どえりゃあ映画!
2024年03月18日
遅ればせながら、映画『ゴジラ-1.0』を観た。
結論、すばらしかった。
映像もストーリーも音響も申し分ない。
左翼右翼も唸らす絶妙なストーリー展開。
特攻隊。
ただ、神木隆之介くんの評価を私は知らないが
彼の演技を見ていると、感情移入ができなかった。
そこだけがマイナスポイント。でも、こんなのは
きわめて個人的な趣味嗜好なのであり
ひさびさに映画館に足を運んで良かった映画だった。
しかし、Beatlesの『Get Back』はIMAXで見ても
音量を上げたいくらいだったが、今回は
すこし大き過ぎて、しぼりたいくらいの大音量で
たのしませてくれて感謝である。
迫力あった。
日曜日に行ったのだが、あまりにすごい人出で
びっくりした。映画、すごいな。
2024年01月08日
黒澤明監督の『生きる』をNHKで見た。
1952年の映画、知ってるのは菅井きんくらい。
主演の志村喬さんはモーガンフリーマンのような見た目で
演技も抜群。引き込まれる。
お役所仕事の猛烈な批判から始まるが
見終えた後、半世紀たってもお役所は
なのも変わっていないのだな、と。
しかしながらSNSの猛烈な普及でこの後半世紀ほどで
まったく変わった社会になる可能性も充分ある。
そんなことを考えた。
1950年頃の夜の歓楽街もじゅうぶんバブルっぽくもあり
戦後数年だと思うとびっくりもする。しかし
こういう活気のある猥雑な社交場ってのは
必要なのだと思うぞ。
命短し恋せよ乙女ってことばでは聞いたことがあったが
曲として聞いたのは人生初めてである。
NHKに感謝。
2023年12月01日
2023年10月24日
2023年10月13日
2023年09月24日
2023年09月21日
2023年06月16日
2023年06月08日
2023年05月08日
2023年05月07日
2023年03月22日
2023年02月09日
『大怪獣のあとしまつ』を観た。
これはウルトラマン世代にはバカウケである。
そして、随所に散りばめられたダジャレ的風刺。
たとえば「八ッ場ダム」→「三つ葉ダム」などなど
いくつ気付けるかをたのしむのも良いだろう。
1800円を払って観たなら、不満もあろうかとは思うが
ネット上の批判は多い。
ま、それだけ多くの人が観たという事なんだけど
評価低過ぎないかな。製作費どんくらいだったのかな。
「どうして猪木は最初から四の字固めしないんだろう?」
「ジャイアント馬場はいきなり16文キックしたらいいのに」
という少年期を生きてきた人間にとっては
とってもたのしい映画だったのである。
Taromanと並んで笑撃。
真剣に、命がけで遊んでいる。
2023年02月08日
2023年01月31日
2023年01月30日
2023年01月29日
『デヴィッドボウイ 最初の5年間』(BBC制作)を観た。
最初の5年間ではなく、幼少期からの生い立ちや
家族にもちゃんと触れられていて興味深かった。
彼のいでたちや作風のルーツを垣間見られた。
デヴィッドボウイをはじめてTVで見たのは
ミュージックフェアだったような気がする。
左右非対称の衣装でお化粧してて
小学生の私にとっては異星人だったのだが
それは、彼の意図するところだったのだね。
曲は見た目とは対照的にストレートなロックンロール。
当時は沢田研二もライブで取り上げていたりして
日本でも相当なセールスだったとは思うけれど
デビューまでには幾多の絶望的な危機があったのに
それを乗り越えられたメンタルがすごいな。
そして、ダメだと思ったら即、次の行動に移す
行動力と決断力はやはりすさまじいものがある。
SF的な作風とともに、超個人的な失恋メッセージをも
作品としてしまうことのできる懐の深さに感心する。
ま、成功したから言えることなんだけどな。
1960年代後半のロンドンの風景も刺激的だ。
2023年01月26日
『バックコーラスの歌姫たち』(原題:20 Feet from Stardom)を観た。
とっても見ごたえのあるドキュメンタリー映画だ。
生で聴いたことのあるのはリサ・フィッシャーだけだけど
その他のインタビューされたバックコーラスの歌姫も
とんでもない才能の持ち主なのだろう。
リサ・フィッシャーの歌声はローリング・ストーンズのライブで
度肝を抜かれた。ながい人生の中、音楽を聴いて
あたまの毛が逆立った経験をしたのは
