Love Jamaica
2023年03月03日
2023年02月18日
2023年02月14日
2022年09月07日
2022年08月11日
2022年03月21日
2021年10月06日
以前「クラウドファンディング的なドネーションのお願い」で
寄付して頂いたなつかしいアナログ盤を紹介したい。
『LIVE!』Bob Marley
このアルバムを初めて聴いたのは21歳の時だから
もうすでに他界していた。残念。
こんなにエネルギーを感じた音楽はほぼ無い。
「音楽の良いところ、叩かれても痛くない事さ」と彼は歌う。
叩かれまくったよな。まじ。
ずっとCDで聴いていたのだけれどひさしぶりに
爆音でアナログで聴くと、やっぱり
当時の衝撃がよみがえるのである。
レゲエはアナログに限る。
2021年04月20日
2020年09月09日
2018年12月30日
Bob Marley のJapan tourを記録したものは
CDで発売されていた。もちろん買ったのだが
全然良くなくって誰かにあげちゃった。
YouTubeで大阪での音源が出てきたので
期待せずに聴いてみたのだが、これが凄いのだ!
どうしてこっちをCD化しなかったのか
意味が分かんないぞ。
既存のCDは中野サンプラザでの音源だそうだ。
どうしてこんなにも演奏に温度差があるのか。
調べてみると、1979年4月大阪・厚生年金会館で11日
大阪フェスティバル・ホールで13日
しかし、このYouTubeは10日と書いてある。
10日は中野サンプラザだ。
さて、この音源は?
13日のファイナルだったので全力出し切った可能性はある。
ボブのボーカルが熱いのだ。
単に記憶違いか?
それとも10日の中野サンプラザの『Japan』そのまま?
ま、いいや。
2018年08月29日
Trojan Recordsが50周年を記念して
1973年のロンドンでのライブをアーカイブ公開。
まだオーディエンスが、あたらしいリズムに
戸惑いながら聴いている。ざわざわしてないんだ。
でも、かれらの全身の血が沸いてくるわくわく感が
音から充分伝わってくるから不思議。
ピーター・トッシュもバニー・ウェイラーもいた頃。
熱いというよりは、どこか落ち着いた演奏。
もちろん超カッコいいぞ。(1時間)
https://www.bbc.co.uk/radio/play/m000077k
2017年05月10日
Bob Marleyは私にとってロックミュージシャンだ。
いまだにレゲエをジャマイカの民族音楽のように
考えている人が多いが、その歴史は浅く
1970年代にうまれた音楽なのであり
まだ半世紀にもおよばない。
したがってジャマイカ生まれだが民族音楽ではない。
たらればなどはないけれど、もしも
Bob Marleyという人が存在しなかったら
レゲエという音楽はジャマイカだけの
特殊な音楽だったかもしれない。
世界100か国以上の留学生が集う学校出身の若者に
かつてインタビューした時に、文化祭などで
盛り上がれる音楽って何?と聞くと、迷わず
Bob Marleyだと答えた。
今や地球規模の存在なのである。
5月11日は彼の命日。
アフリカのコートジボワールにアルファ・ブロンディという
レゲエミュージシャンがいる。彼の曲の中でも
Bob Marleyの訃報にふれた時の感傷を歌った曲があり
その『Mystic Night Move』という曲を紹介したい。
なんともせつなく、胸がしめつけられるのだ。
2016年08月11日
2016年08月08日
過日おもしろい出会いがあったので記しておく。
26歳の男の子。
若くして海外で起業している。
あまりに個性的なので生い立ちを
カウンター越しにインタビューしていた。
今の彼を決定付けたのは大学生活の4年間だ。
聞けば100ヵ国以上の留学生がいるそうで
毎日が価値観の相違による激論。
そして協調と共感と違和感なのだそうだ。
私もそんな生活がしてみたかったぞ。
まさに「We are the World」な毎日だね、と言ったら
言わば「Shape the World」ですね、と返答があった。
互いの出っ張った部分を削って削って地球のように丸くなる
そういう考え方なのである。いたく共鳴した。
そんな彼らが学園祭だの飲み会だの、で盛り上がる音楽は
