ワイン

2021年03月28日

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輸入業者は契約があるからだろう、多少安売りしても
ワインを売らないといけないのである。
ちょっとお値打ちだと買ってしまう。
お客様が来ないのにもかかわらず、だ。
そんなわけで、ワインカーブは満タンだ。


budoubatake at 15:57コメント(0) 

2020年05月03日

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キャセグレイン シラーズ'86
親戚の家を訪れたら、むかしむかし
旅行の時に買ったお酒がたくさんあるから、と
何本も持たされた中にワインがあった。
Shirazと表記がある。
オーストラリア産というのは
知らずシラーズのうちにわかってしまったが
はてさて、34年を経て飲めるものだろうか。
でも、箱に入っていたので、ひょっとしたらという
淡い期待とともに抜栓してみた。

まずは、立てて一日放置。
澱が瓶底に沈むのを待つためだ。
念のため冷蔵庫に入れた。
なぜなら、かつて自分より年上の
シャトーマルゴーをワイン会で抜栓した瞬間
ドブの匂いが蔓延した苦い記憶があるからだ。
ひょっとしてそこまで行っていたら
すこしでも匂いの拡がりを防ぐため冷やした。
抜栓の時が来た。
キュイ、キュイ。
なんの抵抗もなくスクリューが進む。
悪い予感。
リコルクしてないのだから
ボロボロになっている可能性がある。
抜き始める。
2cmほどあがった。
ほっと胸をなでおろす。
その瞬間。ブツっと切れた。
もういちどスクリューを刺しなおす。
そっと持ち上げたがほんのり残った。
恐る恐るアイスピックで引っかける。
抜栓成功!
グラスに注いでみる。
ちゃんと澄んでいる。
濁りはワインの劣化の顕著な例なのだ。
香りは悪くない。
エッジがオレンジがかって熟成を物語る。
飲んでみると酸も渋みも丸くなってはいるが
悪くない。八千草薫といった風情である。
3人で飲もうという事だったのでグラスに注ぐ。
その時初めて危険を感じた。
最後の一杯が濁っていたのだ。

友人は「おいしいですよ」と飲んでいたが
私はグラス半分で失礼した。

残ったワインはコーヒーフィルターで濾して
リンゴのコンポートに使った。

古酒。
当たれば至福。
外れたら地獄。
今回はどちらでもなかったので
良しとする。

今買うと1本2千円くらいのワイン。
34年前は倍くらいしたのかもしれないな。
でなきゃ取っておかないもん。




budoubatake at 18:12コメント(0) 

2020年03月20日

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今さらですが・・・・ワインブログはじめました。
お役にたてたなら幸いでごわす。

『葡萄畑でつかまえて』
http://fanblogs.jp/hanohanonagoya/

暗中模索中。

budoubatake at 19:51コメント(0) 

2018年06月13日

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じつは、さりげなく、ではあるが
ブラッシュアップのための投資もするのだ。
ボルドーのメドックに特化したセミナーに参加。

15種類のワインをテイスティングなんて
ぜんぶ吐き出してても、酔っ払っちゃうのである。
しかもグランヴァンまで登場しつつの
産地ごとの垂直水平を吟味するのは
ほとんどを捨てちゃうわけで
おおいにもったいのない事であるが
その無駄のなかからしか感じられない事もあるのである。
あれ全部飲んだ人もいるかもね。でもそういう人は
レオヴィル・ポワフィレ、ランシュバージュの頃には
ベロベロに酔っ払っちゃってるはずだ。

講師のお方と私では、わりと味わいの好みが違うので
味や香りの分析は理解できても総合評価は時折違っていて
それが勉強になった次第である。

budoubatake at 18:52コメント(0) 

2013年01月27日

75c33fbf.jpgようやくいちごが安価になった。
いちごといえばシャンパーニュ。
そう。プリティウーマンのワンシーン。
あの映画を観た時にすぐさま
真似をしたものである。
しかし、どれくらいのひとが
それを美味しいと感じているのだろう。
私はまるで美味しく感じなかった。
いちごとシャンパーニュに
相乗効果を感じなかったのだ。
ロングスプーンでいちごを潰した。
お互いの味わいが独立している。
まったくもって台無しであり勿体ない。
そっか。
閃いた。
檸檬を一滴垂らしてみた。
おお、マジックではないのか。
ふたつの味わいが一体化したぞ。

ウソだと思ったらやってみると良い。
でも私は基本カクテルは好きじゃないから
シャンパーニュはシャンパーニュとして
味わいたい派だ。

2012年12月15日

bf8b433a.jpg創業18年である。
世の中の諸行無常を感じる。
当時は12月にスパークリングワインを
仕入れて残ると翌年の12月まで
残ってしまったものであるのだが
今やスパークリングワインは
日常的なものであり12月には
パッカスカ抜かれる。
ようやくワインが市民権を得たと感じる
今日この頃である。

2012年10月25日

c8f1237a.jpgボージョレーヌーヴォー解禁日。
11月第3木曜日なので今年は11月15日。
毎年「今年は良いよ!」と言われ続け
疑心暗鬼だったひとたちも少なくなく
関心もやや低かったと思うが
不作のニュースがあると、たちまち
関心は高くなるから人のこころは面白い。
ネットで価格高騰とか囁かれているが
輸入業者に言わせれば収穫以前にすでに
価格交渉は済ませているので
値段に変動はないとのことである。
全部が全部そうではないかも知れないが
安心しておたのしみください。

budoubatake at 21:11コメント(0) 

2010年09月13日

3a978f93.jpg垂直テイスティングの会だ。
オーメドックのクリュ・ブルジョワ
Ch.グレイサックを時系列で体感する企画。
2000年がなくて残念だったが
1998・1999・2001・2002
同じ生産者のヴィンテージ違いを
利き酒をするわけだが、微小な違いを
発見するというのはおもしろく
なおかつボルドーの10年クラスなら
時とともに変貌を遂げるし
お料理と合わせると、また
違った味わいやら香りに気付く。

次回はブラインドでやっても面白いな。
じつは、すべて同じワイン。
ヴィンテージ違いでした。なーんてね。

そうそう、熟成具合を女性にたとえるのは
その人の趣味嗜好がわかってしまい面白かったぞ。
なぜか声のトーンに出てしまうものなのである。
よって私がそこではコメントを控えたのは言うまでもない。

2009年11月15日

255ce25f.jpgボーヌ・クロ・デ・ムーシュの垂直試飲会。
1995〜2000の6本、ジョセフ・ドルーアン。
お客様の持ち込み、っつーか
フランスから店に直送なのである。
飲み残しを置いていってくれたので
チーズとサッカーとともに
ありがたく戴いている。
こうして飲んでみると、2000年ですら
まだまだ硬いイメージがある。
ワインの世界は奥が深い。

お店に置いてるブルゴーニュには2000年以前は皆無であり
この美味しさを本当は伝えなくっちゃいけないんだよな、と
思ってしまうが、それもまた難しいのである。
こなれてきて角が取れて複雑味の出てくる頃
ワインの醍醐味があるのだ。
しっかし
いい酒はとことん旨い。

If you think you Know wine,Drink again!

