飲んでおきたいワイン

2016年04月19日

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Ch.ラトゥール1993が売れた。
と思って喜んでいたら、だ。
仕入れから数年経過していて
ネットで検索したら現状、店の売値よりも
3万円ほど高い相場だった。
安く売り過ぎたぞ。
割とショックである。

しかしながら良いお客様で
「マスターも味見しておいて下さいよ」と
おすそ分け頂いたので、その場で味見をしたのだが
「!!!!!!!」であり鳥肌が立ってしまった。
偉大なワインを久しぶりに飲んだが
半袖で良かった。
ほんとうに鳥肌が立っているのが一目瞭然だったからだ。

ボルドーにとって良い年ではなかったにもかかわらず
やはり偉大なワインは偉大である。
時を経て最高の熟成具合だった。
23年。
私は94年に創業したので1年先輩だが素材は違っても
鳥肌が立つほどに人間も熟成したいものである。

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2016年01月18日

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誕生日に差し入れて頂いたワイン。
テンプラニーリョ・プライベート・リザーブ'13
宮崎県の都農ワインである。
日本でもテンプラニーリョが栽培されているとは
はじめて知ったのであり、しかも温暖な宮崎なのであるから
二度びっくりである。

味わいはスペインのそれである。
テンプラニーリョってのは意外に個性のある葡萄なのだと
じみじみ感じているからといってしじみの天ぷらと合わせるとか
そういう無謀な話ではないのでご安心くださいである。

さらっとしているのに、ゆたかなボディ。
12度の表示だがアルコールは13度くらいあるように感じる。
タンニンはやわらかで樽香も程良い。
日本の醸造技術はすばらしい!

しかしながらネットで価格を調べたらびっくり!
同ランクの味わいでスペイン産の3倍くらいの値段。
日本の農業を根本から考えた方が良いと
こういう時にしみじみ思うのである。

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2015年11月19日

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じつは今シーズンは、このヌーヴォーしか仕入れなかった。
年々、安価でどこでも気軽買えるようになって
わざわざレストランで飲む必要もなくなりつつあるからだ。

このヌーヴォーとはもう20年以上の付き合いだ。

私の持つボージョレのイメージをちゃんと体現しているから
絶対にこのヌーヴォーだけは外せないのである。

さて、そんな私の味覚がワールドレベルである事が
とうとう実証されたのでご報告したい。

ボージョレ・ヌーヴォーのコンクール、
トロフィー リヨン ボージョレー ヌーヴォー2015
(Trophee Lyon Beaujolais Nouveau 2015)にて
このワインがな、な、なんと!
グランプリを獲得!

その審査コメントを添付しておく。

Louis Tete Beajolais Nouveau 2015
美しく深く輝きにある色調。
魅惑的でフィネスを感じる黒い果実のアロマ
食欲をそそるアタック、クリスピーな口当たりでフルーティ
タンニンはバランスがとれていて美しい
調和がとれ、凝縮感のあるワインに仕上がっている
なんとこのワインはもうヌーヴォーというより
ボージョレワインではないか。


しょぼいコメントだがグランプリには違いない。
スタッフの千恵に言わせれば、だ。

「おしぼりで拭き取ってこんなきれいな色のワインってあるんですね!」である。
彼女はグラスの中のボージョレではなく真っ白なおしぼりに広がる
うつくしい赤色に感動したのである。
ほんとうにフレッシュ&フルーティなガメイにしか作れないシミ。

ボージョレ・ヌーヴォとの付き合いは30年ほどになるが
彼女のようなコメントは誰もマネできないとおもうな。

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2015年10月09日

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ブルゴーニュ・アリゴテ'10エミール・シャンテゼ
香りの第一印象からシャープな印象。
ほんのりナッツが香る。
口に含むとミネラル感漂いスーパードライな味わい。

ブルゴーニュを名乗れる葡萄品種はふたつしかない。
シャルドネとこのアリゴテだ。
前者の知名度があまりに高いために見過ごされがちな
このアリゴテなのだが、じつはワインカクテルで有名な
「キール」ってのは本流ではこのアリゴテを使う。
もともとクレーム・ド・カシスもブルゴーニュ産なのであり
戦略的に創造されたワインカクテルなのであるが
キールの発祥はブルゴーニュなのである。
しかしキール・ロワイヤルはシャンパーニュを使うのだが
その発祥はなぜかオーストリアのウィーンである。
おおしまくんの豆知識コーナーである。
ちゃんとしたキールを飲みたいと思った人。
今がチャンスである。

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2015年10月07日

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ジェニウム・フレスク'09はスペイン、カタルーニャ
最近目ざましい進歩のプリオラート産だ。
フレンチオークの香りと深い味わい。
ちょうど飲み頃に入ったところ。
複雑な味わいがお好みの方にお薦めだ。
エチケットもお洒落。
このワインもアルコール度数は15度と高めだが
意外にそこまでの味わいではなくスルリといける。
時を経たバローロなどが好きな人には超オススメだ。



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2015年10月02日

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キンタ・キエトウDOトロ'08
葡萄品種はティンタ・デ・トロ100%だ。
フレンチオークの香り。
濃密な煮詰めたベリーの香り。
口に含むとビックリする。
そのありあまるパワーにだ。
眉間に皺が寄ってしまう。
ボトルの裏を見てみるとAlc15%とある。
なるほどな。
通常の赤ワインは12%ほどである。
ウイスキーっていうとオーバーだが
酒精強化ワインですら18%なのであり
15%もある赤ワインに合わせるお料理を思いつかない。
チーズを舐めるように食べながら、だな。
スペインのトロは近年素晴らしいワインが多い。
注目すべき産地。
このワインもいちど飲んでみると良い。

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2015年09月26日

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いつか川島なお美がお店に、なにかの
突発的な事故のような事柄が起きて当店に
来店した時のために買っておいたのがこの
ペリエジュエのベルエポックである。
ベルエポックというのは直訳したら「素晴らしい時代」
そしてこのシャンパーニュは89年。
バブル全盛の頃であり、川島なお美は
仕事がなかった頃だ。