Bob Marleyなのだそうだ。100ヵ国以上の国々において
共通言語になっているのは「Imagine」や「Let it Be」ではなく
「One Love」や「Buffalo Soldier」なのだそうだ。
彼は日本の歴史もとてもよく勉強しており理解が深い。
そりゃいろんな国の人に説明しなきゃいけないわけだから
必死で勉強するわけだ。近代と未来の日本を語り合っていたら
数時間があっという間に過ぎていた。
おなじくらいの年齢なのに、息子にはこんなふうに話せない。
ものの見方考え方を強制しているような気になるからだ。
でもそういう世代ととことん話すのはとても心地良い時間だったのである。
っつーか、よくよく考えてみると国の名前と特徴を100言える人って居るのか?である。
2016年02月25日
2015年09月22日
2015年09月05日
今の気分の音楽を探そうとラックを物色してたら
Rico & The Rudiesのアルバムが落ちてきた。
「Blow Your Horn」「Brixton Cat」の2枚のアルバムを
一枚にまとめちゃったお得盤。
96年の発売なのであるが、明らかに古いサウンドだ。
日本語のライナーノーツが入っていたので見てみたら
61年の録音と書かれている。が、だ。
「Hey Jude」のカヴァーが入っている。
おいおいである。
するとなにか、ポールが盗っ人をはたらいたと。
そんなわけはないので61年説は出鱈目である。なぜなら
1968年8月にビートルズが発表した18枚目のシングル盤だ。
でも気分じゃなかったので違うのを聴いた。そして
その数時間後にリコ・ロドリゲスが逝っちゃった事を知ったのだ。
なんてこったい。
Ricoの奏でる音楽ってのは毎日の必需品ではないのだが
どうしても必要とする日ってのが存在するのだ。
私にとってはそういうアーティストだ。
2015年05月22日
2015年04月09日
2015年02月24日
2015年02月19日
2015年02月06日
Bob Marleyを知ってからすでに
30年を経てしまったのだが
彼の70歳の誕生日に自分が受けた
計り知れない彼からの影響を考えた。
そのなかでもたったひとつと言われたら
何なのだろうと考えたのだ。
彼の音楽のすばらしさは
今さら私が声高に言う必要もなかろう。
最初に友人から聴かされたのは
名盤「Live!」自分で突き動かされ
買ったのが「Rastaman Vibration」だ。
当時20歳そこそこであり
自分の思想といちばんに
しっくりきたのは何を隠そう
「I&I」という言葉だ。
ラスタマンは「You&Me」を「I&I」と表現する。
直訳すれば「俺と俺」なのだが「お前も俺」なのである。
ラスタというものとの出会いはそこだった。
どっぷり浸かった。
世界中のみんなが「I&I」の発想だったら
差別も偏見も戦争もテロもないのである。
肌の色も宗教も国境もまるで関係ないのだ。
Bob Marleyのくれた最大のプレゼント。
それは「I&I」という思想だ。
今、いちばん必要な哲学。
地球市民全員のスローガンにしたいほどである。
30年を経てしまったのだが
彼の70歳の誕生日に自分が受けた
計り知れない彼からの影響を考えた。
そのなかでもたったひとつと言われたら
何なのだろうと考えたのだ。
彼の音楽のすばらしさは
今さら私が声高に言う必要もなかろう。
最初に友人から聴かされたのは
名盤「Live!」自分で突き動かされ
買ったのが「Rastaman Vibration」だ。
当時20歳そこそこであり
自分の思想といちばんに
しっくりきたのは何を隠そう
「I&I」という言葉だ。
ラスタマンは「You&Me」を「I&I」と表現する。
直訳すれば「俺と俺」なのだが「お前も俺」なのである。
ラスタというものとの出会いはそこだった。
どっぷり浸かった。
世界中のみんなが「I&I」の発想だったら
差別も偏見も戦争もテロもないのである。
肌の色も宗教も国境もまるで関係ないのだ。
Bob Marleyのくれた最大のプレゼント。
それは「I&I」という思想だ。
今、いちばん必要な哲学。
地球市民全員のスローガンにしたいほどである。
2014年11月12日
『バビロン・バイ・バス』は
