reggae

2007年08月09日

96da9016.jpg「レゲエ好きなんですよね!」と
数名のお客様から声を掛けられ
とっても驚いている。
なぜならば、3年近くブログを書いてて
Love Jamicaのカテゴリーは
たったの30なのだ。
やっぱ文章って伝わってしまうものなんだな。
とかなりビビっている。
見透かされてるんだもん。 (笑)

さて、この写真は、ジャマイカ・マティーニ。
どうしてもこいつが飲みたくて
昨夜はBARを訪れてみた。

Jamican Martini
Jamican Rum (White) 4/5
Dry Sherry 1/5
Lime (Peel)
こいつがレシピである。
そうとうドライで爽やかなのだ。

ちなみに通常のドライ・マティーニ
Dry Martini
Dry Gin 4/5
Dry Vermouth 1/5
Olive

Bob Marley の歌うブルースには、もっと
粘っこくて、ほろ苦く、ほんのり甘い味わいの方がいい。
二杯目に飲んだのは「ロブ・ロイ」だ。

Live!

このアルバムこそがボブの最高傑作。
全編ブルースである。
もちろんリズムは裏打ちのレゲエだが、内容はブルースなのだ。

有名な『No woman no cry』は「泣かない女はいない」であるが
耳に聴こえてくるのは『No, woman, no cry』である。
「ああ、愛する人よ、泣かないでおくれ」と感じられる。

No woman no cry

No, woman, no cry
No, woman, no cry
ああ、愛する人よ、泣かないでおくれ

I remember when we used to sit
In the government yard in Trenchtown
Oba - obaserving the hypocrites
As they would mingle with the good people we meet
Good friends we have, oh, good friends we've lost
Along the way
In this great future you can't forget your past
So dry your tears, I say
トレンチタウンの官庁の庭でふたりで座って
善良な市民に混じってた偽善者を見ていたのさ
たいせつな友達が、ひとりまたひとりと闘いの中で命を落とした
偉大なる未来がやってこようとも
この悲しみからは逃れられない
だけど愛する人よ、涙を拭いておくれ 

No, woman, no cry
No, woman, no cry
Ere, little darlin, don't shed no tears
No, woman, no cry
ああ、愛する人よ、泣かないでおくれ
頼むよ、もう泣かないで

Said, said, said
I remember when we used to sit
In the government yard in Trenchtown
And then Georgie would make the fire lights
As it was logwood burnin through the nights
Then we would cook cornmeal porridge
Of which I'll share with you
My feet is my only carriage
So I've got to push on through
But while I'm gone, I mean
トレンチタウンの官庁の庭でふたりで座ってた日
ジョージーは一晩中火に薪をくべて
コーンミール粥を炊いて分け合ったよね
俺を運ぶこの足があるかぎり
そう、死ぬまで前進し続けるしかないのさ

Everything's gonna be all right
Everything's gonna be all right
だいじょうぶ きっと良くなる
信じて進むだけだよ

So, woman, no cry
No, no, woman, no cry
Woman, little sister, don't shed no tears
No, woman, no cry
だから、愛する人よ、泣かないでおくれ
たのむから、もう泣かないで

 (雰囲気完全意訳:ワインセラピスト)

解説しておくと、トレンチタウンというのはジャマイカの首都キングストンの
ゲットーの名称であり、ブリキで簡素に作られた雨をしのぐ
屋根さえもないような住居のひしめき合っている所だ。
ただでさえ貧しい国なのに、その中のさらにゲットーなのである。
この曲の作者はヴィンセント・フォードのクレジットがあるが
著作権料を分け与える為。とも言われているが
ボブは強欲な男で、実は税金対策である。
他の曲のいくつかは、バンドのメンバーになっているし
妻リタ・マーレーのクレジットも数曲ある。

この曲の背景は、2大政党の武力抗争に巻き込まれて
死んでいった若者への鎮魂歌の意味合いが強く
そんなジャマイカをいちにちも早く脱出し
アフリカに行きたい(帰りたい)気持ちが強かったのだ。
その資金としても、節税は必要だったという事だ。

その後、アフリカに行く事ができたボブであるが
400年の暗黒の時代を経て、アフリカに回帰すれば
何もかもがうまくいくという「ユートピア思想」に過ぎない事に
気付き、愕然とするのであるが、アフリカの現状を目の当たりにした
ボブの心情を察すると辛辣なものがある。
ロバート・ネスタ・マーレーの最期は、ジャマイカでも
アフリカでもなく、アメリカ合衆国である。