2009年11月04日

1977a5a4.jpgボージョレ・ヌーヴォの季節だ。
いつの間にやら体感的に秋から冬への
転換期に用いられる季語となり
風物詩といわれて久しいが
50年に一度の出来だと囁かれている。
が、所詮フレッシュ&フルーティが
身上のボージョレなのであり
そこまで大袈裟に騒ぐべきものなのかは
別としてフランス全土、とくに
ブルゴーニュの作柄には、おおいに
関係があるので注意したいものだ。
どうやら、ほんとうにスゴイらしい。

しかしながら、不況である今年は
ヌーヴォの輸入量は3割減なのだそうだ。
争奪戦になるかも知れないぞ。

Beaujolais Nouveau 傾向と対策 

しかし100年にいちど、とか50年に一度とかいう報道。
どう思う?
資本主義経済なんて産業革命後であり
葡萄に及ぼす微妙な天候なんて、そもそも
50年のデータがあるのか、しかも醸造技術は
年々進歩しており、どの畑も年々美味しくなっているのだ。
50年やら100年なんて、体験した事もないくせに
そう思ってしまう天邪鬼な私なのだ。

2009年06月02日

e03d3ae9.jpgイタリア、トスカーナの赤ワイン
モレッリーノ・ディ・スカンサーノ
  リナルドーネ・デロッサ'06
相当なフルボディであり、濃い。
体調のすぐれた日に飲みたいワインだ。
ザクロのようなファーストアタック。
引き続きラズベリーやチェリー
のどを越したあとに長い余韻がつづく。
ワイルドな肉料理と味わいたい。
チャーミングでボリュームのある味わいは
じつは、一長一短なのである。

つまり、裏を返せば、野性味溢れる肉を
ガツガツ食べる体力のない日には
飲んでるだけで疲れてしまう。

連日の寒暖の変化や睡眠不足・ハードワークで
ついつい疲れを溜めてしまいがちである。
くれぐれもご自愛くださいませ、なのである。

ワインと体調というのは、絶対的に重要なポイントであり
ソムリエの仕事としては、ワインの状態もさることながら
お客様の状態、つまり精神的な部分や肉体的な健康度にも目を凝らして
最適なワインをチョイスする眼力が必要なのである。
「濃いヤツちょうだい」と言われても
適度な重さを選択する勇気も重要なのだ。
ま、これは対人関係すべてに言えることだ、ともいえる。
                     文責:小隊長

2008年12月23日

2837acbc.jpgザルテット・プライベートキュヴェ
スプマンテ・ブリュット
今年の聖夜晩餐の為に仕入れてみた。
スパークリングワインの良いところは
前菜からデザートまで、と守備範囲が
幅広くオールマイティなところだ。
しかも、言うなれば日本料理とも
相乗しやすいから、その魅力は
計り知れないのであり
食卓を華やかにしてくれる事を考えたら
こんな素敵な飲み物はないのであり
見た目にもこだわりたいものである。

さて、広告屋と語らっていたが
状況は深刻であり、これはいわゆるひとつの
大いなる風評被害なのではないのか?
エエ加減にしなさいNHK、なのであり
ニュースが暗過ぎるのである。
そんなの関係ねぇ、という言葉がなつかしい今日この頃だ。

今日、早い時間には、経営勉強会の大先輩と飲ませて頂いたのだが
いたって元気!なのである。
不況?そんなの関係ねぇ!であり
自分自身の給料は年間3千万以上取っている、と言っていたぞ。

名古屋はモノ造りの街であり、他社にない技術を持った者は
まことに強気なのである。彼曰く
「ウチの製品が無かったら、○○社も、○○社も
明日の仕事が無いんだぜ!」である。

かっこいい。
真のプロフェッショナルである。
風評被害に負けない、スパークリングな飲食店を目指す所存である。
肩と足の裏にサロンパスを貼りつつ頑張る私なのだ。

2008年10月30日

234f3de3.jpgBeaujolais Nouveau の
今年の解禁日は20日だ。
フランス語で20とは
ヴァン(vingt)であり、Vin(ヴァン)とは
ワインのことである。
駄洒落のような、この日に
今年の収穫を祝うってのは
とってもたのしみなのである。
ボージョレ・ヌーヴォの傾向と対策
これを読めば、瞬時にあなたもツウ!だ。

2008年04月24日

a44e2514.jpg写真はプリミニャーノ・ロッソ'68
なんと40歳のワインである。
40歳のバースディはダブル成人式。
バースディビンテージのワインなんか
もらった日には、たまんないよね。
ま、お誕生日にかかわらず
たとえば、ご結婚のお祝いなら
ふたりの馴れ初めを知っていれば
そのふたりの出会った年のワインに
何かしらワインの名前やら
生産地やらの情報や駄洒落などを
添えて贈ったりすると、素敵なのでは?

先輩なら、結婚されたビンテージや
初産のビンテージ、子供さんが成人なら
20年前のワイン。とかね。
ま、考えたらネタはいくつもあるでしょ。

過日のオーダーは、某社長さんへの贈り物で
バースディビンテージはちょっとキツかったので
会社の創業の年で探してみた。
「初心忘るべからず」「原点に返る」とは
こちらからは言えないけれど
「創業時のエネルギーをいつまでも持続し
さらなるご発展を祈念しております」などと
付け足せば、気持ちは伝わるよね。

ま、年によっては入手困難な場合もあるけれど
スペインやイタリアなんかだったら
意外にあるもんなんだよね。
あとは、極甘口のワインなどは保存しやすいので
手に入ったりする場合もあるけれど
これは、思った以上に高価だったりする。

注意するポイントは、安心できるルートかどうかだ。
以前、友人が、Ch.マルゴーのオールドビンテージを
ある集まりで開けてくれたのだが、開けた瞬間
ドブの臭いがして、死ぬかと思った。
いきなり窓全開である。
ま、大金はたいて買った本人がいちばんショックだったのは
言うまでもない。古ければ古いほどオークションは危険である。

見た目で言うなら、ワインの量が通常より少ないものは
まず避けるべきだ。高温に晒されて噴き出した可能性が高い。
もしくは、コルクがいかれていて漏れている。
ってことは、酸素に触れている分だけ痛んでいる可能性は高い。
ラベルがワインで汚れているのも要注意。
そのワインは液漏れしていなくても、ケースの中の
他が噴いた可能性が高いからだ。
ワインのおかれた状況は同じなので目減りしていなくても
必要以上に劣化している可能性は高いのである。

せっかくがんばってプレゼントしたのに、相手をがっかり
させないためには、信頼できる酒屋で買う事。

じゃ、そんなわけで楽しいワインライフをご堪能くださーい!