彼のアルバムの中では、まず
手に取らない作品だ。当時は
二枚組のライブアルバム。
昨夜聴いてたらやっぱ良い。
私のこのアルバムのイメージは
『Punky Reggae Party』なのだ。
名盤『Live!』の頃よりも
ブラックコンテンポラリーを
意識した音作りとリズムは
「Jamming」や「Exodus」に顕著だが
『Punky Reggae Party』のサウンドと
オーディエンスの熱狂を聴くと
もう少しはやく生まれていたらな、と
思わざるを得ない。
彼と同じ空気を吸った人は誰もが
特殊な空間だったと口にする。
彼のカリスマ的な魅力に触れる事の出来た
数少ないひとたちがとても羨ましいのである。
そうそう「Exodus」演奏後に「ボブ・マーレー!!!」と
叫び声が入っている。カタカナ表記の社会では
どうやらボブ・マーリーが定着してるようだが
なんかこうしっくりこない52歳なのである。
彼のアルバムの中では、まず
手に取らない作品だ。当時は
二枚組のライブアルバム。
昨夜聴いてたらやっぱ良い。
私のこのアルバムのイメージは
『Punky Reggae Party』なのだ。
名盤『Live!』の頃よりも
ブラックコンテンポラリーを
意識した音作りとリズムは
「Jamming」や「Exodus」に顕著だが
『Punky Reggae Party』のサウンドと
オーディエンスの熱狂を聴くと
もう少しはやく生まれていたらな、と
思わざるを得ない。
彼と同じ空気を吸った人は誰もが
特殊な空間だったと口にする。
彼のカリスマ的な魅力に触れる事の出来た
数少ないひとたちがとても羨ましいのである。
そうそう「Exodus」演奏後に「ボブ・マーレー!!!」と
叫び声が入っている。カタカナ表記の社会では
どうやらボブ・マーリーが定着してるようだが
なんかこうしっくりこない52歳なのである。
2014年10月15日
PJのそこはかとない魅力を
どうやって伝えるのか。
ジャパレゲとか言うと
荒くれ者っぽく伝わっちゃうし
シンガーソングライターと言うと
ちょっぴりマイナーな雰囲気が
伴ってしまうし、彼のあの
カリスマ性を語ることばは
やはり見つからなかった。
観なきゃわかんないもんな。
今回は台風と連休という
二重苦で動員に難儀したが
おかげさまで素晴らしいライブが
開催できた事に感謝。
ことばとリズムの必然性を過日書いたが
今回改めて思ったのは、PJは最初から
そう13歳のデビューから一貫して
日本語で歌っている。
アメリカ人とのハーフで日本育ちだけれど
インターナショナルスクールだから
言語はどちらでも良かったはずなのだ。
でも英語をチョイスすれば世界に挑戦できたのに
日本語で歌うのはきっと、彼の言葉を借りれば
「ご飯と納豆とお味噌汁がないと死んじゃう」
そういう事なのだと思うのだ。
かつてはスライ&ロビーとレコーディングしたりもしているが
結局はジャマイカ人になりたくてレゲエやってるわけじゃなく
日本人として伝えたいことがあるから歌う。
そこにレゲエと云うリズムが在った。
きっとそういう事なのだと思う。
ボブの歌を歌う時にも部分的に日本語に置き換えて歌ったり
解説をくれたりもするのはメッセンジャーだからに他ならない。
レゲエに関して誤解が多くて辟易とするが
ボブ・マーレーの歌はすべてがブルースだ。
黒人に生まれたこと(ハーフだが)貧しいジャマイカである事
400年前に奴隷としてアフリカから連れて来られ
家畜のように扱われた歴史。
そのなかでの愛や希望や夢を歌っている。
決してウンチャ!ウンチャ!とご陽気な音楽などではない
歌わなきゃ踊らなきゃやってられない人たちの音楽だ。
PJも、言わないが、幼少からつらい事もあったろう。
思い通りに行かないことも多かったろう。
でも彼は八百万の神の中のレゲエの神さまに選ばれた。
彼の歌う日本語のレゲエが多くの人に支持され
愛されているのはそのせいだ。
吟遊詩人のように歌い語り歩くPJの
すばらしい未来を祈念している。
あの歌声がそこにあるだけで幸せになってしまう
そんな気持ちにさせてくれるPJ。
より多くの人たちに彼の愛が届きますように。
こころの平安が連鎖する社会でありますように。
2014年09月28日
Peace Joint!
