ワイン

2007年04月22日

472ee277.jpg<歓びのシャンパーニュ>
お祝いの席には欠かせない、豪華で洗練され
エレガントで気高く魅惑的!
そんなシャンパーニュの華やかさ
美しさ、おいしさの秘密を教えちゃいます!

<シャンパーニュって何?>
葡萄栽培のほぼ北限とも言われるフランス
パリから北東へ約150kmのランス地方を
はじめとするコート・デ・ブランに分散する
250村で栽培される葡萄から造られる
発泡性ワインのみがシャンパーニュを名乗れます。

<どうして発泡するの?>
1次発酵は白葡萄(シャルドネ)と黒葡萄(ピノノワール/ピノムニエ)を果皮から
色が出ないように圧搾し、そのまま発酵させます。出来上がった新酒と古酒を
ブレンドし酵母と糖を加え瓶詰めされ2次発酵させます。加えられた糖分が
アルコールと炭酸ガスに変化し、発酵がゆっくり低温であればある程、
炭酸ガスはゆっくりと液中に溶け込みます。

<甘口辛口はどうしてできるの?>
コルクを打つ前に少量のリキュールを加えます。その糖度により辛口から
Brut、Sec、Demi−sec、Deuxの順になります。

<年号付きはなぜあるの?>
とりわけ葡萄のできの良い年のみ造られますが、シャンパーニュ総生産量の
10%ほどです。

<ジャン・ヴェッセルのシャンパーニュ>
シャンパーニュ地方の中でも、グランクリュ格付けの村
ブジィー(Bouzy)で造られています。
自家畑で手摘みした葡萄を100%使用して造るこだわりのシャンパーニュです。
生産者曰く「極上のシャンパーニュ造りには、葡萄の気質を
熟知している事がいちばん大切だからだ」

きめ細やかな美しい泡立ち。ドライで力強く気品漂う味わい。
驚くほど複雑なブーケが立ち昇ります。
洋風和風エスニックを問わず、どんなお料理にも相性は抜群。
しかも、どんなお料理もさらに美味しくしてくれるので
ご家庭でも、ぜひお気軽にお試し下さい。

<スパークリングワインの抜栓>
まずは、よく冷やしてください。それでもう安心です。
キャップシールを取り、コルクを軽く押さえながら金具を緩めたら
少しひねってみて下さい。コルクが少し浮いたら、今度は
中に押し込むような気持ちでもう一度ひねって下さい。
かんたんに、上品に抜栓できます。
間違ってもF1レーサーのように振り回さないで下さいね。
食卓がたいへんなことになります。

<君の瞳に乾杯!>
名画「カサブランカ」でボギーがイングリッド・バーグマンに言った台詞も
シャンパーニュなしでは語れません。君の瞳に乾杯!

2007年01月10日

6fa92c60.jpgCh.ド・グランド・クロット'02
リュサック・サンテミリオン
ミシェル・ロランです。
メルロー80%・フラン20%
果実味溢れる中にもドライな印象。
飲み込んだ後から余韻の長い事!
アルコール度数は14.5位かと思いきや
エチケット(ラベル)には13.5%の表示。
気軽なボルドーです。

2006年12月01日

ba348936.jpgサンセール・バレー・フレール'05
ロワールを代表する白ワインです。
海の幸のサラダとサンセールは定石。
檸檬の香りが相乗するんです。
このワインは、飲んでみて驚きました!
なぜかというと、あまりにもサンセール!
緑の葉の香り、檸檬の香り
ミネラル、蜂蜜、ややフローラルな香り。
サンセールのお手本とでも言うべきか。
もし、こいつをブラインドで出されたら
逆に、サンセール以外のワインを
ウラ読みして言ってしまうかも知れない
それほどサンセールだ。



2006年11月08日

38b1cc47.jpg日本ソムリエ協会東海支部の
セミナーに参加。本日の講師は
伊藤與志男氏。
「フランスワイン最新事情」

今日の勉強会は、いままで腑に落ちなかった
ワインのあれこれが、実に明確になった。
とともに、今までの自分のワイン知識は、ないと同じ。
それくらいの衝撃度だった。
がゆえに、興奮し、混乱している。

<以下議事録>続きを読む

2006年11月04日

fd3279a8.jpgさぁ!解禁日が迫ってきたね!
今年は16日の木曜日!もうすぐ!
じゃ、傾向と対策。
女性をエスコートする為の
必須事項を記しておきますね。
モテる男の必需品です。

写真がボージョレの黒葡萄
ガメイ種です。
こいつが100%でないと
ボージョレは名乗れないんですね!
<基礎知識>

1、フランス産である。

2、そこはブルゴーニュの南である。

3、Nouveau とは、英訳でNew Born。
  つまり、今年の穫れたて。

4、「ボージョレ」と「ボージョレ・ヴィラージュ」
 ヴィラージュというのは、指定された39の村の事。
 ボージョレの北部にあたり、上級とされています。

5、ボージョレ・ヌーヴォはひとつじゃない!