あえてこのシャンパーニュを彼女と飲みたいと思った意味は
「俺にとっては写真集を出した93年以前のおまえがお前なんだよ」と
そういうメッセージなのである。

でももういっしょに乾杯する機会は永遠にない。

川島なお美はあっぱれ!である 2007.11.17

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2015年03月18日

00a3439c.jpgタンニンも溶けてまろやか。
舌にまとわりつく官能的な味わい。
馥郁とした香りに包まれる至福。
天国のワインだ。
サンテミリオン。
好きな産地だ。
近年こんな熟成したワインを
ひさしぶりに味わった。
熟女のみなさん、安心して下さい。
歳を経て円熟するんです。

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2014年11月19日

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明日解禁日はボージョレの帝王の造るヌーヴォと
ソムリエ厳選のほんとうにボージョレらしさを
追求した昔ながらのボージョレ。そして
1994年オーメドックのクリュブルジョワを
グラスで飲み比べして頂けます。
20年という日々とフランスの双璧ボルドーと
ブルゴーニュの違いをお楽しみください。
もちろん田舎風パテもご用意しております。

ご自宅で楽しまれる方。ボージョレの魅力は
いちごの香りとフレッシュ&フルーティな味わいです。
普段通りの食卓でも充分に楽しめます。
私的には豚しゃぶサラダや焼き鳥と愉しみたいですね。
お好み焼きなんかにもよく相乗します。

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2014年06月22日

5d13943f.jpgナルスマルグライドというイタリア
最北の生産地南チロルの生産者組合が
造るゲヴェルツトラミナー'12
これはかなり驚くワインだ。
ライチの甘い香り。
ところが口に含めば超ドライ。
その落差も素晴らしいが余韻に
ライムのような味わいが残る。
繊細な中華料理とともに
ぜひ飲んでみたいワインだ。

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2013年11月07日

ae431561.jpgキュベかざま甲州2012
甲斐ワイナリーである。
くちに含んだその瞬間
つめたい水のようなのだが
飲み干すとふわぁっと
あじが湧き出てくる。
切れ味の良い日本酒のような
しかしながら唯一無二の
日本のワインなのであり
土地の味わいを最高に
活かしている味わいなのだ。
マリアージュはやはり
日本のものが頭に浮かぶ。
私は最初に砂肝とネギマが目に浮かんだが
ごいっしょさせて頂いた方全員が
和風のお料理を提案したのは
とても興味深かった。
飲んでおきたいワインに推薦。

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2013年08月22日

f3d0e31a.jpg北イタリアの銘酒、バルバレスコは
知っておいた方が良いだろう。
渋みは少ないし濃厚な味わいも無い。
しかしながらパワーも旨みも
すばらしいし、どんな料理にも
合わせやすいのだ。
ネッビオーロという葡萄品種の
成せるわざなのだ。私感だが
バルバレスコというその名は
「バレバレですか?」に聞こえる。
そんなこたぁないか。である。

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2013年04月19日

8ec025b0.jpgVdPドック・ピノ・ノワール'11
シュマン・ド・マルキエール
しっかりとした果実味とタンニンは
ブルゴーニュでは味わえない
南仏ならではのあじわい。なぜなら
ピノ・ノワールという葡萄は
冷涼な土地でしか育たないのだ。
じゃぁ、である。
南フランスが持つ
温暖なイメージというのは誤解で
ニースなどのリゾート風景や
いろんな映画のシーンで
あたたかな風情を思い浮かべてしまうが
季節風で冷涼な土地もあるのだ。

だがやはりブルゴーニュやシャンパーニュと
比較するのならまずもって色合いが違う。
ボリューム感もあるがバランスは良い。
香りもゆたかだ。繊細さは欠くかも知れないが
体験しておいて損はないワインだ。

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2012年11月13日

41cf0880.jpgBeaujolais Nouveau est arrive!
いっしょに飲もうぜ。
解禁時間を守るのは
開襟シャツで皆勤するくらい
だいじなので零時に抜栓したい。
そこんとこヨロシクである。

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2012年09月07日

f47ed370.jpgとんぼのメガネはみず色メガネ。
ラ・ドモワゼル・ド・ソシアンド・マレ'08
オーメドック・クリュブルジョワセカンド
抜栓した瞬間にあたりいちめんに香るのは
馥郁とした果実の香り。煮詰めたプルーンや
ブラックベリーの味わいがあるが
ファーストアタックはやや控え目。
喉をとおったあとに、その余韻の長さに
うっとりとしてしまう。
秋になると飲みたくなるワインだ。
いつの間にかエチケットがすこし変わった。
前のほうが良かったのに残念だ。

合わせたい音楽は当然マイケル・フランクスだろう。
都会的リゾート音楽とでも言おうか。
おしゃれな世界を構築するぞ。
少しだけ灯りを落としてみたりして
とんぼ2本立てで愛を深めてくれたまへ。



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2012年05月14日

6717aa6d.jpgボルケーノ・ワイナリー・ピノノワールNV
ハワイ島で産されるピノノワールだ。
テーブルワインと表記されノンヴィンテージ。
マウナロアとキラウェアのあいだに
葡萄畑とワイナリーがあると書かれている。
相乗するお料理はローストビーフ、サーモン
ツナなどと適当なところがハワイであり
とても好感が持てる。
私の印象ではドライフルーツとともに
海辺のテラスで風を感じながら愉しみたい。
料理とともに味わうよりも単体でOKだ。

その香りはラズベリー、クランベリー
アセロラ、グレナデンなどで赤く味の濃い
フルーツが目に浮かび味わいもテーブルワインにしては
かなり濃い味わいであり12%よりもボディを感じる。
単純に美味しいと感じる味わいだ。でも
欧州のピノノワールとはまったく違う味わい。