2008年04月22日

ceebcd5d.jpgバブコック・ピノ・ノワール'05
 トリ・カウンティーズ・キュヴェ
今回、カリフォルニアのワインを
いろいろ飲んでるが、このワインは
価格もそこそこだったので
たのしみにあけてみたら
あまりの特徴のなさに驚いた。
楽天ショップでは絶賛の嵐である。
たぶん、何かの間違いなのだろう。
ロットによってはハズす場合も
あったりするのがワインだ。
平坦で凡庸、冷やしてみたら
少し飲めるようになった。
この値段なら充分ブルゴーニュの
美味しいワインが飲めるのである。
ま、こんなアクシデントも
ワインの愉しみなのだ。
って言っても、お客さんに飲ますわけには
いかないのでガブリと飲んだのである。

さて、本日は気温が27度あったぞ。
いきなり夏じゃん。
どうなってんだ?
日中は海水浴日和なのであるが夜は肌寒い。
したがって、本日まだ冬物のスーツを着ているのも
良しとしておこう。
ほぼ最高の気候で幸せある。

2008年01月30日

2375f6ed.jpgスーパーにて「バナナチップ」を発見。
気になって買ってしまった。
かつて私が小学生の頃(推定、室町時代)
TVで「バナナチップ」ってお菓子を
盛大にCMしていたのだが、味は忘れた。
チンパンジーが出演していた。
右手でつまんで、あたまのうしろ側から
おくちの左側に入れて食べてたので
あえて、そうして食べてみた。
こいつは、カチンコチンなのであるが
ドライフルーツであり、スナックではない。
その境界線は何なのかはよくわからないが
食べてみると、最初はガリガリくんなのだが
噛めば噛むほど、口の中でジューシーな
完熟のバナナの味わいが拡がるのだ。

たとえば、ニューワールドのワイン。
カリフォルニアやNZ、オーストラリアなどの
シャルドネ種を使ったワインは、バナナの香りが
強い場合が多々あるのだが、そんなワインには
この「バナナチップ」はベストマッチングだと思う。

マリアージュの基本は、色で合わせるか香りで合わせる。
もしくは、補充したい味や香りで合わせる。だから
太陽の味わいと、太陽をいっぱい浴びた黄色い
シャルドネとは合わないはずがないのだ。

食中のワインではなくて、お風呂上りに
TV やDVD を愉しみながら軽くひっかける程度のワインの
おともにお薦めである。写真では樽の風味のあるシャルドネ。
「リューリー・ブラン」である。

ちなみに、フレッシュなバナナを齧りながらの
シャルドネは、個人的にはお薦めしかねる。
チンパンジーに、その役はお任せしたい。

2008年01月14日

65f8759e.jpg白鳥健太郎と木戸猛が
お互いの右腕をクロスさせる事によって
2人の友情のエネルギーから
生み出される正義のエージェント。
それはバロムワンであり
こいつはイタリア直輸入の
バローロである。
くびれがセクシーだ。
バッロー〜〜〜〜〜ロ!
2人が喧嘩をしたりお互いを
信頼しない状況に陥った場合
バロム・1の変身は解けてしまう。
信頼関係が回復するまで再び変身することはできない。
友情のバロメーターは、300バロム単位から変身。
Wikipedia より抜粋
ワインの王様であり、王様のワインだ。埃高いのである。


そして、こいつは王様の女王様である。

2007年09月03日

b38c4c24.jpgリューリー・ブランV.V.'03
ヴァンサン・ジラルダン
私の求めるブルゴーニュ像とは
少し違うのであるが樽の効いた
ソフトでリッチなシャルドネが
お好きな方には相当お値打ちなワイン。
華やかで奥行きがある。
色あいも濃いのが特徴だ。
リューリーならではの
余韻の長さは健在だ。続きを読む

2007年04月12日

1b73c971.jpgオッケンハイマー・サンクト・ロホスカペレ
ドイツ、ラインヘッセンの赤ワインです。
やや辛口の表記ですが、やや甘口です。
赤ワイン表記ですがロゼっぽいです。
葡萄品種はポルトギーザー。

今日は、いま、先ほどまで友人と飲んでた。
酒に強いヤツなんだけど、どうしてなのか
今日は酒に飲まれてしまったようだ。
足腰が立たないくらいに酔っ払った。

つきあったしまやん。ごめん。
代行運転やらいろいろお世話かけたね。

お酒は、たまたま今の法律では合法。
だけどれっきとしたドラッグです。
トリップするんです。
記憶なくすんです。
化学物質です。
カラダが思うように動かなくなるんです。

酒は飲んでも呑まれるな。

みなさーん! 気を付けてねーっ!

2007年03月13日

feb3fc9b.jpg本日できあがりました!
「ありがとう」で包みますよ。

レストランで飲みきれない時ってありますよね。
意外とみなさんご存じないのですが
おおよそのレストランでは飲み残しワインを
ちゃんと持って帰れます。
ホテルのレストランだったりすると
すばらしいラッピングしてくれたりして
恐縮しちゃう場面もありますが
ありがたくご好意を受けましょう。

このラッピングの段ボールは、衝撃から守ってくれるし
「ありがとう」の波動を浴びて、さらに美味しくなるかもよ。
この製品は、梅花堂紙業株式会社さんの新製品。
文字とイラストはJOY でWOW な阪本先生の手書きだ。
「JOY=喜び」と「WOW=感動」の製品だね。

葡萄畑で飲み残してもこいつがあるから大丈夫。
「もう1本はつらいな」って時でも飲みたいだけ飲んで
あとは持ち帰っていただいて、ナイトキャップにしてくださいな。
もちろん無料です。

同業者の方!
よかったらマネしてもらって結構ですよ。
*梅花堂紙業株式会社 Tel-052-915-0130
 http://www.baikado-shigyo.co.jp/

もちろんプレゼント用のラッピングにも使えます。
ベージュだからどんな色のリボンも映えるし
開けた瞬間に「ありがとう」だなんて洒落てません?