 ご存知だとは思うけど、生産者は星の数ほど居る。
 どのワインも、似たり寄ったりだと思うのはかなり乱暴。
 生産者の「愛情」「知識」や収穫時期の決断
 そしてその方法や醸造法で、同じ地域同じ葡萄品種でも
 まったく違った味になるので、飲み比べる事をオススメします。
 更に言えば、「土地の力」「気候」は、ほんの少しの
 状況でも、全く違った結果を導くんです。

 例えて言うのなら、ここ丸の内。1丁目と2丁目では
 まるで違った街。更に、南に100m行けば錦三丁目。
 昼間人口夜間人口ともに、まるで違う。
 ワインの飲めるお店も、この界隈には多いが
 それぞれ、全く違うお店だよね。 そういうこと。

6、どうして、ボージョレなのか?
 
 これは、押さえてて欲しい。
 ボージョレというのは、早飲みワイン。
 つまり、醸造してすぐに飲めるワインという事。

 フランスで、いや、世界中でいちばんの偉大なワインを産する
 ボルドーやブルゴーニュでは、飲める状態になるまでに
 時間を要するんですね。葡萄自身のパワーもあるし
 寝かせてこそ、ワインとしての実力が発揮できるんです。

 もう1点。
 偉大なる産地の今年の作柄を感じるてだてにもなっているんだね。
 早飲みと云う事は、今年の出来が、ダイレクトに出てしまう
 気候状況で、葡萄がどう育成したかを感じられるんです。

7、ボージョレ・ヌーヴォを飲む心得。

 これが、いちばん大事かな。
 「収穫祭・旬の物だと割り切って愉しむ」
 今年も、葡萄ができたね。よかったね。ありがとう。
 そんな気持ちで、おおらかに、ほがらかに愉しんでみて。
 自分の好みの味わいが、そこにあるかも知れないし
 そうでないかも知れない。

 ボージョレは、軽やかさが身上だからね。
 いちごのようなフルーティな香りを愉しんで下さい。

 重くてパワフルなものがお好みの方は
 グラスワインでボージョレを愉しんで
 収穫をお祝いし、乾杯して、そのあとで
 ソムリエにお好みのワインを選んでもらいましょう!

ではでは! 今年もハッピーなひと時をお過ごし下さい!

<付録>

Beaujolais Nouveau'05 est Arrive

2004 ボジョレ・ヌーヴォーを愉しむ為に

2006 フランス食品振興会 ボージョレ収穫ニュース
 

2006年11月03日

a8df7300.jpgバルベーラ・ダスティ・ラ・トータ'04
ラ・トータという単一畑で造られる
濃厚なワイン。葡萄はバルベーラ種
どっしりとした味わいの
ガツンとパワフルな味がお好みの方に
お薦めしたい赤ワインです。
北イタリア特有のすみれの香り。
色も濃く、カシスのニュアンス。
ボトルデザインは、ボルドーの
新しい生産者風だったから
そんな味わいを期待したけど
見事にうれしい裏切りに出会ったよ。
こんなパワフルなバルベーラ初めて飲んだ。


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2006年11月02日

718486b1.jpgブルゴーニュ・オー・コート・ド・ニュイ'02
繊細でやさしい味わい。美しい色あい。
ブルゴーニュのワインは、どうしてこんなに
人を幸せな気分にさせるのだろう?
舌に転がる最初の瞬間から、それは始まる。
お酒でありながら、この刺激のなさは
あたかも、それがカラダの一部であって
欠乏していたのだから、補って当たり前。
そう言わんが如く、しみわたる。
エチケット(ラベル)のイラスト。
この女性を見て最近読んだ本を思い出した。

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2006年10月28日

56b552f1.jpgイカルディ・バレラ・コルテーゼ'04
イタリアのピエモンテ産コルテーゼ種を
使った、とてもドライな白ワインです。
飲み進めるにしたがって、オイリーな
味わいが強くなってきます。
食欲をたかめる為の食前酒におすすめ。
わりとボリューム感もありますよ。

このワインのエチケット(ラベル)を見て
頭に浮かんだ音楽は、この曲です。
In my Life meet the Beatles!続きを読む

2006年10月24日

45c935b1.jpg葡萄畑に行ってきました!
日本ソムリエ協会東海支部
例会と称する勉強会で多治見神言修道院へ。
こちらの修道院では、ミサ用、及び
観光土産用としてワインを造っているんです。
それを担っているのが、いわゆる
知的障害者と呼ばれる方々。
以前、新聞で見て、一度ぜひ訪れてみたいと思っていたので
願ったり叶ったりの勉強会だったよ。