豊田市では入場フリーの野外ロックフェスがあるのだね。
うらやましいかぎりだ。
2月にハノハノでライブしてくれたPJも出演するらしいぞ。
TOYOTA ROCK FESTIVAL 2014
残念ながら彼の出演時間には行けないのだが
ぜひみんなには彼の素晴らしさを体感して欲しい。
この季節の屋外ライブは気持ち良いだろうな。
PJの奏でる魂の歌。響くと思うぞ。
2014年09月27日
ハミング・バーズ(HUMMING BIRDS)だ。
今はジャケットも変更になって
『ジャマイカン・カリプソ
「メント・ア・ゴー・ゴー」』
そんなタイトルのようだ。
ジャマイカのメントの名盤。
男性3人組。91年来日時に
メンバーがいちどもレコーディングを
したことが無いと聞いてその
興行主が残した録音なのだそうだ。
ギター、バンジョーとルンバ・ボックスの
素朴なアンサンブルが笑える。
でも、今、この時代だからこそ
ぐっと響く音なのだ。
緻密な計算など無い。
スッカスカの音の中から
独特のリズムがうまれ
素朴なジャマイカの風景が目に浮かぶ。
(行ったことないけど)
このアルバムを聴いていて思ったのだが
言語とリズムってのは密接な関係があるな、と。
フランス語がシャンソンに適していて
英語がロックをロックらしくして
沖縄の言語が沖縄の音階にピッタリ。
そんな事は百も承知であたりまえの事なのだが
ジャマイカ英語の独特な節回しは
スカやレゲエが生まれる前のメントを聴いていると
レゲエが生まれる必然性を感じるのである。
蛇足だが、じつは先日、日本語でハワイアンっぽい曲を作った。
数日たってふと気付いたのは音頭でも演奏できるって事。
日本語は音頭に乗り易いのである。
大瀧詠一師匠の素晴らしさを再確認した。
今はジャケットも変更になって
『ジャマイカン・カリプソ
「メント・ア・ゴー・ゴー」』
そんなタイトルのようだ。
ジャマイカのメントの名盤。
男性3人組。91年来日時に
メンバーがいちどもレコーディングを
したことが無いと聞いてその
興行主が残した録音なのだそうだ。
ギター、バンジョーとルンバ・ボックスの
素朴なアンサンブルが笑える。
でも、今、この時代だからこそ
ぐっと響く音なのだ。
緻密な計算など無い。
スッカスカの音の中から
独特のリズムがうまれ
素朴なジャマイカの風景が目に浮かぶ。
(行ったことないけど)
このアルバムを聴いていて思ったのだが
言語とリズムってのは密接な関係があるな、と。
フランス語がシャンソンに適していて
英語がロックをロックらしくして
沖縄の言語が沖縄の音階にピッタリ。
そんな事は百も承知であたりまえの事なのだが
ジャマイカ英語の独特な節回しは
スカやレゲエが生まれる前のメントを聴いていると
レゲエが生まれる必然性を感じるのである。
蛇足だが、じつは先日、日本語でハワイアンっぽい曲を作った。
数日たってふと気付いたのは音頭でも演奏できるって事。
日本語は音頭に乗り易いのである。
大瀧詠一師匠の素晴らしさを再確認した。
2014年03月22日
2014年02月23日
2014年01月27日
ジギーがグラミーを受賞だ。
"Best Reggae Album"
6度目の受賞なのだそうだ。
聴いたことないので
どんな曲をやっているのかと
見てみると14曲中の2曲が
父親であるボブの曲。
それもどうなのかとも思う。
約20年前のボトムライン。
彼等が歌うボブの曲に
涙したのも私なのであり
ボブ・マーレーの強力な遺伝子が
ジギーにそのまま移行しているのだから
オーディエンスが求めるのも
無理はないがアルバムに入れる必要は
ないようにも思えるのだがどうだろう。
父離れできてないように見えてしまう。
彼のアルバム『Love is my religion』の中の
「Beach in Hawaii」って曲も
このアルバムには入っているのだが
ボブはこんな女々しいラブソングは歌わなかった。
疑ってかかるのなら恋人ではなく
父親に向けて放たれた慕情なのかと思ってしまう。
しかも舞台はハワイの海辺。
なんとなく硬派なイメージからは遠いぞ。
かつて80年代の少年の頃、著作権の配分で
もめた時には「父親の遺産なんていらない。
自分は自分で稼いでやる」と啖呵を切った
あの頃のジギーがすごくカッコ良かったのだ。
まだまだ丸くならないで欲しい。
でもでもグラミーおめでとう!である。
Ziggy Marley - Beach in Hawaii
"Best Reggae Album"
6度目の受賞なのだそうだ。
聴いたことないので
どんな曲をやっているのかと
見てみると14曲中の2曲が
父親であるボブの曲。
それもどうなのかとも思う。
約20年前のボトムライン。
彼等が歌うボブの曲に
涙したのも私なのであり
ボブ・マーレーの強力な遺伝子が
ジギーにそのまま移行しているのだから
オーディエンスが求めるのも
無理はないがアルバムに入れる必要は
ないようにも思えるのだがどうだろう。
父離れできてないように見えてしまう。
彼のアルバム『Love is my religion』の中の