あ!しまった!ネタばらしちゃってる。

2006年09月18日

ae8f4b25.jpgモルドヴァのシャルドネです。
ディオニソス・メレニ
カルレヴァーナ・レゼルヴァ・シャルドネ'02
ファーストアタックは樽の香り。
次に柑橘系の香り。
味わいはフレッシュ&フルーティ。
どうしてこんなに樽香を残すのか?
少し疑問だ。
せっかくのシャルドネの蜂蜜の香りを
邪魔してるんだな。
私的には、ステンレスタンクで
イキイキとした仕上げをした方が
いいんじゃないかな?って思うんだけど。

台風のせいで、はっきりしない天気。
しかも不愉快な湿度。
だからかな?

今のBGMはジョージ・ハリスン「慈愛の輝き」
George Harrison

車では、センチメンタル・シティ・ロマンスのファースト。
センチメンタル・シティ・ロマンス


このローテーションが続いています。

budoubatake at 02:56コメント(2) 

2006年08月29日

382fbae5.jpgホノルル行きのJALでの機内食で
いっしょに飲んだスパークリングワイン。
もう少し、ちゃんと選んで欲しい。 (笑)

2006年08月18日

11bfd55f.jpg今日、モルドヴァ共和国のワインを
初めて口にする機会に恵まれたよ。
世界地図のどこにある国なのかも
わからないのにセールス担当の方が
丁寧に説明してくれたのさ。
まずは、どんな国かを知りたいよね。
外務省のHPを見てみよう!
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/moldova/index.html
なるほどなるほど。

じゃ、モルドヴァ・ワインを調べてみよう。
http://www.moldova-wine.net/about.html
ふむふむ。

モルドヴァという国の主な産業はワイン造りだけなんだね。
しかも、そのワインは英国王室御用達。

興味津々!

じゃ、さっそくテイスティングしてみよう! 

〜 to be continued

2006年04月19日

cf40f676.jpg今日はソムリエ協会東海支部の勉強会。
イタリアワインの試飲とブラインド。
要するに、何もわからない状態で
ワインの色と香りと味で、どの地域で
造られたどんなワインかを推理するのさ。
でも今回はイタリア土着葡萄品種って
テーマだったから、申し訳ないけど
4分の3が当っちゃった。

出たワイン。
バルベーラ・ダスティ・スペリオーレ'03
バローロ・コントラバス'97
ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ'??
マァジ・コスタセラ・アマローネ・デッラ・ヴァルポリッツェラ・クラシコ'00
この写真からでも最低、バローロはどれだかわかっちゃうよね。

今日知って驚いた事。
こんな事言ってたら、ド叱られちゃうかも知れないけど
D.O.C.Gワインって、いつの間にか34銘柄もあるのね。
私の頃の教科書には17銘柄しかないんです。

ワインの世界も移り変わり速いですね!
ブラッシュアップしないと大変な事になるよね。


2005年12月21日

b0c3b824.jpgご機嫌なブルゴーニュです!
コート・シャロネーズ'02
鮮やかなルビー色。
熟した果実のエレガントなブーケと
黒すぐりの香り。
チェリーのようなアタック。
まろやかなフィニッシュ。
やさしいタンニンがキレのいい味わい。
あと味にイチゴが顔を出すね。
とってもチャーミングなワインです。

只今のBGMはこいつ!
♪Knockin' on Heaven's Door
い〜曲だよね。

30th Anniversary Concert Celebration


2005年11月11日

29801e2e.jpg寒くなってきましたね。
窓を開けていると手がかじかみます。

ブルゴ−ニュ・ルージュ'00
やさしい色あい。脚は長め。
アタックも味わいも凡庸。
やや尾を引く余韻が魅力なのか。


そんなわけで、力強いこのサウンドを聴いています。
独特の詩の世界。
彷徨っている雰囲気が
夜のしじまに溶けていくのです。

カルメン・マキ&OZ

いつも良いワインに出会えるとは限らない。
そこがまた、ワインの楽しみでもあるよね!

2005年09月14日

617a39fe.jpg昨夜友人のまっちゃんに呼び出され
営業終了後にまっちゃんのお店に行ったんです。
恐ろしい光景が目の前に広がっていました!

ワイン好きなら誰もが憧れる10年垂直テイスティング!
しかもコイツはボルドーの格付け1級の
グランヴァン「Ch.ラトゥール」のスコンヴァン
「レフォール・ド・ラ・トゥール」1970〜79年なのです。

彼の店で持ち込みのワインパーティがあったそうで
ソムリエの為に残してくれたのだそうです。
やさしいね。玉ちゃん!
よく集められたよね。素晴らしい!

幸い全てのヴィンテージをテイスティングすることができたんです。
全般に言えるのですが30年の時を経ても、いまだに若々しいルビー色。
これは驚異的ですよね。
一生に何度も経験できない貴重な体験をさせてもらって
本当に感謝感謝です!
でも、こんな飲み方、普通じゃないよね。

2005年06月21日

375464d7.jpgワインショップでカリュアド・ラフィットに
そっくりなラベル(エチケット)を見て
なんだぁ?と思ったら、こいつは
ベンジャミン・ロートシルトって書いてある。
名門ロートシルトの一族なのだそうです。
JAROが見たら「まぎらわしい」との
レッテルを貼られそうです。

Ch.ペイル・ルバード'01
オーメドックのクリュ・ブルジョワ
外観は美しいルビー色、育ちの良さを感じさせます。
口に含んでみると、やわらかなタンニン。
豊かな果実味、気取りのないフィニッシュ。
余韻は長めです。

何の先入観もなければ良かったのだろうけど
外観が大きな期待を持たせすぎて・・・・
味と値段のバランスはOKだと思います。
ロートシルトの流れを感じるにはちょっとね。
珍しく辛口の評価になってしまいました。ごめんちゃい。
続きを読む

2005年06月12日

今日は久し振りにワインスクールをさせて頂きましたよ。
「初夏らしく、リースリングの飲み比べ」
今日の生徒さんは、素直で優しくて、人の話を
ちゃんと聞いてくれる素晴らしい方々だったので
楽しく過ごす事ができました。ありがとう。

ちょくちょくワインに関する質問を受けますが。
どうぞ、お気軽にコメント欄をお使い下さいね。

今日もいろんな質問をしてくれたおかげで
他の人もワインのあれこれが勉強できたんじゃないかな。

しゃべりやすい環境を創ってくれたひとりひとりに
本当にありがとう。感謝しています。

a2196d3f.jpgそれはそうと
2Fでブライダルパーティしてくれた方!
忘れ物ですよ〜!