こんな重いものをわざわざお土産に買ってきてくれる事が
ほんとうにうれしい。在り難い事である。
Much Mahalo!だ。

ハワイ島ってのは通称ビッグアイランド。
直訳すれば大島であり大島ワインと呼んで欲しい。

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2012年05月07日

34cd0aea.jpg山梨のお土産である。
ダイヤモンド酒造のますかっとベリーA'09
それにあわせて仲を取り持つ「鶏もつ」だ。
まずはこのワインの香りに驚く。
そう、まさにマスカットのみどり色した
甘い香りが最初のアタック。くちに含めば
相反してかなりドライな味わいに驚かされる。
スパイシーな黒胡椒のニュアンスもあり
アルコール度数も12.5度の表示以上に感じる。
若鶏のディアブル、まぐろのハーブ焼などに
よく相乗しそうな味わい。そう、もちろん
「鶏もつ」のお醤油味にもイケる。
正直、とても良い造りのワインだ。
味わいから作り手のお人柄が感じられる。

<本日の付録>


Bangles - Eternal Flame

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2012年02月26日

271cd65d.jpgコッリーネ・テラマーネ'07ファルネーゼ
モンテプルチアーノ・ダブルッツォ
果実味たっぷりの凝縮感のある赤ワイン。
とにかく濃いものが好きな方におすすめ。
ヘヴィボトルに詰められエチケットも
とってもおしゃれで洗練されている。
文句なしのワインじゃないか。
D.O.C.G.に認定されていたのは知らなかった。
イタリアのワイン法は年々変わるから
ブラッシュアップしないといけない。


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2011年10月04日

23a3921f.jpg貸切のお客さまからいただいたワイン。
「俺だけこれ飲ませてな」である。
「がやだがや!」とは言わなかったが
「マジっすか?」と
手に取るのも貴金属を扱う気分である。
しかも!
このお客さまは半分近くを残して
帰って行かれたのである。つまり
「ソムリエ!勉強しろよ」である。
今どき、なかなかこういう人はいない。
なぜならこのワイン、酒屋で5万くらいだ。
その半分って事は・・・・・である。

こういう粋でいなせなお客さまを
見なくなって久しいのは
時のせいなのかお店の品格の問題なのか
どちらかわからないが、本日のド感動である。
がんばります!
のひとことなのだ。
GAJA SORI TILDIN ランゲ・ネッビオーロ・ソリ・ティルディン 2001
ごちです。


<本日の付録:早合点してかんてぇ〜>


Don't Judge too Quickly

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2011年07月17日

da2394c2.jpg福島産のシャルドネを入荷した。
ささやかな応援である。


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2011年05月04日

52bf74cd.jpgエレナ・サレント・ビアンコ'08
生産者はロッカ・ディ・モリ
とっても濃い味わいの白ワイン。
グラスに注ぐと完全な琥珀色であり
傷んでるんじゃないかと疑ったほどだ。
Alc.14.5%の圧倒的なパワー。
葡萄品種はグリッロ40%シャルドネ30%
ガルガネーガ…30%
食中酒というより、〆の1本にお薦めだ。

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2011年03月29日

631c2178.jpgル・オー・メドック・ド・ジスクール'07
こいつはボルドー第3級のCh.ジスクールの
言うならば3rdワインなのだが'04を
初めて飲んでからというもの虜である。
昨夜のお客さまも本日のお客さまも
絶賛だった。適度なタンニン。
香りのファーストアタックはフレンチオーク。
そしてかぐわしいブラックベリーの香り
口に含めば意外にさらりとしているものの
そのバランスの良さが抜群なのであり
軽くも重くもなく余韻もさほど長くないのに
ゆたかな感触なのである。

しいて言うのなら「ちょうどいいワイン」
そんなアバウトな解説をするソムリエは
日本広しといえども私くらいのものであるのだが
飲んでみるといい。
「あ、ちょうどいい!」
そう言いたくなる気持ちがわかるはずだ。

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2011年02月25日

24f81d2f.jpgピノ・ネロ・ラ・クーポラ'08ネイラーノ
北イタリアで産されるとピノ・ノワールは
葡萄の名称がピノ・ネロとなる。
方言のようなかんじだな。
大根を名古屋で「でゃ〜こ」と言うようなもの。
たくさんを「ぎょ〜さん」と言うようなもの。
ちょっとした違いである。話戻して
北イタリアの葡萄と言えばネッビオーロ。
やさしい味わい、すみれの香り豊かで
とてもエレガントなワインが多い。
そのイメージでこいつを味わうと
面喰う事になるので注意が必要だ。
ミディアムボディの表記ながら
どってもアタックが強く濃縮感もある。
しっかりとしたボディを感じるぞ。

後味に、いちごの味わいと梅のニュアンス。
ピノ・ノワールのイメージも
北イタリアのイメージもないから
新しいワインのような風情なのだ。
こういう発見があるからワインはやめられない。
ブラインドテイスティングでは誰も当てられないと思うぞ。

親愛なる加藤氏という名古屋弁のエキスパートが居るのだが
別れ際の挨拶に「おやすみ」だの「ほんじゃ」が普通なのに
いつもかならず「ほいだらね!」と夜の街に消えていく。
そのことばだけは彼の口からしか聞いた事がない。
意表を突かれて大笑いするのである。

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2011年01月29日

a5db79ba.jpgひさしぶりにソソられたワイン。
ジャイロ・ヴィーノ・デル・ラーゴ
ヴィッラ・アンナベルタVdt.
どうして白は「ソアヴェ」を名乗らず
赤は「ヴァルポリチェッラ」ではないのか?
という素朴な疑問が湧くワインなのである。
この10年くらいヴィノ・ダ・ターヴォラ
つまりテーブルワインというカテゴリーを
あえて選んで土地のワイン法に逆らい
自分のスタイルを貫くという生産者が増えている。
それらはおおむね素晴らしいワインを作っているし
知識と経験が豊富でおつむも柔らかでないと
こういう冒険はできないのである。