テーマ 「多治見修道院ワインについて」
講 師 上田真哉氏 多治見修道院醸造長
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2006年10月20日

89adb781.jpgイル・ポッジオーロ・バルコ・レアル
カルミニャーノ'03
物悲しい秋にお似合いの赤ワイン。
凝縮したベリーの味わいと樽香
そしてタンニンがバランスよく
まとまった素敵な味わいでこの値段なら
みんなが満足でしょ。
私は満足です。
あらら。
自己完結しちゃダメだよね。
まいっか。秋だもん。

そんなわけで今聴いているのは

Wings at the Speed of Sound

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2006年10月19日

2f00e768.jpgヴェルディッキオ・ディ・カステッリ
ディ・イエージ・クラッシコ'03サルタレッリ
をご紹介しましょう!
ヴェルディッキオっていうと
水がわりにじゃぶじゃぶ飲むワイン。
そんなイメージがあるんですけど
こいつは、深い味わい。
秋にも美味しいヴェルディッキオ。
しっかりとしたクリーム系のパスタにも
よく合いそうな味わいですよ。
旬の木の子のお料理にもいいかもね。

爽やかだけど、深い味わい。
そんなワインのおともには
このアルバムはいかがかな?
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2006年10月16日

51555df2.jpgコート・ド・ヴァントゥー・ルージュ
トラディション'04 ドメーヌ・レスタニョール
濃い赤色の中に、いちごや
フランボワーズを感じます。
そしてスパイシーな風味。
濃縮感のある味わい。
深く広がりがあり、しかも
親しみやすい味わいですよ。
タンニンもしっかりあって
飲み応えがあります。
ラベルのセンスはイマイチだけど
見た目以上の味わいは保障しますよ!

今ね、窓は開けたまんまなんですが、冷えますねぇ。
急に秋が深まってきました。

あまのじゃ君のおすすめBGMはこいつです!
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2006年10月14日

aae85bef.jpgコート・デュ・ローヌ・ルージュ'04
ドメーヌ・アンドレ・ブルネル
この造り手さんは、シャトーヌフ・デュ・パプ
で、超有名。
フランス料理のお店に行くと
いちばん値段お安い赤ワインの定番は
かつて「コート・デュ・ローヌ」だったね。
そんなイメージから抜け切らないんですけど
この、ブルネルさんの造るローヌは
洗練されてて、しかもパワフル。
スパイシーなローヌらしさも堪能できます。
安物のイメージなんて微塵もありません。

今、聴いているアルバムはこいつ。

HELP! - 4人はアイドル
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2006年10月10日

e905b362.jpgグアルド・デル・レ・エリゼオ・ロッソ'04
酒屋が「これ飲んでおいて下さい」と
1ケース勝手に置いて行ったワイン。
ちゃんと伝票は付いてます。 (笑)
でも、こいつは良かった。
濃くて深い色あい。
セパージュ(葡萄品種)の標示はないが
たぶん、サンジョベーゼとメルローか
カベルネが少々。
イタリアの香りとフランスの香りがするんです。
違ってたらどうしよう。 (笑)

しっかりとしたタンニンと果実味の
ほど良いバランスは、絶品。
ブラックベリーやラズベリー
カカオマスの香りも混じっています。

お値打ちでパワフルなワインをお求めの方には
超オススメです。

本日初めて聴いたこのアルバム。

リヴィング・イン・ザ・マテリアル・ワールド(DVD付)
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2006年10月04日

5bd73b5b.jpg南フランスのワインは概して好き。
そのフルーティさとスパイシーさ
太陽を感じるその味わい。
そして、フランスでしか生まれない
気品あるフレーヴァー。
本日ご紹介したいのは
ジゴンダス'04 エドモン・ピュレルです。
葡萄品種はグルナッシュ90%、ムールヴェドル10%
この、ワインらしからぬエチケット(ラベル)
自由な発想で造られたワインなんだな
なんて、想像しちゃうわけです。

香りは、スパイシーなアタックから
チェリーやラズベリー、ザクロ。
口に含めば、濃縮感のある味わいが
とても長く続きます。フルボディ!
大好きな味わいだから、みんなに飲んで欲しいよ。

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2006年10月01日

84f41d0d.jpgついこの間まで真夏だったのに
もう10月なんですね。
今夜のハーフムーン。見てますか?
めっちゃキレイです!
そんな夜のお薦めワインはコイツ。
ブルゴーニュ・ブラン
 キュヴェ・サンヴァンサン'03
ヴァンサン・ジラルダンのワイン。
こいつは、深まる秋にぴったりですよ。
まず、ミネラル感溢れる香りの中に
オレンジや林檎の香り。
グラスを回せば、どんどんいろんな
香りが複雑に絡み合っているのがわかります。

味わいも、シャープでありながらも
ボリューム感があるんです。
それもそのはず!
シャサーニュ・モンラッシェ
ピュリニー・モンタッシェ、そしてムルソーの
平均樹齢30年の葡萄を使ってるんですね。

相乗する音楽はこちら!