当店のノラ・ジョーンズ「フィールズ・ライク・ホーム」
持って帰ってますよ〜!
返してね〜!


09639658.gif←クリック!if You have fun!

2005年06月05日

2bf7fdcd.jpgボルドーのコート・ド・フラン
シャトー・ピュイグロー'96
愛らしい絵本のようなエチケットが
気になって買ってしまったよ。
あ、エチケットとはラベルの事です。
最低限の履歴書がここに書かれていますよ。
というエチケット(礼儀)です。

濃いルビー色、液縁はほんのりと
オレンジがかっています。
脚は長いが香りは控え目。
樽と熟した赤いフルーツの煮詰めたような
濃い味わいが楽しめます。
余韻も長めです。
タンニンはまだまだしっかりとしてますよ。
のんびりと寛いだ気分の時に飲みたいワインです。

話は変わるけど
今日はいや〜な、いや〜なお客さんが来たよ。
うちのお店では珍しいんですけどね。
ま、簡単に言えばケチで意地の悪い人。
カップルで来たら、ふつうどちらかがたしなめたりするけど
「類は朋を呼ぶ」んだね。
カウンターの対面は良し悪しです。
エチケットのない人と接するのは疲れるよ〜。

トミーに前から言われてるんだけど
「モテる男のワイン講座」
「モテる男のテーブルマナー講座」
「得するレストラン利用術」
こんなカテゴリーを近日増やそうと思っています。
いかが?
09639658.gif←クリック!if You have fun!

2005年05月29日

881aadde.jpgウイザーヒル・ピノ・ノワール'03
へぇ!ニュージーランドでもピノが
栽培されているんですね。
そういえば「ラストサムライ」や
「ロード・オブ・ザ・リング」は
NZで撮影されたんでしたよね。
暖かいイメージがありますが
あの景色なら美味しく育ちそうだな。

な〜んてワクワクしながら抜栓しましたよ!
とっても濃い赤紫色。ブルゴーニュとは
まるで違います。外観からすれば南フランス風。
しかも思いっ切り樽の香り。
口に含むとまずは元気な酸のアタック。
濃厚な赤い果実を感じ、ふくよかな余韻が残る。
フランスのピノ・ノワールでは考えられない味わい。
百聞は一見にしかず。
こりゃ、経験の為に飲んでおいた方が良いかもね。
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2005年05月26日

f71c9e7e.jpgカリテラ・シャルドネ・レセルヴァ'02
輝く黄色。ほんのりと樽香とミネラルの香り。
白いお花のブーケとパイナップルの香り。
すっきりとドライだが後味に樽が残る。
厚みのあるオイリーな舌触り。


私見ですが、樽の強く香るワインは
食中酒としては邪魔になるんです。
シャブリと同じシャルドネ種ですが
このワインは生牡蠣には不向きです。
でも、ワインだけを愉しむのなら
こいつはアリ。

唐突ですが、失恋した時。どうします?

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2005年04月23日

3825e29a.jpgピノ・ノワールという葡萄は
私にとっては無垢なお嬢様のイメージ。
気高く繊細で頑固者なのです。
アメリカに行こうがイタリアに行こうが
オーストラリアに行こうがフランスの
ブルゴーニュで造られるその味とは
一線を画くから。
ブルゴーニュのワインは本当に素晴らしい。
テロワール、ミクロクリマを感じるのは
やっぱりブルゴーニュ。

ヴォーヌ・ロマネ1997(バロン・ケイロール)
このワインも素敵。
酸のアタックはチェリーや梅のニュアンス。
ほどよく樽香が溶けて複雑な味わい。




2005年04月16日

206f59d6.jpg今日はね、お昼に北区の上飯田の串を食べに
行ったのですが、おやすみで、しかたないので
近くにある川沿いの茉莉花という中華に
行ったのですが、オープンエアの席ができていて
そこから、川の両岸に植えられたさくらが
雪のように舞う姿を眺めながらランチしました。
やはり桜は散る時が好き。最高でしたよ!
で、気分がよかったのでタナカでケーキを食べて
(ここもオープンエア)
風を感じての至福の春を愉しみました。

中華にも合いそうな気軽なボルドーを紹介するね。
シャトー・ボワ・カルドン'02
メドックのクリュ・ブルジョワです。
裏のラベルには丁寧に葡萄品種の
パーセンテージまで書かれています。

カベルネ57%、メルロー40%、プチヴェルド2%、フラン1%
外観は透けて通らないルビー色。
香りの第1印象は樽の香り。
口に含むと予想通りちょっと樽香のアタックが
果実味を少しだけ上回っているけど、あと味の
キレのいいタンニンとブラックベリーの余韻は
支持者が多そうな気がします。
ふた口目からは樽も気にならずすっきりとした印象です。
味の濃厚な麻婆茄子(マーボ茄子)や
青椒肉絲(チンジャオロース)にも
あわせられそうです。

337128c9.jpg♪風をあつめて 
       風をあつめて
             風をあつめて
 青空を駆けたいんです 青空を


はっぴいえんど「風街ろまん」♪風をあつめて より


あ!今回は風邪ではありません。ご心配なく!あは!


2005年04月13日

a0bbd6c9.jpgブルゴーニュ・ブラン'96 
(モレイ・コフィネ家)
こいつは取っておいて良かった!
通常のブルゴーニュ・ブランなら
さっさと飲みますが、瓶熟しそうな予感が
的中して、う〜ん、まいう〜。

褐色を帯びた美しい黄金色。
香りは蜜や林檎。ほのかな樽香。
華やかで、尾を引く味わい。
芳醇で力強く、ムルソーのようです。
いや、並のムルソーなら上回るかも。

いや〜、飲み頃って大切ですよね。

マンガ「神の雫」では2000年のムートン
ブンまわしてデキャンタして飲んでましたけど・・・

よい子はマネしちゃダメだよ!


2005年04月04日

89ecdc8e.jpg桜の花が咲き始めて何だかうきうき。
でもどこか寂しさを禁じえない夜もありますね。
どうしてなのかな?