「Beach in Hawaii」って曲も
このアルバムには入っているのだが
ボブはこんな女々しいラブソングは歌わなかった。
疑ってかかるのなら恋人ではなく
父親に向けて放たれた慕情なのかと思ってしまう。
しかも舞台はハワイの海辺。
なんとなく硬派なイメージからは遠いぞ。
かつて80年代の少年の頃、著作権の配分で
もめた時には「父親の遺産なんていらない。
自分は自分で稼いでやる」と啖呵を切った
あの頃のジギーがすごくカッコ良かったのだ。
まだまだ丸くならないで欲しい。
でもでもグラミーおめでとう!である。
Ziggy Marley - Beach in Hawaii
2014年01月12日
2013年10月15日
2013年05月10日
間もなく命日である。
親愛なるボブ・マーリー。
彼からどれだけ多くを受け取ったか。
「おまえの目の前の大男だってかつては
小っちゃな赤ちゃんだったんだぜ」
「おまえが大木なら俺は小さな斧。
いつか切り倒してやるぜ」
「音楽ってヤツの良いところは
叩かれても叩かれても痛くないって事
打ちのめしておくれよ」等々
彼のメッセージはいつまでも
色褪せることなくアグレッシブに
ハートに訴えかけるのである。
鼓舞する。そんなことばが
的確なのかも知れない。
「逃げたって逃げたっておまえは自分自身からは逃げられない」
そんなふうにあたり前のセリフでもボブから発せられると
妙に反省してしまったりするのだが次の瞬間
「やるぞ!」と元気になってしまうのだ。
彼のメッセージは永遠だ。
One Love One heart Let's get together and feel all right
このPVにはポール・マッカートニーも出演している。
親愛なるボブ・マーリー。
彼からどれだけ多くを受け取ったか。
「おまえの目の前の大男だってかつては
小っちゃな赤ちゃんだったんだぜ」
「おまえが大木なら俺は小さな斧。
いつか切り倒してやるぜ」
「音楽ってヤツの良いところは
叩かれても叩かれても痛くないって事
打ちのめしておくれよ」等々
彼のメッセージはいつまでも
色褪せることなくアグレッシブに
ハートに訴えかけるのである。
鼓舞する。そんなことばが
的確なのかも知れない。
「逃げたって逃げたっておまえは自分自身からは逃げられない」
そんなふうにあたり前のセリフでもボブから発せられると
妙に反省してしまったりするのだが次の瞬間
「やるぞ!」と元気になってしまうのだ。
彼のメッセージは永遠だ。
One Love One heart Let's get together and feel all right
このPVにはポール・マッカートニーも出演している。
2013年04月17日
2013年04月09日
『Rastaman Vibration』である。
友人に最初に聴かされたのが『Live!』
そいつにノックアウトされ
初めて自分で買ったのがこいつだ。
運が良かった。
いまだにこのアルバムが大好きだ。
ビートルズとおなじでボブは
アルバムごとに進化していて
すべてのアルバムのタッチは
微妙に違うのだがこのアルバムは
特にリズムがタイトでギターは控え目。
楽曲は宗教的というよりはブルーズ。
この前作『ナッティ・ドレッド』は
『Live!』で演奏されている曲が多いが
『No woman No cry』のようにスタジオ盤では
あのヘヴィーさはなく軽やかだ。
次作『Exodus』は逆に分厚いサウンドになり
この3作を聴き比べるとその
音色の違いがよくわかるだろう。
このアルバムを買ったのは21歳。
ラスタマンに感化された筈なのだが
いつの間にやらパスタマンの私である。
友人に最初に聴かされたのが『Live!』
そいつにノックアウトされ
初めて自分で買ったのがこいつだ。
運が良かった。
いまだにこのアルバムが大好きだ。
ビートルズとおなじでボブは
アルバムごとに進化していて
すべてのアルバムのタッチは
微妙に違うのだがこのアルバムは
特にリズムがタイトでギターは控え目。
楽曲は宗教的というよりはブルーズ。
この前作『ナッティ・ドレッド』は
『Live!』で演奏されている曲が多いが
『No woman No cry』のようにスタジオ盤では
あのヘヴィーさはなく軽やかだ。
次作『Exodus』は逆に分厚いサウンドになり
この3作を聴き比べるとその
音色の違いがよくわかるだろう。
このアルバムを買ったのは21歳。
ラスタマンに感化された筈なのだが
いつの間にやらパスタマンの私である。
2013年03月05日
16度などという気温は
やはり大歓迎であり
そうこうしているうちに
半袖シャツを着ているのだろう。
コートがそこはかとなく恥ずかしい
本日なのでありウキウキすると
聴きたくなるのはやはりレゲエ。
CD棚でジョー・ヒッグスを
探していたのだが「Mama Africa」が
「こっちこっち!」と呼んでいた。
ああ、ええがね。
暴力的な筈のピーター・トッシュの歌声が
このタイトル曲では甘く切なく
