2004年11月29日

世界一アバウトなソムリエ

ワインセラピーを考え、人に伝える時に
心に決めていることがあります。
日常生活の中で使う言葉で表現する。
ということです。

ヨーロッパの日常のように、そこにワインがあって欲しい
そんな願いがあるからなんだよね。
食事があって、気のおけない仲間がいて
会話の潤滑油としてのワイン。

ボジョレ・ヌーヴォーが騒がれたせいか
マスコミにもワインの登場頻度が上がってるような
気がするんだけど・・・

「ワイン好き」や「ソムリエ」は世間から嫌われやすい。でしょ?
そもそも、知識欲を駆り立てられるお酒だから
深みにはまれば、無限にお勉強できるわけですが
生産者は、そんな事考えていないわけで
(自分の造るものに関しては相当研究しています)
講釈、薀蓄を語るお酒の愉しみ方も否定はしませんが
空気を読みましょう (笑) 嫌われる前にね。あはは。

こんな事を、あえて言うのは
コミック・モーニングって週刊誌があるんですが
新連載で「神の雫」って、ワイン関連のマンガが始まったのですよ。
内容が、マニアック過ぎていかがなものかと思うのです。
(ワイン=知識の人にはオススメです)
毎回、マメ知識みたいなコラムがあって
ヴィンテージチャートとか載せてるのです。
で、デキャンタしていいモノといけないモノなどと
うそぶくわけですが、大衆を相手にしたマンガで
これをやるのはワインアレルギー人口の増加につながる
そう思いません?

「ワインはわかんないから・・・」
「何に合わせていいのかわからない」
「どれがどんな味か、わかんない」
「名前が覚えられない」
だから、ワインに近づかない。みたいな、ネ。

何年にはボルドーでは収穫時に雨が降ったからうんぬんかんぬん。
この畑は、カベルネが何%で、フランが何%なんだよね
とか、気にして飲んでいる人は微人口ですから。残念!
収穫時期も、生産者の哲学が反映されるので一様ではありませんし
栽培の面積と、そのワインに使用している葡萄品種が必ずしも
同じパーセンテージではないのです。

ルールや知識やマナーを知らなければワインを
飲んじゃいけないような風潮を作らないで欲しいのです。
せっかく、田崎真也さんが世界一になって
ワインブームが吹き荒れ、裾野が広がったのに
もっと楽しくいきませんか?

なかば、宗教的に残されるパセリやセルフィーユ、イタパセなどを
口に運んで、ワインを飲むと味わいの世界が違うとか
食事をひとくち運ぶごとに、ワインをひとくち。
たったそんな事で、ワインの味、食事の味が変わる事。
ワインの豊かな香り、しかもいろんなフルーツやお花の
香りがするのに、原料のぶどうの香りがしない事。
で、その香りに癒されちゃったりする事。
それで、会話が弾む事。
そっちの方が、ぜんぜん大事ですよ!

だから私は、世界一アバウトなソムリエを目指します!あはは!


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コメント一覧

1. Posted by lenmac   2004年11月29日 21:34
うっわー、嬉しいソムリエさんです。どうしても、<ワイン=知識を飲む>の図式が出来上がっていて敷居が高かったのです。お酒を飲む目的は、<味わう、喋る、良い気分になる>という庶民的な考えを持っているので、少し近付けそうです。<アバウトなソムリエ>、いいですねー。
2. Posted by ワインセラピスト   2004年11月30日 01:55
lenmac さんって、Blogから察すると
相当、几帳面で、マニアックで(笑)左脳型に見受けられますが
ワインに関しては、違うのね。
音楽ネタ以外にも反応していただけるとはビックリしました!
ありがとうございます。
世界一を目指すなんて、読み返すと、自分で恥ずかしくなりました。
が、気に入っています!(笑)

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