そんな日のオススメはボルドーの気軽な赤ワイン。
ジロンド河のメドックの対岸の
プルミエール・コート・ド・ブライは
最近、品質も良く、お値打ちな物が出回っていますよ。
こいつはシャトー・モンデジール・ガザン・バリック'00です。

とても濃い赤紫色。脚も長めです。
味わいの第1印象は強いタンニン。
しかし、ほど良い果実味がありバランスが取れています。
余韻も長めで、珈琲を感じさせるあと味があります。

「寂しさを禁じえない夜」にはもってこいの、このワインには
このBlueNote のアルバムがオススメだよ!
「ブルー・トレイン」byジョン・コルトレーン
このアルバムが聴きたいと思ってCDを見たけど・・・・
ない!どこにもない!
しかも、コルトレーンが1枚しかない!なんで?
おいおい!誰に貸したのかな?

思い出せない・・・ううっ・・・

88919144.jpgこいつはキャッチーなメロディを持ちながらも
とっても熱〜い演奏なのです。
「Jazz っていいなぁ」と思いながらも
何から聴き始めていいのかわかんない人。
こいつはオススメの一枚だよ。

ひとりでひたるのも良し。
ふたりで寂しさを埋めるには最適の演出となります。
コルトレーンの演奏はボルドーの赤ワインと同様に
神様が宿っているからね!



2005年01月05日

de464d76.jpg新入荷です!サンテミリオン’98
ハーフボトルのみです。
ちょっぴり良いワインをもう少しだけ飲みたい時
グラスワインだとボトルのラベルを見ながら
飲めないので寂しい。そんなあなたの為の入荷です!

言わずと知れた、ボルドーはサンテミリオン
葡萄品種はメルローです。
深い美しい赤紫。粘性は強めです。
木樽の香りもバランス良く、アタックはさほど強くはありませんが
余韻は長く続きます。若干強めのタンニンですが
お料理やチーズといっしょなら良くマッチします。
牛肉のペッパーステーキ、すき焼きにもOKだよ!

<粘性>
グラスを回すとグラスをつたって降りてくる雫。
それを、ワインの涙(ラルム)とか脚(レッグ・ジャンプ)といった
表現をしますがそれは、粘性を見るためにします。
ボディがあってグリセリン質が多いほど、はっきりと見えます。
グリセリン質はアルコール発酵によって生じますので
アルコール度数と直結すると言われていますが
私的には、外観だけには頼りません。

b7400850.jpg涙といえば♪クライ・ベイビーbyジャニス・ジョプリン
「フェスティバル・エクスプレス」見たいなぁ〜!
名古屋では見られないかも・・・
HPの中の予告編で動くジャニスが見られるよ!







2004年12月28日

cec99136.jpgBostonを聴いてリラックスタイムです。
Don't Look Back は最高!
罪なFM局Radio-iで耳にして、ボストンのCD
全部買いに走っちゃったんだよね!あはは!
高校生の頃に聴き込んだんで細部まで憶えてる。
当時、ギターオーケストレーションとか言ってたんだよね。
ブ厚いギターサウンドは衝撃だったのです。

でも、後日、Don't Look Backとデビューアルバム以外は
中古CD屋さんに売っちゃった。
こういったのって、やはり思い入れでイイと感じてしまうのかな?
クイーンも全部買っちゃって、でも「Jazz」以降は
全部売っちゃったもんね。あげちゃったり。
しっかし、Amazonって安いね。このアルバム1093円だよ!
CDショップは打撃ですね。

いま、小腹がすいたので、仕事の終わりにピザを焼いて
何飲もうかな?と見渡して手に取ったのがコレ!
ヴァン・ド・ペイ・ドック・カベルネ・ソーヴィニオン’03
VdPとか表示される場合もあるけれど、こいつは地酒というカテゴリー。
主に南フランスなのですが、お値打ちでおいしいよ。
しかも、単一葡萄品種を使ったワイン(ヴァラエタルワイン)
も多いので、わかり易い味。
太陽をいっぱい浴びているので、果実味豊かで濃縮感もあります。
このカベルネは、フォンタネル。
酒屋で見かけたらケースで購入しても後悔しません。
太鼓判です!

d3ed570c.jpg
Don't Look Back
2004年を振り返って、いい事だけを
2005年に活かしましょう!
さぁ、あとひといき!もうすぐ大晦日だよ。


あ、そうそう、28日もご予約でほぼ満席です。ご来店の際にはお電話くださいね!


2004年12月27日

お客様が帰られるときには、必ず笑顔でいて欲しい。
飲食店のスタッフなら必ずそう思っています。

今日は、クレーム受けてしまいました。
通常なら、早めに察知してお客様とコミュニケートできるいい機会なのですが
今日は、最終のレジの時に判明して「プイッ」って帰られてしまいました。
こころから悲しかったのです。

「原因」と「結果」はセットです。
原因は、説明不足と社員教育の不足です。
一年の終わりに反省しきりです。
この結果は、必ず活かします。ごめんなさい。

ここからは、参考にして下さい。決して言い訳ではありません。
どこのレストランでも、自分なりのワインの愉しみ方をしたいのなら
主張してください。サービスは絶対に迷惑なんて思いませんし
逆に、主張される方には、接客する方もやりがいがあるのです。

ワインのこだわりは十人十色です。
お店側は、できるだけ標準に合わせます。
それと、ハードの問題もあります。
例えば、シャンパーニュを0℃では保管できません。
「キリリと冷えた状態で下さい」と言ってくだされば
たった5分のお時間をいただければ、冷やせます。
冷蔵庫内では8℃が精一杯です。
たった一言で、好みの状態で飲んでいただけます。
こちらは、「迅速もサービスのうち」と思っていますので
8℃で提供致します。
もちろんその後はクーラーに入れますけどね。

赤ワインの温度も、今の気候では、やや冷えた状態になってしまいます。
高級赤ワインを適温で飲まれたいのならゆっくりと飲まれるか
グラスをひとつ余分にご注文下さい。
そろ〜りそろりとグラスでデキャンタする事で
少しは室温で温まり、香りも開いてきます。

本来、高級シャンパーニュなら、キンキンに冷やさない方が
香りもフレーバーも愉しめますし
5大シャトーを飲まれる方でも、オンザロックで愉しまれる方もいらっしゃいます。
「ワインに失礼」な事でさえも、お客様のご意向であれば
可能な限りするのがソムリエの仕事です。

どうぞ、遠慮して愉しめないよりはワガママ言って下さい。

私達は、お客様の笑顔が愉しみで仕事をしているのですから。
今日は悲しかったです。


追伸:27日は、ご予約で満席でございます。ごめんなさい。







2004年12月04日

7e810e91.jpgさすがに師走ですね!忙しかった。
通常よりも高級ワインがポンポン抜かれて
小気味良い感じです。
50代の男同士3人で高級ワイン飲み比べや
立ち寄った事のある産地のワインを飲まれる方。
皆さん、素敵に愉しんでいらっしゃいます。
傍らで、こちらまでハッピーになっちゃいます。

さて、今日はブルゴーニュ・ルージュを紹介しようかな?
生産者はアルノー・ショパン。ブルゴーニュのワインは
なで肩のボトルが目印。ピノ・ノワールという葡萄品種のみで
醸造されています。口当たりの優しい物が多いので
女性には、特に人気だよ!
このワインは、見た目にもお洒落。
ロゴや縁取りにどちらかというと古典的な日本の「紫色」が
あしらわれていて、ゴージャスな雰囲気があります。
書体もスッキリしていて、まさに好みのタイプ!