Pearl
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2006年09月30日

d9908620.jpg「赤色」が好きなんだよな。
酒屋さんでも、赤いラベルには
必ず手が出てしまうんですよね。
そんなわけで買ってしまったのは
ノストラーダ・ガルナッチャ'04
アラゴン州カンポ・デ・ボルハ産
フランスでいう「グルナッシュ」が
スペインに来ると「ガルナッチャ」
言葉の響きから言えば、とても
愛くるしいイメージじゃない?

濃縮した赤い果実の香りに
黒胡椒の香りが混じります。
チェリーっぽい味わいのアタック
全体的にバランス良くまとまってるんだけど
ボリュームに驚かされますね。
値段からすれば、ウルトラ値打ちです。
初心者にも、そうでない人にも
納得の一本になるでしょう。

相乗するお料理は、軽く焼いた肉料理全般。
クリームシチューなんかにも合いそう。
ハンバーグやとんかつのような
日本の食卓の洋食にも合わせられますよ。

相乗する曲はコイツだ!

パスト・マスターズ(1)
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2006年09月14日

6d0180ea.jpgパトリアッシュ・ヴァン・ド・ペイ・ドック
ピノ・ノワール'02です。
濃い色あい、濃縮したベリーの香り。
口に含む瞬間、ラズベリーが香ります。
アセロラのような味わい。
イキイキとした酸と果実味。
タンニンは控え目。ボリューム感は
やや強めです。
塩胡椒だけで焼いた、おいしい豚ロースの
ステーキといっしょに味わいたいな。

ヴァン・ド・ペイとは地酒の事。
ドックってのは、前置詞のde にオックが
引っ付いてドック。犬じゃないよ。
フランス語って、言葉同士が引っ付いての
発音だから難しいよね。
オックってのは、ラングドック地方の事です。

聴きたくなるのは、この曲だな。
The Beatles 「Hey Bulldog」 (ただの連想ゲームです)

2006年09月13日

470bf4c0.jpgモルドヴァ共和国のワインです。
プルカリ・カベルネ・ソーヴィニヨン'03
英国王室御用達と聞けば
飲んでおかなくっちゃ! ですよね。
外観は、カベルネにしてはやさしい色調。
香りもさほど強くはないけれど
ラズベリーやブラックベリーの香り。
ざくろや黒胡椒も感じられます。
味わいは、やさしめのタンニン。
バランスよくまとまっています。
パワフルなカベルネを求める人には
お薦めできませんが、マイルドな味わいです。

英国王室御用達で思い出すのはジョン・レノンだ。

1963年、イギリス王室の御前コンサート
王室主催の「ロイヤル・バラエティ・ショー」でのジョンのMC
「次の曲はみなさん参加して下さい。
安い席の人たちは手拍子してくれるかな?
高い席の方は宝石を鳴らして下さい」

"Will the people in the cheaper seats clap your hands?
All the rest of you, if you'll just rattle your jewelry."
(05:35)

彼のこんなシニカルなユーモアが大好き。
笑顔もチャーミング。

71a22828.jpg

2006年09月08日

d8335aef.jpg南アフリカ産のスパークリングワイン
エイケンダル・ブリュット
ソーヴィニヨンブラン・シャルドネ
美味しくて安いのがいいよね。
クリーミーな泡立ちとすっきりドライな
味わいにも拘らず、しっかりとした後味。
ケース買いでも損のないスパークリング。

2010年のW杯に向けて漕ぎ出したオシムジャパン。
相手のレベルから言えば、ちょっと情けないゲームが
続いてますよね。どうしたもんだ?
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2006年09月05日

012ca3cf.jpgチリの土着葡萄カルムネール。
実は、初体験だ。
アナケナ・カルムネール'05
香りはピーマンやブラックベリーなど
カベルネフランのようなニュアンス。
ほんのりと香る樽が絶妙です。
フレッシュな果実の香りや味わいとの
マッチングはとってもいいね。
ボリューム感もあってバランス良くまとまっています。

合わせたい音楽はこいつだな。
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2006年08月29日

382fbae5.jpgホノルル行きのJALでの機内食で
いっしょに飲んだスパークリングワイン。
もう少し、ちゃんと選んで欲しい。 (笑)

