2020年08月20日

それでもコオロギは愛を囁く



私たちがコロナのおかげで
思考や空想、想像や創造の世界において
どうしても蓋を被せなきゃいけない
その不自由なもどかしさを
嘲笑うようにコオロギは愛を囁くのだ。

コロナのはじまり。
寒い寒い冬だった。
しかし例年からすると暖冬で
なんとなく緩く構えていた。

夏は夏でのんびりやって来て
長い梅雨のおかげで
野菜までが元気を失った。
それを食べる私達が元気になろうはずもない。

コオロギが姿を消したら冬がやってくる。
長いあいだ思考停止した我々。
コオロギはコロナを知らない。

budoubatake at 19:08コメント(0)元気  

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