ワインに対する想い

2016年02月19日

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お客様がビジネス上のお客様を連れてきてくれて紹介されたのだが
「○○さんはワインのソムリエなんです」

なんのこっちゃ、である。

「○○のソムリエ」という呼称がはびこって久しいが
とうとう「ワインのソムリエ」というフレーズが出てきたか、であり
本末転倒過ぎて失笑をも通り越した。

ソムリエとはなんぞや?である。

知識と味覚の達人くらいのいきおいだがそうではない。

ソムリエってものはレストランのワイン係の呼称である。
レストランサービスに従事していない人が
ソムリエと自称するのは、ワイン文化を馬鹿にしているとしか
思えないのであり食文化に対する侮蔑である。

そういうひとのためにはちゃんとカテゴリーを作ってあげたほうが良い。
「ワインおたく1級」とか「唎きワイン3級」「飲むリエ2級」などなどである。
だいたいマスコミはこういう片仮名ネーミングに対して無責任過ぎるのである。

ソムリエはワインと料理のマリアージュを考える仕事を言うのであり
「国は問わないのですがフルーティかつしっかり目の赤ワイン」と
3つのテーブルで同じリクエストがあっても3種類のワインを提供できる
プロフェッショナルを云うのである。したがって「ワインのソムリエ」なんてことばは
「頭痛が痛い」なのである。

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2015年11月20日

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15,6年前にソムリエになりたくてうちのお店に来ていた子が
本日ひょこっとやって来た。今はワインを仕入れて売る方の立場だ。
ワインを売りに来たのではなく打ち合わせの場所が、たまたま
古巣である私の店になったとの事である。

「あの時のご恩は一生忘れません」
うそだろ。
15,6年も何の音沙汰もなしにそんな言葉は信じない。が。
「まぁ時が経てばお世辞も上手になるな、ははは!」と返した。

「大島さんが僕を無理矢理ロワールに行かせてくれたじゃないですか」
「・・・・ (忘れてる)」
「お金がないからって断ったら、お給料から少しづつ返してくれたらいいよって
自分の売ってるワインの生産者に会って感じて来いって行かせてくれたから
今の自分があるんです。本当です。ありがとうございます」

フランス食品振興会主催のフランスツアーで前年に私が参加した。
日本全国から酒販店やソムリエやらが集うので道中も
刺激的であり、生産者と葡萄畑で語り、そしてご飯を食べながら語る。
そうそう、フランス人の食事は長くて昼3時間、夜3時間だったのは衝撃だったぞ。
そんな経験をさせてあげたいほど可愛かったのだろう。

いやいやまったく覚えてないけど素晴らしい経営者ではないか。
当時の自分に負けている今の自分がなんか悔しい。
でも、なんかうれしかった。

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2012年11月12日

336fe04f.jpg『日本のワイナリーに行こう 2013』
すばらしい情報量だぞ、この本は。
永久保存版なのではないだろうか。
いつかここに書いたとは思うが
私がワインに関わる仕事をしているのは
勝沼の生産者との触れ合いが原点だ。
そう。4半世紀以上前になるが
ドイツワインに不凍液を混ぜたものが
市場に出回ると云う事件があった。
そんな頃にはワインを飲む人口は少なくて
導入部分としてのドイツワインの
その理屈抜きに「おいしい!」といえる
魅力に惹かれ、当時働いていたお店が
ワインバーをオープンしたのに
いきなりの逆風が吹いたのだ。

それでどうしたかといえば
安心安全なワインを探す旅に出たのだ。
私のワインの師匠の提案である。
当時の私は彼に対し返事は「はい」か「Yes」の
ふたつの選択肢しかなかったので
勝沼まで運転したのである。

最初、今はないが一宮農協というところで
生産者の生の声を聴いた。
いかに生産者がまじめにワイン造りに取り組んでいるのか
そしてその結果をもとにあたらしい年に対して、つまり
1年単位でしか実験ができないと云う事も踏まえて
彼らの葡萄に対する真摯な姿勢にこころ打たれたのだ。

そしてそのロケーション。
ふつう山といえば杉の木が茂っているイメージなのだが
山の斜面そのいちめんが葡萄の樹と云う
想像を超えた風景にもド感動したのである。

「生産者の気持ちを伝えなくっちゃ!」

そう思わせてくれたのは勝沼の方々なのである。
この本を見てたら、初心に返ってしまい
感動で涙が流れた。
ワインを飲んだことのある人ならすべて
そう、すべての人たちに勝沼に限らず
ワイナリーを訪れてみて欲しいのである。