2006年08月22日

7234891c.jpgモルドヴァワインが続きましたね。
その理由は、また明日!
今回のテイスティングで輸入業者さんに
お願いした事があります。
「せっかくワインの歴史のある国なのに
どうしてフランス品種ばかりなの?」
って事です。
イタリアでもスペインでもカリフォルニアでも
日本でも、土着の葡萄品種にこそ、その国の
ワインの愉しみがあると思うんです。
テロワールを愉しみ、その土地に想いを馳せる
そんなのもワインの愉しみのひとつですよね。

近日、そういったワインも輸入してくれると
固く約束してくれたので楽しみに待ってます。

あと1点、どうしても不思議なのは
ワインのクオリティはTPOによって
かなり高いと思うのだけれど
モルドヴァの国はヨーロッパの中でも
最も貧困な国のひとつ。
一日の生活費が1ドル以下。と紹介されています。
なのにどうしてこんなにお値段が張るんでしょうね?
ボランティアだと思って飲む?
なんかそれもイヤだな。
価格設定の不自然さの理由を教えて欲しいな。

2006年08月21日

01b63470.jpgクリコヴァ
ヴィン・デ・コレクティ・カベルネ'93
モルドヴァの瓶熟カベルネです。
10年以上の時を経て、複雑味と円熟を
愉しめるワインです。
外観は、少し褐色がかっています。
果実味と樽の香りが心地良く溶け合っています。
口に含むと、不思議な事にオレンジの
第一印象がありました。
強烈なアタックはないものの
美しい調和を感じられるワインです。

2006年08月20日

f946351e.jpgディオニソス・メレニ
カルレヴァーナ・カベルネソーヴィニヨン'03
モルドヴァのカベルネです。
こいつも、丁寧に造られたワイン。
香りの第一印象で、それとわかるんです。
口に含むと、パワフルなボリュームに
まずは驚かされます。
そして、フランスのカベルネと比較するならば
フランスの収斂性のある味わいとは違い
とってもなめらかなタンニン。
渋いワインが好きでカベルネを求める方には
少し肩すかしをくらうかもしれませんが
カジュアルなお食事といっしょなら
このなめらかさが功を奏すでしょう。
いちごキャンディのような香りとあとくちが
とても印象的なワインです。
チャーミングで力強いのです。


2006年08月19日

f82106df.jpgプルカリ・ピノ・ノワール'03
モルドヴァ共和国の南部で造られるワイン。
外観は美しく輝きのある赤紫色。
グラスを傾けると意外に粘性も強い。
くるっと回すと、馥郁とした香り。
チェリーや梅のような、いわゆる
ピノ・ノワールの典型の香り。
ベリー系の香りはブルゴーニュに比べて
やや控え目だ。
しかしながら、香りから、すでに
生い立ちが見えてしまう。

ピノという葡萄品種は、どこかお嬢様っぽい
雰囲気があるのだが、このワインは厚顔の美少年。
育ちの良さ、親が丁寧に育てた事がよくわかるんだ。

ブルゴーニュのどんなワインとも違うけど
とっても魅力的な味わい。
やさしいタンニン。やや長く続く余韻。
お料理も、鴨や鶏から牛肉まで幅広くいけそうだ。
日本料理なら、しらたきなどにも合いそう。
中華料理にもフィットしそうです。


2006年08月18日

11bfd55f.jpg今日、モルドヴァ共和国のワインを
初めて口にする機会に恵まれたよ。
世界地図のどこにある国なのかも
わからないのにセールス担当の方が
丁寧に説明してくれたのさ。
まずは、どんな国かを知りたいよね。
外務省のHPを見てみよう!
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/moldova/index.html
なるほどなるほど。

じゃ、モルドヴァ・ワインを調べてみよう。
http://www.moldova-wine.net/about.html
ふむふむ。

モルドヴァという国の主な産業はワイン造りだけなんだね。
しかも、そのワインは英国王室御用達。

興味津々!

じゃ、さっそくテイスティングしてみよう! 

〜 to be continued

2006年08月16日

be6c5f36.jpgミネルヴォワ'03
バプティスト・ブートです。
グルナッシュ主体のふくよかな
果実味溢れる南仏のワイン。
外観は透きとおらない濃い赤紫。
素直に美味しい赤ワインです。
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2006年08月15日

24b6be7a.jpgアナケナ・ピノ・ノワール'04
酒屋さんで、偶然に見つけたんです。
チリのピノ・ノワールなんて珍しいので
試しに買ってみましたよ。
あたりでした!
ピノにしては、少し濃い赤紫。
チェリーの香りよりも、ほんのり勝る
フレッシュなベリーの香り。