しかも、ジャマイカ人とイギリス人とのハーフだったボブは
肌の色がチョコレート色よりも薄かったので、ジャマイカ人からも
同胞と思われていなかったというのは、悲しい事実であり
ジャマイカ人とみなされるようになったのは、彼の死後
彼の存在(ボブ・マーリー・ミュージアム)が観光収入となり始めてからである。

『No woman no cry』YouTube

2007年07月24日

7954122c.jpgボブ・マーレーの生きている間に
発表された最後の作品がこの
「Uprising」である。
彼のすばらしいところは
ビートルズとも共通するのだが
作品をかさねるごとにサウンドが
大きく変化している所なのだ。
1962年17歳でデビュー。
翌年、バニー・ピーターと
ウェイリング・ウェイラーズ結成。
当時のサウンドはスカだ。
ここでいうスカはリズムの事であって
ハズレという意味ではないので
そこんとこよろしくである。

1972年にアイランドレコードから世界デビュー。
80年のこの「アップライジング」まで、実は
たった8年しか活動していないのである。
アルバムごとにカラーが異なるし、次々にあたらしい事に
チャレンジしているクリエイティブな姿勢は、まさに芸術家だ。

しかも、シンガーとして憂いを秘めた声質はもの哀しさとともに
民衆を扇動するくらいのカリスマ性がある。
天性のリズム感と、躍動感があり作曲技術もキャッチーなリフや
メロディを紡ぐことに関しては天才的なのである。

天才スティービー・ワンダーさえもが
ボブを讃えて「Master Blaster (Jammin')」という
曲を発表しているし、このアルバムのラストを飾る
「Redemption Song」をカヴァーしている。

さて、このアルバムの魅力はハイレ・セラシエ祇に弩
思想的に行き場をなくしたボブの混沌とした思考の中
暗中模索する姿を垣間見る事ができ、人間臭いボブを感じられるところだ。
しかし、「Redemption Song」がボブの結論なのではないか。
「救いの歌」を歌い続けることを自分の使命だと悟ったのだ。
しかし、そいつが遺言のようになってしまったのは
とても悔やまれるのである。
ジョン・レノンの「スターティング・オーヴァー」と重なる。

ウェイラーズの見守る中でオベーションで弾き語るバージョン
12弦ギターでの弾き語りバージョン。ともに捨てがたいが
アルバムで聴くと、何をしてても手が止まってしまう。
すさまじい説得力なのだ。
番外でZiggy Marley & Lauryn Hillのバージョン
じつは鳥肌ものなので付け加えておく。

この曲「リデンプション・ソング」の中で、ボブのメッセージとして
「原子力を恐れるな、時は止められない」と
人類の進化に危険はつき物だと言っている。
再び脚光を浴び原発に対して猛反発が起きているが
原油の高騰のあおりが生活環境にモロに反映されていないのは
原発のおかげだともいえるので、必要なものを
いかに安全にするかという議論のほうが有効な気がしている。
私自身はボブに賛成の姿勢である。

さて、私の人生の中で「スピリチュアル」という言葉を最初に耳にしたのは
ボブのインタビューのビデオの中だった。
「魂のこもった音楽」「精霊の宿る音楽」そんな意図で使われていたように
記憶しているが、今日のスピリチュアルブームのように安っぽくは、ない。
自分の可能性や才能に正面からぶつかっている姿勢に
スピリチュアルは宿るからだ。
そこに「究極の利己は究極の利他」がある。

「おまえがどれだけ逃げようとも、自分自身からは逃げられない」
                      ボブ・マーレー

2007年03月24日

70c8964c.jpgいそがしかったぁ。
やっと落ち着いたと思ったら
0:30を過ぎていました。
今、喧騒から開放され独りの時間を
オールド・ジャマイカンに癒してもらってます。
Blow Your Horn/Brixton Cat
   Rico & The Rudies

Rico は、ジャマイカでは超有名。
伝説のバンド。スカタライツに参加。
リコ・ロドリゲスというトロンボーン奏者だ。
こいつは1965年のジャマイカの作品だからな
録音はそうとうアバウトです。
ベースがドでかいし、バランスもてっきとー。
でも、そこがルードでかっこいい。
そう思える人のみがハマれるナイスアルバム。
しかも、こいつはリイッシューでTwo in One
CDだからLP2枚分が一枚で楽しめるってやつさ。
聴いてると、マイヤーズラムがやっためったらうまいのである。
腰のあたりから、だんだん元気が甦ってきます。
スカ・ロックステディ創生期の極上作品。踊りたくなりまっせ!

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