ワインは工業製品ではなく農作物なのだと
感じる筈だし、その生産者の苦悩や心意気に
きっとこころ打たれると思うのだ。
この本を手に取ったらその30%くらいは
理解できると思うぞ。そして
興味を持ったらぜひぜひ足を運んで
その空気、湿度、そして生産者の醸す
独特な世界に是非とも触れて欲しい。
足を運ばないとわからないすばらしい世界があるのだ。

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2008年07月26日

d97911fb.jpg新入荷の気軽なボルドーである。
Ch.ミロー'05 
どうやら畑はアントル・ド・メールに
あるようだが、その土地を名乗れるのは
白ワインに限るのであり、ワイン法は
ややこしいのである。
メルロー種主体のメローな味わい。
とても良い酒質なのだが、じつは
こういうワインは素人さんには
ウケがよくないのであり、ソムリエの
見る目としては、どのくらいワインを
飲んでいるか、つまり経験値のリサーチを
どれだけ短時間で感知できるかが勝負だ。

安価でハイクォリティなのにもかかわらず
「もっと重たいのが欲しかった」とか
「インパクトがないね」などと言われると
正直「わかってないなぁ」って気分にもなるのだが
それは、すすめた私の一方的な「非」なのであり
まだまだ修行中の身、なのである。

私は、世界一アバウトなソムリエを目指しているので
このワインが、パリの農業コンクールで金賞を取っている事や
パーカーがデイリーワインのベスト5に選んでいる、などという
裏の話は、いっさい口にしないのである。
ワインは左脳ではなく、右脳で愉しんで欲しいからだ。

しかしながら、「このワイン美味しいですね!」と
わかってくれた人にのみ、「いやぁ、さすが口が肥えてますな。
じつはこのワイン、かくかくしかじか、なんですわ」とか言ってしまう
商売人の気質も、ほんのり持ち合わせていたりするのである。
ソムリエの仕事というのは、実は格闘技なのである。

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2007年09月04日

39ae665b.jpgザ・ワインメーカーズ・コレクション
キュヴェNo1ミシェル・ロラン’05
お客様の持ち込みの恩恵にあずかった。
飲んでおきたいワインである。
しかしながら、ワインの価格が
妥当ではないものはお客様には
お薦めしないというポリシーがあるので
お店に置く気はさらさらないので
ご勘弁いただきたい。
えぐいラベル。
すでにお店のカーブには並べたくない。

オーメドックのムエックス社所有の畑
シャトー・ダルザックにおいて、毎年
違う造り手にすべてを任せてワインを造らせるという
実験的なワイン造りなのだ。
発想はジョークとしてはおもしろい。

ほかに例えてみればこうだ。
『無名の会社に毎年違う経営コンサルを入れて経常利益比べをしてみよう』
『進学校に毎年違う講師を招いて進学率を見てみよう』
意味がある事なのか無いのか微妙である。

異常な付加価値を付けてワインを高く売るという意味では
もちろん買う人が居るので商売成功。
そういう解釈しかできない。
投機目的のワイン収集家にはいいかも知れない。
(ただ5年分セットとかにしないと意味はないよ)

思うに、毎日の積み重ねが一年であり収穫だ。
その反省を基に翌年のワイン造りがなされる。
ワイン生産者にはチャンスは年に一回であり生涯そう何回もない。
だから畑を愛しワインを愛すのだ。と勝手に思っている。
ゆえに私はワインに愛着があるのだ。

とは言うもののタダで飲めてラッキー!と思う自分も居て
人間ってヤツは複雑なのである。

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2007年08月23日

979064de.jpgHappy B-day!
本日でこのブログも満3歳。
足繁くクリックしてくれている人も
すれ違っただけのお方にも
感謝感謝の3周年なのです。
愛してます!