未だ見ぬ故郷であるアフリカへの
猛烈な憧れと回帰願望を歌う。
そう、Bob Marleyもアフリカをユートピア視していて
実際アフリカを訪れた時にはそうとうなショックだったと
語っていたが、歩くカミソリ (Stepping Razor) と
呼ばれていたピーター・トッシュはママアフリカには
逢えたのだろうか。43歳の時強盗に射殺され
短い生涯を終えている。
ボブ・マーリーとピーター・トッシュの双方が
自分がつくったと主張している「Get Up, Stand Up」は
聴き比べるとおもしろいぞ。
そうそう、Bmのワンコードだ。
たったひとつのコードでこれだけの説得力ある
曲がつくれるとは驚きである。
「Get Up, Stand Up」も根底に流れるのは
現状打破への熱望とアフリカ回帰である。
やはり大歓迎であり
そうこうしているうちに
半袖シャツを着ているのだろう。
コートがそこはかとなく恥ずかしい
本日なのでありウキウキすると
聴きたくなるのはやはりレゲエ。
CD棚でジョー・ヒッグスを
探していたのだが「Mama Africa」が
「こっちこっち!」と呼んでいた。
ああ、ええがね。
暴力的な筈のピーター・トッシュの歌声が
このタイトル曲では甘く切なく
未だ見ぬ故郷であるアフリカへの
猛烈な憧れと回帰願望を歌う。
そう、Bob Marleyもアフリカをユートピア視していて
実際アフリカを訪れた時にはそうとうなショックだったと
語っていたが、歩くカミソリ (Stepping Razor) と
呼ばれていたピーター・トッシュはママアフリカには
逢えたのだろうか。43歳の時強盗に射殺され
短い生涯を終えている。
ボブ・マーリーとピーター・トッシュの双方が
自分がつくったと主張している「Get Up, Stand Up」は
聴き比べるとおもしろいぞ。
そうそう、Bmのワンコードだ。
たったひとつのコードでこれだけの説得力ある
曲がつくれるとは驚きである。
「Get Up, Stand Up」も根底に流れるのは
現状打破への熱望とアフリカ回帰である。
2013年02月19日
2013年02月14日
朝、目覚めると戸口で小鳥が三羽
素敵な声で囀っていたんだ
「だいじょうぶ なにもかもうまくいくよ」
そんなメッセージを歌に乗せてね
お陽さまもニッコリ笑ってた
"Don't worry about a thing,
'Cause every little thing gonna be all right.
Singin': "Don't worry about a thing,
'Cause every little thing gonna be all right!"
Rise up this mornin',
Smiled with the risin' sun,
Three little birds
Pitch by my doorstep
Singin' sweet songs
Of melodies pure and true,
Sayin', ("This is my message to you-ou-ou:")
Singin': "Don't worry 'bout a thing,
'Cause every little thing gonna be all right."
Singin': "Don't worry (don't worry) 'bout a thing,
'Cause every little thing gonna be all right!"
Rise up this mornin',
Smiled with the risin' sun,
Three little birds
Pitch by my doorstep
Singin' sweet songs
Of melodies pure and true,
Sayin', "This is my message to you-ou-ou:"
Singin': "Don't worry about a thing, worry about a thing, oh!
Every little thing gonna be all right. Don't worry!"
Singin': "Don't worry about a thing" - I won't worry!
"'Cause every little thing gonna be all right."
Singin': "Don't worry about a thing,
'Cause every little thing gonna be all right" - I won't worry!
Singin': "Don't worry about a thing,
'Cause every little thing gonna be all right."
Singin': "Don't worry about a thing, oh no!