紫がかった美しいルビー色。
ほんのりスパイシーなベリー系の香りにそそられます。
口に含めば、ナンテナメラカナノダ!
これが、ブルゴーニュ・ルージュなのかと疑ってしまいます。
適度に渋みもあって、とにかくバランスがイイ。
引き締まった感じがたまりません。
あわせる料理は、なにも考えなくていいです!
食べたい物ときっちり相乗してくれます。
本日2本も飲んだ吉田さんの気持ちがわかります。(笑)

dff05091.jpgガブリエラ・アンダース知ってる?
Jazzとボサノヴァの混じったお洒落ミュージックだよ。
とってもセクシーなウィスパーボイスで大好き。
ふたりで飲むなら、ごいっしょにどうぞ!
ブルゴーニュ・ルージュ全般に良くマッチします。
(近藤真彦のことではありません)

2004年11月27日

da704e25.jpg冷たくされてもいいんです。冷たくされたらいいんです。
これは、三ツ矢サイダーのCMソングですが・・・・

このワインは、まさにそんな感じです。
コート・デュ・ローヌ・テッレ・デュ・ミストラル’03
まさに、南仏の太陽を浴びたワインです。

ブルーベリーや木苺の香り。
口に含むと、第1印象は「フルーティ!」
しかしそれだけではありません。
とっても長い余韻が続くのです。
渋みも少なく、ほんのりと甘みさえ感じるので
赤ワインが苦手な方にもオススメです。

ほぼ毎日通る、明和高校の西側の道は
銀杏並木がすばらしい金色です。
ほんとうに美しくて、毎日見とれています。
日本の四季ってほんとうに痺れるほど大好き。
お店の前の銀杏の木は枯葉を掃除するのが面倒なのか
色づく前にバッサリと落とされたのです。
ま、お店的にはありがたいのですが
人々のこころを癒す自然な物を
都合でバッサリもいかがなものか?
って感じですけどね。
ひと雨ごとに、冬ですね。
冷え性の私は、冷たくされたら困ります。


0346782c.jpg

三ツ矢サイダーのCMソングは
ナイアガラ・CMスペシャルでお楽しみ下さい。 (笑)
他にも「クリネクスティッシュ」やら「出前一丁」やら
「MG5」に至るまで、大瀧詠一の才能とユーモアに
圧倒されます。(全41曲入り!)
懐かしのキャンディーズ・松田聖子の歌声も聴けちゃう!



2004年11月20日

222806b7.jpgボジョレ・ヌーヴォは愉しんでいただけましたか?
そう!?そりゃ良かった!
今年のモノは、前評判高かった昨年よりも
美味しく感じたのは、私だけではなかったようです。
例年ですとヌーヴォを飲んで
それからお好みのワインに移行するってパターンでしたが
今年は「もう一本!」っておかわりが多かったんです。
モーフー社のヴィラージュが評判良かったですね。
ルイテットも根強い人気!
チェリーやイチゴのアロマを感じてくれたかな?
やさしい口当たりについつい飲みすぎちゃった人もいたのでは?

2日間で売り切るつもりが少し残っちゃった。
満席満席で、入れなかった方、すみませんでした。
ごめんなさい。



2004年11月18日

さぁ!お待ちかねのボジョレ・ヌーヴォーの到着です。
今年の作柄に関してはフランス食品振興会のHPをご覧下さい。

ちょっぴり水をさすような事を書きますがご了承下さい。
1ソムリエの勝手な解釈だと思ってくださいね。

1年にこの日しかワインを飲まない人も実は少なからず居て
お花見のような気分で愉しんで頂いたりします。
それはそれでひとつの愉しみ方なのですが

そもそも穫れたてが美味しいとされるワインは
フレッシュ&フルーティが持ち味で
寝かせて味わいを増すワインとは一線を画します。

だから、どうぞ、渋くて濃く、飲み進めるに従って
味わいが変化するようなモノを期待しないで下さいね。

そもそも、ヌーヴォーとは英訳すればNew Bornつまりできたて。
フランスで、できたその年に飲むようなワインは
ボジョレやロワールもしくは南仏でしかないのです。
ワインは農産物なので
「今年も健康な葡萄が収穫できて良かったね!」
「神様、ありがとう!」
「ワイン生産者の方々の1年の努力に感謝!」
などなど
そんなこころの、こもったイベントなのです

空輸されますのでお値段も倍以上にハネ上がります。
リーズナブルなわけがありません。
来年になれば船便が安く飲めるのです。
好みの味でなくても、このイベントの趣旨を理解してお飲み下さい。

誤解のない様に言っておきますが
フレッシュ&フルーティなボジョレは魅力的なワイン!
そして、ボジョレの村の中にも瓶熟して3年ほどかけておいしくなる
ムーラン・ナ・ヴァンなどの銘醸ワインもあります。

ではでは本日、飲み過ぎないようワインライフをお楽しみくださいね!
ボジョレの人々、そして素晴らしい大地と太陽に乾杯!



2004年11月16日

34a76374.jpgボジョレ・ヌーヴォー解禁日は今週木曜日だよ!
その日はおかげさまで予約でいっぱいです!
遅がけなら席が空くかもしれないけれど
その時にはTELしてね。

翌日は、金曜なのになぜか空席があるので
「ヌーヴォ取っておいて!」とご予約いただければ
お席とワイン、取っておきますよ!早い者勝ち!
急げ!