てなわけで、シャンパーニュである。
こいつはルイ・ロデレール。
クリスタルが有名であるのだが
なかなかどうして、ノーマルでも
なかなかのお味。

私の初体験は、ルイ・ロデレールの醸造家を迎えての
セミナーで、ミレジムやらロゼやらクリスタルまで
同時に飲ませていただいたので、こいつは
なんかパッとしない印象であったのだが
ある日、友人の差し入れで飲んだらこれが旨い。
すさまじく美味しかったのである。

ワインの味の記憶ってやつは、そうとう曖昧なのである。
食事との相性や、気候や温度や湿度に左右されちゃう。
もっと言えば、飲む環境や同席する相手でも味覚は変わるし
気分しだいで責めないでと桑田圭祐も言っていた。

ワインって飲めば飲むほどわからないからステキです。
このブログ、いつまで続くのか知らないけど
末永くよろしくお願い申し上げまする。
ブログを通じて、こんなにたくさんの人達と知り合えたり
共感できたり共有できるのは、まことにもって幸せです。
ありがとう。

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2007年03月20日

41df951b.jpgどうっすか?このデザイン。
By Me なのです。
わりとおしゃれでしょ?
つくってはみたものの、ラベルに
500円以上かかっちゃってさー。
味と価格のバランスを重んじる
葡萄畑としては売れなくて
プレゼントに使ってます。あはは。
ほんとあほだね。

デザインしてておもしろかったのは
電話番号なのさ。
「052-961-4210」を「05 29 61 42 10」と書くだけで
フランス風に見えちゃうから不思議だ。

中身の方はマルキ・ド・ペルラド。
アルザス地方のピエールスパー社のスパークリングワイン。
今夜飲んだんだけど、ふっくらふくらむイーストのような香り。
焼いたパンのような香り。
朝シャンには最適かもね。サクサクのクロワッサンと味わいたい。
フランス産のハムとソーセージを添えてね。

シャンパーニュじゃないから朝スパ!?
それも「朝ズバ」のパクりっぽいよね。

拡大しても読みにくいのでいちおう書いておきます。
Budouism / Budou impress save mind / wainno kanndouga kokorowo iyasu
(ワインノ感動ガココロヲ癒ス:社名の由来です)続きを読む

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2007年03月07日

3009b58d.jpgD.R.ステファンズ・カベルネソーヴィニオン'00
カリフォリニア、ナパのワインです。
カルトワインなんだってさ。
$300以上の値が付いてるんだってさ。
飲んでみたけど
10分の1の値段でもお店で紹介するかは迷うな。
パーカー氏の「ファビュラス・カベルネ
(信じられないカベルネ)」との
絶賛コメントだけでこうなっちゃう。
まったくワインの世界ってどうなってんだか。
「Fabulous!」はこっちのセリフだ。いとをかし。

まぁ、商売としてみたら、こういったワインを
血眼になって捜してうやうやしく売るってのも
あるのだろうけど、葡萄畑のスタンスは
中身と値段の釣り合わないワインは扱わない。
左脳で飲むワインは個人で飲んだ方がいいじゃん。
人に薦めるには、なんか良心の呵責があるんです。

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2006年11月11日

c8d133e6.jpgエシェヴェリア・メルロ・レセルヴァ'01
文句なしに美味い。
これは、すばらしい。
密度の高い味わいは、果実がぎっしり!
樽香や酸味、タンニンのバランスもイイ。
初心者から上級者までが納得の味わいだ。

昨夜は、友人まっちゃんと飲んでた。
いつも彼と話し込むと夜が明ける。
先日のセミナーで何が良いワインなのか?
全てが混沌としてしまった私。
何を信じていいのかわからなくなったのさ。
でも、彼が、名古屋弁で神様のようなひと言をくれた。

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2006年11月08日

38b1cc47.jpg日本ソムリエ協会東海支部の
セミナーに参加。本日の講師は
伊藤與志男氏。
「フランスワイン最新事情」

今日の勉強会は、いままで腑に落ちなかった
ワインのあれこれが、実に明確になった。
とともに、今までの自分のワイン知識は、ないと同じ。
それくらいの衝撃度だった。
がゆえに、興奮し、混乱している。

<以下議事録>続きを読む

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2006年11月04日

fd3279a8.jpgさぁ!解禁日が迫ってきたね!
今年は16日の木曜日!もうすぐ!
じゃ、傾向と対策。
女性をエスコートする為の
必須事項を記しておきますね。
モテる男の必需品です。

写真がボージョレの黒葡萄
ガメイ種です。
こいつが100%でないと
ボージョレは名乗れないんですね!
<基礎知識>

1、フランス産である。

2、そこはブルゴーニュの南である。

3、Nouveau とは、英訳でNew Born。
  つまり、今年の穫れたて。

4、「ボージョレ」と「ボージョレ・ヴィラージュ」
 ヴィラージュというのは、指定された39の村の事。
 ボージョレの北部にあたり、上級とされています。

5、ボージョレ・ヌーヴォはひとつじゃない!