'Cause every little thing gonna be all right!
by Bob Marley (1977 album Exodus)
*Jazzの名曲に「Three little words」ってのがある。
それはきっと’I Love you'なのだけれど
「every thing's gonna be all right」は
Bobにとっての’I Love you'なのだと思っている。
*素敵な歌を歌ってくれたイアンとKenちゃん、この歌を
そそのかしてくれたEddyさんに感謝。
<付録>
2012年12月07日
2012年06月26日
2012年04月20日
2012年01月31日
2012年01月06日
お正月に頂いた赤い蘭の花。
夜見るとふしぎに妖艶である。
とてもすてきだ。
陽の当らない場所に置かれ
こんな寒さの中でも
とても情熱的な風情がある。
こいつを観ながら、独りで
うまい酒が飲める。
花と語りながら飲むなんて
おいらも歳をとったものだと
ひとり苦笑である。
話は変わるが冷え性である。
本日寒さに耐えかねてストーブを出した。
エアコンでは足を直接あたためてはくれないから。
これから2ヶ月くらいは寒さとの戦いだな。
ご自愛ください。
Bob Marley - I Know
今日はこの曲が気分だ。(Album:Confrontation 1983)
ボブの没後に残っていたテープを編集した作品だが
なんのなんの、傑作である。
とくにこの曲はギターのいかにも
レゲエらしい裏のカッティングがないのに
歴然とレゲエのリズム(Riddim)なのだ。
彼が残した名曲のひとつ。
年末の音楽談義で「ジョン・レノンほど歌声に
憂いのあるシンガーはいない」と発言したが
訂正する。その双璧としてボブ・マーリーと
宇多田ヒカルをここに提言するものである。
夜見るとふしぎに妖艶である。
とてもすてきだ。
陽の当らない場所に置かれ
こんな寒さの中でも
とても情熱的な風情がある。
こいつを観ながら、独りで
うまい酒が飲める。
花と語りながら飲むなんて
おいらも歳をとったものだと
ひとり苦笑である。
話は変わるが冷え性である。
本日寒さに耐えかねてストーブを出した。
エアコンでは足を直接あたためてはくれないから。
これから2ヶ月くらいは寒さとの戦いだな。
ご自愛ください。
Bob Marley - I Know
今日はこの曲が気分だ。(Album:Confrontation 1983)
ボブの没後に残っていたテープを編集した作品だが
なんのなんの、傑作である。
とくにこの曲はギターのいかにも
レゲエらしい裏のカッティングがないのに
歴然とレゲエのリズム(Riddim)なのだ。
彼が残した名曲のひとつ。
年末の音楽談義で「ジョン・レノンほど歌声に
憂いのあるシンガーはいない」と発言したが
訂正する。その双璧としてボブ・マーリーと
宇多田ヒカルをここに提言するものである。
2011年06月04日
Bob Marleyを聴いている。
反逆の魂がこころを癒してくれる。
そんな夜もある。
グっとこころにパワーをくれるボブ。
どこまでも満たされなく
どこまでも高いところを目指したボブ。
自分の音楽をSpiritual Musicなのだと
語っていた彼の姿は目に焼き付いている。
ビートルズもそうだが彼の音楽は
録音環境を差っ引いたとしても
その進化のスピードは驚異的だ。
この曲は初期の中でももっとも私に
影響を与えてくれた曲の中のひとつ。
ウクレレつま弾きながら歌ったりすると
猛烈に元気になるから不思議だ。
スピリチュアルミュージックという表現は
まったく妥当である事に気付くのである。
どんな環境にあろうが魂は自由だ。
だれの魂もが反逆を持ちあわせ
いつでも冒険できるのだと説いている。
おっと、ここで言う反逆とは単なる反抗精神ではなく
現状を打破し自分の殻をやぶるような
大きな成長や進化の源なのだと私は解釈している。
しがらみや環境や状況や状態にしばられちゃいけない。
そういう意味で魂は自由なのだ。
日本という国にも魂はあると思うぞ。
Bob Marley- Soul Rebel
反逆の魂がこころを癒してくれる。
そんな夜もある。
グっとこころにパワーをくれるボブ。
どこまでも満たされなく
どこまでも高いところを目指したボブ。
自分の音楽をSpiritual Musicなのだと
語っていた彼の姿は目に焼き付いている。
ビートルズもそうだが彼の音楽は
録音環境を差っ引いたとしても
その進化のスピードは驚異的だ。