ヴェネト州伝統の「リパッソ製法」で造られ赤は
コルヴィーナ70%ロンディネッラ20%シラー&メルロ10%
白はガルガネーガ70%ピノグリージョ20%ソーヴィニヨン10%
アパッシメント(陰干し)することで濃密さを生んでいる。
特に白はガルガーネガ特有のすっきりドライな柑橘系の
香りなのにもかかわらず口に含めばとてもオイリーで
酸味は少なく、とても厚みのある味わいなのだ。
赤白ともに13.5%というアルコール度数の表示だが
それほどに感じられないところも魅力だな。
あまり度数が高くても食中酒としては少し主張が強過ぎるからだ。

そうそう、ラーゴとは湖の事なのだそうだ。
湖のほとりでそよ風を感じながらのお食事に
ピッタリかも知れない、手間暇かかってるわりに
ピクニックワインとしてもOKなお値段もうれしい。

アマローネほど濃厚ではないが、それゆえにリーズナブルかつ
いかなる食事との相性もとても良いと思うぞ。
なにより見た目が好みである。

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2010年12月30日

67860cd6.jpgルシアン・リバー・ヴァレー
プチシラー・リザーブ'06
カリフォルニア産である。
そもそも、である。
プチシラーってなんじゃらほい?であり
調べてみるとシラーの交配であるらしく
ま、言ってみれば後輩である。んぷっ。
そんなマイナー品種100%でワインを
造ること自体冒険家なのであり初体験である。
こういうものにはおおいにソソられる性格だ。
トレーダー・ジョーズというアメリカの
スーパーマーケットのプライベートブランドで
お値段は10ドル以下だと聞いていたのだが
ここの$1.99のシャルドネもカベルネも
かなりのハイクオリティなのであり、その
5倍近くもするワインだと思うと期待は高まる。

さて、まずは色あいだ。
ニューワールドらしく、とても濃い。
香りの特徴はシラーに似ている。
スパイシーな香りとブラックベリーを煮詰めたような
濃厚な香りが充満する。ひとくち味わうと思いのほか
すっきりドライなイメージなのだが、喉を通ったあとから
ふわぁと立ち上って来るボリューム感があり
なんともグラマラスなワインである。
樽の効き加減もほんのりといった程度なので
食中酒として牛肉のラグーのパスタなどと味わいたい。

海外でワインを飲むと本当に日本のワインは高いと思う。
フランスですら高級レストランのリストを見ると日本の
上代価格程度であるし、ハワイのスーパーやコンビニでも
10ドル以下でよりどりみどりなのだからして、一体全体
だれが儲けているんだろう、日本国か。

ま、そんな事は置いといたとしても、ワイン産業の成長は
とどまる事を知らないからいつまでも新鮮な感動に出会える。
知れば知るほどにわからない魅力。
それは恋の魔力にも似ているな。

重いのにわざわざありがとうね。である。

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2010年11月18日

6a9ad1ec.jpg航空便でやって来るがゆえに
アンリーズナブルな値段のヌーヴォも
今年は価格競争もありお値打ちだ。
収穫祭だと思って気軽にじゃぶじゃぶ飲みたい。
昨夜は0時過ぎに3種を抜栓しテイスティング。
比較をしてそれぞれの生産者の思いや
哲学に触れられる事がワインの愉しみだ。
どうぞ、自分のスタイルでおたのしみください。
なかには500円以下なんてのも
あるそうだからそいつも飲んでみたいぞ。


1、ボージョレ・ヌーヴォ’10 ルイ・テット
フレッシュ&フルーティを体現したボージョレ。
チャーミングないちごの香りとほのかなタンニン。
バランス良くエッジの紫色がとても美しい。

2、ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォ’10 モーフー
フレッシュ&フルーティのなかにエレガントさがあり
充分なタンニンもあり、田舎風パテと味わいたい。

3、ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォ・V.V.’10 モーフー
V.V.とはヴィエイユヴィーニュの略、老樹を意味します。
ヌーヴォを超えた味わい。熟したベリーの香りと
飲みごたえのあるフィニッシュを愉しめます。

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2010年11月15日

692fbdd7.jpgふみ君から甲州のお土産。
ダイアモンド酒造シャルドネ'09
強く緑がかったイエローは
おーいお茶に近い色合い。
粘性は強くオレンジや蜂蜜の香り。
口に含むとトロん、と粘性があり
遅摘みの葡萄を感じさせる。
あと味にお茶のような藁のような
緑っぽい葉が乾燥したような
特徴的な香りが残るのだが
飲み進めるにしたがってパイナップルの
ニュアンスがどんどん強くなる。
冷涼な勝沼でもこういう味わいが出るんだ。
とっても意外なのであり、だからワインはおもしろい。
知れば知るほど自分の中の定石が覆されるのだ。
ま、人間関係も同じだけどな。
このワインと合わせたいのはお味噌かな。
なんとなくそんな感じだ。
その土地のモノがあたまに浮かぶから
ワインっておもしろい。
重いのにわざわざありがとうね、ふみ君。
おかげでいい経験ができました。

そしてなんの脈略もなく今夜はこの曲が気分だ。
ビルボードで1位である。



Washington Square- The Village Stompers- 1963

邦題は「ワシントン広場の夜はふけて」
なかなか良い感性をしていると思うぞ。

そしてその、わずか1年後のワシントンDCでこのライブ!
実際は2月のライブだから1年を待たずして
この凄まじいロックの演奏があったわけだ。
今では驚きもしないロックンロールなのかも知れないが
ビルボード1位のその曲とこのビートルズの演奏を
聴き比べた時に、いかにその時代のビートルズが
群を抜いていたのかがとてもよくわかるのである。



The Beatles - Long Tall Sally (Washington DC, Feb. 1964)

ポールの伸びやかなボーカルも素晴らしいが
ジョンもジョージももちろんリンゴも
ノリにノってる感があり、素晴らし過ぎる。
イギリスの片田舎の港町リバプールから
遥か遠くのアメリカでの大成功が彼らを
必要以上に高揚させたのかも知れない。
昨夜書いたジャニスではないが
剥き出しの魂がほとばしる音楽なのだ。