 ご存知だとは思うけど、生産者は星の数ほど居る。
 どのワインも、似たり寄ったりだと思うのはかなり乱暴。
 生産者の「愛情」「知識」や収穫時期の決断
 そしてその方法や醸造法で、同じ地域同じ葡萄品種でも
 まったく違った味になるので、飲み比べる事をオススメします。
 更に言えば、「土地の力」「気候」は、ほんの少しの
 状況でも、全く違った結果を導くんです。

 例えて言うのなら、ここ丸の内。1丁目と2丁目では
 まるで違った街。更に、南に100m行けば錦三丁目。
 昼間人口夜間人口ともに、まるで違う。
 ワインの飲めるお店も、この界隈には多いが
 それぞれ、全く違うお店だよね。 そういうこと。

6、どうして、ボージョレなのか?
 
 これは、押さえてて欲しい。
 ボージョレというのは、早飲みワイン。
 つまり、醸造してすぐに飲めるワインという事。

 フランスで、いや、世界中でいちばんの偉大なワインを産する
 ボルドーやブルゴーニュでは、飲める状態になるまでに
 時間を要するんですね。葡萄自身のパワーもあるし
 寝かせてこそ、ワインとしての実力が発揮できるんです。

 もう1点。
 偉大なる産地の今年の作柄を感じるてだてにもなっているんだね。
 早飲みと云う事は、今年の出来が、ダイレクトに出てしまう
 気候状況で、葡萄がどう育成したかを感じられるんです。

7、ボージョレ・ヌーヴォを飲む心得。

 これが、いちばん大事かな。
 「収穫祭・旬の物だと割り切って愉しむ」
 今年も、葡萄ができたね。よかったね。ありがとう。
 そんな気持ちで、おおらかに、ほがらかに愉しんでみて。
 自分の好みの味わいが、そこにあるかも知れないし
 そうでないかも知れない。

 ボージョレは、軽やかさが身上だからね。
 いちごのようなフルーティな香りを愉しんで下さい。

 重くてパワフルなものがお好みの方は
 グラスワインでボージョレを愉しんで
 収穫をお祝いし、乾杯して、そのあとで
 ソムリエにお好みのワインを選んでもらいましょう!

ではでは! 今年もハッピーなひと時をお過ごし下さい!

<付録>

Beaujolais Nouveau'05 est Arrive

2004 ボジョレ・ヌーヴォーを愉しむ為に

2006 フランス食品振興会 ボージョレ収穫ニュース
 

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2006年10月24日

45c935b1.jpg葡萄畑に行ってきました!
日本ソムリエ協会東海支部
例会と称する勉強会で多治見神言修道院へ。
こちらの修道院では、ミサ用、及び
観光土産用としてワインを造っているんです。
それを担っているのが、いわゆる
知的障害者と呼ばれる方々。
以前、新聞で見て、一度ぜひ訪れてみたいと思っていたので
願ったり叶ったりの勉強会だったよ。

テーマ 「多治見修道院ワインについて」
講 師 上田真哉氏 多治見修道院醸造長
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2005年05月15日

ワインと料理の相性をマリアージュって言います。
お互いのポテンシャルが融合する事により
更に個性が引き出され、高めあう。
ま、直訳での「結婚」と同じですね。

「生牡蠣にシャブリ」が漫画「神の雫」でも
話題になっていますね。定番的なマリアージュ。
その理由とはシャブリ地区の地質は
牡蠣殻が堆積した石灰質であり、そこで育つ
葡萄で作るから醸造してもミネラルの香りがして
海のミネラル香を多く含む生牡蠣と相乗する。
てなわけなんですね。
(その土地の地層や気候がワインに与える
       影響を「テロワール」と言います)

ところが、フランスの生牡蠣の産地
ブルターニュ地方に近い事から
いちばん合うのはロワールの「ミュスカデ」という
ワインだった時代もありますし
ボルドーの極甘口ワイン「ソーテルヌ」を合わせるのが
最高とされていた時代もあります。

要するに生牡蠣ひとつ取ってみても
辛口から極甘口まで、時代によって違ったマリアージュで
楽しまれているという事実があるんですね。
言葉が時代時代で違うように「食」も文化ですから
移り往く訳です。