この曲は初期の中でももっとも私に
影響を与えてくれた曲の中のひとつ。
ウクレレつま弾きながら歌ったりすると
猛烈に元気になるから不思議だ。
スピリチュアルミュージックという表現は
まったく妥当である事に気付くのである。
どんな環境にあろうが魂は自由だ。
だれの魂もが反逆を持ちあわせ
いつでも冒険できるのだと説いている。
おっと、ここで言う反逆とは単なる反抗精神ではなく
現状を打破し自分の殻をやぶるような
大きな成長や進化の源なのだと私は解釈している。
しがらみや環境や状況や状態にしばられちゃいけない。
そういう意味で魂は自由なのだ。
日本という国にも魂はあると思うぞ。
Bob Marley- Soul Rebel
2011年04月13日
粗大ゴミとアンテークの差をご存知だろうか。
私がアンティークショップで聞いたところ
それは素材の良し悪しなのだそうだ。
ま、そんな質問をすること自体
いかがなものかと思われるが
疑問はその場で解決したいタイプの私である。
さて、なぜその話なのかといえば
昨夜突如聴きたくなったジャマイカ人と
日本人の合作のビートルズカヴァー集
そのアルバムが無性に聴きたくなったのである。
で、そのアルバムを探していたら
めっちゃ懐かしいCD。
今ではぜったいに手に入らないであろう
知る人ぞ知る、と言うよりは知ってる人しか
ご存知ないようなジャマイカンアーティストの
アルバムが山のようにある。
あの頃はエンゲルレゲエ係数が高くて
収入のほとんどがジャマイカに費やされていた。
当時のレゲエCD持っている人ベスト10に入るのではないか?
それくらいを持っている私なのだが
一般的な価値観からしたら、これらはゴミだ。
だが、欲しい人にとっては
きっと5000円くらいなら(定価の倍)欲しいであろう
そういうCDばかりである。
別の言葉で言うと完全なる廃盤で
復帰の兆しすらないCDなのだが、今はゴミでも
10年後にはきっと宝のような存在になるはずだ。
80年から90年初頭のレゲエならなんでも私に聞いてくれ!である。
たぶん、無いものは無い。
CDショップよりも断然在庫は多いのである。
どれも思い入れがあって捨てられないんだよ。
私がアンティークショップで聞いたところ
それは素材の良し悪しなのだそうだ。
ま、そんな質問をすること自体
いかがなものかと思われるが
疑問はその場で解決したいタイプの私である。
さて、なぜその話なのかといえば
昨夜突如聴きたくなったジャマイカ人と
日本人の合作のビートルズカヴァー集
そのアルバムが無性に聴きたくなったのである。
で、そのアルバムを探していたら
めっちゃ懐かしいCD。
今ではぜったいに手に入らないであろう
知る人ぞ知る、と言うよりは知ってる人しか
ご存知ないようなジャマイカンアーティストの
アルバムが山のようにある。
あの頃はエンゲルレゲエ係数が高くて
収入のほとんどがジャマイカに費やされていた。
当時のレゲエCD持っている人ベスト10に入るのではないか?
それくらいを持っている私なのだが
一般的な価値観からしたら、これらはゴミだ。
だが、欲しい人にとっては
きっと5000円くらいなら(定価の倍)欲しいであろう
そういうCDばかりである。
別の言葉で言うと完全なる廃盤で
復帰の兆しすらないCDなのだが、今はゴミでも
10年後にはきっと宝のような存在になるはずだ。
80年から90年初頭のレゲエならなんでも私に聞いてくれ!である。
たぶん、無いものは無い。
CDショップよりも断然在庫は多いのである。
どれも思い入れがあって捨てられないんだよ。
2011年02月28日
2011年01月14日
Lauryn Hill - Turn Your Lights Down Low
YouTube巡りをしてたらいつしかローリン・ヒルにたどり着いた。
このビデオはPart19まであるのだが、トレーシー・チャップマンと
ローリン・ヒルは格が違う。フィナーレを見るとわかる。
以前も書いたが彼女はボブの遺伝子を後世のために残している。
どう成長するのか見届けたいがあと20年も待っていられないだろうな。
この日のライブはボブ・マーレーへの愛がたっぷりと感じられ
左手の袖で涙を拭きながら見てたらベトベトになってしまったぞ。
先日イアンに「Bob Marley歌ってよ」と言ったら
「Redemption Song」を歌ってくれた。こんな感じにハモったら
めっちゃ喜んでくれたのだが嬉しかったのは私のほうである。
Lauryn Hill feat. Ziggy Marley - Redemption Song