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2010年11月04日

197956fb.jpgイル・ノヴェッロ・ロッソ・ファルネーゼ
 テッレ・ディ・キエティ2010
今年の葡萄から造られた新酒が到着。
セパージュはサンジョベーゼとモンテプルチアーノ。
サンジョベーゼらしいイチゴキャンディの香り。
樽の香りもあり、新酒らしさはない。
フレッシュ&フルーティがモットーの
ボージョレとは違い、普通に赤ワインだ。
しかも、かなり濃縮感もあり美味い。
ファルネーゼの造るワインは例外なくお薦めであり
ちょっとした葡萄品種のニュアンスの違いで
お好みの1本に出会えると思うぞ。
しかし、今年の収穫でこんな味わいを
醸せるなんて驚きである。
しかもボトルのデザインも愛らしく
エチケットも高級感があって素敵だ。

ちなみに「ヴェンデミア」ってのは収穫を意味し
名古屋弁の「飲んでみやぁ〜」に酷似しているが
そこに関連性は残念ながら認められない。

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2010年06月25日

b01f7912.JPGカリフォルニア州、NAPAのワインだけを
取り扱った試飲会があったので、そそくさと
出掛けた私である。昼間っから
ハイクォリティなワインをたくさん
飲ませて頂いた。ナパはいわゆる
高級ワイン産地であり、期待以上の
試飲会だったのである。
ニューワールド特有の葡萄大量生産に
木樽の香りを付けて「どうっスか」みたいな
てっきとーなワインは皆無だったので
思わず飲み過ぎてしまった。

生産者の思いの詰まったナパワインをお探しなら
http://www.kmf24.com/

なぜか、美女が寄り添ってくれたので
個々の味わいは覚えていない。

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2009年12月05日

54501292.jpgドメーヌ・ボートレイ・ボギュス・ルージュ
 ヴァン・ド・ターブルNV
葡萄品種:カリニャン90%、ミュスカ・ダンブール10%
ビオディナミ自然派ワイン、天然酵母で発酵。
Vin de Table(ヴァン・ド・ターブル)ってのは
テーブルワインを指すのだが、このワインは
通常のそれの5倍程度の値段だ。
なぜか?
つまりフランスのワイン法に従っていない
ただそれだけの理由である。
赤ワインにミュスカという白葡萄を混ぜる為
テーブルワイン扱いとなるのだ。

しかし、こういう実験的でありアバンギャルドな生産者を
なぜか応援したくなる性質であり、へそ曲がりだ。
このワインに惚れてしまったのは、そういう
素性の事をまったく知らずにテイスティングした時
あまりにも印象的なその香りの虜になってしまったのである。

ファーストアタックは赤ワインでありながらも杏の甘い香り。
そのあとブルーベリーやカシス、ハーブの香り、そう
特にミントの香りが強い。とても複雑である。
デキャンタージュして、香りがたってくるのを
すこし待って飲みたいワインだ。

はじめての体験ってやつには誰もが弱いものである。

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2009年11月23日

275b83e1.jpgシャブリ 1erCru フルショーム'06
ナタリー&ジル・フェーヴル
樹齢30〜60年のV.V.なのだそうだ。
厚みのある味わいだが、柑橘系の余韻が
すっきりとドライな印象を与える。
その厚みの分析をするなら、ほのかに感じる
桃やパイナップルの香りとフレーバーだ。
シャブリって名前が覚えやすいせいか
幼ごころから親近感を覚えるのか
辛口白ワインといえばシャブリとの感があるが
ランクがあることはあまり知られていない。

ブルゴーニュ、ヨンヌ県の最北部シャブリ地区は
ノーマルシャブリよりワンランク上で
プルミエクリュを名乗れるものと、さらにその上である
シャブリ・グランクリュというものが存在する。
その骨格や骨太な味わいを楽しんで欲しい。
あ、プチ・シャブリってのもあったっけ。
でも、あまり市場でお目にかかれない。
なにげに語感が卑猥だからだ。(ウソ)

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2009年11月20日

4618f9fc.jpgボージョレ・ヌーヴォー'09
フィリップ・ド・メリーbyイーオン
賞味期限が2010年3月31日と書かれているのは
ペットボトルゆえの所作と思われる。
渋いぜ。
実は、解禁時間を待って24時間営業の
イーオンにわざわざ買いに行ったのだ。
このミーハーさには定評がある。
渋いぜ俺。
さて、いきなり結論である。
「何の問題もない
もっと言えば、「これでいいじゃん」であり
c6898f81.jpg瓶詰めのヌーヴォが3千円と思えば
あきらかにお得だし、スクリューキャップなので
普段ワインを飲まない人にも気軽に
飲んで頂いているのではないだろうか。
本日買い物に行ったスーパーでは
ペットボトルだけが売り切れていたぞ。
功績と言っても過言ではない。
これで裾野が広がれば、それでいい。
イーオンはボージョレ980円、ヴィラージュが
1280円だったが、ノーマルボージョレの方が
確実に旨い。おすすめだ。
フレッシュな苺の香り、キレのいい酸味。
5dd2308b.JPGボージョレらしいボージョレである。
渋み(タンニン)はないが、シブいぞ。

そうそう、念のためにクシャっとしてみた。
クシャおじさんは、今、どこに・・・・・

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2009年11月19日

94d422bb.jpgル・コルトン・グラン・クリュ'00
ブシャール・ペール・エ・フィス
洗練された香りと味わい。
死にそうにうまい。
とても複雑であり、この世のものとは
思えない天国の味わいである。
ラブリーでチャーミング。
エレガントにして複雑。
ワインの基準として上代価格の5000円や
1万円ってラインは確実に別物を意味する。
おおきなボーダーライン。
だれかれかまわず振る舞いたくなる旨さ。

馴染みのお客様に「特別なワインですよ」と
サービスで飲ませたのだが
「うん、飲みやすいね」
「・・・・・・」(まじかよ、そんだけかよ)
「私にはちょっと軽いかな」
「・・・・・・」(涙)

