2004年10月11日

サヨナライツカ

90ff9a6c.jpg人間は死ぬとき、愛されたことを思い出すヒトと
愛したことを思い出すヒトとにわかれる。
あなたは前者?後者?

「サヨナライツカ」という小説に出会ったのは
ずいぶん前の事でした。
中山美穂さんと辻仁成の結婚で座礁してしまった
映画化の話はもうないのでしょうか?

私は24Kの指輪をしているので時々指輪について聞かれますが
もう10年以上していてほぼ体の一部です。
タイランドでの素晴らしい体験が忘れられず
最初はタイ人に憧れて(笑)購入したのですが
「いつもこころにタイランド」
そんな気持ちになるのです。
微笑みの国。タイ人の持つ優しさ微笑を忘れずに
生きてゆこうと反省するのです。
旅先で出会った優しさは忘れられないものですね。

そんなタイランド贔屓な私。この小説の舞台
1975年は見たことがないのですが
90年台初頭のバンコクの喧騒が思い出されます。
3年前に行った時にはトゥクトゥクも観光用のみで
モノレールが整備され、今や地下鉄まで開通しているのですよね。
ザ・オリエンタルホテル・バンコクにも宿泊しましたので
主人公沓子と好青年が過ごした4ヶ月もとってもリアルに
想像ができるのです。

誰もがきっと「忘れられない恋」ってあるはず。
この小説は魂の琴線にぐぐっときます。
嗚咽を押し殺せないくらいに泣いた小説でした。
この文を書こうとして拾い読みしていたら
もう泣いてしまいました(笑)

涙を流すという行為は、こころの毒素が一気に
流れ出していくような気がします。
この本でたっぷり涙を流して下さい。




サヨナライツカ

いつも人はサヨナラを用意して生きなければならない
孤独はもっとも裏切ることのない友人の一人だと思うほうがよい
愛に怯える前に、傘を買っておく必要がある
どんなに愛されても幸福を信じてはならない
どんなに愛しても決して愛しすぎてはならない
愛なんか季節のようなもの
ただ巡って人生を彩りあきさせないだけのもの
愛なんて口にした瞬間、消えてしまう氷のカケラ

サヨナライツカ
 
永遠の幸福なんてないように
永遠の不幸もない
いつかサヨナラがやってきて、いっかコンニチワがやってくる
人間は死ぬとき、愛されたことを思い出すヒトと
愛したことを思い出すヒトとにわかれる

私はきっと愛したことを思い出す


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