味わいは、ザクロやアセロラのような
溌剌としたニュアンスがあるのですが
さほど酸が強いってわけでもなく
バランスが良いんです。
夏にはピッタリな味わい。
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2006年08月10日

cd8c334c.jpgフランス、ロワール産です。
ヴーヴレー'04
葡萄品種はシュナンブラン。
この葡萄は辛口から極甘口まで
さまざまなワインがつくられます。
このワインは、辛口なのですが
ほんのり甘い部類に入るのかな?
檸檬なんかの柑橘系の香りと
トロンとした味わいが
レモネードのようなんです。
今日のような湿気の多い暑い日には
特に美味しく感じるワインだね。

満月の夜。いかがお過ごしですか?
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2006年08月07日

8c53d258.jpgVdP.デ・セヴェンヌ・ソーヴィニヨン・ブラン
このワインは、今の季節、特においしいのです。
ソーヴィニヨン・ブラン種の特性
檸檬の香りやハーブの香りが心地良く
味わいはすっきり爽快。
ライムの後味があります。
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2006年08月04日

c6f1c7a4.jpgマテウス・ロゼ、ポルトガルのワインです。
微発泡(スパークリングではないけど
ほんのりしゅわしゅわ感のあるワイン)で
やや甘い口あたり。美しいサーモンピンク。
昔はTVでCMしてたりして有名だったけど
最近はご存知ない方も多いですよね。
お値段はとっても安いのに
なかなかどうして、こんな季節には
ピッタリのワインですよ!

しかも、お料理を選ばない気軽さ。
スパイシーな中華料理やアジアンテイストから
日常的な日本の食卓にまで合わせられるんです。
そこで一句。
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2006年07月27日

891096d5.jpg200ml入りのスパークリングワイン
このサイズを「ピッコロ」と言います。
暑いと、炭酸系が欲しくなるよね。
最初のひと口のため。もしくは
グラスシャンパンの代わりに
ふたりで乾杯!
そんなTPOに大活躍。

こいつはシュロストリアー・ゼクト・トロッケン
ゼクト(ドイツのスパークリングワイン)
トロッケン(辛口)の意。

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2006年07月24日

a2b6805b.jpgサレント・プリミティーヴォ'03
新入荷です!
ブラックベリーの香り
極めてドライな飲み口
やや強めのタンニン
ボリュームもありますよ。
ヘヴィーボトルに詰められた
お値打ちな1本です。

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2006年07月21日

95f934c6.jpgCasamatta Rosso '04
カザマッタ・ロッソ
サンジョヴェーゼ100%です。
濃い赤紫色。フルーティな香り
まるでグレープジュースのような
口あたりなんです。
「赤ワインって渋いから」
なんて方にも、安心の一本。

漫画「神の雫」で紹介されたとの事で
飲んでみたけど、驚くべきワインではないな。
そんなに期待せずに飲んでみて下さい。
価格相応のワインだと思います。


<以下、酒屋さんの紹介文>

続きを読む

2006年07月18日

8bb9c1ef.jpgVendange(ヴァンダンジュ)紙パック
カリフォルニア・ピノ・グリージョ'05
びっくりです!
アメリカでもピノ・グリージョは
栽培されてたんですね。
名前のとおり、イタリアで有名な葡萄。
香り豊かでキレのあるワインを産するんです。
このカリフォルニアのワインは
ハーブのニュアンスとほんのり甘い
口あたりが心地良いね。
残り香にピーチ。
400円で500mlはお得でしょ。

ご家庭での料理用なら・・・・ 


2006年07月14日

3e7b8e0b.jpgリューウィン・アートシリーズ・シャルドネ'00
豪マーガレットリバー産です。
こいつは凄いかもしれないよ。
同価格のブルゴーニュなら
こちらに軍配が上がるかも。
超高級ブルゴーニュの味わいが
この価格で手に入るならお値打ち。
ミネラル感もあって、樽の利き具合も
すばらしい調和だよ。
余韻はとてつもなく長く
上品なフィネス。エレガントだよ。

しかも、エチケット(ラベル)は
オーストラリアのアーティストを起用。
毎年違うのだそうだよ。
飲んでみて損はないと思うな。

相乗する音楽はコイツだ!
モノクロジャケットシリーズ番外編。

Chaos and Creation in the Backyard

地味だって、噂には聞いてたけど
ほんと。
ポール・マッカートニーらしさを感じないんだな。
一回聴いたら忘れられないフレーズとメロディを創る事に関して
彼は、天才だと思うんだけど、このアルバムは違うんだな。

でも「何かをしながら」でもいいや。
とにかく、何回もリピートしててごらん。

いつの間にか離れられなくなってて
いっしょに口ずさんでいるから。

特にトリコになってしまった一曲は
12. This Never Happened Before
もう、何回もリピートしちゃうよ!
ベースの音色がアビーロードだしね。