マリアージュの定石なんて実はどうでもよくって
要はあなたが今食べたい物と飲みたいワインが
最高のマリアージュ!って事ですよ。
カラダが求めるから食べたいと思うわけだし
美味しいと思えるわけです。
でもって吸収も良く血となり肉となって健康になるわけ。

ちょっと話は違うけど、われわれの「結婚」も
ふたつの個性が互いを成長させる為のもの、と私は考えています。
ところが、時の流れは厳しい現実を目の前にもたらす事もあります。
人生の終点まではそれがいい事なのか悪いことなのかはわかんないよね。
今厳しいキミにエールを送ります!

さて、私の聴く最高のマリアージュはこれ!
今夜のブライダルパーティでも1曲目を使ったよ。
Diana Ross and Marvin Gaye [FROM US] [IMPORT]
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09639658.gif←クリック!

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2004年11月29日

ワインセラピーを考え、人に伝える時に
心に決めていることがあります。
日常生活の中で使う言葉で表現する。
ということです。

ヨーロッパの日常のように、そこにワインがあって欲しい
そんな願いがあるからなんだよね。
食事があって、気のおけない仲間がいて
会話の潤滑油としてのワイン。

ボジョレ・ヌーヴォーが騒がれたせいか
マスコミにもワインの登場頻度が上がってるような
気がするんだけど・・・

「ワイン好き」や「ソムリエ」は世間から嫌われやすい。でしょ?
そもそも、知識欲を駆り立てられるお酒だから
深みにはまれば、無限にお勉強できるわけですが
生産者は、そんな事考えていないわけで
(自分の造るものに関しては相当研究しています)
講釈、薀蓄を語るお酒の愉しみ方も否定はしませんが
空気を読みましょう (笑) 嫌われる前にね。あはは。

こんな事を、あえて言うのは
コミック・モーニングって週刊誌があるんですが
新連載で「神の雫」って、ワイン関連のマンガが始まったのですよ。
内容が、マニアック過ぎていかがなものかと思うのです。
(ワイン=知識の人にはオススメです)
毎回、マメ知識みたいなコラムがあって
ヴィンテージチャートとか載せてるのです。
で、デキャンタしていいモノといけないモノなどと
うそぶくわけですが、大衆を相手にしたマンガで
これをやるのはワインアレルギー人口の増加につながる
そう思いません?

「ワインはわかんないから・・・」
「何に合わせていいのかわからない」
「どれがどんな味か、わかんない」
「名前が覚えられない」
だから、ワインに近づかない。みたいな、ネ。

何年にはボルドーでは収穫時に雨が降ったからうんぬんかんぬん。
この畑は、カベルネが何%で、フランが何%なんだよね
とか、気にして飲んでいる人は微人口ですから。残念!
収穫時期も、生産者の哲学が反映されるので一様ではありませんし
栽培の面積と、そのワインに使用している葡萄品種が必ずしも
同じパーセンテージではないのです。

ルールや知識やマナーを知らなければワインを
飲んじゃいけないような風潮を作らないで欲しいのです。
せっかく、田崎真也さんが世界一になって
ワインブームが吹き荒れ、裾野が広がったのに
もっと楽しくいきませんか?

なかば、宗教的に残されるパセリやセルフィーユ、イタパセなどを
口に運んで、ワインを飲むと味わいの世界が違うとか
食事をひとくち運ぶごとに、ワインをひとくち。
たったそんな事で、ワインの味、食事の味が変わる事。
ワインの豊かな香り、しかもいろんなフルーツやお花の
香りがするのに、原料のぶどうの香りがしない事。
で、その香りに癒されちゃったりする事。
それで、会話が弾む事。
そっちの方が、ぜんぜん大事ですよ!

だから私は、世界一アバウトなソムリエを目指します!あはは!


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2004年08月25日

414082e9.jpgヨーロッパの人々が日常の暮らしの中でワインを楽しむように
普段着でワインを楽しめる空間を提供したい・・・・
そんな願いから1998年「葡萄畑」ができあがりました。
ヨーロッパの石畳の下の、ワイン専用の酒蔵で
好みのワインを探してテイスティングする気分を
気軽に味わっていただけます。
フルボトルだけでなく、グラス単位でも約10種類を
用意しておりますので料理とワインのいく通りもの調和を
自由にお楽しみ下さい。



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