サービスした私が悪いのだ。
信じられないコメントが返ってきて、そのお方には
二度と高級ワインをお奨めしない事とした私である。
「猫に小判」とは失礼なので「猫にごはん」とする所存だ。
ついでに言ってしまえば「馬の耳に念仏」は失礼なので
「馬の耳に粘土」である。



HEAL THE WORLD - Michael Jackson

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2009年11月18日

92fbf3c8.jpg今月はやたらと速い。
Each day just goes so fast.
I turn around it's past.
まさに Love you to だ。
11月になったとたんにヌーヴォである。
えっ?
もう解禁日?
じゃ、もうクリスマスじゃん。
やたらと速く過ぎ去る。
なぜなのか、まったく不明だ。
たぶん誰かが時計を速く回しているのだ。

さて、ボージョレというとフレッシュ&フルーティが取り柄だが
じつは、こんな優秀なワインも産出している。
ムーラン・ナ・ヴァン・レ・ミシュロン'07ルイ・ラトゥール社
ボージョレの中でも、ボージョレ・ヴィラージュの方が高級であり
さらに村名を名乗るものが最高級なのだが、そのなかでも
このムーラン・ナ・ヴァンという村は別格なのである。
通常早飲みと言われるボージョレだが、ここのワインは
長期熟成が利くのであり、パワフルだ。
ヌーヴォでは感じられないスパイシーな味わいや
濃縮感を感じて欲しい。
こいつを飲まずにボージョレは語れないのである。

しかも、価格的には空輸であるヌーヴォと船便のこいつとでは
そんなに値段は変わらないところがうれしい。

しかし、ボージョレだのボジョレーだのボージョレー、しかも
ヌーヴォ、ヌーヴォーなどと、そろそろ統一してはどうだろう。

さて、今年のいちばんの楽しみはペットボトルのヌーヴォだ。
先日のお客様などは、フランス人から「送って!」と
頼まれていると言っていた、逆輸入であり
とても馬鹿馬鹿しい話なのだが、その新しいもの好きの気持ちには
おおいに共感を覚えるのである。



Love You To - Beatles
Each day just goes so fast. I turn around it's past.

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2009年11月17日

9f852562.jpgピュリニー・モンラッシェ'06
 オリヴィエ・ルフレーヴ
こういう白ワインをくちにすると
赤ワインのどこがいいのだ?と
そんな気分になってしまう。
馥郁とした香り、オイリーで
セクシーな舌触り。
のどを越したあとに、ふわぁと返ってくる
余韻の官能的な事ったら。
あんず、オレンジ、バナナのニュアンスを
ほのかに感じる幸福感。

誰と飲みたいか考えてみた。
育ちがよくって、太陽にもほどよく当たってて
インテリジェンスがあって確固とした
自分を持っている人が良い。
ああ、やっぱこのお方だ。

丸岡いずみ。
彼女のニュースは日々の楽しみであり
あの不器用さがチャーミングである。
いつの間にか彼女の出演時間に合わせて
行動している自分がいるのである。

556d3566.jpg











この表情、よくするんだな、可愛い。

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2009年11月16日

afb54275.jpgヴァンダルザス・リースリング'07
生産者はマルセル・ダイス。
通常のアルザスのワインの倍の値段という
ものも飲んでおかなくてはいけない。
かなり濃厚なミネラルの香り。
くちに含むと、綺麗な酸のアタックと
残りの甘みが心地良い。
そのあとで、パイナップルが香る。
ほんのりと木樽を使っているかも知れない。
とても複雑な味と香りだ。
倍の値段を取るだけの事はある。

きっと物凄い手間がかかっている筈だ。
そう思わせる味わいだが、本日の丹羽氏、浅井氏
大野氏はゴクゴク飲み干していた。
素性をちゃんと説明するべきだったが
ま、いっか。

相乗する音楽ならこいつしかないね。



ROLLING STONES - Tumbling Dice (1972)

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2009年11月10日

597162e7.jpg見た目に「買い!」のワイン。
南オーストラリア州バロッサ・ヴァレー
レッドローズ'05 生産者はデビッド・フランツ
シラーズ30%、ホワイト・フロンティニャン30%
グルナッシュ15%、マルベック10%、その他
カベルネ、ペドロ・ヒメネス、セミヨン
リースリングの混醸であり、ド根性なのだ。
香りのアタックは完全にシラーズ。
くちに含むと、完全に白ワインの味わい。
すっきりとドライだ。
上代価格が5000円なので、デイリーワインとは
言い難いが、とても良くできたロゼだ。
e9adb6ed.jpg相乗するのは、前菜からメインまでOK。
肉も魚も日本料理もエスニックもドンと来い!
そんな力強いロゼワインなのである。

相乗する音楽は、間違いなく
『Red Rose Speedway 』ウイングス。
ポール・マッカートニーの生んだ名曲
「マイ・ラブ」は今やスタンダード。
当時小学生だった私にも
うつくしい曲だな、と思わせた。


NHKでの「James Paul Mccartney Show」
そう、その番組、中指と人指し指で
録音して擦り切れるほど聴いたのさ。
今見ると、1973年のポールの髪型は
ちょっといただけない。(笑)



MY LOVE - Paul McCartney & Wings

Red Rose Speedway
Red Rose Speedway



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2009年08月01日

719893f0.jpg第1級ムートンに隣接したシャトー
それが、Ch.クルタンなのだ。
ポイヤックのワインは
やはり美味い。
ひとをパッピーにせずに居られない
そんな味わいなのである。
濃厚な煮詰めたベリーの香り。
程よい樽のニュアンス。
長く続く余韻。
もちろん、ムートンとは
比較にならない味わいなので
ムートンの何分の一、の予算で買えるのだが
そのお隣の葡萄畑を想像しながら
飲むのも、また一興である。

それは一般に、ミクロクリマと呼ばれ
ほんの少しの土地の傾斜や成分で
途方もない違いが生まれる、というのが
通説であり、実際、現地に足を運ぶと
なるほどな、と納得するのである。