ポールって、凄いわ。
やっぱ凄いわ。

64だよ。
いつまで、この若々しい声なんだろうね。
信じらんないよ。

聴いてみて損のないアルバムです。
エレガントです。


2006年07月12日

c5eb80a9.jpgお客様から苦情を頂ける時は、実は
嬉しかったりするのね。
だって、二度と来ない店には、提言しないから。
また来たいから苦言を呈して下さるんだよ。
今夜の最後のお客さん。
この2本を飲んでくれて、いろいろ
お話したのね。
1996 ニュイ・サンジョルジュ
2002 ジュヴレ・シャンベルタン

なんか、爽やかな気分なんだな。
俺って・・・ マゾ? あはは。

でも、今日の苦情を、どのようにして
話を組み立てて従業員に話すかが
キーポイントなんだよな。

お客様から頂く声は「神の声」だからね。
上手に伝えないと、ただの苦情で終わっちゃう。
でも、伝え方によっては、みんなが成長できるんだよね。

そんな「神の声」を聴きながら
かかっていたBGMはコイツ!

Morph the Cat

「モーフ・ザ・キャット」ドナルド・フェイゲン

お客様と話してるのに、腰が動いちゃいそうになる
無敵のリズムと、ツボを心得た演奏、そしてコーラス。
メロディラインの独特さも特筆すべきだな。
今回のアルバムは低音がかなりファットな印象です。I Like !

そして、この歌声だけでも、買う価値あり。
英語はよくわかんないので歌詞の複雑さは
知る由もないけど、耳に心地良く響くのさ。

ワインのある、都会の風景にお似合いのサウンドです。
(モノクローム”Three Card”第2弾)



2006年07月10日

da4d4667.jpgコールド・ストリーム・ヒルズ
リザーヴ・ピノ・ノワール’02
オーストラリア最高のピノ・ノワール、と
高く評価され、最良のビンテージにのみ
極少量生産され幻のピノ・ノワール。
かのロマネ・コンティと比較されるほどに
人気の高いワインなのだが
こいつも安くはないので、飲みそびれていたけど
素晴らしい味わいです。
ブラインドで飲んで、豪産を言い当てられる人が
いったいどれだけ居るのかな?

味わいは、完全にブルゴーニュの一級畑の味わいだよ。
まったく、付け入る隙のないエレガントさ。
高貴な香りと、少し黒の混じった色あい。

冷涼なヤラ・ヴァレーで産されるこのワイン。
注意するべきポイントは
1、毎年ラベルが変わる。
2、「リザーヴ」と付く付かないでは値段が倍違う。
  え?お安いじゃん。って買ったら別物なので注意。

ブルゴーニュ以外で、こんなに美味しいピノを
初めて体験しました。

2006年07月09日

648249e3.jpgサントリーの国産最高峰のワイン。
「登美」のスペシャル・キュベ1990
このワインは、今、欲しくても
手に入らないワインですのでご注意。
たいへんラッキーな事に、お客様が
飲ませてくれたんです。
限定品で、そのお方は、発売当時に
3本購入できたのだそうです。
正直、飲んでみたいワインでした。

はっきり言っておきます。
このワインは、かなり凄い!
16年経ているにもかかわらず
香りが立ち始めたのは、抜栓後、約1時間後です。

しかも、その芳醇な香りといったら。
なんて表現したらいいのかな?
フランスのグランヴァンのそれとは、まったく別の
素晴らしい香りだよ。

味わいも、バランス感、ボリューム感、共に素晴らしい。
日本でこんな凄いワインができるなんて・・・

値段的には、きっとアンリーズナブルなんだろうな?
なんて下衆な予測を、気持ち良いほど裏切ってくれた
スペシャルキュヴェでした。
グラスに30ccほどのテイスティングでしたが、大満足!

次回は、フルボトルを時間かけて飲んでみたい。



2006年07月07日

d61abac0.jpg「本日、婚姻届を出してきました!」と
幸せそうに報告に来てくれたおふたり。
シャトー・カロンセギュール
飲んでいかれましたよ。
「どうして七夕の前日なの?」って聞いたら
7月6日は「南無」の日だから。って
ふたりで手を合わせていた。

よくよくきけば、それはジョークで
昨年の本日に彼がプロポーズして
一年越しの入籍なのだそうだ。
泣かせるねぇ〜!

お幸せに!

