロハシャツってのは風を着るシャツである。
なんとなく勝手にそう定義している。

片岡義男の『頬よせてホノルル』という短編集に
『アロハシャツの嘆き』という作品がある。
私の推測ではムサシヤというシャツメーカーが
モデルになったフィクションだ。
好きな一節があるので書いておく。

<引用>
善意や好意など、人に対する肯定的な気持ちの
ほとんどすべてを表現することのできる
きわめて便利な、そして重要なひと言がアローハなのだと
やがて彼らは知っていく。
仕立て屋さんである彼らが、人のために服を作るのは
人に対する肯定的な気持ちが土台となっている。
だから、このシャツはなんというシャツなのかと
白人の観光客にきかれたとき、幸江は、反射的に
そしてきわめてすんなりと
これはアロハ・シャツです、と言うことができたのだ。


ハワイに行けない今。
かの地を思う時。
どうしてハワイなんだろう。
どうしてアロハなんだろう。
そう考えた時。
答えは本の中にあったのだ。
初心に帰られた。



budoubatake at 18:21コメント(0)元気 | 座・読書 

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