あとにも先にもあの瞬間だけである。
鳥肌が立ったりすることは時にはあるけれど
自分自身が藤子不二雄のまんがのようになった事は
いっしょうの宝なのである。
ミック・ジャガー
ブルース・スプリングスティーン
スティング
スティーヴィー・ワンダー
ベット・ミドラー
シェリル・クロウ等の貴重なコメント。
レイ・チャールズ
マイケル・ジャクソン
ルーサー・ヴァンドロス
カイリー・ミノーグ
デヴィッド・ボウイ
ジョージ・ハリスン
リンゴ・スター
フィル・スペクター
デヴィッド・バーン
トム・ジョーンズ
ジョー・コッカー
エルトン・ジョンたちの映像にも感動。
超おすすめ映画。
AmazonPrimeでぜひ。
2023年01月25日
2023年01月13日
2023年01月09日
2023年01月08日
『トップガン マーヴェリック』(原題:Top Gun: Maverick)を観た。
前作は1986年。
アメリカはもとより日本もそうとうに元気だった時代。
ちょうどMTVがSonnyの提供ではじまったのが83年で
この映画の中の数曲はヘビーローテーションだったと記憶している。
映像も、当時にしてはすばらしくうつくしかったイメージ。
でも、前作を観てから臨んだのだけれど、やはり
アナログはアナログで、現在の技術には遠く及ばない。
かっちょいいし、もちろんうつくしいのだけれど
当時ため息が出たほどではないんだな。
ま、そんなわけでおさらいをしてから見ると
オマージュシーンの多い事にびっくり。
リアルタイムで前作を経験しているわれわれ世代は
ふと涙腺がゆるんでしまうのだが、若い世代は
この映画おもしろいのかな、なんて考えてしまった。
DVDなので、翌日ふたたび観てみると、これが
ぜんぜん泣けないんだよね。ふしぎ。
それどころか、戦争に対するアメリカ人の考え方と
日本人の考え方の違いすら考えさせられた。
あなたにお薦めしたいのは、ずばり!『空母いぶき』だ。
日本の政治家や自衛隊が、いかなる状況においても
戦争を回避し、犠牲者をひとりでも少なくするために
一休さんのように知恵をしぼって闘う姿は
トップガンとはまったくちがう。
なによりも行間や間といった邦画独特の伝え方に
『空母いぶき』のほうが映画としてまさっていると思うのだ。
ぜひ!
2023年01月02日
2022年12月31日
2022年12月30日
2022年09月16日
2022年08月23日
2022年08月22日
2022年08月21日
2022年08月15日
2022年07月05日
映画『スタンドバイミー』をはじめて観た。
還暦も近くなると少年の気持ちがよくわからないので
名作と言われるゆえんはよくわからない。
逆に、今ならNGの場面が多くて、そちらのほうに
気がいってしまう。
思い出したのは小学6年生の時だ。
地図を見ていたら、守山区に牛牧という地名を発見した。
かなり広い。それを幼い私は牛のいる牧場なのだと思い
友人らを誘って自転車で牛を見に行ったのだ。
牛は居なかった・・・
いやいや、地名じゃん。
それはおとなの考えである。
友人らには悪い事をした。
しかしながら、だれといっしょだったのかは
まるで覚えていないのである。
何人だったのかすら覚えていない。
きっと消したい過去で、なおかつ都合よく
記憶から抹消されたものだと考えられる。
今、カブに乗って迷子ごっこをたのしんでいるが
12歳からなにも成長していないのじゃないのかという
おそろしい疑惑が浮上しているのである。
永遠の12歳なのである。
2022年05月18日
2022年05月15日
2022年05月09日
2022年05月08日
2022年05月07日
2022年05月06日
2022年05月05日
映画『ワイキキの結婚』(Waikiki Wedding)を観てみた。
1937年のアメリカ映画だ。
エルヴィスの映画よりも20年近く前に作られたもの。
どんなハワイなのか、興味津々。
おじいちゃんになったビングクロスビーしか知らない世代なので
こんなに男前だったのかとびっくり。
ワイキキビーチも今のような高層ビルが立ち並ぶ風景とは違い
椰子の木とコロニアル調のホテルがあるだけの
シンプルなビーチリゾート。
音楽はといえば、打楽器が大活躍で
今のハワイ音楽とはまるで違う。
どちらが歴史的に正しいのかはわからない。