桜通りという大きな川のあちらとこちらでは
まるで行き交う人が違っているのを考えたら
わかり易いのではないかな。
錦三と丸の内では、諸事情がまったく異なるのだ。

しかしながら、値段のわりにいいワインである。
Ch.クルタン。
最初に付き合った彼女の名がくるみちゃんだったせいか
クルタンという名は、なんか他人のような気がしないのである。
というのは、完全なる蛇足である。

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2009年07月31日

d872af4d.jpgさて、イタリアサミットのお土産として
イタリア政府からプレゼントされたワインは
過日、お伝えしたのだが、じゃ、晩餐会は
どんなワインが飲まれたのか、それも
知りたいのが人情ってもんである。
お待たせしました。
こいつです。
オピ・シャルドネ・テッレ・デ・キエティ'08
すっきりドライな飲み口なのだが
ファットな印象のある、飲み応えのある
しっかりとしたシャルドネだ。
エチケットのイエローが示すとおり
黄色いイメージの強いワイン。
メローイエローは今いずこ?素朴な疑問である。

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2009年07月28日

96aab82f.jpgオピ・モンテプルチアーノ・ダブルッツォ'05
今年7月開催のイタリアのサミットでの
参加者32名にイタリア政府が、お土産として
プレゼントに用意したワインが、こいつだ!
わが葡萄畑では、ずっとラインナップに
入っている代表的ワインなので
飲んだ事のあるお方も多いとは思うが
国家間のお付き合いで用いられたとは
正直驚きなのである。
なぜなら、高価なワインではないから。

うちの店のワインは、バランス良く
コストパフォーマンスの高いワインしか
置いていないのであり、なんだか
うちのお店が、イタリア政府から
お墨付きをいただいたような気分でうれしい。

ただ、プレゼントされたものは特別なボトルに
詰められたようなのだが、中身は同じだ。

気軽に飲める価格のワインなので
ぜひ、お試し頂きたい所存である。

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2009年07月17日

c16dace8.jpgルイィ・ル・クローズ・ナタリー'07
クロード・ラフォン
ロワールの白ワインである。
ソーヴィニヨンブラン100%。
ルイィというと、あまり印象的な
ワインが目に浮かばないし
どちらかといえば残念な産地なのだが
こいつはいい。
見た目にもお洒落だし、味わいは
シャープでキレのあるSBの特徴を
余すことなく表現できている。
こんな美味しいルイィを飲んだのは
初めてであり、現地でもこんな
ハイクオリティなモノには出会わなかったぞ。
ミネラル感に溢れ、檸檬のフレーバーを感じつつも
ほどよい酸と、驚くほどの余韻の長さ。

竹内まりやと飲みたいワインだ。



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2009年06月13日

1abab9ff.jpg「これ、ご存知ですか?」と
バーテンダーが、うやうやしく
取り出した黄金のボトルは
圧巻であり、思わず「こうもりさん」と
黄金バットを呼びたい気分であったが
♪どこ?どこ?どこから来るのか黄金バット
と尋ねれば、イタリア産だという事である。
赤ワインベースのリキュールだそうで
フレーバードワインや酒精強化ワインでなく
リキュールである。

その名をエリジール・ガンブリヌス
(Elisir gambrinus)と云うのだが
ネットでも、少数しかヒットしないのであり
かのバーテンダーがどうしてこいつを
知ったのかが、世界の七不思議である。

カクテルに使ったり、炭酸で割ったりして愉しめ、と
裏ラベルに書かれていたが、冷たくしてストレートがいいと思う。

香りのファーストアタックは、シナモン、クローブ
くちに含めば、青梅のニュアンスが拡がり、甘い。
サングリアを濃縮して梅酒を混ぜたらこんな味わいなのではないのか。

すこぶる健康に良さげな味わいであり日本名は
「黄金養命酒」と名付けたいが、アルコール度数は
27度あったので、調子に乗ってはいけない。
リキュールグラスに一杯が適量だ。
酒はたしなむものであり、足して飲むものではないのだ。

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2009年04月23日

2fa02289.jpgTrockenbeerenauslese
トロッケンベーレンアウスレーゼ
Trocken 乾燥した
Beeren 実
Auslese 選択
ボトリティス・シネレア菌によって
貴腐化したぶどうを厳選し
原料として造られる甘口ワインである。
こいつはオルテガ'04
アルシュハイマー・ローメンベルク

いわゆる貴腐ワインというのは、ベタベタと甘いのだが
これはさほどでもなく、心地よい甘さだ。
これくらいの甘さなら、食中酒としても充分であり
うつくしい琥珀色、アプリコットの香りに癒される。

赤ワインだけがワインのように思っている人たちにも
ドイツの高級ワインを、飲んで感じてみて欲しいものである。
食後酒としても最高だ。

Tottemo     (とっても)
Balance yoku   (バランスよく)
AmmyaA de Kanwaa(甘ぇゃ〜でかんわぁ!) とも言われている。

補足:名古屋弁で「いかん」とは、否定ではなく強調に使われるので
     翻訳すれば「甘さが素晴らしいですね」となる。

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2009年04月09日

919e3be4.JPGダッシュ・ジンファンデル
 ドライクリークヴァレー'03
ソノマのワイナリーである。
お猿さんが波乗りしてるのかと思ったら
なまずの背に乗るサルだった。
こいつは、ご夫婦を象徴しているそうだが
意味が不明である。しかしながら
エチケットに洒落っ気があって
こういうのはニューワールドの
たのしみのひとつなのだ。

外観は、かなり黒に近い赤紫。
飲んでみると、かりん糖のような
香ばしさが残る、樽の影響だが
それが深い果実味と、ほどよい調和をしているのであり
ジンファンデルという葡萄品種の良さを
最大限に発揮しているといっていいだろう、旨い!