Roberta


彼らに贈る曲はコイツ!
Roberta Flack 「Roberta」
一曲目はアル・グリーンのカヴァー
「Let's stay together」
この曲は、元歌よりもかなりスローで
情感たっぷりに歌われてるのさ。
そのほかの曲もアルバム一枚通して
素晴らしいラブソングの応酬。
「I don't care who knows (Baby, I'm yours) 」
「My Romance」なんて最高だよ。
ブラックコンテンポラリーとジャズの出会い
そんなおしゃれな音なのさ。

ロバータ・フラックは優しく殺してくれる、愛を深める音楽。
なんてったって、声がすばらしい。
しかも、歌、うま過ぎるよね。
とろけます。



2006年07月05日

532f8e71.jpgトーマス・ミッチェル・シャルドネ
オーストラリアの気軽なワイン。
微妙というほどに軽く樽香。
ミネラル感もあり、フルーティなこのワインは
価格を超えた味わいだな。
並のシャブリを超えてます。
時には、こんなワインも飲んでみるべきだね。
ニューワールドは、どちらかというと
認めてなかったんだけど
こういったワインに当ると
また、お値打ちワイン探しの旅が始まるよ。

今夜、このワインで乾杯してた時にかかってたのは
「I was born to Love You」
そう、クィーンの曲。
でもな、この頃のQueenって好きじゃないんだな。
アルバム「Jazz」までがギリギリなのさ。
あ、お店でかかってたこの曲は
Queenじゃなくって、タック&パティの作品。
Tuck & Pattiが耳に馴染みのある曲ばかりを
カヴァーしたアルバムに入ってるのさ。

A Gift of Love

このアルバムの中でいちばん好きなのは
カーペンターズのカヴァー「Close to You」
名曲だね!

こんな美味しいワインで乾杯すれば
「Close to You」
ふたりの距離は、さらに縮まるかもね! 


2006年07月02日

4ae07f63.jpgベリンジャー・ストーンセラーズ・メルロー'03
カリフォルニアのメルロー。
色あいは、とってもきれい。
ややスパイシーな香り。
ほんのりと甘みさえ感じる果実味。
適度に引き締めてくれるタンニン。
ボリューム感のあるフィニッシュは
ニューワールドならでは。
気軽なお値段のわりに美味しいよ。

相乗する音楽はコイツ!

Led Zeppelin IV

完成度の高いサウンドに今更ながら驚かされるよ。
なんと71年の作品。凄すぎます。
W杯観てると、どうしても興奮してしまって
こんなサウンドが聴きたくなるんです。

あれ?ワインと関係ないじゃん。 (笑)
いえいえ「Going to California」って曲が入ってるんですよ!

橋本さんに、ポルトガル。
今日はニュースでいっぱいだね。
しかし、こんなに入らないPK戦を初めて見たよ。
W杯のプレッシャーってすごいんだね。


2006年07月01日

bcea60d1.jpg愛逢月(めであいづき)ってのは
7月の異称なのだそうだよ。(陰暦和風月名)
七夕の月でもあるし、ロマンティックだね。
そんなわけで、愛逢月にふさわしい
素敵なシャンパーニュをご紹介しますね!
ジャン・ヴェッセル・ウィユ・ド・ペルドリ
ジャン・ヴェッセルのシャンパーニュの中でも
ひときわ素敵なエチケット(ラベル)
ウィユ・ド・ペルドリってのはヤマウズラの目
の事で、ピノ・ノワールを圧搾する時に
ほんのりと滲み出す果皮の色が
ヤマウズラの目の色に似ているところから
名付けられたのだそうだよ。
で、エチケットにもヤマウズラが描かれているんです。

ロゼ・シャンパーニュではないのですが
逆に、ほんのりとピンクのかかった色あいは
とてもロマンチック。

七夕の夜にでも、いかがでしょう?

相乗する音楽といえば、こいつでしょ?
ボビー・コールドウェルの甘いバラードてんこ盛りの
このアルバムです!

ハート・オブ・マイン

もう、このアルバムは彼のベストアルバム!
どの曲も素晴らしい出来映え。
都会の夜が似合うサウンド。
AORってのは、今は死語なのかな?
ゆったりとおしゃれな気分にさせてくれますよ。

もしも、ひとりきりでコイツを聴きながら
シャンパーニュを飲むのなら・・・
それはそれで素敵な時間になると思うよ。
ただ・・・・・
涙拭く木綿のハンカチーフをお忘れなく。



2006年06月20日

15d50898.jpgピエール・モンキュイ キュベ・ユーグ・ド・クルメ
こいつはシャンパーニュなんですが
ご存じないでしょ?
私もノーマークでした。
所在地はなんと、かのシャンパーニュ・サロンの
お隣の畑なのだそうです。
しかもブラン・ド・ブラン。
世界のソムリエがおのおののレストランで
ラインナップしてる知る人ぞ知るシャンパーニュ。
日本では田崎さんもイチ押しみたいですよ。

檸檬の香りと味わいを感じます。
どちらかと言えば、相当ドライな第一印象。
清涼感のある味わいは、これからの季節に
ドンピシャ!

W杯、日本vsクロアチアの時に
「前祝いだ!」とか言って
こいつで乾杯してから観てたんです。

この安っぽいフェイスと裏腹な
素晴らしい出来映えのシャンパーニュ。
日本代表といっしょに飲みたいよ。


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