そして、いちばんの衝撃はハワイ語が健在だった事だ。
民のつかう言葉はハワイ語で、アメリカ人と
仕事をする者だけが英語でしゃべってるのである。
貴重な映画。
2022年05月04日
ずっと観たかった映画『ブレードランナー2049』を観た。
前作は1982年なので、まるで覚えてないから
まずはおさらいってことで『ブレードランナー』から観る。
「強力わかもと」とラーメン屋のおやじ
レプリカントという名称は覚えていたが
それ以外はまったく覚えていなかった。
80年代初頭には、2020年には自動車は
空を飛ぶものと考えてたんだよね。
ま、ほぼ正しい。
『ブレードランナー2049』を見始めたら
主人公の顔に見覚えがあったのだけど
思い出せなくてググったら、そう。
『The Notebook』(君に読む物語)の彼だった。
あの映画もすばらしくて、いまも時々見るのに
まったく違う画像の中に溶け込むと
わからないものなんだな。
3時間近くある映画だったのに見応え抜群。
おもしろかった。
合計5時間も映画にひたれるのは
GWの醍醐味である。
調べてみるとハリソン・フォードは1942年生まれだから
ポール・マッカートニーと同級生。
おふたりともご健在でのご活躍。
すばらしいのひとことだ。
2022年05月02日
2022年05月01日
2022年04月30日
2022年03月15日
2022年03月13日
『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』を深夜のTVで観た。
もちろん偶然で、途中からだったけれど
できたら最初から観たかった。
当時はまだ無名だったマット・デイモンの出世作。
私は、ロビン・ウィリアムズが大好きで
彼の作品はほとんど見ている。
そのなかでも、最も好きになった映画のひとつだ。
友情。青春。恋愛。嫉妬。格差。
いろんな見方ができるからこそ
何度見ても鑑賞にたえることができる。
実際に数回観た。
しかも、レンタルして。
音楽もすばらしい。
エリオット・スミスを知ったのもこの映画だった。
すぐにサウンドトラックを購入。
彼の作品を集めている最中に他界してしまったけど。
憂いをのある彼の声質はとても好きだ。
今回は友人ベン・アフレックのことばに
うっ、と来てしまった。
もちろんロビン・ウィリアムズの
「It’s not your fault」は神がかりにすばらしいのだけれどね。
少し前の映画なのに、ロビン・ウィリアムズもエリオット・スミスも
この世にいないだなんて、ほんとうにビックリする。
その反面、マット・デイモンは超有名俳優。
諸行無常だ。
2022年02月25日
2022年02月13日
『Get Back ルーフトップコンサート』を観てきた。
ハンカチは必要だった。
ジョンが、ポールが、ジョージが、リンゴが
満面の笑顔を見せるたびに泣けてしまう。
思ったよりも大きな画面。
思ったよりも控えめな爆音。
私が期待したのは道端のオーディエンスへの
インタビューや警察官とのやり取りとかを
いっさい排除して、純粋に
コンサートとしての編集がしてあるという
疑似体験だったのだが、残念。
ライブの状況は本編とおなじだった。
じゃ、観に行く必要もなかったかといえば
そうとも言い切れず、始まった瞬間に
あたまのなかをかすめたのは、まさに
中学生だった頃に「ビートルズ復活祭」や
「ビートルズフォーエバー」と題された
フィルムコンサートに行っていたかつての自分に
「おまえ、もうあと40年もすればもっと良い画像で
デッカイ画面で見られるんだぞ!」と教えてあげたくなったのである。
2022年02月09日
2022年02月03日
なんとなく、昔話になって
『私をスキーに連れてって』1987
『彼女が水着にきがえたら』1989
『波の数だけ抱きしめて』1991
の三部作を一晩で見た。(笑)
ちなみにすべて初、である。
学生時代スキー部だったお方と
現在ダイビングインストラクターと私の3名。
3人ともほぼ同じ世代なので、衣装やら風景
出てくるお店など、大笑いしながら
青春を懐かしんだ。
20代の少年にありがちなこころの揺れ動きや
正義感や抑えきれない衝動。
遠い昔の話である。
バブルの頃ってのはみんな元気だ。
アメリカの50年代のドラマのように。
三作ともYouTubeで無料で見られるのでぜひ!
当時を知る人間と、酒の肴として見るのがおすすめ。