2004年11月08日

e7699520.jpg今夜はいただき物のワインを飲んでみました。
なので値段はわかりません。
VdPドック・メルロー/クイーンズ伊勢丹です。
綺麗なルビー色。甘いベリー系の香り。
口に含めば極楽です。
こりゃ、うまい!
初心者も上級者も安心の味わいですよ!

やさしいタンニンとほのかな甘みと酸が
絶妙のバランスで絡み合います。
そしてあと味に焼きたてのポップコーンのような
香ばしさが残ります。樽から来る香りなのかな?
これはガブガブいっちゃいますね!

「ワインって口当たりがイイから翌日が大変」
って意見をよく聞きますが、これはその恐れあり。
充分注意して飲んでください。(笑)
伊勢丹もいい物をオリジナルにしてますね。

そうそう、タイランドの伊勢丹にはよく足を運びましたが
食品フロアに陶器もあって、オリジナルの
セラドン焼きとかがお値打ちで買えるんですよ。
日系デパートにしては破格の安さ。
伊勢丹に完敗!です。
ますますいい物お値打ちに紹介してください。ネ!

今日のBGMはTOTOのライブアルバム
JAZZ並みのインプロビゼーション。
♪99や♪ジョージー・ポージーは全く違うヴァージョンで聴かせます。
ほんのり甘い歌声がワインの味を引き立てます。

2004年10月31日

3dcca926.jpgトレッビアーノ・ダブルッツォ・カサーレヴェッキオ'02
このワインは常にリピート率No.1のワインです。
ヴァニラの香りのする濃縮感のある赤ワイン。
アブルッツォ州にて産されますが、この生産者は
ファルネーゼといいまして、実はココのワインは
どれを飲んでも旨い!
赤ワインも白ワインもお値打ちで大満足の出来映え。
特に人気のこの子は、ブラインドしても絶対わかっちゃう!
ってくらい他とは違う味わい。いちどお試し下さい。

冷たい雨が降っていますね。
眠れない夜と雨の日にはこの曲がオススメ。
カーペンターズの♪Rainy Days And Mondays
ひとりきりで雨音とワインと共に読書なんて時に,このワインはお似合いです。
カレンの歌声も永遠のベストセラーなのです。

2004年10月30日

0a512b58.jpgマルケーゼ・ディ・ヴィッラマリーナ’92
サルデーニャ州はイタリア半島の南部の島です。
ヴェルメンティーノ・ディ・ガッルーラしか知らない人も
多いのではないでしょうか?
カンノナウって赤ワインもあって、これがお気に入りなのですが
それの倍以上の価格のワインが南イタリアで産される。
しかも、カベルネソーヴィニオン100%と聞けば
そそられますよねぇ。

まず、驚くべきは抜栓。コルクの長いのなんの!
生産者の「歳を経て美味しくなるから待っててね!」
という気持ちが伝わってきます。
外観は濃いルビー色ですが液縁はオレンジがかっています。
脚も長い。パワフルな若いワインもいいのですが
瓶熟したまろやかさはまた格別!大きな期待が持てます。
木樽とブラックベリー、黒胡椒の香り。
香りだけで「うまいに決まってんじゃん!」と断言できます。
飲んでみる・・・・
「うわぁ〜・・・・参った!」
降参です。
タンニンも酸も甘みも樽香もすべてが溶け合って
素晴らしいハーモニー。そして複雑。

これを飲む前に「ロコモコ」を食べたんです。
まだ口の中に牛肉とデミグラスの味が残っていたので
なおさら美味しく感じたのかもしれません。

あ、ワイン薀蓄をひとつ追記しておきますね。
サルデーニャはコルク樫の木が多いので
上質のコルク栓を産する事でも知られているのだそうです。
だからこんなに長いコルクが打てるんですね。

このワインに合わせるならこの曲!クリックしてね!


2004年10月28日

6418852d.jpgキアンティ・クラッシコ’98カステッロ・ヴェッラツァーノ
いいワインだよ!おじさんが目印。
クラッシコというのは特定の古くからある葡萄園のぶどうから
造られたワインだという事の証明です。
言うまでもなくトスカーナ州のワイン。
大昔は藁で包まれた酸っぱいだけの赤ワインしかなくて
イメージ悪かったのですが、イタリアンブーム以降
美味しいキアンティがいっぱいですね。
こいつは、熟成感のあるオレンジがかった薄いガ−ネット色。
すみれの花の香りがします。口に含むととっても広がりのある味わいです。
ほんのり感じる樽香。適度なタンニン。チーズが欲しくなります。

昨夜は、岐阜に近い一宮に行く用事があって
深夜に出掛けたのですが、名古屋市内とは全然違う空に驚きました。
星の数が違うんです。キレイ!
そして月の美しいこと。
しばらく夜空を眺めてしまいました。

e276a68e.jpgさて、今夜は満月です。
美味しいワインと共に聴く音楽はコレ!
ナット・キング・コールの♪CANDY
キアンティと共にどうぞ!素敵なラブソングです。

         (原田真二の♪キャンディでも可)
〜 あたまの中で濁点を取ってお楽しみ下さい 〜

2004年10月23日

1033c061.jpg脱線が続きましたが、秋も深まってきました。
秋色のフェイスのワインをご紹介しますね。
葡萄の葉を形どったラベルはまさに秋色。
書体やマーク(紋章?)からドイツっぽさがいっぱいです。
ルドヴィヒスヘーファー・ホーニッヒベルク・カビネット2002
葡萄品種はショイレーベです。
(シルヴァーナとリースリングの交配)
輝きのある黄色。ラインヘッセン特有の甘い香り。
口に含むと意外にあっさりとした甘さ。
酸もさほどではないのですがバランスが絶妙です。
口当たりの良さは女性に人気です。
お店でもとってもリピート率の高いワインなのです。
ラベルも憶えやすいしお値段もお値打ち。
女性をエスコートする時には覚えていて欲しい一本です。
合わせるお料理もさほど考えずに愉しめますよ。

2004年10月09日

c451e866.jpgずいぶんお騒がせだった台風22号。
名古屋では普通の雨で終わりました。
風も凪いで爽やかな秋風が吹いています。

そんな時にオススメはロゼのワイン!
ラ・ロゼ・ド・モンブスケ’03
CH.モンブスケの造る辛口のロゼワインです。
まず、この色に癒されます。
美しいピンク。ほのかに甘いフルーツの香り。
口に含めば思った以上にドライ。
秋風のように爽やかです。
ほんのりと残るタンニンも素敵です。
食卓を華やかにする事うけあいです!
合わせる料理はオールマイティ!
前菜からメインまでこれ一本でだいじょうぶですよ!

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