樽、果実、アルコール度数、渋みが渾然一体となって
いわゆるひとつの四部合唱である。
今日は、息子の入学式に行ったのだが、全校生で歌う
混声四部合唱の校歌を、はじめて聴いたぞ。すばらしかった。

聴きながら、そういえば、高校卒業30周年同窓会を取り纏めてくれ、と
依頼があったな、と、ぼんやり思い出しながら
やっぱ、オープニングには校歌が効果的なのではないか、とも
考えたのだが、どれだけ頑張っても、校歌が思い出せない残念な私である。

これだけ全員が思いっ切り歌っている校歌ってのは
きっと、歌えば歌うほどに愛校心が沸く筈であり
卒業して何十年経っても、自然に歌えちゃうのではないのか。
そしてそれは、人間関係にも顕著に現れるものと思われ
それに引き換え、高校の校歌が思い出せない私が
プロデュースする同窓会は、いかがなものか、と、こころから不安である。

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2009年03月27日

3eda1618.jpgスクインツァーノ・リゼルヴァ'00
イタリア、プーリア州
いわゆる長靴のかかとの部分である。
葡萄品種は、ネグロアマーロ70% 
サンジョヴェーゼ30%
生産者は、ロッカ・ディ・モリ
ここのワインは、はずれがない。
安ワインでも充分に愉しめるが
やや高級なクラスのこのワインは
濃縮した果実味ゆたかであり
9年の時を経てなお、フレッシュな
果実の味わいと、どっしりとした
ボディが渾然一体となり馥郁とした
香りが幸せを約束する。

生産量が少ないのが、玉にきず。
葡萄畑では1ケース死守したが
見かけたら、即購入をオススメする。

秋吉久美子と飲めたなら幸せである。
過日、なにかの雑誌でグラビアが載ってて
衰えないボディラインに、とても驚いたのである。
時を重ねても新鮮であり、メロウ。
奥行きのある味わいとセクシーな瞳。

52bea6fd.jpg









たまらん、たまらん、たまらんぜ。
たまらんこけたら、みなこけた。

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2009年02月18日

1b83fecc.jpgピノ・ノワールを飲みたいのだ、との
お客様のリクエストだったが
リストを見て、こいつを所望された。
ポール・ブランク・アルザス
ピノ・ノワール'01
ブルゴーニュほどのパワーはないが
ピノ特有の梅やチェリーの香りとともに
やさしい味わいが愉しめますよ、と
おすすめしたのだが、とても
よろこんで下さり、嬉しかったぞ。

ピノ・ノワールは、ご存知ブルゴーニュの葡萄、と
そんなイメージなのだが、アルザスでも造られてるし
ほかに有名なのはシャンパーニュ地方のスティルワイン。
ロワールでは、サンセールやメネトゥーサロンで
産されていて、それぞれにチャーミングな印象があり
ブルゴーニュとは、また違った味わいを
テロワールを比較しながら、同じフランス産として
ぜひ愉しんで頂きたいものである。

このポール・ブランクでは1989年以来
化学肥料,除草剤などは、一切使用していないらしい、自然派だ。

自然派といえば、昨夜、光源氏になった夢を見たのである。
そう、瀬戸内寂聴さんの本を読み始めたのであり
とっても素直な私なのである。

10代の頃から20代前半にかけて付き合ってた娘が
次から次へと出てきてくれて、出演交渉は
いったい誰がしてくれたのか、と思うほどに
私にとっては、かなりの豪華キャストである。

とても在り難い夢で、自然派というよりは、ただ
単純なのではないのか、というご意見もあろうが
こんな夢が見たい!と念じた場合には
決して見られないのだから、自然派と定義する事とする。


夢でもし逢えたら、すてきなことね
   あなたに逢えるまで、眠り続けたい♪



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2008年12月17日

3f72a214.jpg流行遅れの最先端!である。
ボージョレの'08デュブッフ・プロ
まさか12月になってヌーヴォを
飲むとは思わなかったが
お客様のリクエストで探した。
巷に出回っているデュブッフとは
明らかに異なるエチケットだが
中身はどうなのかわからない。
いちおう、プロって書いてあるので
レストラン用キュヴェなのだろう。
葡萄品種ガメイ特有のイチゴの香りは
とても豊かでありながら、味わいは
かなりドライな仕立てとなっている。
色あいも、やや濃いイメージだ。
チャーミングなイメージであり好きな味わい。
じつは解禁日って、飲まざるを得ないから
どうしても、美味しく感じられないのは
天邪鬼な性格ゆえ、なのだが
こうして、落ち着いて飲むと素敵である。

f4ecdef7.jpgこの味わいから思い浮かべる。そう。
小倉優子と飲みたいワインである。
最近の彼女は、やたらとかわいい。
TV で見かけると、見つづけてしまう。
初期においては、なんとも思わなかったが
最近は、早くも円熟した女性としての
魅力があり、セクシーである。
しかも、あのキャラで芸能界で7年間も
持っているというのは、そうとうな
頑張り屋さんと見た。
大好きである。これも流行遅れの最先端か。

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2008年12月03日

22bc61ef.jpgドイツ、フランケン地方独特の
扁平ボトルに詰められた白ワイン。
シルヴァーナ・トロッケン'07BIO
ヴァインツァーゲノッセンシャフト
Trocken の表示は、辛口を意味する。
ドイツ広しと言えども、辛口のみを
産する地域は、フランケンと
バーデン地方のみなのである。
ミネラルの風味豊かな香り。
蜜の香りや緑のハーブを感じ
味わいは、いたってドライで
どえりゃぁいい。
早口で言えば「どらい」であり
もっと正確な名古屋弁で言えば
辛ゃぁけどが、どえりゃぁええがね。である。
名古屋弁の特徴として、「けどが」の「けど」+「が」は
逆説の二乗となっていて、強調になるところが
日本語の中でも特徴的であり、稀有で“詩的”である。
ジョン・レノンが好む表現法であり
彼が名古屋弁に影響を受けていたのは明らかであり
味噌カツを好んでいたという話は有名である。(ウソ)

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2008年12月01日

86048807.jpgCh.ラトゥール'93
ごちです。










a8b68f66.jpg某インド料理店にてガネーシャと遭遇。
ごちです。

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2008年11月20日

ba345a22.jpgBeaujolais Nouveau'08 est Arrive!

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